こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

にゃん!

2012-10-31 05:30:00 | いろいろ
   

私は、自他ともに認める犬派です。犬が大好き、それも最近はやりのちっちゃい犬より

足のしっかりした中型犬以上が「犬」と思っているほどです。なのでちっちゃい犬を

「ネコくらいの大きさの」とかつい言っちゃいます。ネコは、苦手というかあまり愛情

を持ってみたことがない。人になつかない、無愛想、声がいや・・・色々と欠点を挙げ

ると出てくるもんだけど、これはきっと猫派の人だと犬についてそう思うのでしょう、

きっと。しかし、子猫は可愛い。人間だけでなく動物でもなんでも 大きさが小さいと

「か~わいぃ」となるのが人情みたいなものかもしれません。ただ、思い起こすと

若い頃「なめ猫ブーム」があり、子猫を暴走族風に、着せ替え人形のように服を着せ

ハチマキをしめ、二本足で立たせ(立たなきゃ仕方ない、ズボンをはかせられている

んだから)られた姿がとてもかわいそうで「これを見てこの写真がついたものを買う

気持ちがわからん!」と憤慨した、苦い思い出があるので私にもそうネコに対して

拒否もなさそうやん・・。でもね、先月も洗濯物を干していたら、くっさ~い臭いが

漂って、「これはネコのフン!」と恐る恐る駐車場を見て回ると砕石の上に盛ってる

やん。一応、習性らしく後ろ足で砂ならぬ砕石をブツのうえに掛けている。砕石だって

タダじゃないのだよ、ネコ!近寄ると足音でブツがモゾモゾと動く・・・そんなに

響くのか?私の足音が・・・と自分でも不思議に思って覗きこむと、ブツが静かに

砕石を敷いた下の地面に吸い込まれるみたいに動いていくのだ。ひぇ~なんじゃこりゃ

~、臭いし気になるしとりあえずこのブツは始末しなくちゃなりません。仕方なく

こげのウンチ袋を持ってきて(これもタダじゃないんだよ、ネコめ!)それも二重に

してつかみかけて、こぼしてしまった・・・なにかひっついてると思ったら、虫。

それもきれいな濃紺の甲虫です。かたちがコガネムシみたいで、もう少し丸っぽい。

俗にいう『ふんころがし』か! テレビで見た外国のふんころがしは後ろ足でフンを

転がせ運んでいたような記憶がよみがえり、それがこの砕石の下に住んでいるのか!

