人間(にんげん)の考える「無い」ということは、「有る」ということに対しての
「無い」しか考えられないのです。
そもそも人間がどうして出来たということは、誰にも分かりません。
分からないのに物心付いてから「これが自分だ」と思い込んでしまったところから
「全て自分が基準」に成ってしまいました。
極端な話をすると、戦争の時だと「人を殺す」ことが「善」になって、平和の時は
それが「悪」になるということです。
戦いというのが全部「聖戦」になって「悪い戦争」をしている人はひとりもいないのです。
全部「善い戦争」をしていることになっているのです。
そもそも「平和」というのは、一つに成らなければ「平和」には成りません。