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映画好き、円柱野郎のブログです

勝手にカットできる権利

2015年04月16日 23時45分07秒 | 映画(雑記)
この2週間はまた残業が増えてバタバタ。
なんかずっとバタバタしてるな。

ところで今日のTwitterでは「チャッピー」の日本公開版が、残虐シーンをカットした日本向け編集版だということで、大いに盛り上がっていた気がする。
と言ってもネガティブな方にだけど。

なんでも、ソニーが説明した「監督の賛同を得てカットした場面」について、監督が「そんなことは知らない」とツイートしたとか。
話が食い違っていることで、「監督に黙って削除するとはけしからん」という感情的な批判をよく目にした感じ。
普通の感覚だと、映画は監督のものって感じなのだろうか。
でも編集権というか、ファイナルカット権というのは一般的に制作者側が持っているものなので、個人的には監督の意向とは別にカットしても特段問題ないと思うんだよね。
(もちろんカット権を監督が持っている場合もあるけど、今回はどっちなんだろう。)

ただソニーの説明が食い違っていることは、事実説明としては問題だとは思うわなあ。
わざとウソをついているのか、誤解なのか知らんけども。

映画会社(配給)の判断で日本向けに残酷描写のカットとは、いかにもって感じの事なかれ主義に思える。
「映画を観て気分が悪くなった」とか言いがかりみたいな文句を言ってくる一部の客もいるのかもしれないし、それを避けたかったのかもしれないけれど。
でもそのために観たいと思っている多数の人間が我慢しなければならないのかというのは…、それはそれで理不尽だとも思う。

圧倒的少数の声がデカく聞こえる時代だからこんなことになるのか?

難しい時代だなあ。
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