と、もうブツを発見した時からずっと驚愕しっぱなしで、クラクラしてきた。フンに

集まる虫として昆虫図鑑に載っているのは、ダイコクコガネやカドマルエンマコガネ、

センチコガネ、オオフタホシマグソコガネなどあって、オオフタホシマグソコガネは

まさにマグソは馬糞 でしょうね。私のウンチ袋のなかにも入ってしまったのは色的に

はセンチコガネのひとつだろう、図鑑には体の色はいろいろある・・とある。けっこう

「こんな黒色の虫は目にしたことあるやん」と思ったわ。センチコガネだって「フンに

集まるなかま」なんて所に属する虫だとは、見た目にきれいなもんは怪しいと覚えてお

いたほうがいいね。ショックなことに、ブツはもう一ヶ所あってこちらは新品?よりも

日が経っていたため センチコガネも少なく、しかたないからまたウンチ袋を持って

始末した。砕石もひっついているのでトイレに流して壊れたら困るので、ゴミとして

廃棄。まったくどこのネコ!や・・と思うけど、家の近隣には飼い猫はいないのだ。

少なくとも300メートル範囲には飼われたネコはいない。その外には飼い猫、野良猫

はいる。ネコの行動範囲はどのくらいかわからないけど、よくも犬を飼っている家の

駐車場にオケツを向けたもんだわ!と腹が立ったので さっそくネコの糞尿除けの

粒剤を買ってきて粗相をされたところを中心に1メートルおきに盛っておいた。雨にも

しばらくはもつらしく、その一回きりで粗相をされてはない。これからセンチコガネだ

って冬ごもりするか、死んでしまってるかもしれんやん。地中分の処理能力が落ちてし

まうから困るわ。なんでネコって糞尿が、異常に臭いのか・・・。飼い猫ならちゃんと

ネコ砂できれいに室内でおトイレするみたいだけど。私がよく見る「ためんこたいこ

さんのサイトのにゃんこは、みんなデキタにゃんこたちで、世のなかのネコは少し

見習うべきやね。



 と、ネコは苦手なんで記事にもあまりしなかった。最近、「こいつはいいヤツ」と

いうネコに出会うことができた。「いいヤツ」と言っても単に、むこうのたぶん気まぐ

れで私の相手をしただけなんだと思うところもあるんだけど。

三尾川のおばさんちに行くと、ネコがいた。まえにこげのおばさんになる犬マキがいた

んだけど、そのころから野良猫がエサを勝手に食べにきてマキが小屋でも遠慮するとい

う、「なんとかに軒先をとられる」みたいだったのがマキが死んでから一匹の若いネコ

が居つき始めたそうだ。おばさんも高齢だし普段は一人なので話を聞くとけっこう、

遊び相手にも話し相手にもなってくれてる感じだし、近所のおばあさんもわざわざエサ

を持って立ち寄ってくれるという。前に行ったときはちょうどそのおばあさんがやって

来る時刻で ネコはちゃんと庭先で待っていた。そのときが最初の写真。これ以上近寄

ってくれないし、私が動くとぴょ~んと飛んで逃げるので、ズームで撮影。

  

で、この間行くとまた姿を現したのでカメラを向けてみた。どうやらこのネコはこの

場所がテリトリーの一部のようだ。ここを中心に動くけど他のところにはいかない。

  
             結構、かわいいかも

おばあちゃんとおばさんが話しこむので、私は待っている間このネコと時間をつぶす

ことにした。相変わらず、寄ると逃げるけど、どこかおちょくってるような感じもする

指のさき1メートル弱のところで毛づくろいやなんかをするくせにそこに行こうとした

らパッと走る。


           模様がトラ模様というか、色がこげいろやね


         少し慣れたか?人を誘うように近くに来るのだが


           この背中の盛り上がりは犬にはできない

急に雨どいの排出口にもたれかかってゴロゴロしだした。見ていたら白い石を転がし

遊んでいる。そんなネコじゃらしみたいなこと、やってんのか?と一人遊びしてるんや

と珍しい光景を見ていた。(動画で撮ってもおもしろかったけど、いまはもう動画投稿

できないのでやめた)その石が排出口の下に敷かれたプレートの中に落ち込んでしまい

ネコが無精なおっさんが寝たまま何か、物を取ろうとするような動きを見せたので笑っ

てしまった。


         あまりに必死なので石を取り出してあげた

なんと、私の行為がネコの琴線に触れたのかこのあとネコが逃げなくなり、私の指で

遊びだしたのだ!


