「PERSONA4 the Animation -the Factor of Hope-」を観てきました

「PERSONA4 the Animation -the Factor of Hope-」

TVアニメでは放送されなかったトゥルーエンドが、セルBDの最終巻に収録されるのだけど、これはその話にTVの総集編をくっつけた90分の作品です。
俺は総集編と真エンドだって情報しか入れてなかったのだけど、てっきり劇場用作品だとばかり思い込んでたら実はイベント上映でしたｗ

イベント上映と映画上映とどう違うんだよ、と区別のつかない人もいるかもしれないけど、どのような形態での公開を目的にして作られたのか、っていうのが一つの基準かな？
この作品で言えばセルBDに新規収録される未放送の１話であって、それを特別に劇場で上映している、という体裁。
最初から映画館で上映することを目的にしているのであれば、それは劇場用映画作品のだが…、ということになる。（あたりまえ）
微妙なのがこの作品が"劇場用に再編集されている"という点だけれど…、まあ一応公式でもイベント上映扱いらしいので。

そんなわけで、内容は一見さんお断りな非常にファン向けの作品。
そりゃあTV版の真エンドなわけだから、それまでのTVでの流れがあったうえでの最終話なんだし、当たり前なんだけどねｗ
これでいくつか疑問なままで残っていた部分は説明されたし、まあまあかな。
ただ、原作ゲームをやって、さらに思い入れがあればまた違ったのだろうけど、TV版しか観ていないとなるとペルソナ連発の戦闘シーンでの感慨がちょっと薄くなってしまうかなあ？
個人的にはTV版のコメディ回が面白くて好きだったのだけど、最終盤が中心の話だとメインストーリーのシリアスな話が中心になるし、コメディ要素がちょっと物足りなかったかも。


ところで、この作品のエンドクレジット後に思わぬサプライズ告知があったわけですが、その瞬間の劇場の空気がすごく面白かった。
「ペルソナ４」は演出上、劇中の日付を表示したカレンダーを行ったり来たりする演出があるのだけど、上映終了直前、そのカレンダーがものすごく過去にさかのぼり…。

「劇場版『ペルソナ３』政策決定」

…！
まじで？ザワザワ…

劇場中が↑こんな感じで反応したｗ

最近は事前に情報が洩れて伝え聞こえてくることが多いのに、これは俺も全く知らなかった。
後でネットでの話題を見ても、この情報は完全に伏せられていて、この上映で初めての告知だったようだけれど。
いやはや見事なサプライズだった。
やられたなあｗ