愛丸のサッカー観戦記

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ユベントス-サンプドリア

2009-10-30 19:41:41 | セリエA
観戦日 10/30(金)       

愛丸’s チェック
前節、やっとカンピオナートで勝利を収めたユーベ。
ただ、得点はあまり取れてない。
CLのマッカビ戦でも1得点、前節のシエナ戦も1得点。
あのメンバーをもってしたら、まだ得点は取れてもいいはず。
カンナの復帰で、守備は安定感を増してきたし、点がもっと取れれば、楽に勝てるはず。
1トップ、2シャドーの4-3-2-1を基本軸にするのか、それとも、中盤をロンボにした4-4-2か。
今後のユーベが楽しみ。
サンプはこのユーベを押さえてスタンディングでは2位。
首位のインテルにはホームで勝利を収めてる。
この勢いで、3位ユーベも敵地で叩きたいところ。
叩けないまでもしっかり勝ち点1が奪えるようなら、サンプの強さは本物ってことになるが・・・。
カッサーノ、パッツィーニの爆発に期待。

試合は、ユーベの一方的なものになった。
2位、3位の直接対決で、この勝者が、インテルの最大のライバルに。
その戦いで、ユーベは力の違いを見せつけた。
好調アマウーリがドッピエッタを決めれば、ジョビンコ、ヂエゴのドブレファンタジスタも見事に競演。
やっぱりユーベは、この4-3-2-1が魅力的なサッカーを展開してくれる。
強固な守備を売りに、手堅いウノ・ゼロをよかれとしてるチームが、ファンタジー溢れる攻撃サッカーを手に入れた。
ラニエリが監督のままだったら、こんなおもしろいサッカーは展開できなかっただろう。
サンプの弱点を見事につき、ジョビンコが活き活きとプレー。
サンプの右SBスタンケビチウスが全く守備で機能しておらず、これが2位のチームのディフェンダーかと目を覆いたくなるようなできで、穴以外の何者dめおなかった。
ジョビンコ、グロッソで、どれだけ、好機を演出したことか。
ヂエゴもここがよく見えてたし、効果的なパスをどんどん通した。
ジョビンコは左からのカットインを武器にしてるし、スタンケビチウスの不甲斐無さで、より活きた形に。
よかったのはアマウーリも同じ。
なかなか点が取れずに苦しんだいたが、1つ取ってからは、これで3試合連続のレテ。
うまさに強さもあるプリマプンタで、それをいかんなく発揮。
こぼれ球への反応の速さで取った1点目、高さと強さ、うまさが揃った2点目。
ヤクインタともトレゼゲとも違うタイプだし、今だったら、この男をプリマプンタに据えるべき。
この前3人がしっかり機能したのは中盤で、カモ、シソコ、F・メロが攻守で手を抜くことなく仕事をしたから。
ここでのボール奪取からのシュートカウンターで、威力を発揮してたし、中盤の選手のできでは前も機能しないかもしれない。
守備では1点を奪われたが、カッサーノには最後まで仕事をさせなかったし、パッツィーニが仕事をしたのもあの得点シーンだけ。
サイドでは絶えずユーベが主導権を握ってたし、ここまでやれば、負けるわけがない。
ユーベには、今後、この布陣で戦ってもらいたい。
ターンオーバーで4-4-2ってことでいいと思う。
サンプはとても2位のチームのパフォーマンスではなかった。
ホームゲームが観戦できなから、ホームでどんな戦いをしてるのかわからないが、この試合だけでは、他のプロビンチャのチームと変わらない。
ここがってストロングポイントもないし、安定した守備が売りってことでもなさそう。
ほんとに、スタンケビチウスの守備がざる同然で、これなら、どんなチームでも攻略できそう。
デル・ネーリも見かねて交代させたが、代わりに入ったのが、カッチャトーレというセリエAデビューの選手。
ってことはこの男がレギュラーなわけで、よくもまあこんなプレーで2位にいれたもんだ。
パロンボが出場しておらず、このサンプの魂がいなかったのも響いたかもしれんが、それならカピターノのカッサーノがなんとかすればよかったんだが・・・。
完全にユーベのDF陣に押さえ込まれた。
90分ノーインパクトで、全く試合に参加できてなかった。
この男が目立つような展開にならないと、サンプは結果が出せないのか。
ってことは、どのチームもこの男をしっかり抑えにかかるわけで、サンプの勢いもここまでのような。

スコア 5-1

<得点者> 
ユベントス   アマウーリ×2、キエッリーニ、カモラネージ、トレゼゲ
サンプドリア  パッツィーニ    
~愛丸's MVP~
アマウーリ(ヤクインタのかげに隠れ、ちょっと勢いを失っていたが、ここにきて大爆発。高さ、強さ、うまさ3拍子そろった1トップにもってこいのプリマプンタ)