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ヴァンディッツ札幌Z(ぜぇぇ~っと)

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FCヴァンディッツ・サポーターズ日記 ~どうにも頭の中、整理できてないんですが~

2008-02-20 22:47:27 | 少年団サッカー関係

 昨年末からウチのガキがヴァンディッツに復帰し、その関係で年始の大会を数試合見ることが出来ました(まだ体が完治していないため、送迎する必要があったから)。


 久々に見る他のクラブ・部活の子供達、みんな順調に成長して・・・って書きたいんですがどうにもそうでも無かったんですよ。で、これについてズゥ~ッと考えていたんですが、どうにも考えがまとまらない。

 ということで、思いつくままに書いていきますと、

・ (ウチの子を含めて)彼らは現在中2。

・ 半年くらい前に見た彼ら、クラブ・部活にかかわらず、少年団時代のプレースタイルを堅持。

・ 半年前はクラブも部活もそんなに差がなかったのだが、今回部活の弱体化(?)が顕著。

・ クラブ・部活にかかわらず、それまで「トータルサッカー」とか「パスをつなげるサッカー」を目指していたところの方がバランスを欠いている(よって、大会でも早々と敗退)。


 てな感じなんですわ。

 もちろん「トータルサッカー」を標榜しているクラブの中には、そのまんまコンセプトを貫き、全国大会の上位にまで進出しているところもありますから一概には言えないんですが。


 いやぁとにかくですねぇ、「トータルサッカー」とか「パスをつなげるサッカー」って、それはそれで理想だとは思うんですよ、でもなぁ・・・。

 中2って、成長期じゃないですか。で、当然ですけれども成長期の早い子もいれば遅い子もいる。だから身長175センチの子と148センチの子が同じピッチでプレーしてるんですよね。今回見たのはフットサルですけれども、それでもやっぱりバランスを保つのは難しそう。
 そうなりますと、結局は「一番小さい子」にあわせたプレーになっちゃってるんですよね。絶対に大きい子が一人で持ち込むようなことはせずに。

 一方逆に、(言葉は悪いですけれども)中学になってから寄せ集めたようなジュニアユースの場合、戦術も共通認識もあるんだかないんだかわかんないような状況なんですけれども、強い子・うまい子がグリグリとゴールをこじ開けちゃうモノだから、結果的には勝ち進んでしまう。


 これどうなんだろうなぁ?それぞれのクラブ・部活の指導者はどう思ってるんだろうナァ?
 「この世代の勝ち負けなんて関係ない!」って腹くくってるんならいいんだけれども、流されやすい人おおいからなぁ



 ということを、ずっと考えていたんです。まぁそんやこんやでまとまらない話なんですけれども、「自分の頭の整理」ということで書いてみました

FCヴァンディッツ・サポーターズ日記  ~ 交流大会 ~

2008-01-12 18:29:18 | 少年団サッカー関係
 いやぁヒッサビサだなぁ、「FCヴァンディッツ・サポーターズ日記」書くの。


 まぁその、昨年はウチのガキども、ひとりは入退院を繰り返し、もうひとりはケガやらオスグッドで結局二人とも「FCヴァンディッツ」はおろかボールさえも蹴れない状況が続いていました。
 それが入退院していた方が、年明けからボチボチと練習参加出来るくらいまでに回復した次第で。ちなみにもう一人の方は、サッカー自体辞めるそうで・・・


 そんでもってまぁウチのガキどもの話はどうでも良いんですが、こんな状況だったモノで、今日行われた某私立高校での「交流大会」についていった次第で。

 それで今日集まったのはこの私立高校の1年生の他、ウチのようなジュニアユースクラブが4クラブ。・・・、と書くと「へぇ、スカウティングか?」って気がしますでしょ?
でもなぁ、なんかそんな感じでもなかったんですよねぇ。

