こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

かっぱの淵の桜

2013-03-29 05:30:00 | 和歌山県
  

最近、ブログ友のぼんくらさんが私に田並地区のことを振ってくるので、陽気に誘われこげと

プラプラしてきました。陽気とはいえ、ここ二、三日は寒さが戻り・・戻ったと言ってもこの気温

が本来の気温ではなかろうか?三月の今頃なら こんな気温だよね、これまでが異常に暖かすぎる

気温だったのよ・・と皆、そう言うのです。なので、町内の国道から見える山々の桜はもう見ごろ

が過ぎてしまい、なかには葉っぱだけのものもあったり、そよ吹く風にひらひらと舞っている風景

もある。先日の読売テレビの『朝生わいど す・またん』で桜の花をイメージする歌アンケートを

50人くらいで調べていた。もう少し人数を多くし、対象の年齢層を分けるとかするといいと思う

んだけど、やはり若者は嵐の『サクラ咲く(け?)』から始まりいきものがかりの『さくら』だと

かコブクロの歌だったりとか、福山雅治の『桜坂』が王道のようだったけど、私は秘かに50歳

以上だと『ささやかなこの人生』やなぁ・・と思っていたところに、森アナが「ぼくなら風さんの

『ささやかなこの人生』が桜のイメージですけどねぇ」と言ったので、思わず「やっぱし!そうや

よねぇ」と叫んだのでした。私はこの歌を あの世に旅立つ時に流してほしいと、これも心秘かに

思っている。できれば お友達が歌ってくれるといいんだけどなぁ・・と。


 思うに、町内で見事に大きい桜の木は思いつかない。全国各地に樹齢何百年という御老体の桜の

木が、まさに杖をついたような支えの支えがいるような状態でも 何千もの花を付けた桜の木があ

ります。それが観光スポットにもなっている村もある。山に桜の木がたくさんあるのに、なぜ大木

で存在しないのか?とおばあちゃんに尋ねたら「昔から桜の木、伐ったからなぁ」と一言。そうか

桜も雑木のひとつで、春に花を愛でるというのはなかったのかもしれません。でも、だからと言っ

て野蛮人だったわけではないのですよ。きのうのテレビで言っていました。「花と言えば桜、と

なったのは江戸時代、徳川吉宗の頃からで 庶民の生活の不満のはけ口を花見にと、江戸の各地に

桜の木を植樹し名所を作って、花見の無礼講を許した」と。まぁ『春はあけぼの・・・』と始まる

時代にも 桜は愛されてきたのであるからこの季節、「日本人で桜はいいなぁと思える自分でよか

ったな」と思うのも いとうれし。

私が出かけたのは 田並にある天満神社近くの『河童の淵』と呼ばれる場所で、川向こうから見て

もきのうの桜は壮観でした。テレビでは 気温が上がって咲きはじめてから数日気温が下がり、

一気にまた気温が上がったため 散り始めたと言っていましたが、たしかに ひらひらと舞いなが

ら下の河原に落ちていくのが見えたので、水量の減った川をこげを走らせながら近づいた次第です

桜の木は川の上の道、ガードレール脇に生えていて幹も太くかなりの年数かも、でも50年とか?

なので枝も大きく広がり、河原の上まで伸びていて手を伸ばしたら本当に、届きそうな、間近に花

を見ることができました。



花の色は、薄い薄いピンク。薄紅というの?紅でもない、やはり薄い桃色。紅というのは≪赤系≫

♪薄紅のコスモスが秋の日の~と始まる『秋桜(コスモス)』、赤系のコスモスは見たことないけ

ど・・・と私は頭でふと思ったのさ・・・。いえいえ、ここは桜の話でしたね。

この川の淵に、昔河童が住んでいたという話は田並の人ならだいたい、かいつまんで話せるみたい

よ~。。。

 

以前、梅に青空が合うと思うと書いたけど、桜は空気が緩やかに暖かいから青空でなくてもいいよ

うに見えます。桜は 遠くから見るのがいいのか、真下であおぐのかいいのか?と考えているとこ

ろに「さおやぁ~、竿竹、さおやぁ~竿竹。古くなった竿竹買い替えませんか?最大4メートルの

竿竹に物干し台。二本で千円、二本で千円」というなんとも、無粋な声。さっさと通り過ぎればい

いものの、どこかでちんたらトラックを走らせている。『竿竹屋はどうして儲かるのか』とかいう

本が売れたことがあることを思い出した。田舎じゃ竿竹を買う人がいるんだろうか?このように

他府県ナンバーで回ってくる竿竹屋さんに一声かけて大変な目にあった・・という話を聞いたこと

があります。その時は古い竿竹を引き取ります・・ということだったそうだけど、連呼した値段と

違う値段を要求され、なんか相手が凄んできて警察を呼んだとか。今どき、ホームセンターに行く

と竿竹売ってるし、生協さんのカタログにだって掲載されてます。自宅まで配達してくれるから

私はそれを利用したいです。都会なら「竿竹屋は儲かる」でしょうね。

風が吹いて散った桜の花びらが、水面に吹き寄せられています。こげも・・・



それにしても水かさがないので、淀んだ川みたいね。

では、遠くからの桜の木を

      

左の鳥居が 天満神社。右ガードレール上に見えるのは 妙見さんだったかな・・鳥居しか残って

ないみたいだけど。

かっぱの淵の民話(一)

かっぱの淵(二)

かっぱの淵(三)



