ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

タン・シチュー

2010-08-21 04:41:33 | Weblog
 男性のお客さんがタン・シチューを作ったと話した。

 私 「作り方、知ってたん?」
 お客「インターネットで調べて作った」
 私 「結構、時間掛かるんと違うの?」
 お客「前の晩に材料を切って、ワインに漬け込んで次の日にじっくり煮込んでん」
 私 「タンの料理だけに、タン念に時間かけタンや。それで、出来はどうやっタン?」
 お客「トマト・ピューレを入れ過ぎたので、酸っぱかったわ」
 私 「すかタンして、すっぱい(失敗)やなあ」
 お客「ヒトの話を茶化してもう。シチュー(市中)引き回しの上、釜茹での刑や!」
 私 「じっくり煮込んでや。俺の肉、硬いからなあ」

 一句:タン・シチュー タンは美味だと 舌つづみ
 謎かけ:タン・シチューとかけて、いけすで人工的に飼育した魚と解く。どちらも(洋食・養殖)です
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夜間

2010-08-20 06:47:04 | Weblog
 女性客とオバケの話をした。ママは深夜の12時出勤なので二人だけでミステリー談議をした。

 お客「私、霊感が強いからオバケをよう見るねん」
 私 「それ、鏡か何かに自分の顔が映ったんと違うのん」
 お客「何よそれー、マスター、怒るでー。私、ホンマに霊感が強いんやから」
 私 「オバケてホンマにいてるんかいな?寝てる時の夢と違うのん」
 お客「いや、ぜったいに起きてる時やて」
 私 「いつ頃、出るのん?」
 お客「だいたい夜間に出るなあ」
 私 「夜間か?ここで化粧で化けて、やかん(夜間)に出てくるのが、おかん(ママ)」
 お客「そんなん言うたら、おかんに怒られるで」
 私 「どかんとおかんのカミナリが落ちたりして…」
 お客「マスター、髪の毛むしられて、その内にやかん(頭)になるでぇ」
 私 「ホンマやなあ。おっかあ居てないけど、おっかないワ」

 一句:夜間には オバケの話は おっかない
 謎かけ:夜間とかけて、校則を守らない少年と解く。どちらも(飛行・非行)もある
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人見知り

2010-08-19 05:24:44 | Weblog
 今日のお客のAさん、横の席に居る女性客を意識してか、いつもより大人しい。

 ママ「Aさん、どないしたん?大人しいね」
 客A 「俺、人見知りやねん」
 ママ「それで話しかけても返事がないんかいな」
 私 「Aさんは違う!人のシリ(尻)見てんねやろ。人みしりと違(チゴ)て人のしり、や」
 客A 「俺、人のシリなんて、シリマセン!」
 私 「ダジャレ言うぐらいやから人見知りと違う!人見知りは話ベタが多い」
 客A 「そやけど、俺は人見知りやねん」
 私 「それに俺は、人の目を見たら人見知りて分かるねん」
 客A 「なんで?」
 私 「瞳見て知る…瞳知り」
 ママ「そこへもってくるか!」

 一句:付き合いと 会話苦手な 人見知り
 謎かけ:人見知りとかけて、自転車のハンドルを持つ両手と解く。どちらも(話す・放す)のが難しい。
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今年の蚊

2010-08-18 06:13:41 | Weblog
 今年は連日猛暑が続いているが、お客さんがあることに気がついた。

 客M「そういえば俺、蚊に刺されやすい体質やのに全然刺されていないわ」
 客T「ホンマやなあ、今年はあんまり出てけーへんなあ」
 私 「この暑さやから、蚊も熱中症で倒れたんと違うか?」
 客T「連日の猛暑で水たまりが出けへんからやで、きっと」
 客M「水たまりが無かったらボウフラも発生せーへんもんなあ」
 私 「それとも、(人間の)血の味が落ちたんと違うか?」
 客M「確かに夏バテで食欲不振やから、アッサリしたもんしか食べへんからなあ」
 私 「違う、Mさんは歳やから、血も賞味期限が切れてんねん」
 客T「どっちにしても蚊が少ななったわ」
 私 「Mさんの様な蚊に刺されやすい人は、今年の夏は案外過ごしやすいかも知れんなあ」
 客M「そんな事ないで、猛暑の方が嫌やわ」
 私 「そうか、猛暑嫌か?この暑さも、猛暑嫌(もうちょいや)。辛抱しぃ」

