ここあコテージ

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もう一つの誕生日、33歳

2015-06-17 13:56:42 | 教会

今日、2回目の投稿は誕生日のこと。



いえ、私の誕生日は12月ですが、
私には、もう一つの誕生日があります。
(というか、もう2つあります。)


ここから長くなります。
興味の無い方、スルーしてください。



***



 

今日は、私が、イエス様を心の中に
受け入れた日なのです。
(洗礼を受けた日ではなく。)

つまり、それまでの歩みから、
すべてのことをイエス様に明け渡し、
主に従って歩みます、と告白できた日。

霊的な誕生日です

早いもので、「33歳」になりました。
(成長具合は横に置いておきます。笑)



当時、私は大学生。
それまで割と順調な人生でしたが、
大学受験失敗と共に、
下り坂を下るがごとくに思えました。


そんな中、友人との間にトラブルが生じ、
私は、そのグループを抜けてしまい、
しばらく単独で行動していました。


幸い、そんな私を見ていて、
声をかけてくれた方々がいて、
その輪の中で過ごす事になりました。


しかし、やはり以前の友人との事は、
心のどこかに傷として残り、
それを否定する事はできませんでした。


同時に、自分を正当化したい、
自分は正しいと思う気持ちが勝つと、
相手に対して怒りの気持ちが湧いて
どうしようもありませんでした。


相手を赦したい気持ちと、
怒りの気持ちを持ち、矛盾していると知りながらも、
しばらく悶々とした日々を送っていました。


そして、自分とは何者なのか、
自分はどこから来て、どこへ行くのか。

自分は亡くなったらどこへ行くのか、
自分の魂は、消滅してしまうのか。


こんな事を考えていた頃、
その新しい友人の一人から、
映画の誘いを受けました。


「塩狩峠」という映画でした。
三浦綾子さんの実話小説です。
ある教会が主催していました。

友人は、クリスチャンではありませんでしたが、
その友人の友人がクリスチャンだったようです。


私は、この映画は初めてでしたし、
教会主催の映画会というのも初めてでした。


見終わって、いくつかの事が心に残りました。
映画の中の伝道師の男性が語る言葉でした。


「愛とは、大切なものを人に与えてしまうこと」

「最も大切なのは命」

「イエス様は、罪ある人間のために
ご自分の命を捧げてしまった」


この3点がずっと心に残りました。



なんて私と違うのだろうか。

私は、自分の利益しか考えていない。

私は、友人の事よりも、自分のことにばかり、
気持ちが向いている。

私には愛のかけらも無い・・・。


ショックを受けつつも、
このような生き方ができたら
どんなに素晴らしいだろうか、と思いました。

この考え方を知るためには、
聖書を読めば良いと思いました。


かつて中学生の時に、無料で配布された
ギデオン協会の小さな薄い聖書を持っていたことを
思いだし、聖書を一人で読むことになりました。


でも、やはり一人ではわからないことばかりです。
かつて私の家に訪問してくれた人がいて、
一緒に聖書を読もうと言ってくれた方がいたことを
思い出しました。


それからまもなく、その人たちが私の家に来て、
私は彼女たちと聖書を学ぶ事になったのです。


私は当時、それが異端の教えとは知りませんでした。
ただありがたくて、感謝だけでした。



ところが、半年以上経った頃から、
その教えに違和感や疲れを覚えるようになりました。

努力して救われるという教義、
輸血や剣道、柔道などの格闘技、誕生日、
クリスマスの否定や禁止など、たくさんの戒律?があり、
教会の教えのイメージとは大きく違うと感じたのです。


意を決して「やめる。」と告げました。
先方から嫌みを一言言われましたが、
すっきりしたのを覚えています。


私は、純粋な聖書の教えを受けたいが、
どこへ行けばいいのかわからない。

私は本当に聖書のことばに
飢え乾いていたと思います。

一人で神様に祈りました。

「もし、本当に神様がいるのなら、
ちゃんとした教会へ導いて下さい。」と。


数ヶ月して、同じ大学のある学生から、
1枚のチラシを受け取りました。
それは、教会の伝道会のチラシでした。

彼女がどうして私にチラシをくれたのか、
わかりませんでしたが、とても感謝に思いました。
神様が私の祈りを聞かれたのだと確信しました。


時間の都合上、私は講義の空き時間である
午前中に、婦人会の集会に出ました。

高齢のおばさんたちの多い集会に、
私一人だけ大学生、肩身が狭く、
居心地の悪さはありましたが、
そんなことよりも、とにかく聖書のことばを
知りたい、イエス様の事を知りたい、信じたい、
そんな一心でした。


伝道会は、ご年配の外国人宣教師でしたが、
長い間日本で宣教していたので、流暢な日本語でした。


宣教師は、イザヤ書から、
イエス様の十字架の意味を詳しく教えてくれました。

私は、スポンジが水を吸うごとくに、
なんの抵抗もなく、子どものように素直に信じ、
受け入れました。


私が罪のある人間で、
主の十字架に拠らない限り、決して救われない。
新しい人生を、イエス様について行こうと決めました。


宣教師の先生に祈っていただいて、
私は本当に安心して大学の講義に戻りました。


来たときは、不安でいっぱいだった道のりが、
帰りは、嬉しくて震えていたんです。


私を以前、映画に誘ってくれた友人が、
私がかなり喜んでいたのを不思議がり、
私に何があったのか聞いたので、
私は、自分に起きた出来事を全部話しました。


友人はぽかんとしていましたが、
私は、本当に喜びにみたされました。


教会から帰る際に、宣教師の先生が私に
「このことは結婚よりも大切な決断ですよ。」と
一言添えて下さいました。


その時は、ただ「そうだな・・・」と思った程度でしたが、
後々、本当に大切な決断をしたのだとわかってきます。


そうして33年。


決して順風満帆な人生ではありませんでした。

33年の中に、就職難、結婚、出産、神学校入学、
牧会、父との別れ、自分の病気などなど・・・
むしろ困難の方が多かったと思います。
今でも闘っている問題はあります。


