活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

新三法印「今の事実」2

2021年12月02日 | 法理

実相の正体を、見極めて観れば人「ひと」として、「人(ひと)とは、自己の事です。

 

法として法とは、形の有る物、無い物に拘わらず一切の存在している物と云う事です。

 

一切の物が本当に無くなると云う事です。

 

人「此の物」が有(在)る為に、法の存在を認める訳ですから、人「此の物」が無くなれば、一切の法という相手も無くなるという事です。

 

今の自分という自分自身を振り返って観る習慣が、人には有(在)ります。

 

此の今の自分という自分自身「今の事実」は、事実として今此処に有(在)ると云う事です。

 

此の事は、古今東西不変の事です。