 ※ ちなみにこの高校、今やっている「高校選手嫌」の出場は逃しましたが、「裏大会」へはしっかりと出ているところです(と書けばドコか解っちゃうか?)。

 まぁその、「病み上がりで辛うじて練習に参加している青っちろい顔をした子供の親(つまりは俺)」としては、あんまし堂々とこの高校のコーチ達と話す機会なんて持てなかったので、練習試合中ずっと陰の方でコソコソと見ていただけなんですが、それでもこんな話が聞こえてきました。


① 学年ごとのバラツキが大きい

まぁこれ、少年団やジュニアユース&部活じゃ良くある・・・というか当然見られる現象な訳で。でもなぁ、こんな「有名」な高校でもそんなことあるんだろうか?


② 設備はスゴイ。でも・・・、

 一般的に札幌市内の「公立高校」では、「道立」よりも「市立」の方が設備がイイって話はよく聞いていたんです。確かに「道立」の高校グラウンドで照明設備(ちゃんとサッカー練習出来るという意味での)が備わっているところって少ない気がするんですわ。これに対して「市立」はほぼ備わっていると。
  ※もちろん全校調査とかした訳じゃないんで、違ったらコメンなさい

 これに対して今日行った高校、いやぁ流石の設備(体育館)でしたわ~。あっともちろん「金のゴールマウス」があるとか「チア・リ~ダ~常駐」とかじゃ無いですけど

 でもこんだけの設備があっても、やっぱり冬はサッカー部が使える回数が限られるんだそう。やっぱり「サッカー部は外(グラウンド)」っていう図式は変わらないようで。


③ 指導者の寿命・・・、

 あのぉ~、これ「偏見」ですかねぇ?私立高校サッカー部の監督ったら、1回なったら「ソノ人」が定年退職するまで続けるってイメージありません?よくは分かんないんですけれども、必ずしもそのようなことでもなさそう・・・。


  とにかく今日行ってみた印象としては、優秀な子に対して



 
 「君ならウチの背番号10番をやる、だから来てくれ。あっと金の心配はするな!」


 なぁ~んて言うのとは全然違う世界なんじゃないか?ってこと。もっと「泥臭」く、もっと(当然に)「健全」な世界なんじゃないかなぁ?

 いやぁ、実はウチのガキどもがサッカーを辞めても仕方がないと思って入るんですよ。でもなぁ・・・、今こう言いたい気分だなぁ。








 悪いけど、私立高校サッカー部に1回入ってから辞めてくんない?   って


 だってその・・・、どんな構造になっているのかみたいんだもの
 

 

FCヴァンディッツ・サポーターズ日記  ~好きよ、元キャプテン~

2007-10-22 22:59:01 | 少年団サッカー関係
  久々に、少年団(ジュニアユース)関係ネタを。

 といっても我が家のガキども、二人とも年内はサッカー出来そうもありません。ということで、去年ヴァンディッツのキャプテンだった子について。



 去年のヴァンディッツのキャプテン、仮に「A君」としますか。当たり前と言えば当たり前ですが、大のサッカー好き。そして後輩の面倒見もよく、ウチの子供達も随分とお世話になりました。

 実はこのA君、中学は我が家と同じ学校。そしてそのお母さんはPTAの活動などを通してウチの奥さんとも仲が良かったりして。


 そんなA君、去年の今頃は進路について悩んでいたそうで。

 というのも、ジュニアユースのキャプテンをやっていればやっぱりドコかしらの私立高校からのオファー(?)もあって当然。でもA君はことごとく辞退していたんだとか。

 その理由は、A君のお兄さん。

 A君のお兄さん、実はこの子もヴァンディッツの元キャプテン。この子は某有名高校に「特待生」として進学したそうなんです。が、「特待生」と言っても勉強の「特待生」、俗に言う「特進コース」です。

