こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

ガーデンシクラメン

2011-11-30 05:30:30 | 花・植物など
先日の『その時』の夢に出てきた ガーデンシクラメン。夢をみる2日ほど前に植えた

んだけど、おばあちゃんは「鉢植えのほうが咲くんじゃないか」と心配します。

私もそう、思ったんだけど最近園芸誌とかで庭植えのシクラメンをみるので、一度は

鉢植えでないシクラメンをみたいと思ったのさ!それにネームプレートにはちゃんと

ガーデンシクラメンと書かれ、寄せ植え・コンテナガーデン・花壇に最適・・・とも

書いてるもん。シクラメンが知られるようになった頃より、ぐんと扱いやすくかつ

小さい品種も出てきたので、少々失敗してもショックは小さいだろ・・・

 『シクラメンのかほり』なんて歌謡曲が流行したときに一度鉢植のシクラメンを買っ

たけど、枯らしてしまった。あのときは花自体高かったし、私が咲かせられない花だと

思い知ったのだ。でも、おばあちゃんはつい鉢植えで夏の間、水を枯らしても冬に咲か

せてる。ほったらかしてもいいみたいやん。

 ホームセンターでポット苗を購入。たまたま入荷したばかりで値札も貼られてなくて

店員さんに「もう買えますか?」と聞くと「値札を貼ったら買えますよ」とめんどくさ

そうに言われ、たぶんこの男性はそんな(値札貼りの作業は)パートさんの仕事やのに

みたいな顔を露骨にしたので、これとこれとこれお願いします、と差し出してやった。

コメリの男性店員はみなエラっそうなので嫌いだ。

ポット苗を3つ、それよりも小さいインテリアシクラメンとシールを貼られた売れ残り

みたいやけど、けっこうがんばって咲いているものを買った。



だいたい、私は花色をどう合わせて買うのがいいかわからない。だから同色を買えば

無難なのに、またこのように似た色を買っている。白はなんか寒そうやし・・と控えた

んだけど、植えてみて白がよかった・・と思っている。

 二日くらいこうして屋外で過ごしてもらい外気温はこんなものだと体験してもらった

左下のがインテリアシクラメンというので、げた箱の上に飾りましょう。

 サザンカの下を『草引きをする』でなんとか土も入れ足し、キクザキイチゲかヒゴ

スミレかわからなくなってしまった苗を残しガーデンシクラメンを植え込んでみた。



右の空間にひょろひょろと出てるのが アネモネの芽。捨てた土に紛れて芽を出して

いたので、きゅうきょ保護して、まぁ再来年咲くかな・・・。



サザンカの花の色がシクラメンのピンクと重なり、おまけにサザンカの花がこれから

咲き始めて花びらが落ちるとピンクが重なって、シクラメンが映えない事に気がついた

なので、シクラメンは白色をかえばよかったなぁ・・と。やはり花色はうまく選べない

ようだね。
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その時

2011-11-28 05:30:30 | 愛犬 こげ
その時、もう夜で私と一緒にこげが玄関の中に入ろうと、でも一足ふた足こげの体が

先になかに入って私の片足が同じように玄関内に入りかけた時に、この間シクラメンを

植えたサザンカの近くで、ガサゴソと音がした。音がしても真っ暗でなにがそこにいる

のか、私には見えない。見えないけどその何かな?と思って足を止めた瞬間に、やはり

その様子が少しおかしいと思ったのか、こげが勢いよく外に飛び出した。私があれよあ

れよと思う間もなく、サザンカの下で「ブヒッ」とか「ウ~」という唸り声と、メッシ

ュ柵がガシャンと倒れる音がしたので、私にもそこにイノシシが何頭かいるような、

実際小さなメッシュ柵の枠を抜けていけるようなウリボウが二、三頭慌てて走り去るの

を見た。うっすらと見えたのが、ウリボウよりも大きいちょうどこげくらいの大きさの

イノシシを追いかけて、こげが裏の空き地を走って行く姿。空き地の向こうはメッシュ

柵を張り巡らし、駈け上がる竹やぶも腰の高さくらいの網を張っていて、イノシシなら

必死こいて飛び上がるか、突き破るかして逃げるやろ。こげはそれ以上行かないか?

