The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
“よみがえる川崎美術館”を鑑賞して
先週は神戸市立博物館で開催されている“よみがえる川崎美術館”を鑑賞したので報告したい。午前に審査の仕事があり、午後事務局に戻って報告書を提出する前に、博物館に立ち寄ったものだ。
川崎美術館とは、神戸の実業家・川崎正蔵が神戸市布引の自宅邸(現在のJR新神戸駅北西部付近)に明治23年(1890)9月6日開設した日本初の私立美術館のことだ。川崎正蔵は川崎造船所(現川崎重工業株式会社)や神戸新聞社、神戸川崎銀行などを創業した実業家。男爵、貴族院議員、従五位。
今回の展覧会開催の説明に次のようにある。“明治時代、西洋文化の流入が急速に進むなか、川崎正蔵は廃仏毀釈や海外流出から日本・東洋の美術品を守るために、それらの収集をはじめました。それらの優品を秘蔵せず、公開することを目的に美術館を開館したのです。美術館は川崎正蔵の歿後も活動を続けましたが、昭和初期の金融恐慌をきっかけにコレクションは散逸。美術館の建物も災害などにより失われてしまいましたが、川崎正蔵が愛した作品は、今なお国内外で大切に守り伝えられています。本展では、約100年ぶりに珠玉の作品が再び神戸に集います。今秋期間限定でよみがえる川崎美術館へと、ぜひ足をお運びください。” . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

10月に鑑賞した映画の紹介
またもや月替わりなので前月に見た映画の報告としたい。全33本。内、NHK-BSPのBSシネマ11本、ネットで見たもの4本、TV放映からビデオ録画したもの14本、レンタルビデオ4本、だった。
先ずは、BSシネマで見たもの11本の紹介から始める。次にネットで見たもの4本の紹介。今月はネットでみた無料映画は少なかった。それは意識していなかったが、TV放映からビデオ録画したものが多かったためだと思われる。次にTV放映からビデオ録画したもの14本。前月は意識的にTV放映の録画を“在庫一斉処分”、機器内部のリソース有効活用には必要な処置。大半はサンテレビ・シネマスタジアム放映分の古いもの。レンタルビデオは4本とこれも前月は少なくなった。だが何故だかSexyモノが多くなったのは欲求不満の現われか。珍しく米国映画含まれず。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

9月に鑑賞した映画の紹介
今回も早いもので10月に入ったので“9月に鑑賞した映画の紹介”としたい。9月には全27本鑑賞。前月(全45本)比18本減だった。やっぱりヒマだった前月より減った。内訳はNHK-BSプレミアムのBSシネマでは9本、ネット経由で11本、レンタル・ビデオ4本、TVビデオ収録3本であった。このようにほぼ全ての入手経路で減少したが、月末にTVビデオ収録の“在庫整理”が純増となった。
BSシネマでの9本の内容はバラエティに富んでいるが、ベトナム戦争をテーマにした“地獄の黙示録”と“プラトーン”が入っている。ネット経由での11本の内、邦画7本、その内4本はヤクザ映画。何故かヤクザ映画を見てしまう。自分では分からないが、洋画のスリラー・サスペンスの替りに見ているのだろうか。だが“壬生義士伝”と“記者たち 衝撃と畏怖の真実”が良く出色だった。ベトナム関連で“ランボー ラスト・ブラッド”を見たが、残念ながら」ベトナム戦争とは全く関係がなかった。レンタルビデオ4本の内、“花芯”も原作が良いからか小品ながら邦画の良さが際立つ。TV放映分のビデオ撮りしていたものは、放映映画なのでTV局でカットしている箇所がどれほどなのかは不明なのだが、さすがに概ね見どころのあるものが多い。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

“アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO”展を鑑賞して
事実上の先週末木曜日はまたまた京都で午後からの研修。午前を京都でどう過ごすか。探したら、京セラ美術館でアンディ・ウォーホル展をやっていた。これは行くべき!見るべき!という訳で、雨だと言うのに朝からお出かけと相成った。
バスでトラブったが何とか無事、京セラ美術館に着いた。思えば旧京都市美術館を改築して呼称も変わって初めての来訪だったのだ。久しぶりの訪問で感慨深いものが有った。“アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO”展は美術館の中の新館「東山キューブ」での開催。“写真撮影不可?”と聞いてみたら、“携帯での撮影は構いません!”との意外な答え。実際には携帯で解説も聞けるので良かった。
だがポップ・アートなので“使い捨て感覚”があるせいか、鑑賞すると言ってもチラッと見て通り過ぎる印象だった。じっくり見ると言っても、せいぜいでオリジナルの写真とウォーホルの作品を見比べる程度。約200作品の提示だという触れ込みだったので、2時間はかかると見ていたが、1時間弱で会場を出てしまいそうだった。動く映像のブースを通り過ぎていたので、出口寸前手前から取って返して見直して、その程度なのだ。当初の意気込みに対し、何だか肩透かしのような気分だった。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