 こうして進学し、当然にサッカー部へ入部した彼、わずか3か月で退部したんだとか。もちろんその理由を詳しく聞くわけには行きませんが、とにかくその後



 サッカーは楽しむモノ


 という彼なりの哲学を貫き、その後ずっと社会人チームでサッカーを「楽しんで」いるそうです。


 そんな兄さんの姿を見てきたからなんでしょうか?A君が進んだのは札幌市内では強豪の道立高校。ここでサッカーのレギュラーを目指し、将来は体育の先生を夢見ていたそうです。

 高校生活も半年を過ぎたある日、偶然近所のスーパーでA君のお母さんに出会いました。「A君元気かい?」なんて軽く声をかけると、お母さんからこんな衝撃的な言葉が。



 もう、サッカー出来ない体になっちゃったのよ・・・   と。


 エッ、と驚くとともに詳しく聞いてみると、どうやら腰の軟骨周辺がすり減ってしまい、要は永遠に治らない「ガラスの腰」になってしまったんだとか。

 これ、俺が中学2年の時になった症状と同じなんですよねぇ。俺みたいな「チンピラ・サッカー」しかやってなかった者でも医者から面と向かって


 君、一生サッカー出来ないからね


って言われたときはしばらく寝込みましたからねぇ。A君の衝撃はいくばかりかと。ところがこのお母さん、そんなに暗い感じでも無いんですよね。(余計なお世話ですが)大丈夫?と聞いたところ、



 これからはサッカー部のマネージャーをやるって張り切ってるわ


って。思わず涙ぐみそうになったりして。

 これ以上聞くのは流石に・・・、と思ったらウチの妻、追い打ちをかけるように 「でも将来の夢、体育の先生だったんだよねぇ?」 って。思わず真っ青になったんですが、



 あ~、そんなことも言ってたわねぇ。最近は社会の先生になるんだって


 って笑って返してくれるんですわ。




 この話をウチの子供達に話してみました、わざと淡々と。二人が何をどう感じたか、今は解りません。何はともあれ、



 A君、陰ながら君を応援し続けます。


君は、イイ先生になるよ


FCヴァンディッツ・サポーターズ日記  ~ブルー・サタディ~

2007-06-07 22:27:06 | 少年団サッカー関係
さてここのところのヴァンディッツ、いや全道中のジュニアユース・クラブチームはヘロヘロになっていることかと思います。というのは、例年この時期、


日本クラブユースサッカー(U-15)選手権北海道大会ブロック予選(主催:財団法人北海道サッカー協会・北海道クラブユースサッカー連盟)


が開催されているからなんですが。これ、結構大変なんですよねぇ。「札幌予選」といえども浜厚真や栗山や奈井江まで行かなくちゃ行けませんから。

 で、あまりジュニアユースのことを知らない方々でも

「どうせ優勝するのはコン○(札幌)U-15だろ?」


とか、

「SS○とかポーザって、強いの?」


みたいなことは思われるかと。

 ※正式名称は公式サイトなどを参照願います。



ところが・・・、今年はこれらのクラブは参加していません。といって、「海外合宿に行っている」訳でもなく。別な大会に出ているからなんです。それが、

平成19年度第1回北海道カブスリーグU-15(主催:財団法人北海道サッカー協会)
 



参加クラブは6クラブチーム+2部活。どういう基準で選択されたのか、入れ替え戦が行われるのかよく分かりませんが、とにかくこの6クラブは「日本クラブユースサッカー(U-15)選手権」の予選には参加していません(本戦には参加)。




ということを前提として。

 まぁこんな状態なんですが、先日ヴァンディッツの2年生全員が大会に招集されました。理由は・・・、3年生の多くが修学旅行とかの学校行事に参加せざるを得なくなり、人数が足りなくなっちゃったからなんですが。




「オイオイ、こんな大事な大会を補欠で乗り切ろうというのか?」



な~んて思っていたんですが、帰ってきた子供に結果を聞いてみると・・・・


 
「楽勝だった。だって相手は半分以上1年生なんだもの」




 だって。どうやらどこも台所事情は似たようなモノのようで。



でですねぇ、これ今さら気づいた話じゃなく、小学校の時からずっとなんですが、本当に「学校行事」と「大会関係」って調整しないんですねぇ。まぁ学校側に言わせれば「こっちが当然優先だろ?」ってことになっちゃうんでしょうが。