 一句:今年の蚊 猛暑のせいで 出る幕無い
 謎かけ:今年の蚊とかけて、江戸時代以前に日本語で著述した書物を読むと解く。どちらも(酷暑・国書)は苦手
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ゴミ出し日

2010-08-17 05:13:08 | Weblog
 今日は近所の女性客が来た。
 私 「明日、ゴミ出しの日やなあ」
 お客「最近、この辺のゴミをカラスがあさりに来(ケ)-へんか?」
 私 「そうや、この間も仰山来てたわ。ゴミ置き場はカラスのレストランになってたわ」
 お客「ちゃんと付け落としの無い様に伝票をチェックしーや」
 私 「みんな同じ顔してるから見分けがつかんわ」
 お客「それはそうと、カラスにはあんまり目を合わせたり威嚇したらアカンで」
 私 「テレビで見たけど、カラスは記憶力がエエから後でその人に襲ってくるなあ」
 お客「そう言えば私、大分県の高崎山で猿の顔を見たら逃げても追っかけてきたわ」
 私 「へえ、諺にある“サルる者は追わず”という言葉は嘘やなあ」
 お客「そのサルは立ち去るのサル、お猿さんのサルと違うで」
 私 「さようで、ごザルか」

 一句:ゴミ出し日 カラスの栄養 補給日か
 謎かけ:ゴミ出し日とかけて、簿記の勘定科目の振り分けと解く。どりらも(仕分け・仕訳)をします
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霊感

2010-08-16 00:30:49 | Weblog
 あなたは霊感を信じますか?私は感じないので信じていませんでした。
 昨日、店でお客さんが「誰かそこの席に居てる」と言った。早い時間でお客さんは彼一人だけなのに、である。
 『お盆は先祖や亡くなった人の霊が死後の世界から現世に帰ってくる』との言い伝えがあるが、霊感の強い彼はお盆の期間中にはよく霊を感じるらしい。
 そう言えば別のお客さんが先月の末に、「マスター、娘さんの命日はいつ?」とふと尋ねた。
 「8月の一日やけど、なんで?」「いや、右後ろとか左横とかに誰かを感じんねん」「霊感強いんか?」「いや、どっちか言うたら鈍感やけど、今日は何かが視界に入るねん。娘さんと違うか?」
 彼は最近のお客さんで娘が何月に死んだかも知らないのに、目前に迫った命日を尋ねたのには驚いた。これはきっと瞳が帰ってきたのに違いないと思った。
 それ以来、私は店で一人でいる時に意識を集中していると、何か仄かな光を瞬間的に何度か感じた…ような気がした。
 気のせいかもしれないが私は瞳の霊だと信じたい。

 一句:霊感で 亡き娘に逢い 懐かしむ
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手相

2010-08-15 05:17:49 | Weblog
 女性のお客M子さんが「最近、手相を勉強してんねん」と言って男性客Oさんの手相を見た。

 客M「あっ、ラッキーMや!手相に現れてるわ」
 私 「Oさん、ロープに縛られてムチでシバかれてるんか?」
 客O「俺、マゾと違うで!」
 客M「Oさんは女泣かせの手をしてるなあ」
 私 「そうや、祖母とか母親を泣かせてたもんなあ」
 客O「なんや、俺は恋愛対象の女性関係は無いんかいな」
 客M「そやけど、エエ手相やなあ。大器晩成やわ。自分の力を発揮したら財を残すで」
 客O「へえ、いつ頃?」
 客M「年いったら」
 私 「年いったらて、20年後ぐらいと違うのん」
 客O「20年後て、俺、75歳やで。そんな年にお金持っても、しゃーないわ」
 私 「俺も見てや」
 客M「マスターは波乱万丈の手相やなあ」
 私 「腹が頑丈?どっちか言うたら胃が悪いけどなあ」
 客M「波乱万丈やん」
 私 「それで、どないなるのん?」
 客M「あっ、天下取る手相やわ」
 私 「えっ、俺が?そんな気量は無いで」
 客M「でも、実際にこうして店を構えてるやん」
 私 「この辺で一番暇な店の天下を取っても仕方ないわ」
 客O「なんか、新宿の母みたいにサブネームを付けんなアカンなあ」
 私 「甲斐町の母は?」
 客M「そんなん、この辺の人しか知らへんわ」
 私 「ほんだら堺の母」
 客O「それもローカルやなあ」
 私 「大阪の母、いや日本の母、あっ宇宙の母がエエわ」
 客O「行き過ぎ~!そこまでの鑑定能力があれへんがな。名前負けして恥かくで」

