こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

知らぬ間に

2019-11-25 05:30:00 | 我が家
草刈りはあと少し、たぶん二日もあれば終了(これはあまり草が生えていない新入

の小さい田んぼを除いて)しそうだ。例年より日数がかかっている気もするけど 

なんとかかんとか先が見えてきました。┐(´д`)┌ヤレヤレ



草刈りを休んで行かなければならない・・・こげのお薬を貰いにとかこげの診察とか

は必修科目のようなもので 車に乗って田辺に行く。こげを乗せてるときは使わな

いけど、一人で行くときは最近またカーステレオ(古い言い方だが)で 懐かしい

昔の歌をカセットテープで聴いています。ボ~っと聴いていては危ないけども

思わず口ずさみながら運転します。とうとう私にも 懐メロという世代になってきた

のか・・・と少々しょげるところもあるのだけども、昔の歌はいい。先月までは

チューリップベスト だったかな・・・当時の声の財津和夫、当時の声の姫野さんは

涙が出そうにいい。この曲の この歌詞の、ここに共感してあぁいろんなことがあっ

たな、と青春プレイバック・・・する。チューリップを堪能した後で 甲斐バンドの

これも≪安奈≫が入っているヒット曲集テープを聴く。いまはどうなっているのか

CDを買わないのでしらないけど 昔は歌手がヒット曲を出すと デビュー曲から

ヒット曲までのベスト盤のようなミュージックテープやLP盤が出ていた。レコードの

B面曲はあまり入ってなくて 本当にA面曲を集めたものだったので まぁそれは

それでいいことだと思う。私だと 中島みゆきの歌が好きだけども、好きな歌ごとに

レコードを買うほどでもないし、B面まではなぁ‥と思うことが多いので 知ってい

る楽曲がまとめて入っているものは大助かりだ。

それに 学生の頃は大阪にいたのでFMラジオを聴いてどんどん録音していたので

自分の好きな歌だけをテープに残していた。最近はカセットテープが再熱してきた

という記事やニュースを聞くけど、私の持っているカセットテープは ありとあらゆ

るところで伸び始めてきている。非常に残念なんだけど それも時間の経過と共に

思い出は消滅していくものだと思うようにもなってきました。

で、先々月から先月までは月に二度田辺に行くことがあったのでカセットテープを

聴いていて 甲斐バンドをもうちょっと聴きたいな‥と思い別のテープを探した。

高校時代に≪バス通り≫を初めて聞いて その情景が すごく少女漫画みたいな

感じに思えたけど、歳を重ねて聞くとまた違うイメージになる。しかし、甲斐よしひろ

の声にひかれ 学生時代を過ごした。同じ九州の長渕剛が一番 甲斐が二番めに

好き!という懐かしい時代だね。しかし 長渕をもう数年 懐メロしていない。

なぜか 懐かしい財津さんや甲斐の声を聴きたくなるのだ。探し出したのが

いまは何からテープに録音したのか記憶があいまいなのだが、音質はいい。

テープはMaxell、学生時代だと少し高かったような気がするし 両面で46分録音

できるやつだから たぶんLPを録音したのだと思われる。私は好きだけど

甲斐バンドのレコードはSP盤の≪バス通り≫しかもっていなかった。ということは

亡くなった姉だったのか、それとも・・・。


当時 雑誌についていた(と記憶がある)カセットケースに入れることができる大き

さのラベル、裏は曲名が書き込めるようになっているけど 一枚だとペラペラする

ので私はいらないカセットケースの元の紙に貼りつけている。あぁ。これは学生寮

時代、倉敷のチンちゃんの雑誌からもらったもんだわ・・・チンちゃんは当時 ツイス

ト(世良公則とツイスト)が好きだったので 甲斐バンドをくれたのだ。

写真の甲斐はあまりかっこよくないので好きではないが ケースに入れるぶんには

いい。中身は ≪MY GENERATION≫というLPで 9曲入っている。


貼り付けた台紙は TDKだ。そういうメーカーもあったな SONYもあった。

音質とかよくわかんないころだったけど 曲を録音するならMaxellがいい・・と

高校時代の音にうるさい友人に勧められたことも記憶にある。必要なのかどうかは

わからないけど、最近そんなどうでもいい記憶がチョイチョイ出てくる。

私は この中で≪感触(タッチ)≫のリズムと バックコーラスの「フンっ!!」と

聞こえるのが笑える~から好きだった。聞けば今でも 「フンっ!!」のように聞こえ

車の中で笑った。途中でカーステレオを止めて、先日買い物に行くのに続きを聴い

