活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

修養法3

2017年09月13日 | 法理

時間的にも一つのものですから、死なないでしょう。

何万年後も一つのものだから死なないでしょう。

 

その意味で吾々ほど年をとったものはないし、

吾々ほど長生きしたものは無い、過去に対すれば吾々ほど

長命のものはないし、未来を望めば、今生まれているのだから

吾々は一番若い、己れというものがあるから、昔と今を区分して

果敢な世の中ということを意識するのです。


過去から未来へのすべては、即ち今の打ち通しのものです。

過去の因が今となって来ているのです。

過去のすべては今なのです。

 

今の因が未来の果に成っていくのです。

矢張り今というものの転居なのです。

 

どうしても今より他には何にもないのです。

そして今は時間をも休止するものでないことを知(識)らなければ

なりません。