でもこの間、タヌキを追いかけて竹やぶのかなり上まで上がっていってしまったな、

もしかしてあとをついて、どこまでも行くかもしれん、それはあかん!「こげ、こげ

もう戻って~」と私は叫び、家の中に入って「こげがイノシシ追いかけてるから。

はよ出てきて!」とおとうさんに言う。外はさっきより明るくて、竹やぶの下やとなり

との境目あたりで、ガシャンガシャンと音がしているのが聞こえるし、やはりブーとか

キャンとかの声も聞こえる。でも草が茂ったなかでの音と声なのでどこを走っているの

か全然わからない。私の声もこれだけ走り回っていたら聞こえないやろな・・・。

 バキバキバキ!っという音とぴょ~んという格好でイノシシが隣の家の柿やみかんの

木がある庭に出てきた。「あ、こんなに昔みたいに広いんや」となぜか子供時代にそこ

でみた風景を思い出していた。昔、ここの庭は高く金網を張ってその中で大きな鶏を

放し飼いにしていた、ブロイラーだっけ、なんか大きかった。庭の真ん中に柿の木が

あって・・・。いまも残っているあの木かな?ってイノシシがその木の股、ちょうど

Yの字になった股によじ登ろうとしてるやん。でも無理やん、二回くらい脚が届かずす

べって落ちてきた。こげがその後ろ脚に噛みつこうとしてるし~、蹴り返されてもいる

そのたび、キャンと鳴いている、鳴いているから「もうこげ、かまんから。戻って」

と私も半分泣きながら叫ぶし、でも急に猟犬っぽくなったこげは聞いてない。何度目か

にイノシシは木の股に登れたと思ったら、前に飛び落ちた。というより、今度はこげも

うまいこと後ろ脚に噛みついて、イノシシが飛び乗ったと同時に体ごと木の股まで引き

上げられた、というのが正解で。だけど前の重みが落ちてしまったらこげの体だけが

木の股に引っかかった状態で、なんとか後ろに落ちないように前脚で木の幹を掻いてい

る。このままでは後ろに落ちて両足骨折ということに・・・。私は空き地を走り竹やぶ

の下を走って隣の家の庭に向かった。こげは?幹には血がついてるやん!!一気に心配

が四倍くらいになり、それでも「こんな時間に田辺の獣医さんは連れて行ったら診て

くれるかな」とか思えることが自分でも不思議で、走りながら木の股にはこげが見えな

くなったので下に落ちたか・・・と。木に近づくと根元がすり鉢みたいな形にへこんで

いて、Yの字の股まで二メートル近くある。よくまぁこの高さにイノシシもこげも飛び

上がったもんだわと感心した。思わず「げげ!」と後ろに下がった。そこには死んだ

さっきのイノシシが倒れていた。おかしいな、『さっきのイノシシが死んで倒れてい

た』という感じだ。遠目で見えなかったけど喉のあたりから肩にかけて血がべっとり。

こげが噛みついて仕留めたみたいだ。最後の力を振り絞って木に飛び移ったけど、力つ

きそのまま前に落ちたのだろう。こげは?こげはダイジョウブ?なんとイノシシと対角

線になったようにこげも倒れていた。口から喉に血がついて、ハァハァしてるし目も

つぶってる。「こげー」と抱き上げようとしたら後ろ足の腿の外側から血がボトボト

出てるやん。毛のついた皮がハサミで切ってめくれたように内側の白い肉までリアルに

見えてる。ヤバい、これはすぐ縫ってもらわな。もうすぐおとうさんがくるから・・・

私は両手でこげの体をすくいあげにかかった。泣けてくるし、もっと早くこげを止めた

らこんなことにならんかったのに、ごめんごめんとこげを抱いたら、両手が血で真っ赤

足元にも血が落ちてる「あぁ、ぼんくらさんがこの間ブログに書いてたウリボウを捌く

話で、手が血まみれになった・・・あの話はこんな感じかな」と私は自分が今、おかれ

た状況でヘンに冷静なようなおかしな気分になった。なったけどこげの息がだんだん

小さく弱くなったみたいな気がして「こげ~、こげ~」と泣きながらも叫んでいたし、

「でも声が出ない、なんで?」とまた自分を冷ややかに感じていた。そうしたら

今度は体が重くなって苦しくなった。こげを獣医さんに連れて行かなくちゃならない

のに、ガサガサと音がして「もっと大きいイノシシが来た?」と振り向いたら目が覚め

た。それはおとうさんがむこうで寝がえりを打った音で、でも私は半分まだ寝ぼけたよ

うに布団のえり口に顔をつけて「こげこげ」ともごもごさせていた。あ、夢やったんや

夢の中で、庭にイノシシ親子か兄弟が来てこげが追いかけ、木に登ったイノシシを仕留

めたけどどうやらこげも直前、後ろ脚を牙で裂かれたらしい、それを泣きながら私は

抱き上げていた・・・というストーリーで、心臓がまだドキドキして汗もかいていた。




すごく血の色や肉の感じが本物っぽかったのはなぜ?と起きてからあれこれと考えてみ

た。第一は ぼんくらさんのブログがとても衝撃だったんだと思う。魚なら少々捌く

話も耐えられたと思うんだけどね・・・。それにその話を先週の土曜日におばあちゃん

とおとうさんに話したのだ。二人ともそれなりのリアクションはあったけど普通に聞い

