こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

ご当地ポストカード

2011-01-31 05:30:30 | 和歌山県


このあいだ、郵便局に用事があってその用事も数分ですむつもりが意外と時間がかかり

大人しく椅子に座って待っていました。新しい切手シートやさまざまな郵便局のパンフ

を見終わりふと記入台をみると 写真のようなポストカードをみつけました。

最初は赤いポスト型のもの。「なんじゃこりゃぁ~」と心で思い、手にしたらそこには

最寄りの郵便局名。「あ、かわいい。」これは口から出た言葉で次に思ったのは

「これで子供たちにハガキを出すと懐かしがって、喜ぶな」と・・・。親って変ですね

というか、私だけかもしれませんが。文章を書くのが苦にならない私は、こういうこと

して子供とつながっていたいなぁとも思うんだけど、今どきの子供(とはいえ成人して

る二人)は男の子というのもあるのか、とんと興味をもちはしません。というか、手紙

やハガキを子供の時から書かないのだ。私の時代は国語の単元に手紙の書き方みたいな

のがあり、家族あての手紙などを書いたものだけど子供たちの教科書を見てもそんな

ものは無かったと思う。いまはメールで簡単に言葉を送って、読んで削除してって

それで終わるので手紙やハガキは古くさいのかもしれません。

 小学校時代、母の日が近くなると先生が「お母さんに母の日の手紙を書きましょう」

と今でいう郵便局のミニレター形式の紙を配り、書いて出した。その頃から手紙の

書き方を覚えていったものだけど・・・。

 で、二枚買わなきゃと値段を見たら一枚180円、定型外なので120円切手を貼ら

なくてはいけない。「なんじゃぁ~これ一枚で300円もいるやん!でも、一枚買って

・・おっと、こちらはクジラ型のハガキやん。こちらはわりとたくさん書けるし、これ

も切手は120円か。子供に出さずに記念に買ってみよっと」と窓口に行くと局長さん

が「え~買うの?もったいないのに」と言うので「え?でも可愛いよ」と答えたら横か

ら「そのクジラのほうは、前のはお茶碗にごはんが盛っていて上に梅干しのイラスト

やってん」私は大好きな梅干しと白いご飯を想像して「あ、それ絶対いいわ!」

「でポストのはこの局限定なんや」この丸型ポストも見かけないものね。子供の時は

あったけどなぁ、クジラは和歌山県限定だし記念で購入。この日、局長さんは機嫌が

よくて、あとから来たおばあさんの封書が少し大きいので切手代が余分にいるから

あと少し小さい封筒に入れたら80円でいけますよと教えていました。おばあさんは

家じゅう探したけど無いのでこの封筒に入れたと答えたら「ちょっと待って探してみ

るから・・・あった、あった、こっちに入れ替えて表と裏を書きなおして」と、また

別のおじさんが小包を送ろうとしたら送り状をチェックしながら「○○さん、ここに

送るのは初めて?前に送った送り状を持ってきたら50円安くなるよ」「途中で思いだ

したけどもうええわ」とおじさん。いつもはあまり愛想はないんだけど、局長さんが

そんな感じだといいわ・・っと思ったのでした。その前に来た時は新しく異動してき

た若い男の局員はセールストークがすごくて内心「しばらく近寄らんとこ、郵便局」

と思ったんだなぁ。
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餅つき

2011-01-28 05:30:30 | いろいろ
昨日は朝7時半から午後4時までかかって、お寺の餅つきに行って来た。例年より二人

少ないので、私が一番の若手。なので、丸め終わった餅を隣の部屋に運び並べて冷ます

