遠くへ行きたい

サイクリングの原点みたいなもの

草千里サイクリング

2005年09月26日 | サイクリング
高く、深い青空に吸われるように、阿蘇へ向かう。

カッと照っているのに、風がちょうどいい冷たさに感じられる。
空気が乾燥しているからなのだろう。
山の緑はまだ夏なのに、初秋の風が吹いている。

サドルからおしりを少し後ろにずらし、ボート漕ぎの要領で、足を前に踏ん張るように、米塚あたりの急坂を登る。なかなかリズム良く、快適だ。

平日だというのに、観光客が多い。
砂千里のヘリコプター遊覧も盛況のようだった。

中岳の煙は少ないものの、岩肌がくっきりみえる。
その地層をみて太古は海の底だったことに今更ながら驚く。

白水側に下山する。
栃木地区のかかしさんに道行く車も一旦停止して微笑んでいる。

 稲刈り前の静かな阿蘇サイクリングでした。