8月に鑑賞した映画の紹介
今回は“8月に鑑賞した映画の紹介”としたい。8月には全45本鑑賞。前月比19本増だった。内訳はNHK-BSプレミアムのBSシネマでは13本、ネット経由で20本、レンタル・ビデオ12本であった。このようにネット経由とレンタル・ビデオが多くて、ネット経由前月比8本増、レンタル前月比11本増となっている。
1日に約1.5本の鑑賞と結構、頑張ったことになる。これは基本的には暑さで仕事が無く余裕時間が多かったためと言えようが、多少の寝不足にも見舞われた。それにもかかわらずBSシネマでは13本と前月比1本増と増加幅が少ないのは、2週間の高校野球中継があり、家内にチャンネル権を奪われたせいだ。
8月の終戦記念日という時期的に合わせて、先の戦争にまつわる話が多かった。BSシネマでは“メンフィスベル”、“ひまわり”の2本、ネット経由では“最後の突撃”、“ソ満国境 15歳の夏”、“終戦のエンペラー”、“チャーチル ノルマンディーの決断”、“パシフィック・ウォー”、“最後の戦斗機”、“日本独立”、“ノルマンディ上陸 英軍空挺部隊・敵中突破”の8本である。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

7月に鑑賞した映画の紹介
今回は8月に入って最初の投稿なので、7月に見た映画の紹介としたい。7月には全26本鑑賞。内、NHK-BSプレミアムのBSシネマでは12本、ネット配信で12本、レンタル・ビデオ1本、TV放映のビデオ1本であった。
思い返して印象的だったのは、BSシネマではトム・クルーズの “7月4日に生まれて”だった。7月4日とはアメリカ独立記念日で、アメリカ人の愛国心を呼び起こし奮い立つ日。米国はベトナム戦争で大きく傷付いた。”世界の警察官を降りた”のはこれが原因である。アメリカ精神の敷衍主義・押し付けが余計なことだったのだ。その国力が低下したからでは決してなく、未だに世界一の大国であることは維持している。日本人は何がその活力の源泉かを深く知る必要がある。そこには先々月見た“ペンタゴン・ペーパーズ”、“大統領の陰謀”や今回紹介の“ザ・シークレットマン”のように言論の自由と正義を通す意地がある。正義を論理的客観的に見極めようとする社会の力がある。一時的に不正義が社会を席巻しても、彼等にはそれを巻き返す復元力があることを知るべきだろう。
ネット経由では“陰謀のセオリー”が面白かった。分かり易い筋書きだが、最後まで種明かしが無いのが良い。主題歌も好きでクセになるし、ジュリア・ロバーツも好い。メル・ギブソンもジュリアとの社会的階級差を巧く表現していた。米国一般ではCIAよりもFBIの方が好感を持たれているのだろうか。この映画に限らず米国映画を見ているとそんな気がする。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

古田織部美術館、植物園、下鴨神社みたらし祭を観光
7月終わりに京都研修があり、午前に京都の何処を見るかとなり、実行したので報告する。
北山の古田織部美術館の今回展は利休の茶器と織部のを比較するように展示。そのためか、各々3点ずつの些少展示でガッカリ!織部の近代的センスのデザインをもっと見たかったのだが残念。だが、利休の簡素で素朴なテイストが際立った。これでは織部の“へうげもの”の良さが分かり難い。茶器以外半分は書状。書は読めないので閉口。
北山通り南側の植物園へ向かう。ここも久しぶりだ。今回は駆け抜けるように見て回る。見どころは蓮池だったが、行って見ると、白い蓮の花が緑色の生い茂った大きな葉の中でわずかに咲いている。もっと色様々な花々が咲き乱れているものと思っていたが、ここでも落胆。どんどん行くと島の中に半木神社がある。この“なからぎの森”の北には水車があるが、流れとは逆の回転になっている不自然さにはゲンナリ。かつて見たはずの既に忘れていた風景をどんどん撮影。
本殿参拝後いよいよ“みたらし祭”への参加。事情があって“足を浸さない人”コースを選択。こちらは、聖水を頂き飲むことになる。こちらの方が何となく御利益ありそう。その後水みくじに挑戦。御籤をそばのせせらぎに浸すが、中々文字が浮かばない。結局、浮き上がった文字を読めば末吉。ここでも落胆。そのままバスで河原町三条へ。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