          最後には肉球をモミモミまでさせてくれた

それにしても、最後のこの姿は「お猫様にへつらう下々の民」みたいだ。このネコの

名前は知らない。おばさんも名前までは付けてないのだと思うので、私は「にゃん」

と呼ぶことにした。次に行ったときもこのように遊んでくれるか?ネコの目って黄色い

のかぁ・・・


反対に先週、行きつけの化粧品屋さんに行くとオーナーさんが鼻声で「サガコさん、

風邪引いたの?」と聞くと「ちがうのよ、○○○(私)ちゃん、ひなが死んだの!」と

「え!」と驚いたのだ。お店で初めてひなを見たのが夏前か、まだ生後50日ほどの

柴犬の仔犬で、まぁお店の中を走り回り、物をくわえて人には甘噛みするわで大人気の

やんちゃ娘だった。テレビの住宅のCMでみる、あの犬のようなかわいいひなが・・・

どうして?と聞くとサガコさんは「昨日散歩に行こうと、よっぽど嬉しかったのかリー

ドが手からスルッと外れて、外に飛び出しはねられ・・・」って泣きだしてしまった。

お店の外は駅前通りで交通量も多い。はねられたひなもはねた車も一瞬、だったに違い

ない。サガコさん夫婦には大きくなった娘さんがわりのようなわんこ、前に飼っていた

ななこも柴犬で寿命で死んでからは、「もうしばらく飼わない」と沈んでいたけど、

旦那さんが「飼いたい」と言ってひなを飼いだしたと話していた。もうやんちゃすぎる

ので、毎月郵送してくるお店だよりはひなのことばかりで、全然お化粧品のことは

書かれていないくらいだった。うちのおとうさんも、ひなの近況が書かれていたお店だ

よりが楽しみで「今度は写真付きにしてほしなぁ」と言っていたくらいだ。犬好きの

私もあまりにも早いひなの一生にかける言葉もなく、「もぅほんとに飼わない。」と

悲しむサガコさんが「○○○ちゃん、わんちゃん可愛がってあげてよ」と言ってくれて

うんとうなずくしかできなかった。もちろん、獣医さんまで運んだけど内臓にダメージ

を受けていたそうで、この日の午後荼毘にふし、ななこと同じように動物霊苑に埋葬す

るんだと言っていた。私に渡すはずの景品のパッケージを見て「この箱の角が・・

ひながかじってる・・・」とまた泣きだしてきそうで「箱、置いていこうか?」と

励ましにもならない言葉しか言えませんでした。



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いただきました!

2012-10-29 05:30:00 | 我が家
食欲の秋です!こういう困りものの季節は、こちらとしてはお断りしたい。口にするもの

はみな美味しく、「これくらいで止めとこう」という歯止めは効かず従って体重は、徐々

に元の位置へと戻ろうとしている。やっと胃袋が小さくなったのか小食でもいけるように

なったと感じはじめたら究極の季節『秋』がやってくるのだ。おまけに そんな凹さんを

見越してか、ぼんくらさんのように何度も美味しいものを与えてくださる御仁もいらっし

ゃる(いや怒ってはいません。美味しいものを体験させてくれるので大感謝しています)


           札幌苺カタラーナ(みれい菓)