そんでもって数日前の新聞にこんなことが書いていました。




「ゆとり教育見直し。土曜日も授業を・・・」



いやぁ・・・、今現在でも土曜日って「塾の集中講義」やら「サッカーの大会/合宿」やらあって気の毒なくらいなのに、これで授業もってなったら倒れるなぁ。

 実はヴァンディッツ以外のクラブの話なんですが、昨年新入部員が25名入ったのに今年はそのうち半分以上が辞めたところってあるんですよ。これから先、よっぽどキモを据えて「プロの選手になる」ってマインドを持った奴以外続かないんじゃないですかねぇ。体力的にも精神的にもみんな一杯一杯ですわ。


 ウ~ン近い将来、こういうビジネスが幅を利かせるんじゃないだろうか?



 ○○大学付属××学園中等部サッカー学科  



 それにしてもどこも「サッカーを楽しみましょう」っていう余裕がないような・・・

FCヴァンディッツ・サポーターズ日記  ~ どうにも気になる・・・ ~

2007-05-11 20:36:13 | 少年団サッカー関係
 新年度に入ってからのヴァンディッツ、実は余り書くことが出来ません。

 というのは・・・、流石に中2ともなるとイッチョマエに反抗期となるんでしょうか。あんまし口を聞いてくれないんですよ。もちろんそのTVドラマであるような



 『親子断絶』


とかじゃないですよ。でもその、練習での様子とか、試合の結果とかも積極的に聞かない限り言わなくなった。でですね、俺自身も「聞かない方がいいのかなぁ?」なんて気分になっていたりして。いつまでも親があれやこれや言うのもドウなのかと・・・。



 さて本題。


1週間くらい前からですか?報道をにぎわしているの。そう、あの「野球の奨学金がどうのこうの」っていう事件。


でですねぇ、「賢い大人」ならこういうこと言ったり書いたりしないんでしょうが、まぁブッチャケこんなこと俺らのガキの頃からあったじゃないですか。もちろん「噂」の域を出ない部分もありますが、程度の低い順位並べてみますと

・入学試験免除(入学金・授業料は払う)
・入学金免除の推薦入学
・入学金・授業料完全免除


 確かココまでは新聞とかにも「実例」とかで出ていたと思います。そのほかにも流石に具体的に書きはしませんが、まだいろいろあるんだろうと。


 まぁ今、たまたまいろんな事情から「野球だけ」が悪者のように取り上げられていますが、サッカーやその他の競技でも、程度の差こそあれ似たような構造になってるハズです。「協会」が認知しているかどうかの違いはあるにせよ。



そんでですね、この問題を「親」の立場で見た場合どう感じるか?あっともちろん、ウチのガキどもは「推薦を受けられる」ような連中ではありませんが。

 それでも、仮に100歩譲ってドッカの高校が


「是非お宅の息子さんを我が校のサッカー部へ。もちろん授業料も入学金もいただきません。逆に奨学金を月○万円差し上げますから」


って言われたとしますでしょ?そうしたら間髪入れず「お断り」すると思うんですわ。もちろん子供の意見は聞かずに。それで後で子供が「どうしてもその高校でサッカーがやりたい」っていうなら普通の入試を受けさせて、その上で受かったらいいよと言ってやると思うんですね。もちろん家計は今よりもっと大変になりますが、それでも入れさせると思うんです。

これ、「きれい事」に聞こえますかね?「実際にそんな話になったらホイホイ飛びつくだろうに」みたいに感じられますでしょうか?