京博の“新発見!蕪村の「奥の細道図巻」”の特集展示を鑑賞
先々週は、神戸市立森林植物園からの孤独のハイキング以外にも、その週末に京都国立博物館の特集展示を見に行ったので報告したい。
又しても、京都で午後からの研修。例によって、午前をどうするか、ネットで京博の“新発見!蕪村の「奥の細道図巻」”の特集展示を見つけた。当初、“エッ?与謝蕪村が『奥の細道』?”よく見ると、『奥の細道「図巻」』となっている。どうやら、芭蕉の『奥の細道』に挿絵を添付したものの新発見であると了解した。“蕪村の「奥の細道図巻」”展示は、平成知新館の常設展に特集展示が付加して開催されているのだとようやく分かった。だから常設展の後に見ることになった。その常設展は延々とあり、続く。確か3階からスタート。かなり疲れてようやく、目的の1階の“蕪村の「奥の細道図巻」”の特集展示コーナーに至る。
俳人らしい洒脱で外連味のない楽しい絵だ。まぁ漫画に近いのではないか。ところが、リーフレットの解説文には“蕪村自身が「海内に並ぶ者」はいないといってはばからなほどに得意とした俳画”とあった。まぁ良いじゃないか、自画自賛も優れていればコソなのだ! . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

そうだ!アジサイを見て孤独のハイキングを!―神戸森林植物園から谷上駅への山田道踏破
先週、神戸市立森林植物園の近くで午前中に仕事が予定されていた。森林植物園ではアジサイが盛りだというのを知って、どうしても見たくなった。私は何故か、アジサイが好きなのだ。青いのもあれば、微妙に紫の花もあり、白い花もある。青い花が好きだし、この色の変化も好きだ。
どうやら植物園絡みのハイキング・コースの山田道というのがあって、北へは地下鉄・谷上駅に通じていて、途中に弓削牧場がありカフェがあるということも分かった。そこで仕事終わりに植物園に立ち寄って、アジサイの群生を見て、ついでに午後はそのまま、山下りハイキングとすることにしたのだが、当日台風の接近があった。
しかしながら、仕事が終わると晴れ間が出て来たので、植物園でアジサイを存分に鑑賞した後、計画通りハイキングを決行した。ところが弓削牧場に至る頃には小雨が降り始め、一時は全身ぐっしょりと久々の疲労感でゲンナリ。後半の山田道は、密林中の踏破となり、久々のことで結構難儀したが無事、歩きぬけた。新しいハイキング・シューズを履いたが、爪切りを怠ったせいか左足親指先を損傷した。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

6月に鑑賞した映画の紹介
先月は計23本の映画を見た。NHK-BSPのBSシネマで、11本。ネットで見たのが、12本だった。先ずはBSシネマの概要紹介をして、ネットで見た12本の概要紹介をしたい。
たまたま“社葬”、“ペンタゴン・ペーパーズ”、“大統領の陰謀”と日米の新聞社の内幕物を立て続けに見た。これで日米の社会、正義感や映画の事実への迫り方・迫真度の違いを見せつけられ、その社会活力の違いを見せつけられた気がする。特に、“言論の自由”への意識の違いが目立つ。現代的社会認識や正義感が日本人の場合、同調性圧力や忖度によって希薄化させているのだ。
かつて、この国は“Japan as Number One”と言われて米国に迫る国勢を誇ったが、今やその平均賃金が韓国のそれを下回る事実に呆然とし、“未来を創る”と言いながら何を為すべきか定まらずに“検討”を繰り返し、問題先送りしている。その間に“誰も取り残さない”と言われるこの時代に世界にドンドン取り残されている。その結果、電力逼迫の国家的危機すら招いている。その真因が、そこにあったのではないかと、つくづく思うのだ。
日本人の政治、社会意識の後進性を変えなければ、落ち込む一方なのだ。恐らく、この参院選でも期待はできまいが・・・。 . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

« 前ページ | 次ページ » |