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怒るで、しかし・・

2013-03-27 05:30:00 | 愛犬 こげ
やはり寒い、昨日の朝は遅霜が降りていたそうだ。このところ朝の気温が低いので、もらった

ホオズキの芽が出たものがしおれてしまった。そのくせ、今年の桜はもう散ってしまっている。

おばあちゃんや三尾川のおじさんは 「これは何か悪いことがおきるで」ということを言ってい

ます。そうかもしれない、地面がぐらっときたり、海面がグワっと盛り上がったりするのかもし

れない。


タイトルの『おこるで、しかし・・」というのは 漫才師の横山やすしがよくネタの中で言って

いたと記憶している。きょうの話は短いですょ。


土日以外は私の、こげの散歩の日です。毎日のように、うららかな日も雨の日も、こげの望む道を

歩きます。時に野に咲く花をみつけたり、時にシカの足跡を辿ったり。この間から、その散歩コー

スに見なれないものが放置されています。それは犬のフンです。この近所で犬を飼っているのは

三軒。このコースを常時使うのも三軒。三軒ともちゃんとフンの後始末はしている・・・いや、

確実に我が家はしている。町の広報でも区の広報でも「フンの後始末は飼い主の責任です」と

数ヶ月に一度掲載されてくる。なのに、なんだぁこのフンは・・・。春休みやゴールデン・ウィー

クになると街からの帰省の人が犬を連れて帰省し、このコースを歩く姿を見かけるけどきまって

フンを残していく。でも、この数日彼岸で帰省して犬を連れた人は見かけなかった。ということは

太陽の出ている間に散歩をしている飼い主ではなく 暗くなってから、夜から早朝にかけて、

人目につかない時間に散歩をさせている飼い主が 誰も見ていないからフンを残して去っている

ということではないだろうか?最近は野良犬というものは見かけないからノラの仕業ではなさそ

うだ。猟期の期間、猟犬のフンをみることがある。でも 仕留めた動物の肉を食べたのかケモノ

の毛が混じっているので「あぁ猟犬のだぁ」とわかる。犬の大きさでだいたいフンの大きさも

わかるから、私が見つけたフンは小型犬種ではない、中型犬以上のもの。それがやっかいなのだ

フンだけ見たら「こげちゃんのや」と思われているのではないかと・・・。散歩にはちゃんと

バケツにウンチ袋を入れて、後始末をしている。「こげちゃんの飼い主はちゃんと、とってる」

と思ってくれればいいんだけど・・・。でも そのコースを歩いていたら疑われているかもしれ

ない、と思うと『怒るで、しかし』となるのだ。まえに何かの本だったか、落合恵子さんだった

と思う(大昔深夜放送のレモンちゃんとか呼ばれていたな)、自分は犬の散歩で外に出たら、

自分の犬のフンは当然だけど、始末されてない犬のフンも回収するんです。そうすることで

都会で犬が暮らしていきやすいようになると思うのです・・みたいなことを言っていた。

私は「へぇよその犬のフンまでとるのかぁ。立派な人だな」と感心したんだけでも、「だから

とらない飼い主がいつまでもいるんだよ」とも思ったのだ。自分が飼っている犬のフンを片付けず

善良な人が片付けてくれる、それを繰り返していたらいつまでたってもとらないのに。

 こんな立派なことは 私はよぅしません。そこまで他人の犬にしてやることは、ないのだ。

私は我が家の犬のフンだけ、決められたことは守っているので大きな声で「てめぇの犬のフンは

てめぇでとりやがれ!」と落合レモンちゃんにも言ってもらいたいのだが・・・

夜間に散歩して、ちゃんと後始末をされている飼い主さんもいるけど、でも暗がりに紛れて

とっているのか怪しいもんだわと疑われているかもしれないことを、お忘れなく。


 『怒るで、しかし・・どこのネコか知らんけど。うちの駐車場に草を食べて吐くなよ!』

最初はこげが吐いたのかな?と片付けようとブツをよく見たら、鶏のササミのような白い塊りが、

「これってこげじゃない」と思ったけど、放置もできずに片付けた。このあいだは、私の花壇で

デルフィニュームの苗を掘り返して、フンを二つも盛り上げてくれていた、そいつの仕業やな。

怒るで・・と書いたけど「で」か「ぜ」か。関西弁なら「怒るでぇ」となるけど、東京なら

カッコつけて「怒るぜ」とキザになるのか・・・どっちでもいいけど、汚い話でした。
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ワクチン接種に行く

2013-03-25 05:30:00 | 愛犬 こげ
23日の土曜日、こげを連れて田辺の動物病院にワクチン接種に行きました。年に一度

のワクチン接種。こうして動物病院から何月何日頃にきて下さいとハガキが来るので、

忘れてしまうこともなく助かります。いまの獣医さんは最新の治療を施してくれるし

いまやペットも家族の一員・・というCMで見かけるフレーズもオーバーではありません

串本にも獣医さんはいるけれどこげは田辺の獣医さんがかかりつけ医です。


家を出るまえに 近くを散歩しておしっこをすませてから車に乗ります。ここ何回か

で後部座席に一人で乗っていられるようになったし、窓を開けて鼻を突きだしたりも

しています。途中、日置の浜で休憩します。春の行楽シーズンが始まったせいか、日置

の浜にはいつもより多くの人が歩いていて、なかにはちっちゃいワンコを連れて歩く人

もいます。見かけた家族らしいグループの女性は 駐車場から浜に行くにあたり日よけ

の傘を持ってでたのか、波打ち際近くで傘を開いたけど、よっぽど海か波が珍しかった

のか、いつのまにか傘を砂浜において貝殻か何かを拾いはじめました。運悪く突風が

吹いて、日よけの傘がふわりと浮かんで海中に。とたんにグループが騒ぎだし、手を

伸ばそうにも波が打ち寄せてくるし、足元が濡れるし・・というありさまで、私達は

防波堤のところから「ありえんね」・・・風が吹くところに傘をひろげておかんやろ

と言っていたら、さっきまで枯れ木で石を見事なバットスイングで海に打ちこんでいた

グループの若者がうまいこと、傘を拾いあげたようで歓声をあげているようです。

人の声は私達のところまで聞こえませんが、そのように見えました。聞こえるのは波と

枯れ木に石が当たる「コン」という音だけです。それにしても、波が嬉しいのか?と

ツッコミましたわ。

 動物病院では 広い待合室で待つこともできますが多くの人やワンコがいれば外で

待ちます。なかには車の中で待っている人もいますが、こげは数分医院の周りを散歩

します。受付をすませて私が中で待っていると こげとおとうさんがやってきました。

医院の裏庭で遊ぶトイプードルを見てきたそうで、お互いに姿は見えないけど鼻が

辛うじてちょこっと出るすき間でコミュニケーションをとっていたそうです。

  

よくこのような状況で トイプードルが盗まれたりしないのか?と思います。という

のもこの間、三尾川のおじさんがきて飼っているエツがいなくなった、というのです。

鎖を切って逃げたというのではなく、何者かが外したとしか考えられず誰かに連れて行

かれたのではないかと・・・。エツはイノシシを追ったりシカを追いかけたり猟犬と

しては優秀だったので、おじさんたちの知らぬ間に鎖ごと引きずられ車に乗せられたの

かもしれません。見知った人かもしれないし・・・。自分で逃げたのならいくらなんで

も、帰巣本能があるから戻ってきそうですが、鎖が木に引っ掛かったりして外れずに、

どこかにいるのかもしれません。早く 戻ってきてほしい。


このトイプードルは少し、肥えているんじゃないかと思ったけどもしかしたらオメデタ

なのかもしれません。獣医さんが飼っている 献血に協力したりする犬かもしれません

  

 ワクチン接種は あっというまに済み、体重は22.1キロ。少し太ったか?来月に

は狂犬病予防注射があって、5月からはフィラリアの予防薬を飲みはじめる。暑くなる

まえに今年こそ、初カットをしたいと思っています。長毛が少しでも短いと涼しいかも

しれないし、と思うのは人間の勝手かな・・・

車に乗って帰ろうと駐車場に戻りかけた時に、こげの意外な行動にビックリ!!