ていた。私も二人に話したという安ど感みたいなものがあって、徳島のウリボウの事は

忘れていたと思う。ただ、土曜日の朝NHKの情報番組で 兵庫県丹波篠山の猟師さん

が猟犬を連れて、猟期が解禁になった山に入り60キロもあるイノシシを仕留めて

両脚をくくられ、担がれて出てくるシーンを見たし、番組の中で篠山のぼたん鍋屋さん

の店先に置かれた、イノシシのはく製はこげくらいの大きさやな。。と思ったし、血や

肉の感じはそこらあたりからきたのかもしれない。それに口の周りが血で真っ赤という

のにも、思い当たる節が・・・。この間 三尾川のおじさんが来た時に 飼っている

こげの母犬 姫虎(きこ)が山の中でイノシシを追ったのか口の周りに血をつけて戻り

そのあと、エツとマルを放したらまたそれも同じようになって戻ってきた・・という話

を聞いていたのだ。その時は「こげにはできんなぁ」と笑ったんだけど、じゅうぶん

私の夢の中で猟犬になって負傷までしてきたではないか!その時におじさんに私は聞い

たのだ。「イノシシも子連れで逃げたら、追いつめられると子供を助けるために犬に

向かってくる?」と。おじさんは「そんなことはそう無い。親も逃げるのに必死で

何頭か連れていても、子供もパニックになっているからあちこちに逃げ回るし、その中

の弱いモノとかが犬にくわえられて、その間に他のものは逃げる・・そういうふうに

なっているんや」と教えてくれた。どうやらクマのようなこぐまのために人間に襲いか

かることはないみたい。でも、最初の場面で見たウリボウより大きなイノシシは牙は

生えてなかったのに、逃げる間にこげを血だらけにするくらい牙が生えてきたみたいだ

どうやら、夢の中では成長の速度はめっちゃハイスピードなんやね。私は ぼんくらさ

んの体験とテレビの映像、おじさんの話等々がミックスされ、とてもリアルでありえそ

うな夢をみてしまった。当然、起きてこげにこんな夢をみて大変やったんやで・・と

話したのさ。そうそう、いつもはあんなに走らないのに、夢の中で駆けぬけていたのは

母屋の庭の剪定に来ている大好きな植木屋さんと遊んでいた時の、あの走りだね。それ

も見ていたから夢の中にミックスされたのね・・・

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開設 2000日だと!

2011-11-25 05:30:30 | 我が家
昨日の編集画面で開設 2000日 と書かれたのを見て、ブログ開設でそんなにも

日を費やしていたのか・・・と思い、思わず電卓で2000÷365と叩いてしまった

応えは5.47・・・と続いていたけど、5年か~と、いやそんなものかな、続いたな

毎日書くわけでもないし、がんばったやん。でも最近怠けてるし、内容もなんか自分で

変?と思うこともあるし。それに『ちのと』っていうのもなんか改名したいなぁと

思っているのだ。設定でユーザー名を変更してもそのままでいくのかな。。。

 鼻水が出てくるので、鼻風邪?雨が降ったり風が吹いたり、気温が思いのほか高かっ

たりで体が弱ってきたみたい。

 先週土曜日は冷たい雨が降って、おまけに風も吹いた。古座に用事があり出かけたけ

ど、前々から写さねば・・と思いながらも忘れていた物件?にカメラを向けた。

いつの間にか『ここは避難ビルです』という看板が取り付けられた旧NTT串本庁舎。



おっと!右のワイパーがおかしな水跡を残しています。へへん!助手席側は雨が降る前に

やっと付け替えたのだ。だから音も無く静かにワイパってくれてます。運転席側は替えの

ワイパーが売り切れていたので、またコメリに行ってあるかないか見ておかなくちゃ。

前に運転席側のワイパーの交換で、少し失敗してビミョーに浮いてる感じで筋が残るのを

ゴムの劣化まで我慢してたからそろそろね・・・。

『避難ビル』と表玄関に取り付けられていますが、建物の両サイドにもどえらく大きなも

のも取り付けられているのです。正面のほうが撮影しやすいので・・・。機会があれば

サイドのも写したいと思います。三月以来、津波表示のプレートや、表示自体が改められ

ているようです。まさに東日本の大津波クラスの津波がきたら、このビルもどうかと思い

ますが、助かるための非常に大事な建物です。私もたぶん串本で買い物中ならここか、岬

かナンタンに逃げたいと思う。オークワの屋上もありかな・・・、でも岬には馬坂のほう

からじゃないと出雲だとめっちゃ、海やん。馬坂も道路が崩れるか山が崩れてくるかの

似たり寄ったりかも。ということは串本界隈にいたら、とても危険ということかも。



この外階段も大津波の威力で もげっ飛ぶんだろうな。災害は夜とか冬とかが多いような

気がするので、この2000日を機会に心しよう(なんかオカシナ表現だな)

鼻水が止まらないのは、やはり風邪なのか・・・
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草引きをする