 いやぁその、実は昔この手の制度で入学した奴の中で「レギュラーになれなかった」とか、「靱帯断絶して選手生命たたれた」のとかがいたんですわ。で、こうなった連中、例外なく学校を辞めた。まぁ「辞めさせられた」と言ってもいいような感じで。

 もちろん今現在もこのような状況なのかは判りませんが、この手の推薦入学でサッカー部へ入った子の卒業率を見ないことには怖くてとても入れられないなぁ、といった心境です。



まぁなんでこんな話を書いたかというと、ここのところのヴァンディッツ、




 いろんな私立高校との練習試合が多いんですよ。


 やっぱ、声かけられたりしたら悩むのかな・・・

FCヴァンディッツ・サポーターズ日記 ~『伝統』について考えてみる~

2007-03-24 23:35:21 | 少年団サッカー関係
今日、札幌市内某ホテルで「FCヴァンディッツ卒団式」が行われました。


 出席するのは(主賓の)3年生、その親、監督・コーチたち、そして1・2年生全員。

 まぁまぁ結構豪華なホテルでの立食パーティなんですわ。それでいて1・2年生からは会費を取らないって・・・、一体誰が負担したんだろ?まぁそれはいいか。

 それでその、参加する 1・2年生は「一人一芸」を披露しなくちゃいけないんだとか。ウチのガキどももここのところ熱心に訳の分からない漫才の練習してました。それくらい熱心にサッカーの練習も打ち込めよ~、と言いたくなるくらい。

 そんで昨日、なんとなくこんなコトを言ってみたんですよ。


俺:3年生いなくなると寂しいだろ?


 って。まぁ今時の子ですからそんなにウェットな感情はないにせよ、それなりの「想い」はあるんではないかと。そうしますと、ちょこっと予想外な答えが。


子:いやぁ~、悪いんだけれども3年生の名前もよく知らないんだ・・・。


 なんかその、単純に驚いたんですね。で、よく話を聞いてみると、


・通常の練習も別メニューだったため、ほとんど顔を合わせない。

・遠征も別行動。というか3年生が出場する試合に1年生は呼ばれない。

・夏休み以降、3年生はほとんど顔を出さない。



な~るほど、って感じでしたねぇ。



 
 そんでもって卒団式から子供たちが帰ってきました。どうだった?と声をかけてみたとろ、



 3年生、俺たち(1年生全員)のこと知ってた。なんでか知らないけれどもいっぱい頭なでられた~




てな状況だったんだとか。どうやら3年生からすれば、1年生個々人のプレーの特徴やらなんやらをそれなりに把握していたようで。



 そして、

 会場では参加者全員に「サプライズ・プレゼント」があったんだとか。で、その内容はヴァンディッツ出身の某Jリーガーからのビデオレター&サイン色紙(1・2年生も含めた全員に)。

 ※この人が誰か?とかは書きませんが、とにかくその、もうあんましヴァンディッツとは関わりないんだろうナァと思っていただけにビックリ!



 そんでもってもう一つ。


 この卒団式に併せて、あるコーチの休団式(?)も行われたんだとか。

 このコーチ、今現在は大学4年生。中学時代はヴァンディッツに所属し、高校へはごく普通の公立高校へ行ったんだとか。ところがその高校のサッカー部、ほとんど経験者はいないはグラウンド整備もやろうとしないわで散々な目にあったそうで。それでもサッカーを続け、大学に入ってからはヴァンディッツの指導をされてきた。で、教員を目指しているそうで受かるまではしばらく「休団」することになったらしい。


 でですね、これら一つ一つの話は大した話じゃないのかもしれません。現にガキどもからすれば「変わった1日」ではあっても「特別な1日」でもなかったみたいで。
 でもふと思うんですが、こういう何気ないことの積み重ねが『伝統』なんじゃないでしょうかね?

