愛丸のサッカー観戦記

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インテル-カターニャ

2009-10-25 16:41:39 | セリエA
観戦日 10/25(日)       

愛丸’s チェック
このカンピオナートではしっかり結果が出せてるインテル。
ただ、CLでの不調が、どこまで響いてるか。
いまだに勝ち星を挙げれない。
ジュゼッペ・メアッツァでのカターニャ戦だし、ここを落とすことは考えずらいが、疲れってのも気になる。
代表戦が終わって、カンピオナートを戦い、CL、それでこの試合だから、疲労はそうとう溜まってるだろう。
しっかりターンオーバーできればいいが・・・。
カターニャは前節やっと初勝利を上げた。
ただ、4節からずっとドローで負けてはなかった。
勝ちきれない試合が続いたが、カリアリに勝てたわけで、これで勢いに乗ってくるはず。
森本がトップでどれだけがんばれるか。
インテルの屈強なDF陣をむこうに回して、戦うことができたら。

インテルが省エネサッカーでしっかり勝ち点3を積み上げた。
カターニャを崩しきっての得点はなかったが、前半にきっちり2点を取って、カターニャの追い上げを防ぎきった。
過密スケジュールで、かなり厳しい状態なことは一目瞭然。
トップのエトーは前節を休んだだけで、なかなか休暇がもらえない状態。
D・ミリートがけがしてるし、仕方ないが、バロテッリがもっとやれれば問題ないんだろうが・・・。
そのバロテッリ、全くこの試合は乗れてなかった。
CLをサスペンションで出れなかったし、他の選手よえいはコンディションはいいはず。
それでもエトーの半分ぐらいしか動けてなかった。
自分がミスしても、ボールを追いかけることもしないし、フリーの動きも少ない。
自分で仕掛ける意志も感じられないし、ここがこの男がもう一歩上にいけない証拠。
気持ちを押し出さないと、周りがついてこない。
このままならエトーを休ませることはできない。
期待のアルナウトビッチがベンチに入ってたが、この試合は出番なし。
カターニャを完全に意気消沈させるような試合展開に持ち込めれば、使うこともできたんだろうが、そうもいかなかった。
どこかでしっかり休ませるべき選手を休ませるようなことがないと、シーズンを通して戦えないかも。
中盤ではビエラがチャンスをもらったが、決定機を決めきれず。
フリーでボレーを打ったが、ボールはクロスバー。
なかなか大事な試合では使ってもらえないが、こういうところで結果を出せないから。
この男が、アーセナル時代のパフォーマンスを見せてくれると、中盤も厚みが増すのに・・・。
DF陣ではコルドバが獅子奮迅の活躍。
ルッシオに疲労の色が見え隠れし、森本をしっかりつぶしたのはこのコルドバ。
サイドに流れてもしっかりついて廻ってたし、この世界的なCBにマークされると、森本も自分のプレーはできない。
J・セーザルのどこか集中に欠けて感が。
あのリゴーレを与えたプレーはしっかりキャッチしてればああならなかったはず。
そんな難しいボールでもなかったし、あれはJ・セーザルっぽくなかった。
CLで痛恨のドローを演じたわけで、気持ちが入りずらい試合だったとは思うが、なんとか勝ち点3は取れた。
これがインテルの強いところでもある。
カターニャは後半の70分過ぎから自分たちのペースで試合を進めることができた。
これが前半でも顔を出してくれればよかったんだろうが、さすがに相手はインテル。
個人の力でこられると、太刀打ちできない。
カターニャはカプアーノのクロスが全てだった。
左SBがあれだけクロスを上げる機会があったわけで、押し込まれてた試合ではなかった。
それをひとつでも活かすことができてたら。
確かに前半はターゲットが森本しかいないから、狙いずらいとは思うが、それでも、惜しいとか言うレベルでhもなく、完全に諦めるクロスだった。
3つばかしいいのが入ったら、森本も仕事ができたかもしれん。
森本は孤立するシーンも多かったが、ボールが来たときはそれなりに仕事ができてた。
楔を受ける動きだったり、カウンターからのスピードを活かした抜け出しだったり、インテル相手に臆することなく戦えた。
森本はこのカンピオナートでのプレーが全て代表のためになる。

スコア 2-1

<得点者> 
インテル  ムンタリ、スネイデル
カターニャ マスカーラ    
~愛丸's MVP~
コルドバ(ひとりしっかり集中してプレーできてた。この男も気が抜けてたらインテルはひどい状況に陥ったかもしれん)