こちらの冷凍お菓子、ぼんくらさんにいただきました。女子がスイーツ好きだということ

は周知の事実で、私もそうチーズ臭くないものなら喜んで!食べます。こちらのお菓子、

冷凍のアイスクリームだと思っていたら、解凍して食べるのが基本だと書かれています。

アイスクリームを解凍するなんてケッタイナ話ですが、全部解凍するのでなく「半解凍」

でアイスクリームのように食べるのが基本なんだと・・・?いただいたのが苺が表面に

わんさか乗ったものなので、説明書にある解凍のめやす【いちご&ザク盛りマンゴー】の

ところを読むと、果実の色が出てからお召し上がり下さい。自然解

凍30分~40分 冷蔵解凍2~3時間位
 とありました。私としたことが

解凍を始めた時にパチリ!とすれば食前の状態がわかったのですが「あっ!」と気がつい

たら一人で半分以上食べてしまった時・・・【時すでに遅し】がまさにこの時です。

食べるのに夢中でアイスのなかに 黒い粒のバニラビーンズがたくさん入っているなど、

全く気づかず≪みれい菓カタラーナの美味しさの源です≫を完全に無視してしまいました

だけど、美味しかった。食べたのがまだまだ気温が高い頃だったので、このあとしばらく

アイスクリームを食べる習慣が残りました。


                神宗 塩昆布

甘いもの全般かと思いきや、ぼんくらさんはこのような塩気のものも下さいました。

口では「百貨店に行ったら行列ができていて、なんやろと思ったら塩昆布やった」と

言っていたので、行列の先も確かめずに並んだのか?とまさかぼんくらさんはそんなこと

はしないだろう・・・と思ったのですが、おとうさんには「ぼんくらさんが百貨店に行っ

たら行列ができていて、何か判らず並んだら塩昆布で、つい買っちゃったんやって」と

言い、小笑いをとったのでした(すみません)。しかし、おとうさんは「これは髪にいい

し、便秘にもいいから食べる食べる」と喜び、毎日食べているしお弁当の一品にも加えて

もらってます。もちろん、私も食べてます。なぜか大阪には「塩昆布や」ってありますよ

ね。あれって商売でやっていけるのかいつも思います。「お茶」屋さんや「かつぶしや」

さんとか。昔ほど購入する人もそうないと思うけど、贈答用とかでいまも利用する人いる

んでしょうね。


    サッポロビアレストラン ニューミュンヘン骨付き阿波乙女鶏の生唐揚

来姫しているぼんくらさんから「味つき生唐揚が届いたので、半分貰ってくれますか?」

とメールが届きました。そこには「ニューミュンヘンの」と書かれていたので、この間の

塩昆布の入っていた百貨店の袋のなかにあったとても美味しそうな唐揚の写真、インター

ネット通販【ホームページ】【ぐるなび食市場】のチラシのやつやな・・と直感し、

あれも美味しそうな唐揚げやし、遠慮なく「貰います」と返信したのでした。ぼんくらさ

んはそんなチラシが袋に入っていたとは知らなかったそうですが、あの写真から「きっと

サクサクして美味しい」と想像させるものでしたよ。「揚げ方も書いてるし、7分くらい

揚げるらしい」と言い、賞味期間は明日やからとも念を押します。さっそくこの日の夜に

揚げていただきました。というか、想像していたより一個が大きく貰った時点で骨付きと

いうことを忘れていたので、この写真の袋から取り出した時は「デカイしぃ~」と唸って

しまいました。揚げている最中をカメラで(天ぷらなべの上空から)写したら、レンズが

白くくもり失敗。でも上等に揚がりました。一個が大きいのはたんに、我が家の唐揚が

小さいということだし、普段は骨付きの唐揚は家では揚げない・・というだけです。

ケンタッキーのフライドチキンも もう20年くらい食べてませんね。


     左はスパゲティナポリタン風(残り物) 骨付き阿波乙女鶏の唐揚

美味しい!付いているオリジナル特製ブレンド塩をふりかけて食べたら、これはまさしく

ビールに合いますね。我が家はもう休肝期間におとうさんが入っているので、ごはんの

おかずとして食べました。「休肝」と言ってもただ、飲むのがビールなのでこれから寒い

から飲まないだけで、これがすき焼きとかカニ鍋とかだと飲むわけです。ぼんくらさんは

飲むのも食べるのも好きなので、美味しいものや美味しいお店をたくさん知ってるのだ。

『ニューミュンヘン』は1958年に大阪・お初天神通りに創業した当時としては珍しい

ドイツ風本格ビアホールなんだそうです。大阪に学生の時にいたけどお初天神に辿り着け

なかった記憶がある・・・いや、あれは水掛け不動さんだったか・・それは迷子で行きつ

いたのか・・・。大阪も「阪急」が変貌しちゃったやん。なんかもう違う時代なんやね!

 ぼんくらさんは大阪に戻ったらまた探検しに行くのではないかと思います。




さて、こちらはおじいちゃんの親類から自家製のパイナップルをいただきました。

沖縄やその近辺で作られているのは承知ですが、本州最南端でもほれ!このとおり、

立派に実をつけるのです。ただ、露地栽培とはやはりいかず、真冬はビニール・ハウス

内で暖房を入れて育てるのです。昨年の冬から忙しくてハウスも手入れを怠り、暖房も

入れなかったと言っていたけど、形は少しいびつですがもう香りもプンプンして、

さっそく一口大に切ってタッパーに入れて 一つ二つと小腹がすくたびにいただきまし

た。私は バナナ味もイチゴ味も好きだ・・けど、この南国のパイン味もあ~、ヨダレ

垂涎だわぁ
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大祭の始まり

2012-10-26 05:30:00 | 和歌山県


祠の前には 待ちわびる信者さんたちとほら貝を噴く修行僧もスタンバっています。

修行僧のかたの横にはどこかのカメラマンも。役場や地方紙の取材なのかカメラと胸に

ネーム札を付けた人もいました。参拝した人はお賽銭や祝儀袋をお供えしています。

前回、お賽銭は入れたのだけど祝儀袋を忘れてしまい今回はちゃんと用意しましたが

表書きをどう書いていいかわからず、『お供え』?それとも『御祈祷料』・・でも

祈祷を受けるわけでもないし迷ったうえでなにも書かず、名前も書かず裏に≪串本町

凹≫と書きました。中田さんならわかってくれるだろうと・・。しかし筆書きで 凹

と書くのが書きにくく、「ハンコだといいかも」というとおとうさんが「作ったら?