 よく高校野球とかで「50年ぶり出場の伝統校」みたいな言い方しますでしょ?で、正直言ってこういうフレーズを聴くと




バカじゃねぇの?今の選手が50年前のこと知ってるわけないじゃない 


って思ってたんですよ。(ここまで極端ではないにせよ)


 でもなぁ、きっとこの「空白の50年」の間にも、いろんな人たちがいろんな形で支えてきてたんだろうナァと今になって気づく次第で。



 う~ん、ヴァンディッツの歴史。その礎石の一つにウチの子供もなったのかもシンナイ。なんかこう、俺的にはちょっぴり感動した一日でした。

FCヴァンディッツ・サポーターズ日記 ~ サムライブル~を夢見て ~

2007-03-01 22:35:55 | 少年団サッカー関係
う~ん、どうにも先日の日曜日から子供たちの様子がおかしい。なにかこう、ソワソワとした態度。日曜日といえば東区で練習試合があった日だ。どうしたんだ?さすがに色気づいて気に入った子でも出来たのか?


 てなことを漠然と思っていた昨日、長男がいつになく甘えた目つきをしてクチを開きました。




 2,000円くれないかぃ?




 いくら月の小遣い1万円の俺とて相談ぐらいはのれます。もしその2,000円で「映画に行きたい」というのなら「誰と行くんだ?」とからかうことも出来ますし、まぁその「イジル」ネタ代としての2,000円はそんなに高くないと思った次第で。

ところが子供がエナメルバックから取り出したのは1枚の「チラシ」。そこには大きく、




「セパタクロー大会 3月×日実施」



 と。

 で、状況を聞いてみるとこんなことがあったんだそうです。


先日の日曜日に練習試合が終わった後、巨大ショッピングセンターを通り抜けたんだとか。するとそのセンターの中でセパタクローの日本代表の人がデモンストレーションをしていたそうで。で、そこで売っていたセパタクローのボール(?)が2,000円なんだとか。


な~んだ、という訳にもいかず。でも・・・、正直言ってセパタクローって何?と言ったところ。

 ※「セパタクロー」とは、簡単に言えば足で行うバレーみたいなモノ。詳しくは専門のサイトを見てください・・・、っていい加減だなぁ。


 それでですね、当然のこととして「その競技、気に入ったのか?」と聞いてみたところ・・・、



なんだかよくワカラン



との返事。


 それでいて「何でボールが欲しいんだ?」とか「試合見に行きたいのか?」とか聞いてみたところ、そのデモンストレーションをやっていたお兄さんにこんなことを言われたんだとか。





「君なら日本代表になれる・・・(カモ)」



と。

もうこの一言で舞い上がってしまったらしいんですよ。


その言葉を聞いたとき、「世の中なめんなよ!」とか「な訳ないベヤ!」といった言葉が頭をよぎりました。でも・・・、その言葉を飲み込みました。


 考えてみれば俺が高校に入って弓道&アーチェリーを始めるきっかけとなったのは、地区協会長からこんなコトを言われたからなんですよね。



 「君なら国体の北海道代表になれる・・・(カモ)」



う~ん、カエルの子はカエルかぁ。


 ということは10年後、こいつは就活の時、こんな言葉に引っかかっちゃうんだろうなぁ。



「君ならすぐにでも店長になれる・・・(カモ)」



 って。


 ※俺の場合は「北海道は君に任せた!」でしたが。まぁそれよりも「サッカーの日本代表」目指せよ・・・・。

FCヴァンディッツ・サポーターズ日記  ~ クラブチーム員の品格 ~

2007-02-22 00:47:19 | 少年団サッカー関係
 あれは・・・、昨年の夏休み前の事だったでしょうか?


 丁度その時、ケガをしていた長男・次男に対し、学校の部活からこんな話がありました。




今度の試合、悪いけれども出てくれないか?