 一句:手相見て 線の形に 喜憂する
 謎かけ:手相とかけて、首相の住まいと解く。どちらも(鑑定・官邸)である
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DV

2010-08-14 04:35:09 | Weblog
 旦那さんのDVに悩んでいる女性客のS子さんの相談にのった。

客S「この間、旦那に殴られて警察呼んでん。こんなんしょっちゅうやねん」
私 「嫁さんにしょっちゅう暴力振るう旦那やったら別れーや。ずっと続くで」
客S「それが…、お酒飲んでない時はめっちゃ優しいねん」
私 「酒飲んで嫁に暴力をふるう人は普段は他の人より優しい。それに騙されたらアカン」
客S「そう思うんやけど、あの人に別れ話をしたらまた暴力振るうと思うねん」
私 「難しいなあ。Tさん、どう思う?」
客T「AVか?」
私 「違う、DVや。AVはTさんがいつもお世話になってるヤツや」
客T「そうや、AV見てシコシコ…。違う、何を言わすねん!」
私 「自分で勝手に言うてるんやがな」
客S「Tさんは嫁さんに暴力振るう?」
私 「Tさんは(嫁さんに)暴力を振るわれてる方やろ」
客T「そうや、嫁さん怖いねん。マスターとこと一緒や」

 一句:DVで 警察沙汰の 夫婦仲 
 謎かけ:DVとかけて、妊娠中のつわりと解く。どちらも(家庭・過程)で起きる
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同窓会

2010-08-13 06:27:37 | Weblog
 年配のお客のSさんが酒に酔ってか、赤い顔をして入って来た。

 私 「いらっしゃい。タコが長風呂でのぼせた様な赤い顔をして…、どこかの帰りか?」
 客S「いきなりやなあ。同窓会の帰りや」
 私 「同窓会、ようあるんか?」
 客S「いや、高校卒業してからずっと無かったのに、60歳になって初めてや」
 私 「久しぶりの顔、みんな変わってなかったか」
 客S「みんな、老けてたわ。俺が一番若かった」
 私 「お互いに、そう思てんのと違うの」
 ママ「ほんで、他の人は何歳やの?」
 客S「なんでえな、同級生やからみんな俺と一緒やがな」
 ママ「ほんまやなあ、うっかりしてたわ」
 私 「でも、落第生がいてたら同じと違うで。ひょっとしたらSさん、落第生?」
 客S「なんでやねん!」
 ママ「昔話に花が咲いたんと違うの」
 客S「そうや懐かしかったわ」
 私 「同窓会て、会う度に『あの時はどうのこうの』と、毎回同じ話題に花を咲かせてるなあ」
 ママ「その話、よう聞くわ」
 私 「いつも代わり映えせーへんから、同窓会に誘われたら『どうそうかいな』と迷うねん」
 ママ「それ、『どうしょうかいな』やろ!」
 お客「昔話もあったけど、俺らの年になると年金の話や墓の話で盛り上がったで」
 私 「墓の話?ハカないネエ、年をとると…」

 一句:同窓会 先生よりも 老けて見え
 謎かけ:同窓会とかけて、丑三つ時と解く。もはや(老けて・更けて)いる。
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グッド・ナイト・ベイビー

2010-08-12 06:18:55 | Weblog
 深夜の3時、お客さんがキング・トーンズのグッド・ナイト・ベイビーを声を張り上げて歌った。

 私 「えらい声張り上げて、何か嫌なことでもあったんか?」
 お客「そうやねん。女にフラれて…、違うっちゅうねん」
 私 「それにしても、えらい大きな声やなあ」
 お客「この曲、音程が高いから声張り上げんな歌われへんねん」
 私 「そんな大きな声やったら向かいの大家さん、やかましい言うて怒鳴ってくるで」
 お客「そない言うたかて…」
 私 「おやすみグンナイ~(歌詞)で目が冴えて、寝られへんて言われるわ」
 ママ「ほんまやなあ、おやすみの言葉がおやすみになれへんなあ」
 私 「(大家)おおや、すみません、て謝らんなアカンなあ」

 一句:大声で グッドがバッドに なるナイト
 謎かけ:グッド・ナイト・ベイビーとかけて、居酒屋でガス焼きの焼鳥と思っていたが香ばしいので一言発したと解く、どちらも(おやすみ・おや、炭?)
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