芋バンで」「そりゃぁ日持ちせんやろ~せめて消しゴムで作ってみようか」と笑ったの

でした。下から声がしたので振り向くと峠道を挟んだ向こうの山から 時代衣装を身に

付けた女性の姿と 白いはかま姿の中田さんがやってくるのが見えました。

そばにいたおばさんが「上から見下ろすのは失礼やから」とそそくさと祠のある方に

移動したのではっきりと上がってくる姿が見られます。


                この人が中田さん


        時代衣装の女性は三人、着付けの女性も同行していました

この女性たちは 『加寿姫伝説』の映画に出演していた人ではなさそうです。もしかした

ら映画第二弾の出演者かもしれません。地元の人のようで集まった人から声を掛けられて

いました。


                祠前に着座しました

和尚さんもいらっしゃいましたが、本物(失礼ですが)かわかりません。映画のなかの人

なのかも・・・。ほら貝のあと般若心経と地蔵心言をみなで唱えます。前回同様、般若

心経は途中まで、地蔵心言もボロボロです。もうこの年齢ですから般若心経くらいは覚え

ておいたほうがよさそうやな。中田さんたちが上がってくると同時に、向こうの広場に

いたのか小学生の女の子たちが10人以上やってきて、いっそう祠前は人で埋め尽くさ

れました。子供たちでも目の前で唱え始めたお経が 静粛に聞くものだとわかったのか

少し頭を下げじっとしています。私のそばに立った女の子が、周りの大人が一斉に

「はんにゃ~は~ら~み~たぁ」と唱えた途端、モゾモゾとしはじめました。手元を

みると ポケットから木でできた十字架を出して、それを思いっきり握っています。

私は可笑しくなって「この子はきっとクリスチャンでもなくて、こんなお経を聞くのが

はじめてなのだろう。大人たちが一斉に唱えたもんだから一種のホラーの世界に引き込

まれないための、見せかけのストラップの十字架を引っぱりだしたんだろう。握りしめ

た指に力がはいってるわぁ」と思ったのだ。純真なんだね、子供ってこのくらいのとき

は、イエス様とか十字架とか悪魔払いに完璧!と思い込むのだ。かくいう私も小学生の

時に吸血鬼の映画を見て、「十字架が欲しい」と母親にねだり買ってもらったのだ。

学校にはつけていけないので、休みの日に首からぶら下げていた、「これで吸血鬼が

現れても大丈夫」と思っていたある日、ボールをついていた。てんてんてんまり、てん

てまり~・・・と、自然と首が下がり「あっ」と思った瞬間、ボールをつく手のひらと

十字架が重なり、ブチっと鎖が切れてしまったのだ。なんと、私の救世主の弱さよと

思ったのでした。子供はとても悪魔とかが「恐怖の大王」で、それがなんともないと

思えるまで、成長期の過程なんだと私は思っているのだ、実体験上ね。この女の子が

十字架に頼ってもどうにもならないことを知る日が早く来ることを願ってやまない。

祠前での心言の奉経も無事済み、中田さんが信者さんにむかってお礼を述べ、今年は

映画村広場に多くのイベントを企画しています。お参りに来られたみなさんに楽しんで

頂けるよういろいろやってみました・・というようなことを話していました。私達は

祠にお参りして祝儀袋も無事に納めて、広場に行ってみることにしました。

 
広場に上がる小道を歩いていくと 香ばしい香りとおおぜいの人の声が聞こえてきます


             香りは右端の煙からのようだ

慌てて覗きこむと そこには大きな『マグロのカブト焼き』!さすが、那智勝浦、生鮮

生マグロの水揚げ日本一・・だったな。これは写真に収めないと と網に乗ったカブト

の前に回ろうとしたら、焼いてるおじさんが二人がかりで蒸し焼きにするため蓋をしよ

うとしてるやん・・・あ~という間もなく・・・見えなくなった



青空の下で いろんな屋台が出ていた。ひとつずつ見て回ってみると一番奥では何やら

尼さんのかたが講和を始めていました。



小さな子供連れの若い夫婦や 老婦人たち もちろん雅龍の人達でしょうか、揃いの

コスチュームで屋台をまわっています。


      怪奇! 不思議な25分身術の婦人を撮影してしまった!