 もちろんロクに走れもしない時期でしたので、「お断り」するしか道は無かったのですが、なんだかこうチョット未練がありそう・・・。

 まぁその心情もワカランでもないですが、敢えて一言。




 ろくな事ないぞ  と。


 もちろんその、俺個人としては「やりたいっていうもの、やって何が悪い?」とは思います。ただそのためにはこんな事も判ってないと・・。

 まずは手続き関係。


 当然ですがウチの子たち、「ヴァンディッツ」で選手登録しています。軽い気持ちで「練習試合」と言われても実は・・・、てなこともあり得る。その時は部活にもヴァンディッツにもいらない迷惑がかかることに。


 そしてふと思い出してしまうのが、この「部活」に所属していた子供のほとんどが属していた少年団のこと。この少年団、人数はそこそこいて、団員のお父さんがコーチをされていた。そしてウチの子供も5年生の時に何度か練習に参加させてもらったことがあったんです。


 で、そこでいきなり練習試合。システムは4-4-2のダイヤモンド型。
 驚いたのはいきなり〔長男:ワンボランチ  次男:トップ下〕。オイオイ、どうなってるんだ?と思う間もなく試合開始。
 試合が始まりますと、まずは動かない4バック。単独で突っ込んでいってボールを奪われるFW。パスを受け、初めて動き出す両サイド。気がついたら「練習生である長男・次男だけ」が汗だくに。


 もちろんこれ、「バカ親の自慢」ではないんです。もっと言うならそれよりも遙か以前の話。で、これが入団を見合わせた最大の理由では無かった。このような状況ですから当然失点を重ねるわけで。そうなると全体の雰囲気が「犯人探し」の目つきに。そんな時、当然「練習生」に目を向けるわけで。


 まぁここで、この少年団の悪口を書いてどうなるモノでもないんですが、ついでに書きますと試合終了後にも驚くべき風景が。
 それは試合が終わった後、全員でグラウンドを「ウサギ跳び」しているんですよね。当然の日課として。これはまぁいいか?



 ということで、この部活からのお誘いは辞退した次第でした。
 で、実はこの試合の時、ウチより1学年上で、某名門チームに所属している子が参加したそうなんですよ。まぁ断り切れなかったんだと思いますが。
 それでこの子、その試合ではボランチに入ったんだとか。それでその、結果が詳しくはどうだったのか知りませんが、とにかくその学校内ではこんな風評が。





 ○○○(←その子が所属しているクラブチーム)ったって、大したことないなぁ




 このことがきっかけだったのかどうかは判りません。が、この子、昨年の暮れにこの某名門チームを辞めてしまったんだとか。それでいて部活に入ると言うこともなく。


 あくまでも推測に推測を重ねることにしかなりませんが、なんとなくこの子の心境、判る気がするんですよ。
 というのは今、部活では冬場こんな練習をしています。




 階段の上り下り、ウサギ跳びで20往復



 この子をヴァンディッツに誘うって、迷惑だろうか?




※まぁ毎回そうだっちゃぁそうなんですが、この話は「完全フィクション」にしてください。

FCヴァンディッツ・サポーターズ日記 ~アフリカン・スピリッツ~

2007-01-26 23:52:12 | 少年団サッカー関係
さてここんところのヴァンディッツ、一皮むけたようです。
 
年頃のせいなんでしょうか?いがぐり頭、ニキビだらけのオデコ、そして相手にメンチを切る目つき。・・・・、ん?


最近はさすがに「アタリ」も激しくなる彼ら、それに伴い相手に対するまなざしも日に日に鋭さを増してきます。で、先日ウチのガキどもと街に買い物に行った際も、通り過ぎる見知らぬ中学生をにらみつけている訳です。

思わず「どうしたぁ?気にくわない奴なのか~?」と聞いてみたところ、




 「イヤ、全然見えないんだ」



との答えが。

ウチの子供たちの視力は、裸眼で0.3~5といったところでしょうか。それでもあんまし人の区別はつけにくいようで。
そして今のヴァンディッツの中には裸眼で0.03とかの子も結構いるそう。どおりでみんな目つき悪いわけだ。


思えば小学生時代、近視の子は「スポーツ眼鏡」というか「スキーのゴーグルみたいな眼鏡」をかけていたんです。それが中学に入るとそういうのをつけている子を見たことがない。
ちなみに、他のクラブはわかんないですけど、ヴァンディッツではコンタクトは禁止。危ないからかとは思うんですが。


