遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

白水ダム サイクリング

2007年04月20日 | サイクリング
 8時前に出発。国道57号線へ出て、大津、立野とペダルを漕ぐ。
阿蘇山は黒い地肌に白い雪が残り、霊峰の清らかさが残っていた。
 難所、滝室坂を登りつめる。走行距離は47kmをさしていた。
ここから竹田まではほとんど下りの天国コース。
途中、菜の花と立ち木の不思議な世界にしばし見入る。

 玉来の大型ショッピングセンターで昼食を求め、白水ダムへと急ぐ。
午後1時、白く輝くダムが見えてきた。自宅より78kmなり。
2グループが水のレースのカーテンを楽しんでおられた。
 目の玉を水に合わせて動かすと、別の模様が見えてきますよと極意?を教えると「ほんとだ!・・」と喜ばれる。
 
 2時半の宮地行きの汽車に遅れまいと、30分早々で引き返す。
玉来駅で自転車を分解、袋につめて、JRのお世話になる。

 宮地駅で自転車を組み立てていると、熊本行きの乗り継ぎ待ちのおじさんと話が弾む。熊本始発朝五時の便に乗り、波野で降り、「だらん芽」を採ってこられたとのこと。籠といい、長靴姿といい、一見不審人物だが、話してみると、粋な自由人で礼節を知っておられる好人物だった。いいお話をありがとうございましたと熱いお茶缶を差し出すと、あわてて、「だらん芽」をどうぞと手渡される。
お互い名前も言わず、「お気をつけて・・」の言葉を背中で聞き、40km先の自宅へと走り出す。旅の良い所だ・・。
 夕方、五時三十五分自宅着。走行距離 125km、実乗車時間、6時間5分。