              右が25分身術の人

急に腕に虫が飛んできた。

キリギリスの仲間か?じつは右下に4,5歳の女の子が座って食事中でしたが、私の腕に

虫が飛び付く瞬間を見てしまい、ビックリした顔をしたので「欲しい?」とむんずと

つかんで女の子の前に出したら、虫がぴょ~んと跳ね女の子が泣きそうになったので

その場を退散しました。

お昼前なので売られていた『ライス・コロッケ』三個で300円を購入。


          長丸クリームドリア 丸カレー 四角チキンライス

これで夕ご飯のおかずも買ったし、そろそろ帰ろうと来た峠道を歩きはじめました。

途中、中学生風の三人組に「こんにちは」と声をかけられそのあとも、家族連れの一家

にも同じように挨拶され、やはりこの道はこうして声かけ合いながら歩きたい道だと

思ったのでした。山に入ると みんなどこか人に優しくなる、そんな隠れた気持ちが

にょきにょき出てくるのかもせれません。だから小栗も言うのです「また山においで

よ」と。

     
              うちの竹林よりきれいだわぁ

ただ、現実に引き戻される場所が。こうして昨年の紀伊半島大水害という災害に見舞わ

れ、仮設住宅での生活を余儀なくされ続けている人がいるということがどうにかできな

いのかと思うのだ。



           地蔵口からみえる仮設住宅だとおもう・・









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駿田峠に・・・

2012-10-24 05:30:00 | 和歌山県
那智勝浦町の加寿地蔵尊世話人会の中田さんから、秋の大祭が開かれます。という

お知らせを先日のブログのコメント欄にいただきまして、もうしばらくお参りもして

いないし行ってみようと思い日曜日、おとうさんと出かけました。腰を痛めたおばあ

ちゃんも誘って。おばあちゃんもマツタケ採りに行く前に、駿田峠を歩いて足ならしを

しておこう。。と思っていたんだけど、日曜日にマツタケのほうに先にお呼びがかかり

連れていってもらうんだから、そちらを優先し早朝から出かけていきました。まぁ

加寿地蔵までの道は草木が茂ることもなく、いつでも歩いていけるからまたの機会に

いたしましょう。

 日曜日は晴天で 飲み物とカブ―の帽子ではないけど帽子を持って出かけました。

中田さんは『加寿姫伝説』の映画を撮影した映画村広場で いろいろな催し物もするの

でということも書いていました。前回、大祭を見学した時も餅まきやダンス・チーム

雅龍の演舞があり楽しく見させてもらった記憶があります。ワクワクしながらいつも

車を止める勝浦観光ホテルの駐車場(それも一段奥の第二駐車場)にむかいます。

私が加寿姫地蔵尊のことを知ったのがもう5年になるのでしょうか、勝浦の駅に設置

された小さなビデオ案内からでした。一階の待合所に置かれた案内ビデオはあとで知っ

たけど中田さんの手作りだということ、それから次男君が帰省するたびに勝浦駅で

「あぁちゃんと設置されている」と思い、次第に地方紙や観光案内所でも地蔵尊が

とりあげられるようになりました。記事では駿田峠の整備に世話人会はじめ地元の

かたの力で拓かれ、そうこうしているうちに加寿姫伝説の映画も立ちあげられ、見事に

脚本からキャスティング、衣装にロケ撮影、上映会と手作り感いっぱいの製作映画が

できあがりました。上映会に行った時には大勢の観客がつめかけ、一観客の私達夫婦も

感動を覚えました。駿田峠に続く道を歩きながらも「ここに来るのは久しぶりやね」

「もう何回来たかなぁ」と話しながら、辺りの風景に目をやるとどうも前に通った雰囲

気と違う感じです。最初は、ここだけかなという印象で写真を写さなかったので、いま

となっては 三年前の記事と比較するのに残念やなと反省をしました。

  
            獣害除け?盗人除け?の電気柵