のだ。それを繰り返し、冷めた餅を餅袋といわれるビニール袋に一個ずつ入れ、口を

結んでいくんだけど、今年は小餅が2200個あった。それに紅白の重ねが76組に

高野山でもまかれる手のひらサイズの円形ののし餅が45枚ほど。冷めたものから袋に

入れていかないと、次々つきあがって丸められた餅がやってくる。きのうは寒い風が吹

いたので、冷めるのも早く途中から手がすいたら袋詰めにかかり、最後は全員で。

きょうはお昼11時半か12時ごろまく予定だと思う。

帰ってこげの散歩に行って、夕食の用意をして洗濯物をたたんだりしていたら、うっか

りこげのご飯を忘れてしまい、私達が食べ終わってへやにやってきたこげがやたらと

私の顔をなめるし、ヨダレを垂らすので、やっと気付いた。ごめんね、やはり餅つきで

疲れたようです。
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餅つきに行く!

2011-01-27 05:30:30 | いろいろ
きょうは 知り合いのお寺にお餅つきに行ってきます。たぶん朝から三時ごろまで

かかるのではないかと思います。お寺のお餅つきは 我が家のつるぎさんのよりも

このあいだの地蔵講よりも何倍も多いので、いつもご近所から十人くらいお手伝いに

行きます。

一昨日、夕方の和歌山ローカルのNHKニュースで餅まきについて放送していて、取材

地は、広川町だったか有田川町だったかその周辺の餅まきの様子を放送していました。

とにかく餅まきが多いって。お寺でも、幼稚園でも、工場でもなにかあると餅まきを

するとナレーターが言っていた。そこでは拾いに来た人の専用の前掛けや、キャッチす

る方法などカメラで追っていた。地面に座り込み足を広げてそこに落ちた餅は他者の手

が入らないよう、覆いかぶさりながら手早く餅前掛けにすすっと入れていくのだ。

私のすむ所でも、餅前掛けが当り前のように着けている。でも、テレビのおばさんたち

のは幅も深さも倍はあった。おそるべし・・だけど、餅を拾う人の顔は本当に楽しそう

で見ていて こちらも笑顔になってくる。和歌山県は他県とくらべて、やはり多いのか

もしれない。祭りでも、造船しても餅まきをする。はてさて、餅まきは神事なのか?

とふと思ったりして・・・。疲れて帰ってくるぞ~!!
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いいでしょ!

2011-01-25 05:30:30 | 愛犬 こげ


みてみて!というようなこの顔、ひさびさのこげです。首元のバンダナ、かっこいいで

しょ。これはね、昨年神戸で働いている長男君のお店に行ったときに店長さんから

「こげちゃんに」といただいたバンダナなんです。

あまりにも わんこに巻くにはもったいなくて私自身も使う機会がなく、しまっておい

んだけど、年末の餅つき、つるぎさんの餅つき、先日の地蔵講の餅つきで思いきって

頭にかぶってみました。赤いバンダナとどちらにしようか迷ったんだけどまずはあまり

目立たないほうから・・・。こげは そのバンダナが気になって仕方ないのか飛びつく

わ、引っぱるわで、それなら餅つきも終わったことだし、こげの首に結んでみました。

最初はちょっと気になり、自分の口で外そうとしていたけど「こげ、似合ってるわ」

とか「まさおくんかだいすけくんみたい」とテレビ「ぽちたま」の旅犬の名前を言った

ら理解したのか(まさかね)、こうして写真を撮らせてくれました。まさおくんたちの

ように赤いバンダナだと、はっきりしていいとは思うけど、ほらぁ、こげがこの色を

体につけると同化したというか、保護色みたいな感じだし大人っぽくない?

 長男君、ちゃんと店長さんに見せてあげてね。

        
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一週間は

2011-01-24 05:30:30 | 我が家

             崩れを防ぐ工事中の橋杭岩『弘法湯』

一週間、バタバタしていました。おじいちゃんが風邪をひき医者通いと確定申告書の下

書き、週末の地蔵講の餅つきの準備・・・。もう疲れた疲れた。

老人の風邪というのはなかなかスッキリ治らず、おまけにへんに頑固になり処方された

薬をごちゃ混ぜにしてしまい、「わからん!」と怒りだしほんと親子じゃなかったら

家出するわ!!少しは言うこと聞いてくれればいいんだけど。インフルエンザには

り患してないし熱も微熱、ただ咳が続いてそれがしんどいらしい。きのうはだいぶ元気

になったようだけど、機嫌はわるい。私は思うのだ。年老いて、わがまま言ったら

姥捨て山にでも捨ててきてほしいって。子供たちには今の私みたいな思いはさせたくな

いもん。あ~いやだ、いやだ。

土曜日、餅米洗い、日曜日餅つき。地蔵講の当番だとかで一斗以上。講の人達が手伝い

に来てくれ、私なんか持って行った餅きり機担当でほかの仕事はしていません。

次回、当番になってもわからないことが多いし、おばあちゃんが講を抜けたらしなくて

もいいので、それを密かに願うのだ。お餅、好きじゃないし・・・というか、また義歯

を壊して、長期歯医者さんに通いたくないもん。右手でハンドルを回し、左手で出てき

た餅をカッタ―で切るという動きをぶっ通しで二時間したので、首から肩から痛い。

おまけに、きれいに洗ってもらい持ち帰って、風にあてて乾かしたあと仕舞おうとした

ら餅きり機の部品が一つ無い。これは困った!おみくじでは「失せ物 探せば出る」

そりゃ、探さないと出ないんだけど・・・。探しても出ないので、作った会社にメール

を送った。会社としては、部品一個より再度本体を買ってほしいんだろうけど、昨年

一月に買ったもんだからねぇ・・28日だから、まだ一年経ってないんやもん。「タダ

でくれ」とは言ってない、売ってほしいと「お願いしてる」んだけどダメかな。

せっかくの餅まきは平日で、近隣の子供たちは参加できない。田舎ゆえなのか、この地

区は餅まきが多いような気がする。って、うちもこのあいだ「つるぎさん」の餅まきを

したんだけど・・・。一月二月は餅まきフィーバーだ。



写真の橋杭岩の工事は 初詣に行く時に足場を組んでいたので何かしら?と思ったら

新聞に弘法湯横の橋杭岩(ちゃんとそれぞれ名前があるんだけど)に亀裂がみつかり

落下・崩落しないようワイヤー掛けをすると新聞に出ていた。そこには目立たないよう

周りに合わせて茶色のワイヤーって書いていた。それは逆に目立たない?灰色のほうが

違和感(モノが岩だけに イワカン!)ないような気がするのだけど。


今週は休まず更新できるかなぁ・・・。ネタないけど。
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1月17日

2011-01-18 05:30:30 | いろいろ
きのうは阪神大震災16年目の特集番組が各局で放送されていた。いま、震災直後の映

像を見ても、胸が痛くなる。当時の様子を見て涙が出そうになる。あの「しあわせ運べ

るように」の歌を聞いてもウルウルしてしまう。今年もその時間に黙とうをした。

こうして私が、私の家族が変わりなく暮らせることが当り前のようであることが申しわ

けないような気がする。これまでの間、1日でもはやく淡路・神戸、多大な被害を被っ

た街が復興することを願ってきた。それは1年、2年と確実に実現したと思っていた。

でも、形は復興したようでも被災された人達には多くの問題が生じていると報道されて

いた。復興住宅は20年で出なくてはならず 再開発ビルはテナントが入らず神戸市は

買い上げをやめ 賃貸で安い値段にするとか・・・。復興住宅は 自治体が7割負担な

ので毎年15億も補填しなくちゃならずそれが市には苦しい状態になっているんだとか

再開発され、広い道路を造るため、元の場所には住めず寒くて暑い仮設住宅から逃れた

すえに、また復興住宅を去らなくてはならない人も多いという。16年という年月も

自身の年齢を高齢にさせ、新居を構えることも容易ではないのに。それでも開発された

所や、元の場所で新居を建てたその横がさら地のままという場所も多い。戻りたくても

戻れない。震災にあった場所には戻りたくない人もいるだろうけど、生まれ育った神戸

に住みたい人がほとんどだろうに、きれいにするばかりで人間の救いにはならなかった

どこか あの日のことを見ないふりをして今まで来てしまった行政じゃないかな。

もう風化されていくようで、昨日の朝の「す・またん」で辛坊さんが言っていた。

「東京にいたときに、関東の新聞は震災のあった1月17日になっても新聞の一面には

載らなくなっていた。関西の新聞は各新聞17日の一面は震災の記事になるのに。」と

言っていた。今を生きている私達が体験した初めての大震災を忘れてはいけないのだ。

南海・東南海地震が近いと騒ぐばかりで阪神大震災の教訓を伝えていかなくちゃ、地震

はどこで起きるかわからないのだ。直下型だと津波の心配はないけどプレート型だと

陸上の被害と津波という被害も重なる、阪神大震災以上の防備も知識も必要になるし、

予知ということもすすめていかなくてはいけない。そのための地球探査船『ちきゅう』

だ。でも、この『ちきゅう』だって確固たる成果をださないと「それは必要ですか!』

と、仕分けされてしまいかねない。きょう調べて一週間後に答えがでるもんではないの

だよ。地震国日本ということを忘れてはいけない、この方こそ和歌山県の浜口ごりょう

の「稲むらの火」を読むことをお勧めする。教科書に載るっていうからね。


再開発ビル、長男君もその一つに入っているお店で働いている。たしかに神戸に行った

ときにビルの一階は人通りもあり賑わっていた(それでも震災前とくらべると少なくな

ったらしい。串本より多いんだけど、比較の対象じゃないか・・・)けど、二階は

お店はあってもあまり賑わっているようにもみえなかった。鉄人28号ができて人も増

えたと、鉄人ができた頃テレビで長男君のお店の店長さんが話していた。そうか、安心

したと思っていたけど撤退するお店も出ているようだ。賑わいがもどっても 神戸の人

達は心のどこかにあの日のことがあって、みんな傷になっているんだろうな。どこか

心から喜べない、それは震災にあってない私にはわからない 言葉にできない、闇のよ

うな重い塊りなんだろうと思う。
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トラツグミ

2011-01-17 05:30:30 | いろいろ
「ヌエの鳴く夜は恐ろしい」というフレーズを覚えているでしょうか?

学生の頃、角川書店が横溝正史の作品を最大にセールスして文庫本として、そして

作品を映画化してヒットさせました。作品には金田一耕助という私立探偵が登場し

難事件を解明し解決していきます。そのほとんどがおどろおどろしい事件の様相で

読んでいても次はどうなるのかと夢中になったものです。当時は昭和ですから内容が

戦後を背景にしたものが多く、小説のなかに「復員兵」とか「戦後の復興で一代で財を

なした・・」という表現がよくでてきたけど、それはそれで昭和生まれだから理解でき

たけど、今の子供はイメージがわかないでしょうね。

その中には『八つ墓村』とか『犬神家の一族』などの誰もが知っている作品もあるんだ

ど、「ヌエの鳴く夜は恐ろしい」は『悪霊島』という作品のキャッチ・コピーだ。

私はこのフレーズを 年に一度はなぜか急に思い出すことがある。どんな内容だったか

は、とんと忘れているのに、だ。それくらい当時のCMがインパクトあったんだね。

ヌエってなによ?と当時も思ったのはたしかで、それは鳥の一種だとは理解したけど夜

に鳴くからには、すんごく怖い、きっと想像上の鳥だと思っていた、いや、実在する鳥

だと当時、なにかで取り上げていたような気もするんだけど・・・。

そのヌエに、たぶんヌエだと思う、出くわすとはこれも おみくじ のおかげか!

ヌエ、漢字で書くと鵺、夜の鳥とも鵼、空の鳥 とも書くらしい。

その鳥がうちの庭先に突如現れた。



ヌエ トラツグミの異称。

   源頼政が紫宸殿上で射取ったという伝説上の怪獣。頭は猿、胴は狸、尾は蛇、

   手足は虎に、声はトラツグミに似ていたという。平家物語などに見え、世阿弥作

   の能(鬼物)にも脚色。

   転じて、正体不明の人物やあいまいな態度にいう・・・

鳴き声 ボリューム上げて聞いてください。

たしかに声は寂しい、夜に聞くと後ろを振り向くことができないような声だ。


その日 私は母屋と離れを行き来していた。そのあとに子分のこげもついて。

二回目に戻りかけた時に、椿の下に何やらうずくまったものが。「ハトかな?」と

飛び立つものと思い近寄ると、飛び立たずなぜか周りに羽毛がいっぱい散っている。

おばあちゃんが畑にいたので「そ~っと来てみ、変な鳥がおるから」と声をかけ、

こげを玄関の中に立てこみ、カメラを手に・・。おばあちゃんも「見たことないけど

そのへん歩いてる鳥?」「それはコジュケイやろ」「捕まえられるかも」捕まえるって

大胆な!「つつかれるから手袋せな」と軍手を取りに・・。なんなく摑まる鳥。


                かわいいやん

野バトくらいのおおきさで 見たところ羽を折られたとか怪我をしているところも見あ

たらず、でも地面の羽毛が何かがあったことを物語る。「こげがなんかしたんかな」

「いやぁ、こげは私について回ってたし、みつけたら吠えるかなんかアクションする」



一見トンビみたいだけど形が違うでしょ。とりあえずおばあちゃんの知っている鳥好き

なおじさんのところに段ボールにいれて持って行くことに。なかなか戻ってこないので

インターネットで探してみたら、姿形といいこれしかない『トラツグミ』を探しあてた

そこで初めて、この『トラツグミ』が『ヌエ』だと知り、これがあのキャッチ・コピー

の鳥なんだ!

悪霊島

おばあちゃんが戻ってきたけど、トラツグミはいない。話を聞くと そのおじさんは

名前はわからんけど、ツグミの仲間かもしれんとのこと。見てもらうと喉のあたりに

少し傷があるだけで飛び立とうとするので 広い草地で箱を開けたら飛んでいったとい

う。ああ、飛ぶ力があるのなら安心だ。おじさんいわく、最近ハヤブサが姿を見せる

というので、そんな猛禽類やカラスに襲われたのかもしれない。



庭に残った羽毛を片付けながら、一応手袋をして触ったけど万が一、鳥インフルエンザ

なんかに感染していたら・・とあとで思ったのさ。野鳥は保護員の人に渡さなくちゃ

いけなかったような記憶もあるけど、ま、今回は無事に飛んでいったからいいか。

それにしても虎毛(こげ)の庭に トラツグミがやって来た・・・とらの庭にとら 

って、なんか意味あるのかな。
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おみくじ

2011-01-14 05:30:30 | 我が家


ところで那智大社で例年通り おみくじを引いた。毎年同じ売り場に置かれているもの

で、おみくじと小さな縁起物が入っているのだが・・・。私が引いたものが なんと

大吉だった。おみくじよりも先に縁起物を確認した時に「わ!的に矢が刺さったやつ、

これは今まで当たったことないから、もしや・・・・大吉や!」

長男君やおとうさん、おばあちゃんはそれぞれ小吉、中吉でおとうさんはおたふく、

長男君とおばあちゃんはカエルの縁起物だ。これは宝くじを買えばいくばくかの賞金が

手に入るということなのか、それより家族にいいことがあるのか・・・。

年末の宝くじは元も取れずに終わったけど、今年はどうなるのか?私がハズレタおかげ

かどうか、オークワ横の宝くじ売り場で一億円と百万円が出たそうな。貼り紙を見て

思わず「幸せな人がいるもんや」と言ったら売り場の人に笑われた。通りかかる人も

一度やり過ごして「え!?」というような顔をして戻って来て貼り紙を見る・・のだ。

いったいどこにいるのか、そんなラッキーな人。

おみくじには 正二位 通禧(徒然草) 神のますみなかみ遠く万代に たえぬながれ

の那智の滝つせ

謹解 幾千万の昔とや言はん、国の始めより霊山にかゝつてゐる御滝は、未来永遠に

   変ることはないまゝに、その神格の霊感も遠久にかゞやくであろう。

私の運勢、この一年どうか大小の災難から逃れさせてくれて、少し宝くじも当ててくれ

たらいいです。

○願望 初めて熟考してかゝれば叶ふ  ○方向 西の方最もよし 

○失物 探せば出る、手近にある    ○勝負事 計画第一勝

○金運 途中で変心せず進め、叶ふ・・・・・・さすが大吉、前途洋々なことばかりが

書かれています。おとうさんたちはおみくじを本殿近くのおみくじを結ぶところに結ん

できましたが、私はおじいちゃんが噴火寸前だったので持って帰りました。家で昨年の

おみくじを財布からだすと、昨年も『大吉』で縁起物は『熊手』。『熊手』で福をかき

集めた記憶はないんだけど、きっと目に見えない小さな福をかき集めたんでしょうね。



矢が的を射ている縁起物、今年も財布に入れて一年間、出て行くお金を出て行かないよ

うに財布に矢で射ぬいておいてもらわなきゃね。これは『当り矢』といって まとに矢

が的中していることから思う通りになる、利益が上る、人気が出る等の意味で商売繁盛

請願成就の縁起物として広く信仰を集めております・・・とありました。

昨年のおみくじ
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ねぼけ堂で

2011-01-13 05:30:30 | 和歌山県


熊野那智大社を出て、国道に向かう途中大きな建物があります。以前はお土産もののお菓子を

製造販売していたねぼけ堂です。ずっと昔ここの食堂でお昼を食べましたが お店のウリの

釜めしを頼んだためにえらく時間がかかり、「二度とここでは食べるもんか!」と思ってい

たのに、なぜだかまたここに寄ることに。メニューは釜めしとマグロカレー、きつねうどん、

マグロ定食に伊勢エビづくし。歯の悪いおじいちゃんにはきつねうどんしかないし、マグロ

カレーを3、マグロカツカレー1を頼むことに。写真がマグロカレー。私はまえにレトルト

のマグロカレーをここで買って食べたことがあるので、そう悪いものでなかった(肉カレーよ

りマグロのほうが柔らかいと思う)のだ。長男君は毎日勤め先でインドカレーを食べているの

で、家に帰ったらカレーはやめて!というので帰省してもカレーは作らないことにしている。

本人は「ふだん食べてないカレーやから食べるわ」だって。まぁ、ここの厨房ではレトルトの

マグロカレーが出てくると思うけど・・・。横の売り場で売っているんだもん、それを使わず

作ったカレーを出してくるとは思えない。感動は サラダにかけられたドレッシングがおいし

かったこと。キャベツは芯を刻んだのか針金のように硬かったけど、大根おろしのドレッシン

グは、ポン酢系かもしれない。問題が二点、カレーが少しぬるい。ご飯も塊りでよそっている

のか、団子状だった。

それでも5人は満腹になって、店内の土産物を見て回る。以前の菓子工場は半分停止していて

残りのレーンは稼働しているんだと思って覗きこむと、なにやらおかしい。



手前の三人は慌てたように、ベルトコンベヤーを調整しているように見える。何やらトラブル

か?ガラスの向こうで私達が覗き込んでいるのも気にせず、せっせとベルトの上のせんべい

のようなものを並べ直したりしている。


        左の白いクリームがとてもおいしそう

ベルトが動いているように見えるけど、実はストップしている。せんべいに白いクリームが

のって、そのあとまたせんべいが上にのる・・・風月堂のゴーフルのようなものです。

見ていたらいきなり動きだしたので撮影しました。



       製造ラインが動き出した!