 

動物病院の玄関先に戻って、イヤイヤをするように座り込み動きません。なんで?

おとうさんがリードを引いても踏ん張ります。なんで?中に入るとク~ン、ク~ンと

せつなく鳴くのに。帰りたくないのか?

 

ここまで抵抗するのは珍しい・・・しばらく待つと 腰をあげてくれました。接種後

一日二日は安静にして、様子を観察・・と説明書には書かれていたので帰宅後、ゆっく

り休んで、散歩も早めに切り上げました。






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春の到来

2013-03-22 05:30:00 | 和歌山県
すっかり春だと思い込んいたので、昨日の冷え込みには「あちゃ~」ときてしまったわ。

先週から冬物の衣類を片づけ、春物に入れ替えたらこれやからね。布団の敷きカバーも

替えたから夜は少し寒いし、でもこげという布団の上に乗っかって寝てくれる自然アンカも

あるし・・という気持ちでいたら、なんでかカバーを春ものに替えた途端こげはおとうさん

の布団の上で寝るようになってしまい、寒いやん。まぁ、一晩じゅう掛け布団を押さえこん

だうえ、たまに天井を見上げるように眠られたら私も寝がえりをうてず 固まったように

動かずに数時間寝たせいで体が痛かったりしたので、いまはその兆候はおとうさんに移って

いて、ざま―みろと思うのです。

 長い話を書いた今週は もうネタもありませんが。先週花壇のチューリップが咲いたのを

かわきりにどこに行っても花が咲いた風景を目にするようになり、気持ちもゆるゆるしてき

ます。

   

チューリップは原種系のミニ咲きにしました。小さく咲くと風の当たりもそう負担にならな

いと思うので。でも思いのほかこのチューリップは花びらを全開にするうえ、日ごと花茎が

伸びるような気がします。先週撮影したのですが、いまは茎は倍の長さになって終末を迎え

ています。他のチューリップはまだ伸び出さず、これはきっと真冬の水切れと土が雨が降る

たびに流れてしまい、霜が降りるころには球根の上部が土から見えていたので、そのダメー

ジがあったんでしょうね。もっと大きな鉢にすれば良いけど、土代だって鉢が大きくなると

バカにならないし・・・。

散歩に出ると ヤマザクラもきれいに咲いていました。いまは一昨日の雨と風で散ってしま

たものが多く やはり今年の春は例年より気温が異常に上がる日が多いのでしょうね。

暑いと思ったら、今度は寒い・・・春は三寒四温そんなもんだろうけど。

  
逆光だとわかっているので、逆光モードで写しましたがこげがリードを引っぱったのでなん

か光りがピンク色に、桜色になってしまったのかな。午後2時ごろなんだけど。で、撮り直

しました。太陽の位置が下がりましたが

  
空が見えて明るい感じになりました。この日も前日に風が吹いたので散った花びらもありま

したが、花びら一枚というのではなく花のガクごと落ちていました。なんか花びらが舞うと

いうイメージだったので、ガクごと落ちるというのはつぼみの頃になんらかの支障があった

せいではないかと、残念に思います。

  
それにしても、花がうつむいて落ちているって・・・何があったんだろ・・・

最近、気象の発表で『観測を始めて以来最速の・・・』という言い方を聞きます。そして

『観測史上最大風速』や『最大降雪量』とか。地球という体には、それっていいことない

よね。そのうち、もう地球自体がグタグタになって、異常気象が全然異常じゃなくなって

いくんだよね・・・
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白浜へ行く

2013-03-20 05:30:00 | 和歌山県
先週のバタバタは週後半も続き、14日木曜日におばあちゃんが腰痛で、かかりつけ医に診て

もらい、本人もお医者さんも一度整形外科でMRIを撮って腰痛が骨からくるものか、べつの原因

かを調べてみる・・ということになりました。本人はまえにかかった白浜のはまゆう病院の整

形外科に紹介状をと頼みました。先生は近いくしもと病院にもMRIはありますよ、と言ってくれ

ましたがおばあちゃんは、くしもと病院を嫌います。まぁ行けば知った人に会う確率が高いし

いまの悲惨な状態を見られたくないんだとも思います。なんせ、歩くのが痛い、腰から太もも

の後ろから膝にかけて引っぱるように痛みが走り、膝に力が入らない。でも椅子に腰かけたり

寝ている時は全然痛くないというので、長いこと整骨院に通ってはみたものの今年2月から

よくなってこないのです。くしもと病院も新しくなったし、なにかあって運ばれるのはまずは

くしもと病院になる可能性は高いから行っておけばいいとも思うんだけど・・・。お友達が

はまゆう病院がいいと(たぶんそのお友達の状態にはピッタシ合ったんだと思う)言うと、

自分にもいいと思うんだよなぁ・・・で、当然一人では行けないのでお供に私がつくのだね。

くしもとなら車で行けるけど、はまゆうは2年前にも行ったけど電車で行って病院のシャトル

バスで病院まで。あの時は歩行に問題がなかったから悠々バスにも乗れたけど、今回はたぶん

電車から降りてバス乗り場まで行く間に バスが走り去っていくんではなかろうか?とはいえ

車では、とてもじゃないけど道がわかりません。おとうさんは母親をナビ付きで乗せて行き、

迷ったと言っていたし。そりゃ覚えたら簡単に行けるんだろうけどなんであんな変な(周りが

住宅街)場所に、おまけにいつもどこか工事中で駐車場もわかりにくい。で、月曜日にはまゆ

う病院に行きますと先生に言ったけど、以前のように紹介状を持っていかなくてもいいという

から、要はいつでもいいということだ(休院日以外)。あまりに痛がるので翌金曜日に行くこ

とにしました。各駅停車の電車に乗るのは 2年前の白浜行き以来なので、簡単だと思い込ん

でいました。電車は、通勤通学以外ならだいたいが車に乗れない人や高齢者の人が多いはず。

複雑なシステムがあるはずないやん・・・やろ?