ということで裸眼0.1前後の子が同じフィールドで練習しているわけです。で、こうなると・・・、ウ~ンどうなんでしょうねぇ。というのは俺自身はおかげさんでガキのころからずっと視力1.0を保ってきましたから、この「0.1の世界」というのが想像できない。

「1.0の世界」では、例えばボールを持って[1vs1]の局面になったとしても、なんとなく他の連中の動きって解るんですよ。「あっ、あいつコッチへ走りやがったな」みたいな感覚で。こういうのって分かるものなのかなぁ。


 実は現在のヴァンディッツには、耳があんまし良くない子がいます。この子はそういった事情で周囲の声は聞こえない。そんなような事情でもっぱらFWを任されています。同様の理由かどうかは解らないけれども、視力0.03の子もやっぱりFW。



もちろん「通常の視力」と「動態視力」はちょこっと意味が異なるのは分かります。がそれにしてもなぁ、矯正出来るならした方がいいんだろうなぁ。

ウ~ン、まぁ視力が良ければサッカーが強くなるという分けでもないんだろうけれども、今度飲ませてみるか。

 確かドッカに



「マサイの力」


 とかっていうドリンクありましたよね?

FCヴァンディッツ・サポーターズ日記  ~ 今だから話せる、理由(わけ)~

2007-01-17 22:48:54 | 少年団サッカー関係
 実はその、昨年の秋口からFCヴァンディッツの雰囲気は最悪でした。

 なんていうのか、子供達同士が疑心暗鬼。そしてコーチ達までもが。
 子供達同士でアラ探しをしたり、コーチごとの指導方法が異なったり。

 こうなったきっかけは、それまで監督をされていた方が辞めたことでした。「辞めた」といっても仲違いをして辞めたわけではありません。仕事で転勤になったからなんですが。

 新監督は、これまであちこちでコーチを勤められていた方。この道10年は越える中堅指導者です(ヴァンディッツでの指導は2年くらいか?)。

 この方の指導、

・フィジカル重視

・ショートパス大好き(ボールキープを好まない)

・誰がドコのポジションに入っても同じ動きを

 ということが大前提でした。とはいってもこの方がヴァンディッツ・コーチの時には「個人の一芸を伸ばす」・「勝利にこだわらない」・「楽しいサッカーを」と言うことを口癖のように言っていた人ですから、その変化に子供達は対応出来なかった訳です。

 確かにその、親の立場から見ても「まるで少年団ヴァンディッツに戻ったみたい」・「少年団の方からクレームでも入ったのか?」みたいな印象を持っていました。


 さて先日、次男が約半年ぶりに練習に復帰しました。これがきっかけとなったのかどうかは判りませんが、監督・コーチ・選手(子供達)でミーティングが開かれました。とはいっても、急に「活発」な意見が飛び交うはずもありません。変な沈黙が訪れたときです、新監督が口を開きました。


 みんな、今このチームのことで悩んでいるかもしれない。急に練習の内容が変わったとか、雰囲気が変わったとか。ところで2年生は夏の大会のことを覚えているだろうか?あの時、3試合やって全部1点差で負けたときのことを。
 俺はこの商売を10年以上やってきているけれども、今のみんな(1・2年生)はすごいと思う。本当に「何人かはプロになれるんじゃないか?」というくらいの実力を持っている。いや全体的にすごい。
 ただ、惜しいことに「勝ち方」を知らない、「勝つことの喜び」を知らなさすぎる。それがあまりにももったいないと思ったんだ。それで敢えて(コーチ時代の)方針を変えて厳しい態度でのぞみもしたし、「パスサッカー」を選択しようとした。

 今、この方針が正しかったのかどうかは判らない。が、これだけは信用して欲しい






俺はお前達を、ふるい落とそうとは思っていない。