いつもの公園には、キツツキ類が見られます。
アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、そして、アリスイも。
最近は、アカゲラとアリスイがほとんどで、
アオゲラにおいては、夏や秋より冬に見られる事が多いです。
6月から、近くから、遠くから、
アリスイの独特の甲高い鳴き声が響き渡っていました。
数年前に撮影して以来、なかなか写せていませんでしたが、
昨日の散歩で、ようやく撮影できました。
(枝かぶり、少し暗い点はお赦しを!)

アリスイは、キツツキの仲間です。
地味な鳥ですが、ボディーはユニークな模様です。
桂の葉の中に虫が喰っているのがわかります。
その中の虫を食べているのかもしれません。

アリスイは、キツツキ科キツツキ属。
青森では「準絶滅危惧種」に指定されています。
隣の秋田と岩手では、「絶滅危惧種」に指定されています。
今や貴重な種になっているアリスイですが、
県内でもあまり知られていないように思います。
アカゲラのように目立つわけでもなく、
クマゲラのように、テレビでも取り上げてくれたら
もっと知名度が上がりますが、そんなこともない。
せめて声だけでも甲高く、
自分の存在をアピールしているかのように
私には思えましたが。。。
人気がない方が、もしかしたら人間から
追いかけ回されたり、脅かされないから
むしろいいのかも知れませんけどね・・・。

ニセアカシアの木にも止まっています。
餌を咥えていたことや、
近くで幼いような声と交互に聞こえていた事を考えると、
子育て中のアリスイなのかもしれません。
この公園は、どうやらアリスイの繁殖地になっているようです。
この環境が守られ続けて行くといいなと思います。
こちらはアカゲラ君。

頭が赤いと雄です。

アカゲラは、ここが心地よいのか、いつも数羽います。
繁殖している様子は、今季は見ていません。

私にとってアカゲラは、かつては珍しい鳥の一つでした。
山に行かなければ会えない類の鳥でしたが、
こんな住宅地の公園でも、行けば必ずいる鳥になっています。
我が家が借りている畑にも複数羽いますし、
県内のあちこちにかなりの数いるのではないかと思います。
詳しく見ていくと、もっと分類は細かいのですが、
(亜種の種類も多いそうです。)
私はそこまで詳しくないので、ひとまとめにして
「アカゲラ」としています。
***
ハグロトンボがいました。
今季初です。


毎年、ここに現れます。
そして、キアゲハが花菖蒲に。


自然豊かな公園で、毎日のように散歩や鳥見ができるのは、
本当に幸せな事です。
明日に続きます。
*テンプレート、使いづらいので旧バージョンに戻しました。
慣れたものの方がいいですね、やっぱり。
ここあでした。