 乗り込むことに私達二人は必死です。おばあちゃんは足を素早く進めないし一歩の踏み出し

が痛いので、車内に入っても手すりにつかまるのに必死、それを伝いながら座席にそっと腰を

下ろさないと「いっ、痛い!」となりますが、そうこうしている間に電車が動き出し、ガタン

ゴトンという音に座るのが間に合わなかったおばあちゃんの悲鳴も重なります。座ってから

「なんとか乗れたね」と言っていたところに、同じ駅から乗った女性がやってきて「整理券」

だったか機械から取り出した券を二枚取って、わざわざ持ってきてくれました。そんなもの

あるのも、その発券機がどこにあるのかも私達は知りませんでした。ワンマンカー(電車)な

ので、自分で発券機で乗った場所の券を取って、下車時に運転手さんの後ろにある箱に入れる

みたいだけど、その箱には両替機もあって何人かが両替をしていました。私は車掌さんがやっ

てきて、行き先の切符を買う・・という時代までしか知りません。ということは駅売りの切符

が、合理化の影響で無人駅になり車内で切符を買うというシステムになり、ついにはワンマン

カー、運転士しか乗車しない電車になっていたのです。が、発券機は車輌の運転席と逆の場所

にあるらしく、その説明もなにもアナウンスしてくれません。なにやらアナウンスしてる声は

聞こえるけど、電車の音と、明らかに二輌しかない電車の二輌めで流れているように聞きとれ

ません。これはバスの乗りかたなんだと気がつき、運転席の後ろに表示される料金を見ながら

、いや、駅の待合室で白浜までの料金を見ていたのでわかっていたけどね。乗りなれない客も

乗車するのだから、乗りかたの説明を大きく貼り出すとか、アナウンスも聞こえよくしてくれ

るとか必要なんじゃない?で、白浜についても結局おばあちゃんの歩行が危ういので、改札を

一番最後に通過することになり、これは早くシャトルバスに行かないと・・とバス停に行くと

それらしきバスがありません。バスの行き先が書かれた看板はあるけど、ざ~っと見て、

はまゆう病院行きというのを見つけられず、2年前には病院行きの人もいたのでその後ろに

並んで乗ったような記憶があります。別の行き先に並んだ人に尋ねても冷たく「知らんわ」と

言われたので「もう出たのかもしれんから、タクシーで行こか」とタクシー乗り場によろよろ

と歩き、運転手さんがドアを開けてくれたとき「もしもし、もしもし」と後方からの呼びかけ

に振り向くと全然知らない婦人が「はまゆうのバスはね・・・」と言いかけましたが「すみま

せん、タクシーで行くことにしました」と頭を下げた私達でした。おばあちゃんは私の後ろに

立ち、私の肩と腕にしがみつきながら歩くので、目の不自由な人に付き添ったような形です。

タクシーの前まで来ていながら、バスの乗り場に戻るのは体に相当負担だったので、ごめんな

さいね。「杖でも持ってきたらよかったのに」というと「杖をつくのが邪魔だ」と言うのです

が、杖があれば足が悪いのだとわかってもらうんだけど、この調子で病院内も私にしがみつい

た格好となりました。看護師さんの問診でも、あれだけかかりつけ医さんが「飲んでいる薬も

見せて下さいね」と言い、私も「薬持って行くんやで」と言ったのに「持っていかん」と頑固

になり、看護師さんに「貰ったお薬がどんなのか教えて貰わないと困るのです」と言われ「

胃薬と、ロキソニンとあとなんか」と。おじいちゃんは薬以外にも飲んでる健康食品まで持ち

込み、先生に「これはどんな効き目があるのか」とか自分で調べた薬解説書の知識を述べたり

するのに、おばあちゃんは逆に「こっちで新しく薬を貰うんやから かかりつけ医にもらった

分はかまわんわ」となるのだ。じゃ、「近くのお医者さんに診てもらって」なんて言わずにい

たら、と思うのだが。レントゲンを撮って診てもらうと骨がS字になっていて神経にさわって

いるのかもしれないけど、痛みどめを3週間飲んでから様子を見てMRIを撮りましょうという

ことになった。その時点でお昼の11時半。電車は13時30分過ぎなので薬をもらって、

タクシーで行けば駅前で何か食べられると思ったけど、調剤に時間がかかりバスの時間には

30分以上あるのでタクシーを探すけど、病院玄関前には乗車待ちのタクシーが一台もありま

せん。受付で「タクシーを呼びたいけど番号とかわかりませんか?」と聞くと「つきあたりの

壁にいろいろと貼っているので」と言います。だけども、つきあたりの壁にも横の壁にも

タクシーの電話番号なんて貼っていないのです。私が見つけられなかったのかもしれませんが

私は「朝乗った時に車内のタクシー会社の番号カードを取っておけばよかった」と思ったので

す。でも病院の玄関にはだいたい乗車待ちのタクシー、あると思うやん。シャトルバスを待つ

にしても座るベンチもありません。病院のとなりは介護施設のようだけど、そこは広々とした

乗り降り場があるのに、通院者のバスには具合が悪くてもここで立って待っていなくちゃなら

ないようです。バスに乗り込む前には「駅に行きますか?」と確認しておばあちゃんを乗せて

車で来る時のためにコースを見ようとしても、バリアフリーのバスで床が低く作られていて

全然外が見えません。それに朝タクシーで来たときと少しコースが違うような感じです。

こんなしららはま海水浴場横を通ったぁ?です。降りるときにもおばあちゃんは「イタっ」と

着地に悲鳴。駅の待合室は観光客がいっぱいで座れません。切符を買ってここでも立って待つ

しかありません。改札が始まるまでには時間があるし始まったらホームで待とうか・・・と

お茶とお菓子を買ってぼ~っと立っていたら、この駅の改札口や切符売り場の窓口の上に、

時計がないのです。私は昭和時代に電車通学をしていたので、駅ではすぐに時計を探します。

串本の駅にもちゃんと時計があるのに、白浜駅ではガラスドアの向こうにある待合室に時計が

掛けられて、座っているお客専用みたいな意地悪に思えます。観光客が特急電車で去っていき

各駅停車の到着ホームを確認すると、改札を出てすぐのホームだというので階段を上がらずに

乗れることに安堵して、それでもホームに出て待つことに。でもどの辺りに電車のドアがくる

かわからないので、改札の駅員さんに「どのあたりに電車が来ますか」と聞くと「だいたい

このあたりです」と改札前を教えてくれますが、近くにベンチも無くおばあちゃんが立って

いるのも辛そうなので、「柱にでももたれている?」と言うとそろそろともたれかかろうと

した時に駅員さんが「ここは改札からお客さんが通るので、どいて下さい」と言われてしまい

ました。なんという駅員でしょう。改札を通る時も、おばあちゃんの様子を見ていたはずです

ホームにベンチもない(ずっと離れたところまで行かないとベンチがない)から、」柱に

よりかかろうとすると邪魔になるからどけってことですよ。「やっぱり杖をついていないと

足が悪いとみてもらえんのよ」と小さくブ~たれて私達は移動しました、人さまの邪魔になら

ないところに。

 
       改札から離れたところに移動、引き込み線に停車中の特急 

まったく一般の乗客には不親切な駅と駅員です、プンプン!!