た。「やっぱり 甲斐やなぁ」と昔の声に聞きほれていたところ テープのB面が

終わった。オートリバースなので放置していた。一度出してひっくり返しA面から

聴いてもいいのだけど、出し入れにすごい音がするカーステレオなので しばらく

待つことに。

そうしたら、懐かしいそれはもうメロディーしかないのだが、

「え?なに?甲斐、こんな歌うたってた?」と声が出た。それは 昭和40年代の本当に

懐メロだ。知っている!私はこのはかないメロディーが これは 黒木憲 という

ムード歌謡のような≪霧にむせぶ夜≫じゃないか!!なんでだ?もしかして 甲斐が

当時NHKFMで番組を持っていたときに カラオケ大会を放送したことがあった。

その様子もエアチェックした私。それが このテープだった?いや 番組は45分くら

いあったから 全部録音できないやん・・・じゃなに?これは・・・運転しながら

半分パニック・・だけども笑えてくる。ついでにその≪霧にむせぶ夜≫を歌える自分

におかしさがこみあげてくる。半面 いったいなんで?なんで・・と思いながらも

霧にむせぶ夜は全コーラスカラオケで終わった。甲斐よしひろの歌声もない、

悩んでいるうちに次のメロディーが流れてきた。聞き覚えが無い・・なんだこれは

と思っていたら なんと♬背なで泣いてる 唐獅子ぼ~たぁんではないか・・

続いて聞いていたら何が出るかわからないので テープを止めた。

スーパーの駐車場に止めて、カセットを取り出しよくよく見たら テープの本体に

何か字が書いている、「高〇向」〇が読み取れないけど 字は 父親の字。

あちゃ~ 父親が私の甲斐のテープにカラオケをダビングしやがった・・・

父親は 60過ぎからカラオケにはまり込み スナックに唄いに行くわ、家でも

ガンガンにカラオケを鳴らし歌った歌を録音までしていた。家族はだれも共感せず

無視だったのだが、何かの手違いで私のカセットテープを手にし、自分のカラオケ

用にしようとしたのだろうか?カセットケースは私の手元にあった、中身だけ行方

不明だったから・・しかし 当時(甲斐バンドを録音した)カセットテープの爪を

折っていなかったのか?私・・と、お気に入りを録音したら 間違って新しく録音でき

ないように テープの爪を折っていた私なのに・・・とテープを見たら 折ってい

なかった。トホホ・・・私のミスも重なったのね・・・まぁ 次からは≪熱狂≫が終わった

ら即座にテープをEJECTすることね・・・と思ったのでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅ればせながら

2019-11-19 05:30:00 | いろいろ
11月もはや半ば。怒涛の草刈りは 残り僅か…わずかって言っても ほぼまだ

田んぼは一枚半・・・なんとか義母のひざの手術までには終えておきたかったのに

間に合いませんでした。手術は無事に終わり これからはリハビリに向けて

しんどい日々を送るのですが 私たちが草刈りをしていることを知っているので

何度も来なくてもいい・・と言ってくれますがそうもいかないでしょう・・・

タイトルの≪遅ればせながら≫ですが 来年の年賀はがきを購入しようと地元の

郵便局に行きました。昨年、スヌーピー柄の年賀はがきを申し込みに行くとすでに

売り切れていて 今年は失敗しないぞ!と早めに購入予約の用紙を郵送し

何も思うことなく郵便局へ。ついでにかもめーるのくじ抽選が当たっていて

それもただの切手シートだから それも交換しようと・・・

そうしたら その日年賀はがきの発売開始の11月1日だったわけです。

局長さん曰く「凹さんがこの局の 今年の年賀はがき購入第一号です!」

あらま!そうだったの・・・何も思わず来たんだけどついでにかもめーるのくじが

たぶん当たっているのでお願いします・・・と差し出すと 局員さんが

「え~当たったんですか?百枚に一枚当たるようになっているけど 当たるのは

難しいですよ・・・」と上位のあたり番号を確認しているので「あの、一番最後の

切手シートです」と小声で言うと「よかったですね このシートこのためだけに

作られたもので おまけに 令和元年 って入っているからほしい人もたくさん

いるんですよ」と いうのです。そんなものなのか?と思いつつ 出してきた

切手シートを一目見て「うわッきれい」と声が出ました。


きれいな満月と 満開の桜が 63円と84円の切手になっています。

しかし かもめーるは夏に使われるよなぁ・・・桜の花は夏ではないけどどうして?