2011-11-23 05:30:30 | 我が家
一気に朝夕、気温が下がるようになってきた。暑いのもいやだけど、寒いのもいやだ。

日中は気温が上がるので なにかしなくちゃ・・・と思い庭にはびこってきた雑草を

引くことにした。土曜日の雨で地面は軟らかくなってるしここで雑草を引いておかない

と、雨が降らない日が続くととてもじゃないけど素手で引くことはできないもん。

もちろん素手では引かずに手袋して引くんだけど、手クワを使い小さな草をしゃがんで

引く、何年か前までならすぐにしゃがむことが苦痛になって立ち上がっていたけど、

いまは膝痛もなくて好調だ。引いておきたいところはいっぱいあって、なんとか

サザンカの下をきれいにして新しく土を入れてガーデンシクラメンを植えたい。

それに、春にぼんくらさんにもらったサクランボの鉢もせっかく一回り大きい鉢に

植え替えたのでそれもサザンカの近くに置いておきたい。そこはこげが入らないように

メッシュの柵で囲っているのだ。というのもサクランボの鉢を大きくして10月に

お礼肥えを鉢の上にのせたところ、翌日一つも無かったのだ。私は万が一、こげが食べ

るといけないと思って、わざわざ裏の空き地側に置いたのだけどどうやら夜中に

誰かが来てお礼肥えを失敬・・したのではないかと思うのだ。お礼肥えは少々、クサイ

臭いのでこげが食べるかも・・と思ったんだもん。たぶん、柿を盗りに来たタヌキか

アナグマ、無いとは思うけど野良猫のどれかが匂いにつられて食べたのだと思う。

 で、もう一度鉢の上にお礼肥えをのせたらまた翌朝には一つも無かった。

あんなものを食べて大丈夫なのか?といらぬ心配をしたんだけどあたりでネコが死んだ

とかタヌキが死んだとかと言う話も聞かなかったので、お腹をこわしたぐらいですんだ

のかもしれない。ということは、やっぱり無防備に庭においていたらこげが食べた、

ということになっていただろうな。それからひと月以上お礼肥えを置かずにマグアンプ

だけパラパラと撒いて置いたんだけど、やはり来年も実をつけてほしいので少々寒くは

なったけど、お礼肥えを置いたのだ。朝起きたら、それがまた消えているかも・・・

となったら、お礼肥えは自然に土にかえっていく・・ということになるな・・・。

 きょうは土を買いに行こうか・・・シクラメンもいいのがあればいいけど。
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はぁ~

2011-11-21 05:30:30 | 我が家
今週もネタのない日が続きそうだ。

先週木曜の夜、串本駅近くで火事があった。私が知ったのは金曜の早朝のテレビニュー

スの終わりのほうで、消火後の映像と串本町串本と言う文字とアナウンサーの死者が

一名・・・というところだけ。新聞には詳しく載っていたけど駅から100メートル

というので、いったいどこなんやろ・・・と思っていた。駅の右と左どちらにも商店と

民家があるけど・・・。金曜日は行きつけの化粧品屋さんに行く用事があり駅前を通っ

て行くと、なにやら消防の赤い車や人が道路に出ている。化粧品屋前の道路の向こう側

には黄色いテープが張られ、車から見ると焼け抜けた屋根や真っ黒になった柱が見えて

「ここやっったんや」と気がついた。焼けた家の裏にも火の手がまわりそこのおじいさ

んが亡くなったようだ。化粧品屋のおねえさんに「火事はここやったん?怖かったやろ

被害はなかったの?」と聞くと当時風がこっちに吹いていなくて道路もあるし大丈夫と

思ったけど。燃えてるのを見て一瞬、何かわからなかったと言っていた。そうそう火事

をみつけることはないし。ちょうどお店を閉めようとした時に、外でバンバンと音がす

る、誰かがなにかを壁にぶつけてるような、でも音が鳴りやまないのでお店の窓から

見ると赤く明るく見えたので、外に出たら燃えてたそうだ。ご主人を呼んで外に出たら

通行人が電話をしているようだけど、「電話電話」と騒いだら「僕が今、かけました」

と言うので、消防車を待つけどなかなか来ない・・・。(ように思えた)

ここからだと消防署までは数分もかからないんだけど、準備もあるし遅かったのかな。

ふだんでも午後8時には駅前も人が少なく、閉め切って部屋の中にいると外の音とか

聞こえないんだそうだ。それに、火が出た家は知っているけど亡くなったおじいさんが

そこに一人で住んでいることは知られてなかったようだ。何が原因かはわからないらし

いけど、火の出た家は留守で、その家の裏におじいさんが住んでいたということだ。

漏電か不審火か、まえにも桟橋近くで小料理屋さんが留守の時に火が出て全焼したこと

があったし、串本の街中でも火事があった・・・思いたくはないけど火つけ人がいる?

なんか物騒だ。線路に近く込み入った場所だ。私にとっては高校時代の通学路だったし

化粧品屋の前にあった『カルトン』という小さな喫茶店は高校三年生のときには毎週

土曜日立ち寄ってはミックスジュースやスパゲティナポリタンを食べ、ジューク・

ボックスで歌謡曲をかけ、友達と時間をつぶした大事な場所だ。そこもお店を閉め

パソコン教室になったり、店構えもとうとう普通の民家にかわり今度は鰹節屋さんに

なると聞いた。その思い出のお店の裏の裏から火が出たのだ。なんか『カルトン』が

店じまいすることや、その近所が火事になるなんてあの若い頃には思いもしなかった

事が起きてしまったんだ。・・・・って、、あの三月以来思いもしないことが起きる

ということは「いつでもありえる」・・ということか。それを心にとめておかないと

と思いつつ、忘れることもなければ私のような愚鈍な者の脳みそは、すぐ爆発!して

しまうな・・・  ユルク生きよということか・・・・
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ぼんくらさんから