 
写真奥が田辺方面 しょうもない地方の駅です。駅員の夏のアロハ姿やホームのススボケた

ハイビスカスの造花や椰子の実に騙された感じです。

 
              どこかに行く特急。

ところでこの白浜駅の改札を出たところが、斜面になっています。私でもよろけてしまいまし

た。なんでいつまでも、こんな傾斜を放置しているのか・・・

 
           柱につかまるおばあちゃん。

私がカメラを構えたところまででも距離があります。でも私の立っているまだ後ろにいかない

とベンチはないのです。ここまでおばあちゃんが足を引きずって歩いて来なくてはなりません。

私は足元を見て「あいつ(駅員)ちゃうやん」と小さく言いました。

 
切符を確認せずに乗車位置を教えたのか?改札前で待っていたら乗れへんちゃう?そして

一歩下がってみると


特急電車もこの位置にドアがくるということ・・・。特急の車両数が多いから間違えたのか

でもさぁ、私が切符販売の窓口で「次の普通電車は改札出てすぐのホームに到着しますか?」

と尋ねていたのも聞いていたはず。若い駅員だったから?高い競争率で入社したんやろ?

駅員になりたかったんやろ?どういう社風なんや?と思ったのでした。


帰りの電車の窓から線路わき2,3mのところにシカが二頭立っているのが見えた。シカも

走る電車のそばに立ってるなんて恐怖も何もないんだね。それと、ちょうど田辺方面からの

高校生が乗っていて、7人掛けの長椅子の4人分を一人の男子学生が長々と寝そべってスマホ

をいじっていました。満員電車では無かったけど、昔なら車掌さんがひと言、注意してたんだ

けど・・・、ワンマンカーの悪いところが目につきましたわん。

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いただきものの日

2013-03-18 05:30:00 | 我が家
先週の火曜日は私一人ガサゴソと動きまわっていたような日でした。まず、午前中、ぼんくらさ

んが私ごときに質問があるというメールをくれたので会うことになりました。この日は 生保の

レディーさんが提携医で健康診断を受けてくださいというので、火曜日は生協さんが来るから

午後4時なら行けますという約束をしました。その時に生保の上司が「午後4時ということで

一応・・」と曖昧な言い方をされたので、時間が決まれば連絡をしてくれるものと思っていまし

た。なので、ぼんくらさんには午前中ならなんとかできますと返事を送ると近くまで来てくれる

と言います。それもよかろう・・と 私に質問ってなにやろ?年下の私が ぼんくらさんのよう

に世のなかの酸いも甘いも渡ってきてる先輩に答えられることなんてありゃせんわぁ~と、内心

ドキドキでした。落ちあう場所に車検の代車で行くと、もうぼんくらさんの車が止められていま

すが、案の定姿はありません。一応辺りを探したけどいないし、車の中にいても暑いので、

メールを打とうとしても、外が明るすぎて画面が見えません。おまけに老眼も重なり文字を打っ

ては書き間違い・・して、前方を見たら道路を歩いてくるぼんくらさんが見えます。さすが、

串本町内はじめ新宮もどこもかしこも自分の足で、探索・踏破しようとする姿に頭が下がります


ぼんくらさんの話によると、ネットで知り合ったかたから串本町内の某地区出身のかたが書かれ

た本に出てくる、その昔 某地区の詩を作るのが上手な女性のことを知りたいということでした

ぼんくらさんが書いた情報のまとめたものを見て、「あ、書かれた本って聞いたことあるような

気がする」と思ったのですが、間違っていてはぬか喜びさせてしまうだろうしと声にはしません

でした。私とぼんくらさんと知り合ったかたとは、どれもインターネットで繋がっている・・と

いうことです。こうしてぼんくらさんとは、会って話をすることになりましたが、そのかたとは

ぼんくらさんもあまりに距離があって会われたことはなさそうです。なんとか私が調べることが

できる範囲の事柄だといいんですが・・・。と、返事をしたらぼんくらさんが、またまたお土産

を差し出してきました。むむ・・・これで、もっと動きまわって情報を得よ!ってことか?と

少し身構えながらでも、「嬉しいな」と。

     
                   五穀バーム

写真は箱から取り出したあとのもので、最初紙袋を覗きこんだときに見えた≪五穀バーム≫と

いう文字に、≪五穀≫体に良い雑穀のようなものでできたバームクーヘンや!と思ったんだけど

よくよく見たら箱には『塩キャラメルバーム』というシール。頭の中で「雑穀バームの上に塩キ

ャラメルがかかったものやな」と想像します。取り出すと表面に塩キャラメルはかかっているけ

どイメージした雑穀バームではない。入っていたカードを見て初めて≪五穀バーム≫というのは

バームクーヘン専門店≪五穀バーム≫という店名であったことを知りました。カードの中には

塩キャラメルバームというものの説明はないので、もしかしたら新製品かもしれません。

さっそく開封して、いつでも食べられるように十数個にカットしてタッパーに入れました。もち

ろんこの時に、ちゃんと二切れ試食し、「美味しいやん。五穀って雑穀ないやん」とカードの

説明を読んでいたら≪最も理想的な食は 元禄時代以前の日本人の食≫とあり、そのあとには

1970年代にアメリカで健康に生きるために最も理想的な食のあり方について研究が行われ

「人間にとって最も理想的な食は元禄時代以前の日本人の食である」と発表されました(マクガ

バン・レポート)その基本にある考え方は穀物を中心とした食スタイルです。日本古来からの

食の中心だった穀類は、良質のたんぱく質をはじめ現代人に不足しがちなミネラルや食物繊維を

豊富に含んでいます・・・とありました。こだわりの厳選安心食材(産地直送の有機栽培自然農

法の発芽玄米や、もち玄米・雑穀などを風味を生かす素材を毎日工場で自家製粉し、北海道産の

小麦を使用し、こだわりの自然タマゴを岡山県の農場で飼料の主原料のトウモロコシには遺伝子

組換を行っていない・・と書かれています。きっとしっかりした卵だろうな、うちにわけのわか

らん人が持ってくる、野菜だけしか食べてないような卵じゃないんだろうな。それにしても、

元禄時代以前の日本食って、白米と雑穀、魚と野菜(生と干したもの)、肉は鳥とシカやイノシ

シ、ウマか。牛は明治維新からだったっけ。日本食がいいのならアメリカ人もパン食をやめて

自分の国のお米を消費すればいいのに、安いお米(最近はアメリカの農家も美味しいお米を作る

と聞いたけど)を日本に売るなよな・・・やはり日本人は 日本の水で育ったお米を食べましょ

う!!

それと、なんと呼吸チョコ~!やった~パッケージにはごちゃごちゃとイチゴの絵が書かれてい

て、もう中身はイチゴ味ってわかるやん。

   
  呼吸チョコ 濃いピンクのチョコでコーティング、なかにはカリッとしたアーモンド

やっぱ、この季節イチゴよ、ねぇ~・・・これでますます 調査に精を出さねば。とさっそく

おばあちゃんに これこれこうで・・・と話すと、聞いたことあるよという返事。なら、やはり

私の記憶にある本も家にあるかもと思って、持ち主であるおじいちゃんに聞くと「あったかなぁ

」と、本箱を探しはじめました。しかし、おじいちゃんに探されると母屋中を引っかき回すこと

になるので「ええのええの、私が捜すから」と家にある本箱、本棚を見てみたけどやはりありま

せん。おばあちゃんも「公民館に行けば置いてるかも」と言います。その都度、ぼんくらさんに

メールしますが返事が来ません。きっと車で移動中なんでしょう。私は町内のことが書かれた別

の本を見つけてパラパラとめくっていくと、ぼんくらさんの質問にあった本を書いた人と同じ名

前が出てくる随筆が掲載されているのを発見し、ざ~っと読んでいて「これや!!」と思ったの

でした。肝心の本そのものは見つからなかったけど、質問に書かれたことがびっしり、詩を作る

のが天才的にうまかったという女性のことも書かれています。私は 使命を受けて数時間もしな

いうちに資料を発見したわけです。ぼんくらさんは串本の図書館に行って調べると言っていたし

、それらしきものがあったからコピーしますか?とタイトルを写メしたメールを打ちましたが即

答はありません。のちにコピーをお願いしますという返事がきたのでコピーして、午後からの

健康診断の待ち合わせ前に渡すことにしました。お昼前になろうとするのに、生保レディーから

提携医へ行くのに道案内をしてくれるはずの連絡がきません。おかしいな、私はそのお医者さん

の名前は知っていても潮岬は全然未知の地区です。不安なので生保の串本支店に電話をして、担

当の人を呼び出そうとしましたが、担当者から連絡させますということでした。すぐに折り返し

の電話があり「今日でしたよね(お医者さんに行くのが)?」「え~!!きょうでした?」

こっちが「え~!!違ってました?」内心最近物忘れがあるので、こっちの記憶違いをやらかし

たのかとアタフタし、「え、あ、いや違っていたらごめん」「あ~、今日でしたよね、火曜日は

午前中生協さんが来るから、午後4時頃ならってことでしたよね!すみません。すぐ、お医者さ

んに連絡します。そのあと連絡しますから」とハイモードで慌てふためいています。家に来たと

きも書類を一枚忘れたようで、一緒に来た上司、ちょっとアジャコング風な顔立ちの女性に、

チクリと言われてたけど、また嫌みのひとつも言われるんじゃないかと心配です。再度連絡が

あって、道案内をするのでどこかで待ちあわすことにしましたが、私は「馬坂の広場(見晴らし

のいい公園風)でどうですか?」というと「いま工事中なんで」と言います。その先はもう周遊

道路と潮岬地区のメーン道路に左右分かれるので車を駐停車できません。生保さんは迷ったあげ

く「わかりました、その公園にしましょう。3時40分に」ということになりました。これで

3時20分にぼんくらさんとAコープくしもと店駐車場でコピーを渡せば、ものの三分で馬坂に

行けますがな。早めにAコープくしもと店に着くと、もうぼんくらさんは着いています。運よく

真横に車を止めて、また不在のぼんくらさんを探します。きっと駐車場下の港で海中でも眺めて

いると思っていましたが、いません。店内にでもいるかもと思ったけど、時間がくれば現れるだ

ろうと待っていました。やはり店内にいたのか入り口に立つ姿が見えたので手を振ったら、やっ

てきました。午前中私と会ったあとで近くの磯を探索して、串本の古谷魚店のおじさんとあちこ

ち回っていたそうな。「たぶん、この話のことだと思います・・」とコピーを渡しながらも、

ぼんくらさんは遠く離れた依頼者にどうやって説明するのか、ぼんくらさんのブログのコメント

欄に登場したことないかただと思うし、ぼんくらさんはメールアドレスを教えてくれというので

教えたというから、携帯のほうだと思うからこのコピー、携帯に書き写すとなったらこりゃまた

てぇへんだなぁ~、郵送でもしてあげるのかなとか考えたりしました。ぼんくらさんは午前中、

こちらには長居しないような言い方だったので、私は早めに探しただけで、それがあまりに早す

ぎたため、ぼんくらさんも面喰ったかもしれません。また、そのことに関した資料とか見つか

ったら報告します。




 その後、早めに馬坂の公園にいったけど、生保さんの車はありません。時間より早いし、お医

者さんには4時頃と予約しているということだから、待っていたら来るだろうと。この日はお天

気がよく空気も澄んでいたのか、遠くの山までくっきり見えました。生保さんが到着し、車から

降りると、彼女も飛び下りてきて「すみません、すみません」を連呼します。自分がうっかりと

忘れていたことを謝るのですが、まぁ変更にならずにすんだからいいんですよ・・・と思ったの

でした。彼女は「これはお詫びのものですが、すみませんでした」と頭を下げます。そんな、

保険の更新料を一番低いアップ料で、それに伴い内容も大幅に変更させたのはこっちなんですの

に・・・。しかし、現存しながら「お葬式にいくらくらい必要ですか?」と聞かれてもこっちは

「?」となります。近い身内でお葬式を最近は出してないし、おじいちゃんたちも「もぅ家族葬

にしてええで」と、葬儀は華美にせんでもと言ってくれています。それより先にお墓の数を減ら

し、「○○家之墓」とおじいちゃんの代でまとめようと思っています。葬儀にもお金がかかり、

お墓に入るにもおじいちゃん夫婦で墓石を造るとなるとお金がいるから、ご先祖さんと同居も

いいし、戦死したお兄さんも親兄弟と一緒のお墓に入るほうが、一人戦没者タイプの尖がった

お墓に入っているより寂しくないやんと戦争を知らない私は思うのです。この間、お墓の相談に

行ったら石屋さんが「戦没者のお墓からお骨を一般のお墓に入れたら、国からの戦争弔慰金(年

に一度貰える)のようなものが貰えなくなるってききますよ」と言っていました。もしかしたら

尖がったお墓を造ることを証拠に弔慰金を貰っているのか・・・。と考えたのですが、本当か

わかりませんけどね。だから、自分の葬儀にいくらくらい必要で、家族に少しでも残すなど

いまの私にはピンとこないのです。たぶん親を見送ってから考えると思うのです。それより先に

自分がどうにかなったら、んもぅその時はそのときだと・・・。そうそう保険会社の思うように

は掛金をアップできません。何度説明されても、よくわかんない。


彼女が差し出してきたのがまたもやお菓子のようです。いやこの間も 更新しただけでもお菓子

を貰ったのに・・・朝から、ぼんくらさんにも貰ってるのよ~でも中身も気になるし・・・

   
                  神戸ドーナツ

箱のなかにはプレーンドーナツとシナモン味のドーナツが3個ずつ入っています。急いで食べな

きゃならない、ミスターなんとかのドーナツではなく賞味期限がひと月近くあるので、こっちは

べつに後日食べてもいいでしょ、まずはぼんくらさんからの塩キャラメルバームを堪能いたすと

しましょう。



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春雷

2013-03-15 05:30:00 | 我が家
一昨日の夜、久しぶりに雷の音を聞きました。天気予報で、今年になって「ところに

よって雷も」というフレーズを聞いてはいたけど、意識したようなことはなかった。

雨も降りだしてからのゴロゴロという音は 夏や秋の稲光と爆音のようなものを引き連

れず、ただ静かにゴロゴロと聞こえていました。怖がりなこげはその時には もう居間

で横になって眠っていたので、こげにも怖さを感じない雷だったのかもしれません。

虚子編≪新歳時記≫には 春雷 雷は夏に多いものであるが、それがまだ春のうちに

鳴るのをいふ。柔らかな春にはためくのも趣がある。そして餘りいくつも続けて鳴らず

一つ二つで止んだりするのも春雷らしい。春の雷(らい)。とあります。この日の雷は

一つ二つではすまなかったけど、たしかにどこか柔らかいような感じに聞こえました。

春雷・・・昔の歌にあったのを思い出しあれはさて・・・ふきのとうというフォーク・

デュオだったか・・・検索したらばぴったしだったが、歌自体を覚えていない。

 久々に歳時記をめくると、あぁこんな季語があったのか、とかそこに書かれた意味も

言葉もなんてきれいな言葉なんだろうと感心する・・=普段の言葉づかいがなんてラン

ボーな・・と。そうだな、学生時代聴きいった歌の歌詞を思い出すと、なんとも

おとなしい歌詞の多かったことか。メロディーも、歌う歌手も雰囲気をもった人達だっ

たんだ。しかし、そのほとんどがいまやもうテレビのどこにも姿を見せない。テレビに

出ずにヒットを出した歌手たちは、いまさら懐かしの名曲と呼ばれても、出演はしない

ひどく懐かしがって、私の≪懐メロ≫としてこっちの記憶も危うくなってしまい、二度

と正調として歌えなくなっていっている・・・ニューミュージックと言われた時代が

とても懐かしい。


  
                 シダ

シダの芽ぶきをみつけた。一瞬、この穂先に「ワラビか?」と思ってしまったけど、

これは穂先も軸も非常に硬いので ゼンマイでもなくこのままシダになるもののようで

でも、この黄緑色はとても春の色だね。

  

  

 うしろの茶色い軸は昨年のシダの軸、若々しい色から成長後の茶色は人間の老いて

いく姿と同じだと今さらながらにため息モードになってしまう・・・
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煙霧か?

2013-03-13 05:30:00 | 和歌山県
   
        3月10日   串本 須賀の浜あたりから和深方向の山


10日は関東ではすんごいお天気だったとか。春の嵐というか、内陸で巻き起った砂嵐

が関東平野にむけて舞った。ちょうどこの季節には 花粉と黄砂と最近、PM2.5という

有害物資を含んだものも飛来するようになったのでマスク姿の人を テレビのなかでも

この近辺でもよく見かける。車で走っていても 対向車の運転手のマスク姿が目につい

てしかたありません。しかし、前日の土曜日も少し、白っぽいかなという感じを受けて

いただけに、10日の真っ白な風景には ボーゼンとしました。写真のようにいつもは

向こうに見える鶴川林道の伐採した山肌が全然見えないのです。写真より実際のほうが

見えなかったのです。これは自然現象だと思い、まさか和歌山の南の端まではやって

はきてないと思ったけど、この白さは関東で吹き荒れた煙霧というものなんでしょうね


10日の朝、NHKのニュースを見ながらdボタンを押して 和歌山県内のニュースをみて

いて「和歌山県内でもPM2.5を観測した」という項目を読んでいて、「?」と思ったの

です。d放送のニュースの枠は小さくて、そこにニュース原稿のような文章が書かれて

いたんですが「・・・PM2点5が和歌山県内にも飛来しました・・」とありまして、

「2点5?・・・」とパンをかじりながらつぶやいて「それって2.5って書くもんや」と

笑ってしまいました。天下のNHKがドットの「.」を使わず「点」って、まるっきり

かの国の表記みたいやんか!!小さい枠にドットを書くスペースがなかったのか?と

思ったりもしましたが、おとうさんの説では「そりゃ耳できいた文章を打ち込んだん

やろ~。」でもねぇ、話題の有害物質を打ち間違えたんじゃねぇ・・・まだ6時台だ

ったから、寝ぼけてたのかな・・・いや、間違いだと捉える私が間違ってるんでしょう


きのう生命保険の健康診断を受けたんですが 付き添った日生レディーの女性も花粉症

で大きなマスクをしてまして「この間PMなんとかが飛んだって日に、外に出たらもう喉

が痛いというか、たまらんかったんです」と言っていました。その直前にぼんくらさん

に会って、同じ話を聞いていたので「ほんとなんや・・・さっき会った大阪の人も同じ

こと言ってたわ~」と・・・・でも、花粉もPMなんとかもいまだに感じない私って・・

ちょびっと、黄砂なら感じるな、車汚れるし口の中ザラザラするし。



   
              散歩途中のヤマザクラ

この場所のこの桜は いつも早いです。もう満開かな・・・今年の冬は 雨が多く

川にも水があって、花びらが散ると流れていきます。


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柿の剪定

2013-03-11 05:30:00 | 我が家
先週水曜日、おとうさんが代休になったので、お隣との間の空き地(我が家の)に植えられ

た柿の木を剪定しました。お隣の納屋裏に突き出していく枝が多くなったのと、柿自体が

大きくなって高いところの柿を採ることができず、カラスとサルに採られるばかりなので

少しでも下枝を払って、高枝切りばさみが届くように・・という思惑からのようです。

 私達は柿をあまり食べませんが、おじいちゃんたちが食べるので。

この場所は昔から私たち姉妹の遊び場で、この柿の木は長姉が≪お山の大将≫ばりの木で

私達、下の者には登らせてもらえませんでした。木の股に座る姉はサルみたいでした。

その木も埋め立てられて、股の部分が地面から簡単に登れるくらいになってしまいました

 このところ、おばあちゃんは腰を痛めて整骨院や貼り薬、飲み薬を試していますがいっこ

うに改善されず、一歩の歩きだしに悲鳴をあげながら歩いています。なので今年の山歩きは

できそうにありません。私としては連れてもらうつもりだったのに残念でしかたないですが

山の中でぶっ倒れられても困るし。一度整形外科でレントゲン撮ってもらおうか・・と

言っています。おじいちゃんもヤバいし、おばあちゃんもこうだと私の行動範囲も限られて

きそうです。だけど、今回のように木の枝を払うことや、畑の畝立てになるとしゃしゃりで

てきて、私をあごで使う、それもえらっそうに命令形でだ。そんなことはおじいちゃんだけ

で十分だったのに、おばあちゃんもその域に達してしまったようでどうにもなりません。

  
                右 監督者

普段はこの空き地には入ることを許されないこげもやってきて、しきりに草を食べたり

ケモノの匂いを嗅ぎとっています。左に見えるのが一応案山子なんですが・・・。頭を

床屋さんでもらった顔で若者なんだけど、

  
               案山子の胸板がスゴイ!!

おじいちゃんがたんぼのスズメ除けに作った案山子、べつに胸板なんて必要ないと思うけど

太い針金で胴体を作ったらそのあと、飽きてしまって重い木の足までつけて、運ぶのに大変

な作品になってしまいました。衣装も着せてズボンも履かせたんだけど、いつの間にか、ゴ

ムが伸びたのか、ずり落ちています。それとも誰かに脱がされたんでしょうか?サルか?

空き地には、フキノトウがいたるところに生えているし いろんな種類のスイセンの花も

つぼみをつけはじめています。きれいに整地をしないので これから雑草がはびこる場所で

おまけにおばあちゃんはここに野菜くずなんか捨てたりするので、タヌキやアナグマも

現れます。

  

  
           オードリーの春日ふうの案山子

写真ではなんの変哲もないですが、じつはこの少し前 こげがトゥース!春日を発見して

吠えかかったのです。いまのいままで 案山子の存在に気がつかなかったのか、吠えて

そっと近寄り、ぴょんと立ち上がって匂いを嗅いでいました。どうすんだろうと見てたら

また吠えていたので大笑いです。完全に腰が引けてるやん。

  
            写真の中にこげが隠れています


二年前のきょう、私達は体験したことのない大津波の惨状を目にしました。押し寄せる

黒く濁った水とそのあとの原発の爆発。どうにかして最小の被害で済むようにと願ったの

にいまでも仮設での生活と、規制のかかった日が東北では続いています。人類の英知で

作られた快適な生活の基礎となる電気も 原子力発電というクリーンエネルギーだった

ものが、誰の力でも終結できなくなってもはや魔物というほかありません。近い将来、

ここ串本も同じような大津波に襲われるという日がやってきます。平穏な日々の中で

いざという時逃げることができるのか・・・と思います。思いますが 私達は東日本大震

災を忘れてはいけません。数えきれない亡くなられた人達の無念と残された家族の人の涙

を思い続けて生きなければならないような気がします。
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さくらぼんくらとシクラメン等

2013-03-08 05:30:00 | 我が家
一昨日、閉校になった小学校の校庭に咲く桜の木をネタにしましたが、我が家にも小さい

サクラの木があります。サクラと言っても暖地桜桃、つまりサクランボの木ですが。ぼんく

らさんにいただいたのが2年前ですか・・・昨年には2年前に結実した種から苗木をつくり

さくらぼんくら2世として育て中です。いったいどのくらいの幹の太さになると、いただい

たくらいになるのか5年くらいなのかな・・・。その2世たちも芽吹き始めています。

   
       3月3日 新芽を出したさくらぼんくら2世

2世はこの倍の数あるので 大きくなってくるまでに植えるところを探さないといけません

この二、三日は暖かく、少し作業をすれば汗が流れるくらいになって昨日は作りかけの台を

仕上げ、古い台の釘抜きを始めると暑くなって、衣装替えをしたほどです。春ですから

気温の上昇は嬉しいけれど、花粉に黄砂、そのうえかの国からのあくどいPM2.5なる毒素まで

飛来するといいます。そのせいか春霞とだけでは言いきれないような、ぼんやりとした感じ

です。紀北ではオスプレイの飛行訓練のコースになったとか 昔のようにのんびりと春の空

を眺めていられるような時代ではなくなったようですね。

 私は新芽を出したさくらぼんくら2世に、気も目も奪われていたのですが、ハッと!した

んです。「さくらぼんくらは?」と・・・冬の間は葉を落として枯れ木のようになっていた

なぁ・・・と鉢植えをみると、よかった~、2世に負けずこちらにも新芽が出てきていまし

た。でも葉を開きかけた2世達とは少々違っていて、一番高い枝の先に先端がピンク色の

つぼみをみつけました。つぼみが3個、同じ場所にギュウギュウな状態でついています。

  
          3月3日 さくらぼんくらにつぼみが

それからは毎日観察をしていましたが、いっこうに変化はなくまだまだ膨らんでから花が

咲くのだろう・・・と思っていました。昨日のこげの散歩の途中、植えられて10年以上

経った私より大きなサクランボの木に チラホラと開花した花を発見し、「こんなに咲いて

いるのなら、うちのさくらぼんくらも・・・」と帰宅後確認しに行くと、おお!咲いてます

朝は咲いてなかったから午後から開いたのでしょう。3個のつぼみが3個とも、またギュウ

ギュウづめで咲いていました。
 
  

薄ピンク色というのか、でも暖地桜桃は白っぽい花をつけるんじゃなかったかな。

もしや、姫のぼんくらさんの別邸に地植えされたもう一本の「ぼんくらさ」も花をつけてい

るのかも。次に帰省するときの楽しみが増えましたね、ぼんくらさん。


ヤマザクラも、散歩コースで毎年見かけるものは咲きはじめました。少し早いような気もし

ますが、寒い日が急に生ぬるい風に変わったせいでしょうね。

この気候のおかげで、昨年はすごく貧素だった インテリアシクラメン と名付けられた

小さなシクラメンが買った時より大きな花を咲かせました。


              インテリアシクラメン


               ガーデンシクラメン

ガーデンシクラメンは 異常に葉っぱばかり増えたので無茶を承知で葉っぱを引き抜き、

冬の夜は不織布で風呂敷包みをし温室で育てたら、今度は異常につぼみがついて、少々形は

悪いけど、花が咲くようになりました。少し自信をもったぞ!

  
                  アマナ

この季節には 道ばたに花も見られる頃。私の好きなアマナも 枯れ草の中からやっと発見

最近、数が減ってきたような気がします。
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