ははぁ 令和元年ということで新しい元号だし 物事に始まりに桜の花が似合う

とでもなったのか・・・


お恥ずかしいのだが 当たったかもめーるは 野良着屋さんが町内の全戸に

配ったもので 知った人からの暑中見舞いでもなんでもない広告ハガキだったの

です。交換済みの消印を押してもらって 「すごっ!1が四つも並んでんじゃん」と

あらら・・1が令和1年11月1日・・・となるのだ・・・見るまでそんなことに気がついて

なかったのだけど、こうなったら こういうことも記念になっていいかなと


1を五つ並べてみました。意味はないんだけど・・・つくづく暇やな・・・(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魔境のような

2019-11-13 05:30:00 | 我が家
ここ数日はお天気もよく 快調に草刈りを続けています。が、今年から刈り始めた

この田んぼは これまでの田んぼより1.5倍はあるのだろう、刈っても刈っても

終わりが見えない、どでかいススキの株の群れが行く手を阻む。おまけにその株元

の 茶色くモジャモジャした下草これが また難問であって 名前は知らないので

私は≪貞子の前髪≫と呼んでいる。ホラー映画の≪リング≫の貞子がやってくるとき

の前髪のように それは長く伸び どこがはじめか終わりかわからず 倒れこみ

地面に這いつくばい 土の中にめり込み 草刈り機の刃をどう持っていけば気持

ちよく刈ることができるのか、腕にも力が入って 普段より倍疲れて まさに貞子が

肩に乗っているかのようだ。なので この田んぼを刈りながら私は「ここは まるで

アドベンチャー的な、魔境じゃないのか?」と憤慨しながら思っている。思いながら

そちらに気を向けていると いきなり草刈り機を持つ手にガーンと衝撃が走る。

先に刈っておいたススキの株に刃を当ててしまうと そんな鈍い衝撃が返ってくる

のだ。草の株とは言え 大株は私の機械でも刈ることができず低くて10センチくら

い刈り残す。刈り終えうしろをみると 平地に株だけ残っている。刈っていく私の

後ろについてくる さながら突っ立ったゾンビのようだ(笑)

通称:貞子の前髪 刈られる前

刈ってしまうと 軽く扱いやすくなり 呪いが解けたかのよう

こんなモジャモジャした草の中から 出た~!人参!ジャガイモ・・・ニンニク



丸の中は ビニールの切れ端。


ニンニクが一個あったようだが 見事に私に斬られて あたりに匂いが・・・

再度言っておくけど ここは以前米を作っていた田んぼで 一度も野菜畑に

なったことはない・・と思う。だんだん こう野菜が出てくると ここが田んぼだった

ってことに 自信を持てなくなる・・・


日曜日 おとうさんと二人で刈ってここで時間切れ。午後から 刈った分の草を

熊手で集めて柵に入れます。月曜日 私一人で残ったうちの半分しか刈れず、

火曜日にやっと全部終わった。周囲の溝は少し残っているけど それはおとうさん

の仕事として残している。ススキの株は 後日除草剤を噴霧する予定。

この田んぼにはもう一つ小さい田んぼがくっついているけど それは後回しにして

残った田んぼを先に刈ることになっている。田んぼから出てくるゴミを片付けながら

なのでそのロスも多少はあったし、ススキの株も時間がかかった。あ~疲れた
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きれい好き?