2011-11-17 05:30:30 | 我が家
怠け癖がついたみたいで ネタも枯れ休んでいたところにブログ友のぼんくらさんから

「一匹だけどマルハゲいりませんか?」とメールがきました。マルハゲ・・・聞くこと

がある魚の名前だぞ!というか、いま姫に来ているってぼんくらさんのブログに書いて

いたな・・あれは暗に「来てるでぇ~」って暗号だったような気もするでもないな。

とりあえず(こういう言い方は失礼だけど)「どうやって食べますか?」と返事をした

名前は聞くけど、食べたことはない・・・と思う。ハゲとつくからハゲなんだろう、

ぐらいの知識しかありません。「薄づくりかぶつ切りで鍋に、肝が美味しいです」と

返事がきました。「薄づくりで食べるのがいいのか・・今夜はムツの煮つけをする予定

やし、鍋って言っても材料ないしなぁ。」と思案し、とにかく正直に「胸張って言いま

すがさばけません」とメールすると、「家に帰ってさばいてあげます」となんとまぁ

願ったり叶ったりのお返事が返ってきました。ぼんくらさんは大島で釣り上げたそうで

姫に帰って造ってくれるので一時間後くらいにもらいにいくということで、時間がある

のでムツの煮つけを作ってから出かけました。その前に検索してマルハゲなるものに

ついて、どのような食べ方があるのか調べてみたら、薄づくりがサイコーとか鍋でも

イケル・・という記事が多く、ぼんくらさんが書いていたように肝も美味しいとありま

すが、肝はちょっと・・・苦手だな・・・それも伝えておいたけど。

 でも、ぼんくらさん一匹しか釣れなかったのかしら?それをくれるの?ぼんくらさん

の分はあるのかな・・・とか思ったんだけど、なんせほら、この間のイセエビを食べ

そびれたのが頭にあるから(と~んでもなく美味しかったという報告あったし)。

 でも、釣り人はすごいな・・・自分で釣ってさばいてだから。私が利用する美容室の

マスターも釣り好きで、自分で釣って磯でさばいて知人に配ると言っていた。釣ったら

相手に電話して「釣ったけど要らんけ?」もらうほうも毎度のことで「そしたら煮つけ

るから」というとうろこもハラワタも取って、ぶつ切りにしたりちゃんとバツの切れ目

も入れて持って行って、すぐに調理できるようにして行くんだって言っていた。

それはいいよね、私なんか魚に触れるけどさばくとなったら、形がぶざまで魚に申し訳

ないようなものになってしまう。それにだ、きれいにさばくと魚屋さん、商売上がった

り・・・だ。昔の主婦ならできて当然だけど、まぁ身近に釣り師もいなかったからな、

カツオの片身も血合いを取っていたら不揃いなお造りになったこと、よくあるし。

そんな時は モノの味でごまかしてもらっているようなもんさ!(って自慢じゃない)

 ぼんくらさんのいる姫の直前になって、携帯にメールが。運転中は携帯をいじっては

いけないので、国道から旧道に入ったところで・・ってパトカーが止まってるやん。

なんか事故?変なところに止めたらあかんしな・・と、少し入って携帯みたらどうも

串本に向かうようなことを書いていたので「姫に着いた」と。姫駅前でしばらく待って

いたけど反応ないし「こりゃ串本かな」と車を移動させUターンさせるために進んでい

くと、かなり旧養春小学校近くまで行ってしまい戻ってきたら道端に見たことのある

車が止まっていた。「ぼんくらさんや!」さっき見た時は後ろ姿の人影だったので

よもやそれがぼんくらさんだとは気がつきませんでした。半ズボンじゃなかったし。

ぼんくらさんは今回もマルハゲ以外にお土産をくれました。この辺じゃ手に入らない

珍しいスイーツだわ!!

    
 三本のスムージーとさくらんぼゼリー、そして我が家で好評の呼吸チョコ

どうしても私を太らすつもりみたいですね。このスムージーは前にブログに載せていた

ものだけど、自身はあまり甘いものは好きじゃなさそうなのに、まさかわざわざお土産

用に買ったのかな・・・。

で、マルハゲはきれいに薄づくりとお造りのように作ってくれていました。

    

ポン酢に肝を入れて付けて食べると美味しいと調べたら載っていたけど、ぼんくらさん

いわくお味噌を混ぜて食べたら最高だとか・・・それって、やっぱりお酒のアテみたい

な感じですね~と言うと、笑ってました。肝も入れてくれていたのでポン酢に入れたけ

ど、まな板で叩いて入れるのかな、なかなかお箸でも切れんかった。どこにもネギを

入れたらいい・・とは無かったけど刻んでみました。肝無しのほうが食べやすかった。

あっさりとしてコリコリ感もあって「これがマルハゲなんや!」美味しかった。皮むく

魚なんですね。おとうさんと夕食の一品に加えて美味しく頂きました。ありがとう!

 磯で何時間座ったんでしょう?きのうは朝から気温が低かったでしょう?

私のお礼は、ほんとにつまらない巻き物の続きで、すみません。内容も長いのもあれば

短いのもあって想像する前に終わってしまうお話もあって、口伝って難しいですね。
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ハコスカの団体さん!

2011-11-15 05:30:30 | いろいろ
日曜日国道で前方から、懐かしいハコスカが走ってきた。おとうさんと会話中でその時は

「あ、なつかし~」としか思わなかった。昔ほど走っているハコスカを見ることもなくな

り、たまにすれ違うと「やっぱし、かっこいいな!」と走り去っていく姿をルームミラー

で見送ることもしばしば。私は白のハコスカが好きだ、それも2ドアの。年式はよくわか

らないし、GT-RとGTの違いもよくわからない。ごく普通の「あ、この車いいやん」ぐらい

の知識で、でも女の子ならそれぐらいがいいのだ!と思っている。いい年のおばさんが

自身を「女の子」と大きな声で言うのもおかしな話だけど、あの車が好きだ。

 でも、今回は一台去って次の車が来たらまたハコスカやん!へ!なんだ?え?次も、次

も・・・来る車来る車がハコスカだ。それも同じ色で4ドアタイプがジャンジャン並んで

来る!「なんなんん・・・」も私はシートベルトも忘れてフロントガラスに突っこみそう

になったのさ!おとうさんも「うわ、わわわ・・・」運転しながら目線が対向車に行って

いる。『なんてこったい』なんで~こんなに・・・。向こうから見たらおかしかったやろ

な、中年の二人がこっち見て騒いでる!と映ったやろ~ハコスカだけでも10数台はあっ

たんではないか?でもなんであの色?あんなグレーのバッタモンみたいなモスグレイと

いうか・・・渋いよ、渋すぎる。ハコスカは断然、絶対白がいい。(私的意見だが)