けれども、もし神様の愛と救いが無かったら、
私は今、ここにはいなかったと思います。

心配性で、心が狭い自分です。
生きるのが辛くなっていたと思います。


苦難の中でしか知り得ない神様の愛や恵みが
豊かにある事も知らされました。


みことばに生かされ、祈りを通して
主と良い交わりを保ち続けるだけですね。
その中で、主が霊的な養いをして下さる。



記録の意味でも載せました。


読んで下さった方、
ありがとうございました。



m(_ _)m





ここあでした。


県美のミッフィー展へ

2015-06-17 07:01:22 | 風景・散策

畑を終えて、すぐにでかけたのは、
県立美術館で行われている「ミッフィー展」。

県立美術館(県美)は自然豊かな場所にあり、
近くには、三内丸山遺跡があります。


案内看板。




県美の素敵な真っ白い建物の壁に、
なんとミッフィーの顔が!!




ミッフィーは、今年60年を迎えました。
そう、彼女は60歳なんです!
(うちの教会と同じ年に誕生したんです。
関係ないけど。笑)


60周年を記念して行われている展示。
世界で行われていて、売り上げはユニセフに
届けられるそうですよ。





ミッフィーの生みの親のディック・ブルーナさん。

ある日、息子さんがうさぎを見て喜んでいる姿を見て、
絵本を作ろうと決めたそうです。


はじめから「ミッフィー」という名ではないし、
姿も少し違います。


最初は、「ナインチェ」
(「うさぎ」の意味)という名でした。

なので、はじめは日本にも
「うさこちゃん」という名で翻訳されています。


館内に入ってすぐに、写真OKのコーナーがあり、
皆さん、どなたもカメラでパチリ、パチリ。
















写真OKの場所は数カ所あります。





ミッフィーが日本の美術系作家さんたちとコラボ?



いろんなミッフィーになります。




おばけみたいなのや、編みぐるみとか、




シュールなミッフィーまでいろいろ~





お母さんやお子さんと一緒に絵本で遊べるコーナーがあり。










いろんな展示品もあり




ブルーナさんは、とても愛妻家。
奥さんより、朝早く起きるのですが、
奥さんに、必ず簡単な絵や手紙を書くのだそうです。
そうして長い間、夫婦の関係を良いものに
していったようですよ。
すごいですね!



結局、ミッフィーの口が「X」の理由は
わかりませんでした。
ま、いいか・・・。



いつものグッズのお店とは別に、
広い2つのコーナーに、たくさんのグッズが販売。


娘は、ちょうど友人へのバースデープレゼントにと、
いろいろ購入したようです。




カード類
ちょっと変わった形のミッフィーが初期のもの。





マステ





チョコパイ入り缶。
缶がとてもかわいいでしょ。





マーブルチョコ。
天然由来の色素を使ってます。





マグカップ。
中にもミッフィーがいます。





シール、袋、チケットホルダー



3000円以上お買い上げとして、
これをもらいました。



耳のお面。

娘が、早速耳を付けておどけたのは
言うまでも無く当然の行為でございました。笑



私は、これを買いました。



誕生日のストラップ。

本当は名前のスタンプを買おうかと思いましたが、
本名は売り切れ。(そんなに多いのか、私の名前・・・驚)
代わりにあったのは、「ここあ」。

よほど買おうか・・・と悩みに悩み、
結局、使う機会も少なかろうと、やめました。笑





わたしが選んだカード





ファイル、かわいい!






そして、こんな場所も。



ブルーナカラーの柱が置いているだけ。
でも、さすが娘!
かくれんぼで遊び始めたという・・・
もうすぐ26歳になります。笑



ブルーナさんの書く絵はとてもシンプルですが、
直線、曲線を描く時は、ゆっくりと、
線をいくつも重ねながら描くのです。

丁寧に、慎重に。。。

その映像や、ミッフィーの服が次々に変化する
プロジェクションマッピングもありました。


楽しいひとときになりましたよ。



****




昨日、見知らぬ方からの依頼で、
火葬式を執り行いました。

亡くなられたのは、その方の母上で、
クリスチャンの方でした。

遠い所からこちらに旅行していて、
急に亡くなられそうです。


こちらで火葬をしてから、
県外の、その方の所属している教会で
葬儀をなさるそうです。


ご高齢で持病もあったようですが、
ご遺族の方々にとっても、
悲しみ、不安や驚き、いろんなお気持ちが混じり合い、
大変な数日間を過ごされたと思います。


ご遺族の皆さんに主のお慰めを
心から祈っています。


ノブさんは、火葬式を終え、
予定していた岩手の花巻への出張に、
時間を遅らせて、車でつっ走って行きました。


岩手の紫波町(花巻の手前の町)では、
昨日午後、ものすごい豪雨で、
車が水没していたニュースを見て、@@でした!


少し早く行ってたら、巻き込まれたかも。
遅れたおかげで、大丈夫だったみたい!


神様、感謝します!






ここあでした。