2019-11-10 05:30:00 | 我が家
きょうで四日目となる 今回から刈り始めた田んぼ。ひ、ひろい・・・四日たっても

あと、二日?三日?・・・体がもつか?と不安になってきます。天気のいい時に少しでも

刈っておきたいけど この田んぼは道に沿っているためゴミが多い。散歩のときに

も「ここにも、あ、ここにも」というくらいうちの田んぼに飴の包み紙が放り込まれて

いる。考えてもみてください、いい歳の大人が 散歩のおともに飴を口に入れる。そ

の瞬間までは自分のポケットにいれてきた飴。中身を口に入れたら その包み紙く

らいポケットに仕舞って家に持ち帰る・・・って、いい歳の大人の頭のなかに浮かば

ないか?と思う。草を刈りながら 草の中から次々と現れる飴の包み紙に私は

「これはうちの家に対する嫌がらせだな」と思う。そうか、嫌われてるなら私も嫌いだ

なので 拾い上げた包み紙を小さなバケツに入れてこれ見よがしに 道端に置い

て置くことにした。たまに誰かがとおってそのバケツの中を見てくれたら それでい

い。私が田んぼの草を刈りながら 小さなごみを拾い集めている・・ということを

知ってもらえば いつか誰かの口に上って伝い歩きのように誰とはなしにゴミを

捨てることにためらいや、違和感を持ってくれたらいい・・・面と向かって いい年の

大人に「ゴミは持ち帰って」なんて失礼ですもんね。でも大体そんな人の家の周りは

きれいに片付き、庭には買ってきたパンジーやきれいな花で整えているのです。

そのうえに この包み紙をばらまいたろか! と小心者の私は思うのです。


飴ちゃんの包み紙のほかには 飛んできたのかレジ袋のような切れ端や、ナイロン

紐。きょうは畑で使う 黒いシートが、それも三センチくらいに切れ切れになったも

のが 草の中からいくつも出てきた。家庭で出たごみを 焼却したのか その時

に飛んだのか シップ薬の透明シートが何枚も出てくる。畑でシップを貼る?

この田んぼをうちから借りて作っていたおじさんは 稲作をやめても草が茂るから

と 好意でトラクターで耕してくれていたのでそのころは草も大したことが無くて

助かっていたのだが、少し体が不調になってトラクターも使わなくなった。それまで

に 周囲の人には草とか野菜くずとか田んぼに捨てて置いたら トラクターで

すきこんで(土の中に混ぜ込んで)やるから・・・とでも言っていたのか?それも少し

おかしな話だ、借りて作っていたけど今は作らず ひいてくれていても田んぼはう

ちのもんだけど。勝手によそのゴミを入れるのもおかしな話なんだと思うのだけど

まぁこれまでの付き合いもあるので目くじらを立てずに我慢してたら 本日みつけ

ましたよ。畑のイモのツルなどのくずを 畑側から投げ込んだと思われるゴミが。

草刈り機で刈っていたら 生えてる草ではない 長めの茎ばかり出てくる、草刈り

機の刃に巻きつくのは怖いから いちいち拾いあげていたら結構な量に。


一抱えになるくらい ゴミ袋の大にすっぽり収まるくらいのよその畑の 収穫後の

ゴミ。自分の畑に 焼却場所を作っているのにだ・・よ。それもこの秋に捨てたもの

だから、私がこの田んぼを刈り始めたときに 「悪かったよ、うちのゴミだから集め

るね」と気がつくもんだろーが・・と私は草刈り機をブンブン鳴らしながら文句を言う

そうしていたら 草の中に赤色のものが・・・一瞬 まだ冬眠してないカエルを斬っ

てしまったのかとドキドキしたけど、よくよく見たら サツマイモ。ここは休耕田であ

る。そこにいきなりサツマイモかよ!と思った。


右側のイモは クワで掘り起こしたときに切ってしまったクワ切れイモ。左は 収穫

して食べられるほどでもない大きさと思ったのか?だからうちの田んぼ に捨てた

私が心を広く持って カラスが畑で拾って田んぼに運んだ・・・と思ったとしても

納得がいかない。ようは 自分の庭や畑がきれいなら 隣り合うよその土地には

捨ててもいいんだよってことなのか・・・

とりあえず、今回草を刈って 次回までにまた同じように畑のゴミを捨てていたら

それを集めて柵の向こうの畑にお返しし、この田んぼは草を刈らないでおこうと

思う。こっちは茂らさないように刈っているのに その刈りはらったところにゴミを

捨てられたらいったい何のために 汗水流して草を刈っているのかアホラシイ。

しかし そうなると ますますゴミを捨てるだろう・・・やはり口で注意を促さないと

いけないのか?