なんかそのあとにも車が連なって走ってきた。こちらはカラフルでいろんな色があったけ

ど、おとうさんに聞いたらフェアレディZやて!古い型ばっかりやったな。

フェアレディはオシャレすぎて、ちょっとキザッぽかったな昔。どちらかというとケンメ

リのほうが好きやったけど。あの団体の中にいたのかなぁ・・・って、もしかして日産車

愛好会か?

 毎年、この季節高野龍神スカイラインにクラシックカーの団体がやってきて、前は

夏木陽介が来ていたけど、そんな団体の一部か?そっちは外車のクラシックカーだけど

ハコスカの団体さん、どこへ向かって行ったのか?なんかイベントとかあったのかな。

でもハコスカの『ハコ』って箱型の『ハコ』なのかしら・・・もう40年モノくらいに

なるのではないかな。あんまり若い人が乗るとただの暴走族車にしか見えないから、

やはり少し大人が乗っていてほしいわ・・・。中にはホイールが赤いのもあったけど

きっとメンテナンスとか大変かも。と思ったけど、作られた当時は巷では『技術の日産

世界のトヨタ』って言われていたから、ハコスカだって構造はしっかりしていたのだろう

な。もっとゆっくり目の保養をしたかったです。ちなみに、私の軽だってあのような車列

を組めば、見ごたえがあるか・・・。この間、日置のガソリンスタンドで給油と空気を

入れてもらったら、「バルブに亀裂が入りかけてます。タイヤ交換はいかがですか」と

値段表を渡された。おまけに「ワイパーの先端も切れてますよ」と・・・それは承知して

交換のワイパーも買っているんだけど、自分で交換した方が安くできるし・・・。

運転席のウィンドーも壊れたまんまやし・・・塗装も禿げてきてるし、宝くじでも当ると

一気に解決すんだけどなぁ。
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汗をながす

2011-11-14 05:30:30 | 我が家
11月半ば、気温は高い。たまに平年くらいの気温というときもあるけど、まだまだ冬を

むかえる・・・というほどでもない。

 最近、パソコンゲームにはまっていたら金曜日あたり頭がぼ~っとしたような、気色わ

るい感じを覚えたので週末はメールチェックだけで目と頭を休めたんだけど。

することもないので『読書中』の雑誌をまた読みはじめてみたけど、どうもエンジンが

かからない、こういう時は汗をながしてすっぱりするのが一番やろ~と裏山の急傾斜斜面

に生えついたクサギの木を始末しに上がってみた。半分はおばあちゃんが片付けていたけ

ど、残り半分は手つかずでススキやクサギ、体にひっつく種を持った草やセイタカアワダ

チソウが綿毛になり、揺すると雪のように頭に落ちてくる、払いのけた拍子にタカサゴユ

リの種がハラハラと舞ってそこらじゅうに落ちていく・・・あ!ハゼの小さな苗も伸びて

きてる。クサギの若い木は片手でも引き抜けて、根もついてくるけど幹が1㎝にもなると

両手でも引き抜けず、剪定バサミで地面ギリギリで切って 根の付いたものと分けて置く

剪定ばさみでもきれない、もう木となったものはノコギリでそれも地面ギリギリで伐る。

そんな作業を2時間したら、もう汗が流れて喉はカラカラ。やって来ると思ったおばあち

ゃんは来客でやって来ない。おとうさんはこげの散歩に出かけたみたい。なんとー!一人

でやるのか!少し なんか自分が一生懸命になってるのが気持ちいいやん・・・まぁ、

そうでも思わないと終わらんもんね。スズメバチが飛んできたりハビが出たりしないから

マシだと思わな・・・。適当にやってるとやはり体に不具合がでます。手袋をしてるのに

クサギの木は滑るので左手の薬指が痛いやん、これは擦れてマメができた感じ・・。

細い木を力任せに引っ張るとこういう結果になるのね~。

 斜面の端に辿り着いた時は、さすがに腰も痛いわ汗が目にしみるわでヨレヨレ。

でもじゅうぶん汗かいたし、気分もスッパリしたわ・・・

今度は、根の付いたものだけを抱えて下に持って行くのだ。そのまま放置するとまた復活

するんだと~。野生のものは根性すわってるからな、だから下に持っていって乾かして

今度はおじいちゃんがそれを焼いてしまうというわけだ。私が引いた分とおばあちゃんが

引いて置いたものを3回くらい運んだら、もうギブアップでした。まぁ十分動いたし。

週末はこげの散歩はおとうさんなので 私の体重は週末アップする!きょうはダイジョウ

ブ・・・だと思う。月曜日はたぶん、両肩がパンパンじゃないかな・・・。

先週は、お墓の裏山を4人でイノシシ除けのメッシュを運んで据えた。


         イノシシが墓石の上の斜面を掘り返した。

でも並べた古い墓石の上にメッシュ網を張っているんだけどね、鼻先で突いてすき間を

作るのか・・・山にメッシュ網を運びこんでワイヤーで固定。お墓が高いところにあるも

のでメッシュもワイヤーも、それに使う道具も何回かに分けて運びあげる・・このときも

体重が減ったわ!