       袋に入って出来上がり!




       これがその商品『大門坂』 抹茶クリーム味もあります。
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那智参り

2011-01-12 05:30:30 | 和歌山県


8日、長男君が帰省したので9日おじいちゃんたちと那智参りに行きました。私が子供の時から

行っていたし長男君もものごころついた時から行っているので、恒例行事だ。私が小さい時は

お正月3日頃行ったのか、子供心に人に押され親とはぐれないように気をつかって歩いた記憶が

あるけど、毎年詣でてもさほどいいこともなかった・・・とは失礼で、無事安泰に年を重ねられ

てこれたのも、那智参りのおかげでしょうね。というわけでカメラを持って歩いても毎年撮影す

るせいか、もうどこも「ここは撮ったよなぁ」という気分だ。おまけに、この日は三連休のまん

なかですごい人。駐車場は下から上までびっしり。こんな状態だときまっておじいちゃんの機嫌

がすぐ悪くなるので、おじいちゃん以外はなにも楽しくないのだな。駐車場にはそれでも5分ほ

どで停める事ができ、今年はおじいちゃんのウサギの年というので御祈祷を受けるのだ。

私とおばあちゃんと長男君がトイレに寄っている間、本人はさっさと本殿まで行って、おとうさ

んはどこかで一服したのか、バラバラになり本殿前でおじいちゃんはムスッとしている。

護摩木を買うのも、毎年やっていることでも今年は待てないらしく、すたすた一人で本殿に向か

い、御祈祷もせず帰ろうとするのでおばあちゃんに「御祈祷してもらうんやろ」と言われ、

思い出したのか申込み所に一人で歩いて行く。一応、お賽銭を入れて手を合わしてと、やること

をやっておじいちゃんを追うんだけど、空が曇り始め雨でも降りそうになってきたから「きょう

はやめて帰ろう」とまで言い出した。ちょーっと、もう申し込んでお金も払って首から白い

カミシモの小さいのを下げてるのに・・・。私は思う、いよいよおじいちゃんはますます頑固で

今まで以上自分ばっかりのワンマンじいさんに、そして来年はヤバいかもしれないなと。

何でもかんでも先走ってするので、計画というのが立てられない。自分が悪いとか、相手の話を

聞いていないとかあまり感じなくなってきているのだが、世間で言うようにえらく昔のことは

覚えている・・・が、突っこんで聞くとそこは「さぁ~」となる。申込所で次の御祈祷の時間ま

で「あちらの待合所で待っていてください」と言ったのに指さす方向が違うと待合室の中でも

怒りだし、まわりの二つ三つの子供でも待ってるのに ぶ~ぶ~言いだす始末。明るい老人なら

周りも笑って過ごせるのだけど、うちはだいぶ手ごわい!最近話していると、あと十年生きる

予定になっているらしい。あと十年、私は・・・私が鬱になりそうだわん!

 といって、不吉なカラスを撮影したのではなく 本殿横にある八咫烏(やたがらす)の神社

のあるカラス像です。たぶん足が三本なんだけど像が高く撮れへん。



八咫烏のうしろの社殿の朱色が、目にしみるわ。何度も来てるけどこんなにきれいな朱色だった

んやと気がつく。私を救ってくれないのかなぁ、神の使いの八咫烏。

     

この賽銭箱、鈴を鳴らさないように邪魔してるみたいです。賽銭箱じゃないのかな?

御祈祷は、読みあげられる住所を聞いていたら串本町、古座川町、串本町、古座川町那智勝浦

町・・とこの近辺ばかり。珍しく参列者が多いなと思ったのだけど、忙しいのかどうもみこさん

の舞いがいつもより短く感じました。これでここにやってきた大半はすんだわけであとは隣の

青岸渡寺にお参りして終わりです。



人出が多いので、いつもの茶屋で栗ぜんざいを食べることはパスして、途中のねぼけ堂で食事を

することに・・・。

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