今週末は劇場で2本観ました。
あれ?劇場鑑賞報告をブログに書くのは久しぶりな気がする。
感想のアップはホームページで毎度サボらずに続けてるので、ブログだけでなくそちらの方もよろしくお願いいたします。(宣伝)
まあそれはともかく、2本観てきたわけですが。
今回はホラー2本立て。
「ソウ6」と「スペル」です。
「ソウ6」は…数字の通り早くもシリーズ6作目。
・凝った仕掛けによるスラッシャー
・毎度終盤にどんでん返し
・次に引っ張る謎を出す
というシリーズ制約を守りながら、1年おきに新作を出す姿勢には毎度感心させられます。
が、個人的にはいい加減終わってほしい。
1作目が面白すぎたんで、やっぱり引っ張りすぎてダメになるシリーズの典型になっているような気がするなあ。
「6」に関しては「5」よりもずいぶんマシな作品にはなったけどね。
「3」あたりから趣味の悪くなったゴア描写は今回も健在。
プロローグの身を切るシーンは痛い。
しかし考えてみると、元々「ソウ」の1作目はこんなスプラッター映画じゃなかった。
低予算だったこともあるだろうけど、見せないことによる効果も上手かったからね。
なので最近のこれ見よがしに血がドバドバ出るシリーズは趣味が良いとは思わない。
「ソウ」の面白さって、観客の予想を裏切る展開にあると思うんだけどなあ。
そういう意味では、もう観るべきところのないレベルまで落ちている気はするけど…。
「スペル」は「スパイダーマン」シリーズの監督、サム・ライミの作品。
元々サム・ライミは「死霊のはらわた」などのホラーで名を馳せた人。
今作は故郷に帰ってきたというか、原点に戻って楽しんで作っているようで、観ているこっちもそれが分かって痛快だった。
感想にも書いたけどひたすら音で脅かしてくるので、分かっていてもビビるw
大きな音を出せばいいと思っているホラーというのは、普段はコケ脅しタイプとしてあんまり評価してないんだけど、この作品はあえてその使い古された王道を、むしろギャグとして確信的に突き進んでいるのが良かったかな。
何というか、昔のホラーに対する愛情のようなものを感じるんだよね。
(Jホラーの影響も見え隠れしますが。)
個人的にはタランティーノの「グラインドハウス」を観ていた時の感覚というか、監督の好きなあるジャンルに対するオマージュを感じるわけです。
ちなみに「スペル」の原題は“DRAG ME TO HELL”。
映画を観れば分かるけど、「スペル」と名乗らせときながら、呪文は物語の根幹ではないので邦題としては上手くありません。
“DRAG ME TO HELL”の方がよっぽどニヤッとするニュアンスを含んでいるんだけど、邦題の担当者はその辺の感覚が拾いきれないもんだろうか。
マーケティング方針も絡んでるんだろうけど、にしても「スペル」なんてタイトルではあまりセンスが感じられません。
毎度ホームページに書いている
「ソウ6」の感想はこちら。
「スペル」の感想はこちら。
あれ?劇場鑑賞報告をブログに書くのは久しぶりな気がする。
感想のアップはホームページで毎度サボらずに続けてるので、ブログだけでなくそちらの方もよろしくお願いいたします。(宣伝)
まあそれはともかく、2本観てきたわけですが。
今回はホラー2本立て。
「ソウ6」と「スペル」です。
「ソウ6」は…数字の通り早くもシリーズ6作目。
・凝った仕掛けによるスラッシャー
・毎度終盤にどんでん返し
・次に引っ張る謎を出す
というシリーズ制約を守りながら、1年おきに新作を出す姿勢には毎度感心させられます。
が、個人的にはいい加減終わってほしい。
1作目が面白すぎたんで、やっぱり引っ張りすぎてダメになるシリーズの典型になっているような気がするなあ。
「6」に関しては「5」よりもずいぶんマシな作品にはなったけどね。
「3」あたりから趣味の悪くなったゴア描写は今回も健在。
プロローグの身を切るシーンは痛い。
しかし考えてみると、元々「ソウ」の1作目はこんなスプラッター映画じゃなかった。
低予算だったこともあるだろうけど、見せないことによる効果も上手かったからね。
なので最近のこれ見よがしに血がドバドバ出るシリーズは趣味が良いとは思わない。
「ソウ」の面白さって、観客の予想を裏切る展開にあると思うんだけどなあ。
そういう意味では、もう観るべきところのないレベルまで落ちている気はするけど…。
「スペル」は「スパイダーマン」シリーズの監督、サム・ライミの作品。
元々サム・ライミは「死霊のはらわた」などのホラーで名を馳せた人。
今作は故郷に帰ってきたというか、原点に戻って楽しんで作っているようで、観ているこっちもそれが分かって痛快だった。
感想にも書いたけどひたすら音で脅かしてくるので、分かっていてもビビるw
大きな音を出せばいいと思っているホラーというのは、普段はコケ脅しタイプとしてあんまり評価してないんだけど、この作品はあえてその使い古された王道を、むしろギャグとして確信的に突き進んでいるのが良かったかな。
何というか、昔のホラーに対する愛情のようなものを感じるんだよね。
(Jホラーの影響も見え隠れしますが。)
個人的にはタランティーノの「グラインドハウス」を観ていた時の感覚というか、監督の好きなあるジャンルに対するオマージュを感じるわけです。
ちなみに「スペル」の原題は“DRAG ME TO HELL”。
映画を観れば分かるけど、「スペル」と名乗らせときながら、呪文は物語の根幹ではないので邦題としては上手くありません。
“DRAG ME TO HELL”の方がよっぽどニヤッとするニュアンスを含んでいるんだけど、邦題の担当者はその辺の感覚が拾いきれないもんだろうか。
マーケティング方針も絡んでるんだろうけど、にしても「スペル」なんてタイトルではあまりセンスが感じられません。
毎度ホームページに書いている
「ソウ6」の感想はこちら。
「スペル」の感想はこちら。