          青いところがおばあちゃん

斜面すぎて鉄の棒も打ちこめないので、固定するのはこの木を使おう・・ということで

踏ん張って邪魔な枝をノコギリで引いてます。右の太い幹にメッシュをくくりつけて、

下に設置しているメッシュとつなげて斜めにします。メッシュだけでなく 有刺鉄線も

使いお墓のまわりを囲い、まるで刑務所みたいな様相です。大地震とかで崩れたらどうな

るのか?先のことは考えるのもしんどいわ~。この時、私の役目はメッシュを持ち上げた

り運んできたりで足だけ鍛えた感じ。ビバ!アウトドア!(なんのこっちゃ)
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山に登る!終

2011-11-10 05:30:30 | 和歌山県
     

やっと下界へ戻ってきました。登り口と逆の、向こうに見えるのは相瀬橋という名前の

橋だと思います。気温も天気もちょうどよかったのに帽子には汗がにじみ、久々の山歩

きを堪能しました。思ったのですが、こんなときは腕時計をしているほうが時間を知る

のに便利だと。携帯を持っているから・・と思っていたんだけど瞬時に時間を知るには

時計のほうがいい。外だと見づらかったわぁ。

 で、駐車場で腰をおろして「さてさて、二万歩歩いたかな?」と携帯の歩数をみたら

「なんで?7124?そうかぁ平坦なところのカウントはできるけど山のような登り下

りは数えないのか」「そりゃ登り口までの数くらいや」と道場主さん。そうだよね、

家を出るまでの歩数と登り口までの歩数・・・このあと家に帰ってこげの散歩で

5852歩。この日は13000歩くらいか・・・ふだんよりは歩いてましたが。

 一枚岩の喫茶店で一休みをし、道場主さん夫婦にお礼を言ってまた、連れて行ってと

お願いし、次はどこに・・・



朝の段階では後南朝遺跡も行くけ?と道場主さんが言ってくれていたけどけっこう時間

ロスしたのか、着いてからは一言もありませんでしたが、地図を見ながら「大師山も

おもしろいで。八十八体の石仏がある」まえに古座川の記念切手に載っていたところや

な・・・かなり遠いか?でも秋か冬でないとヒルが木から落ちてくる・・なんて脅すし

おばあちゃんは前に道場主さんと植え魚の滝に行ったっていうし、もう年齢的には

二度と行けないかも・・・。本人は行く気がありそうなこと言ってたけど、帰ってから

三日、四日尻ぺたこが痛いと言ってた(笑)、私は二日左足のふくらはぎが痛かった。

やはり何度も言うけど、平坦な道ばかりだとあかんわ、たまにこうしてアップダウンな

山も歩かねば・・・。って自分ちの山を歩けよ!とおじいちゃんの声も聞こえそうだが

それは、おもしろないもんな・・・。いつ誘いがあっても大丈夫なように鍛えておきま

すね。

 喫茶店から出たら駐車場に犬を乗せたままの軽トラが。



喫茶店でお茶飲んでたおじさんの犬か・・って、ドア半ドアでっせ、車内灯が点いて

ピーピー鳴ってますよ。


はぁ、丸一週間かかってしまいました。もっとうまくまとめられたらいいんだけど。

長々とよんでくださってありがとうございます。
コメント (2)
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山に登る!下山する

2011-11-09 05:30:30 | 和歌山県

            雄岳『嶽の森山』

最初はこの『山に登る』は3回くらいで終わるつもりが、なかなか下山させてはくれず

やっと下山する・・・というくだり(まさに下るんだけど)に入れそうです。そうです、

だから終わるかな?いえまだ見どころも出くわすものも出て・・・

こちらの山のほうが頂上は狭く、腰をおろして写真を写すのが精一杯、道場主さんは

「もう少し遅かったら、ここから下をみると紅葉してきれいやけどね」と言ってくれまし

た。そんな時期にもう一回登ってきたいです。

    
   道場主さんの背中の向こうは峯に抜けて行けた串本町田並方面だとか

古座川町から串本町に山越えで昔の人は、歩いて行ったというから車がない時代それが

仕方ないことでも、距離を思うとすごいことです。

    
           こちらは雌岳から見た三尾川方面

左の白く霞んだ谷あいの集落が小学校あたりか?おばあちゃんが「子供の時に学校で校庭

に出て校歌を歌う時に、山を見ながら歌ったけどその山はこっちけ?あっち(嶽の森山)

け?」と道場主さんに聞いていたけど、「あっちやの」と教えられていた。校歌を歌いな

がら、よそ見してたんかい!とツッコミたかったけど聞いてくれなさそうなので黙ってま

した。

    
             洞尾(うつお)方向

山には二、三ヶ所の送電線をつなぐ鉄塔があります。あれが建つと山主にはかなりのお金

が補償としてもらえるそうで、羨ましい話です。うちの山はそんなお金を産んでくれる山

ではなく 木が電線にかかるので伐らしてほしい。。。と言われる雑木がほとんど。

 さてここでの休憩も終わり、この山を下りることに。下りるとなるともっと居たいよう

な気分です。関西百名山のひとつですから、そんなところにいる自分がちょっと嬉しい!

    
             地下足袋とリンドウ

山に履いてくる地下足袋はこのように、先が二つに分かれているけど実はその下が詰まっ

た形のものが最適です。地下足袋というと足先が二つに分かれているもの、とくに作業用

など足場を組んだ上を歩くようなものがイメージされるけど、あれだと山ではツルや

カズラがその指股に引っかかり、歩けないのです。スパイクで先の詰まったものがベスト

です。今回4人ともベストな地下足袋です!

    
              下る12:40

登った斜面を下ります、右の木にロープが設置されていましたが下りる時にはちょっと

扱いにくいです。

道場主さんは「最後にもう一ヶ所、豆腐を積んだような岩があるとこに行くから」と

いうので、おばあちゃんとどんなとこやろ?と楽しみにして山を下りていきます。

まわりは植林した杉やヒノキ林に移っていきます。

    
       手前の標識は『嶽の森』その後ろに『一枚岩』の矢印

ね、わからんでしょ?下りてきたから『嶽の森』方向はわかるけど『一枚岩』はそっち

に行くと一枚岩に行くのか、またはそれが見えるのか?迷いません?

矢印からすれば私達が下りていく方からも、逆に『嶽の森山』に登っていけるというこ

とですね。標識があるから安心ですが・・・。

    
              『とうふ岩』の始まりです

写真ではわかりにくいけど、岩がちょうどお城の城壁のように積みあげたような形にな

っていて、積んだような境目もあるのです。説明では大昔海だったのが地殻変動でこの

ように隆起して長い年月かけて、雨水が岩に沁み込み亀裂のようになったとか。

私たちなら「へぇ、そうなんだ」としか感じないけど、道場主さんが案内した地質学の

研究者たちはとても喜ぶんだとか。下りるに従ってこのような岩がずっと続きます。

植林した中を歩きやすいように道がつけられているのも、観光協会で道を整備したりす

る人を雇っているんだって。古座川町は数少ない観光資源としてちゃんと考えているの

ね。道場主さんが「これ見てみ。うまいこと積んだすき間に合うように丸い形の石も

はさまったように見えるやろ?その石もできたすき間に小石が入ってるんや」

    
      ほんと、丸石の左上の微妙なカーブにそって石が合わさってる!

自然の力は本当に不思議で強いもんだわ!

      
          豆腐もここまで積み上げると凸凹もできるみたいだ


                   三枚の標識

これってさぁ、『一枚岩しも』と言われても、どう対処しましょ。案内人がいるから

心配はないけど、私には言いたい意味がいまひとつわかりませんでした。

それでも前方が歩いて行くのでせっせと歩きます。

    
                 前方がとうふ岩

それにしてもきれいに枝打ちされてきれいな林です。ここなら伐り出し運搬も下の道路

が近いから下草を刈ったり、枝打ちする価値もあるわな~と思いました。

ところでこのあたりに来ると、とうふ岩に気がつかず(足もとばかり見て歩いてしまう

のか)なかには『とうふ岩』を見ずに下山する人もいるそうで、こんな手書きの標識が

ありましたよ。




         ここで立ち止まって前を見ろ!ということですね。

ここまで来ると道路からの車の音も聞こえてきて、下界に戻った!という雰囲気です。

おばあちゃんがしきりに「このとうふ岩、Nちゃんに見せたりたいわ」と言います。

というのは、今回の山歩きには三尾川の妹も行きたい・登りたいと、本人は行くつもり

でいたけど何人かに「無理やの」と言われたそうで、登り口から『嶽の森山』『巌の

巨人』は無理やろけど、おばあちゃんは下り口の『とうふ岩』なら時間をかけて歩けば

来れそうに思う・・・というので、またこちらから登って『とうふ岩』見学をするかも

しれません。もうすぐ終点・・です。



「ハビや!!」突然、先頭を歩いていた道場主さんが大きな声を出したので、三人は

「え!」「うそ?!」「どこどこ」山歩きでスズメバチやヤマダニ以上に厳重注意の

生き物が出てきたのです。もう11月、誰もがその生きものの存在を忘れていたのかも

しれません。「ビリビリ音がした!」道場主さんが杖の先で木の根元にいるハビをつつ

いています。つつくというより叩いているのですが腐葉土状の土なので軟らかい。

「頭たたかな」「しっぽより頭やで」とか私も見ましたがハビは久々に見るし、確かに

しっぽの先がすごい勢いでビリビリと動いています。こんなのに噛まれたら大変よ。

山頂で噛まれたらと思うとゾッとします。いまは助かることが多いけど、子供心にハビ

だけは出くわしたくないと思ってました。ハビ・・・毒蛇、マムシです!

なんとか頭を叩いて半死状態です。


                 緑の丸の中(ハビ)

こういうこともあるので、やはり山行きには地下足袋に脚絆ですね。マムシは動物の熱

を感知して飛びかかって足首に噛みついたりするので、いやぁ道場主さんがいなかった

ら、きっと気がついていなかったです~。

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