うちの隣の閉め無人家の家人が 家の周りの草刈りを町のシルバー人材に

依頼したようで 先日朝から草を刈っていた。おばあちゃんと「よかったね、やっと

うちの母屋の前の茂った田んぼも刈ってくれるわ」と思ったら なんとうちの前の

田んぼだけ刈らずに帰っていった。「え?なに・・・依頼した家人はこの田んぼは

刈らんでもいいって言ったのか」普段から 道に倒れ掛かってくるススキを疎ましく

思って ボランティアで家の前と道に面する部分を刈っているのに・・だよ。

おばあちゃんは「年末までにここを刈りにくるんだよ」と言うけど その可能性は

無いような気がする。まだ住んでいるときだって 一斉清掃には遅れて出てきて

草刈り機の調子が悪いのか いじって終了・・・草刈りなんて 協力したくないの

だろうね、人と協力することを教え導く仕事をしてたんじゃねーのかよ・・と、私は

思う。思うが いずれ我が家もこの隣家のような状況になる。できる間は人様に

迷惑かけないようにしていきたいと思うけど、あと五年でここもだいぶ変わるで、

とおばあちゃんは言う。たしかに 五年後は ほとんどが50歳以上になっている。

若い人は昼間は 串本で働き 新しい移住者なんて きれい好きな人はいない。

なにごとも 草が茂っているのが自然・・・というポリシー。自分のゴミを他人の土地

に入れる人もあれば 草を茂らし放題という人もいる。きれい好きもいろいろね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霜月

2019-11-04 05:30:00 | 我が家
早や、時はもう霜月となってしまいました。

とはいえ、朝夕肌寒いけど日中は動けば汗がでるくらいの十一月。

雨が多かった十月の末、なんとか太陽が戻って私は 草刈りに邁進中。

今年からは また刈らなければならない田んぼが増えて おとうさんと二人で

まぁおとうさんは週末だけだけど 仲良く草刈り機を携え田んぼを歩いています。

その合間に お墓を掃除したり家の庭の草を引いたり なんやかやと動いては

汗を流しているわけです。パソコンに向かうことも少なくなり 横になれば知らぬ間

に眠ってしまう・・・健康的と言えばそうだけど。

草を刈っている田んぼに 突如 キノコが出てきたりします。これは食べられるの

か?と草刈り機を進めながら思うのだけど 田んぼに生えたキノコを食べた・・・

なんて話は聞いたことが無いので 食べられないのだろうと 茂った草とともに

刈ってしまいます。


でも、こんな大きなカサを見たら 「おかずにならへんのか?」と誰でも思うよね

おばあちゃんに聞くと「クサビラタケ」と呼んだけど・・・食べたことが無いという。

調べたら クサビラって茸じゃん、食べられるものもあれば毒のものもあるとか。

やっぱ おかずにはしちゃいけないものなのね・・・カサが開いてないモノはマツタ

ケみたいな感じだけど。クサビラタケ(らしいもの)は 最初の田んぼに多くあって

二つ目の田んぼには数本しか見なかった。三番目の田んぼには全然なく、これは

生える時期が終わったのかもしれない…という結論にした。きのう(11月2日)、

三番目の田んぼを刈り終えた。台風後、やっと晴天が続くようになり順調に草刈りに

没頭できます。が、ばね指は相変わらず 右手首も痛みが増し これは老後に

どんな神経痛になるのか思うだけでいまのおばあちゃん同様、どこが痛い、ここが

疼く・・というような 痛みを背負った老婆になるのかと思うと目の前が真っ暗。

刈りながら思うのだ「こんな草刈りをしないで済むような暮らしをしたいもんだわ」

と。でも「いまは おしん状態なのよ」とおしんを思い描きながら私は刈るのだ。

合間に 台風のあとお墓の様子を見に行くと案の定 落ち葉まみれで見るだけで

帰ってこれず、落ち葉を拾い掃除してきた。前回 階段下の扉が壊れていたので

新しいものを買って来てそれも付け替え。こんなもので シカやイノシシが防げるの

か疑問視してるんだけど いまのところこの扉を破って上がってはないので、サル

は防げないけど。

これは取り換え前。伸び縮みするもので手前に二本、階段側に一本鉄の棒を横に

渡して置くのだが、たまに何者かが触るのか秘密のしるしが動いているときがある

防犯カメラでも付けておきたい(笑)

取り付け後。こういう状態です。誰がこうしたかって、亡くなったおじいちゃんです

12月になったら 茂った草を刈らねば…草というよりシダです。


先日終わった田んぼを刈り始めたころの写真。奥に見えるのが一番目、左奥に

柵が見えるのが 通称こげグラウンド二番目の田んぼ。三番目は雨が降ったりし

たので 田んぼがぬかるみ日数がかかったけどなんとか終わる。道行く人に

「毎日大変やのう」とか知らない人にまで「きれいに刈って」と言葉を貰い、

「いやいや 下手やからとら刈りで・・・」と苦笑いするしかない。機械を手にして

十年ちかいけど なかなか引退したおばあちゃんのようには刈れません。

周辺には草刈りのエキスパートが何人もいるので そんな人にしげしげと刈った

あとを見られたら 恥ずかしくて仕方ないけど、私の力量はこんなものなんで・・と

笑ってごまかします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする