あなたは霊感を信じますか?私は感じないので信じていませんでした。
昨日、店でお客さんが「誰かそこの席に居てる」と言った。早い時間でお客さんは彼一人だけなのに、である。
『お盆は先祖や亡くなった人の霊が死後の世界から現世に帰ってくる』との言い伝えがあるが、霊感の強い彼はお盆の期間中にはよく霊を感じるらしい。
そう言えば別のお客さんが先月の末に、「マスター、娘さんの命日はいつ?」とふと尋ねた。
「8月の一日やけど、なんで?」「いや、右後ろとか左横とかに誰かを感じんねん」「霊感強いんか?」「いや、どっちか言うたら鈍感やけど、今日は何かが視界に入るねん。娘さんと違うか?」
彼は最近のお客さんで娘が何月に死んだかも知らないのに、目前に迫った命日を尋ねたのには驚いた。これはきっと瞳が帰ってきたのに違いないと思った。
それ以来、私は店で一人でいる時に意識を集中していると、何か仄かな光を瞬間的に何度か感じた…ような気がした。
気のせいかもしれないが私は瞳の霊だと信じたい。
一句:霊感で 亡き娘に逢い 懐かしむ
昨日、店でお客さんが「誰かそこの席に居てる」と言った。早い時間でお客さんは彼一人だけなのに、である。
『お盆は先祖や亡くなった人の霊が死後の世界から現世に帰ってくる』との言い伝えがあるが、霊感の強い彼はお盆の期間中にはよく霊を感じるらしい。
そう言えば別のお客さんが先月の末に、「マスター、娘さんの命日はいつ?」とふと尋ねた。
「8月の一日やけど、なんで?」「いや、右後ろとか左横とかに誰かを感じんねん」「霊感強いんか?」「いや、どっちか言うたら鈍感やけど、今日は何かが視界に入るねん。娘さんと違うか?」
彼は最近のお客さんで娘が何月に死んだかも知らないのに、目前に迫った命日を尋ねたのには驚いた。これはきっと瞳が帰ってきたのに違いないと思った。
それ以来、私は店で一人でいる時に意識を集中していると、何か仄かな光を瞬間的に何度か感じた…ような気がした。
気のせいかもしれないが私は瞳の霊だと信じたい。
一句:霊感で 亡き娘に逢い 懐かしむ