入り口から進んでいくと左側に大きな竹林があるのですが、まえから『私有地なので

竹の伐採、タケノコなどを採らないように』という立て札がありましたが、電気柵まで

は設置されていませんでした。「ここもイノシシとか出るんやね」と話しながら歩きま

したが、どうも峠道にも斜面にもイノシシが掘り返した跡など、シカのフンなどないの

です。もしかしたら獣害というよりも 電気柵は頭の黒い二本足の害のものかもしれま

せん。


        2009年10月 整備された当時のもの

地蔵口の標識は残っていましたが、杖立ては崩壊し杖もありませんでした。


        2009年10月 のぼり旗湧水場所

転がった丸太は伐採で出たものか、整備に使って残ったものなのか、忘れましたが


2012年10月 拡張した道路の丸太が欠損してます。のぼり旗もビリビリ・・・

どうやら歩くに従って、この道はもう整備されていないということがわかってきました

駿田峠、加寿姫地蔵尊にむかう道は国道のトンネルを抜けた(串本方面から来たら。

新宮方面だとトンネル横から入る)セメント工場に上がる道が、車で直接広場に行ける

ようになっているので、どうやらそちらを勧めているのかもしれない。だけど、私たち

の前に老婦人が5人ほどこの峠道を歩いて行ったのだ。たぶんこの近くの人たちなんだ

と思うけど、私達のあとからも歩いて上がってくる人が何人かいた。たぶん世話人会さ

んたちも高齢のかたが多いので、もうこの峠道の整備をできなくなったのかもしれない

し、役場から予算が降りたのかも・・・あ、でも無理かな、昨年の紀伊半島大水害で

那智勝浦町は甚大な被害にあったから、こちらの予算も先送りなのかもしれない。

いよいよ地蔵尊だと近づいたら、記憶の隅にあった登り口が変更になっていた。そうい

やここに来るまでの何ヶ所の音声案内はバッテリー切れなのか故障したのか、ボタンを

押しても答えてくれません。私はもしや心ない人がいたずらしたのか?と思ったけど

それも昨年の大雨で壊れてしまい、登り口もあまりに急すぎたので崩壊したのかも、

参られた人のためにもう少し安全な登り口にしたのかもしれません。


           2009年10月

登り口前にある伝説にも出てくる古井戸ですが、ここも清掃されてはいませんでした。

やはり維持管理の面はきびしくなっているのかもしれません。残念です。


   2012年10月 二本の木に渡されたしめ縄、ここから入ります


                加寿姫坂

坂というより土階段になっています。道幅も前回よりは広くなっているように思います

でもやはり、上から降りる人がいれば立ち止まって譲り合います。


        祠の前ではもう信者さんが集まられたようです

私達は 信仰信者というわけではないので信者さんを差し置いて、前には行けません。

前回同様なら祠の前には ござが敷かれその後ろの椅子には信者さんが座りあとは立っ

て大祭の進行を見守ります。階段を上がりながら頂上を見ると、もう人がいっぱいで

立錐の余地(あたしゃ いっすいの余地だと思ってたわ、りっすいなのね)もないって

感じです。



ごった返しているので到底 祠の前には行けそうもないので、この写真のリュックを背

負ったおばさんが立っている辺りに立つことになりました。ここは坂の終点で、すぐに

降りることもできる。世話人会さんらしい人が法被を着て立っていますが、中田さんは

いません。どうやら峠道を挟んだ映画村広場でイベントをしているのかも。もうすぐ

開催の10時ですが・・・。こちらの祠前には50人以上でしょうか、信者さんは

女性が大半で、なかには山ガール風な格好をした山おばさんたちも・・きっと熊野古道

散策のグループでしょう、こんなイベントがあると聞きやって来たのか「お参りして

次、行こ!」と話していました。





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山にいこうよ

2012-10-22 05:30:00 | いろいろ
おっと、写真が小さくなりました。これは小栗主演映画『岳』のワンシーン。瞬間の

顔はイマイチなんだけど、写したかったのがこのキャップ。最初、映画館で観たときに

も「あ、この帽子いいやん」と思った、思っただけだったのが、CS放送で再度見、

また先月地上波でも放送していたのを見て「やっぱ、これいいなぁ」と思っていたのだ

それから、(地上波で観てから)どこかで売ってないかって思うようになり、検索した

んだよ。どう調べていいかわからず≪映画『岳』で小栗が被った帽子≫と打ってみたら

何とすんなりヒットしてでてきたのだな。おまけにいくつか下には自分が書いたブログ

記事も出てきていて、「おっと~!」とびっくりしたのよ。

 このキャップは「カブ―」という会社のものだという。なら、昨年の映画で使われた

ものだから無いだろう・・と楽天市場で探したら、写真付きで載ってる載ってる。

「おっしゃ~、これなら購入できるやん」とまぁ、帽子一つでも結構するなぁ、とは

思いつつ、「この値段なら落石とかの事故でヘルメット並みの防御ができればいいのに

その機能はないのね」と非常に残念だ。しかし、クリックしても「売り切れ」ばかり

だ。やはり、ここ数年の山ガールブームで売れたのだな・・。残るサイズもLサイズ。

なんやぁ・・・やはり「にわか山おばさん」には縁がないのか、どのショップもなぜ

か、いや当然のことながら小栗が被ったこの色のが「売り切れ」なのよ。他の色なら

少しはあるけど、このさい仕方ないか色違いでも。と探すのにも疲れたのでいよいよ

購入のためにサイズや希望色をうちこもうとしたとき、また大きなショックに襲われた

のだ。なんと、このキャップの頭周りのぐるりに描かれた柄が「どれになるかわかりま

せん。おまかせになります」って、どういうことだ~!生産工場ではいろんなパターン

でこのぐるりの部分を縫製・装着をしているので被る部分は希望色でもぐるりは希望に

そえない・・ということらしい。え~って、そんな・・・お客のニーズに応えない主義

なのか?さすがアメリカの会社やな。客に媚びは売らない、こちらに従えということの

ようだ。私は、「くくっ、小栗が遠なった」と落胆しまくっていた。でも、毎日あの

キャップいいよなぁ・・と思い続けていたら10月14日日曜版読売新聞に


              ✿ 山に行きたくなったら

≪✿山に行きたくなったら≫という見出しで 小栗の『岳』が紹介されていた。タイム

リーやん!とうとう私の思いも届くようになったのか?と思ったくらいだ。そぅ、たし

かにそこに書かれているように「こんなでかいクレバスが日本にあるのか」と思えるよ

うなシーンもあった。原作のコミックではもっと悲惨な山岳事故のオンパレードとある

から、映画は少しはきれいに纏めたのかもしれないな・・。映画の中の風景は、雪が

あり空が近くに見え、あそこまで登れたらさぞかし気分爽快だろうな。金曜日の夜、

NHKで兵庫県の氷ノ山(ひょうのせん)にいまや女優になった濱田マリと俳優マギーが

初登山をしていた。整備された山道でも三時間はしんどいかな・・・でも 楽しそうや

ん。二人はカブ―のキャップは被ってなかったけどね・・。記事の最後には「紅葉シー

ズンまっただ中、山に登りたくなったら、まずはこの映画を見ることをお勧めしたい。

その上で、天候や装備の確認を。そして、なにより、山をなめていないか、自問したい

・・・とあります。なめてない、なめてない。毒蛇は出るし道に迷うかもしれないし、

心配事はそれこそ山に登るくらいあるわ!でも、その向こうに小栗が「また、山におい

でよ」とあのわざとらしい笑顔で手を振ってるんだから、しかたないのだ・・・。


記事の下欄に『もう1本』として≪聖職の碑いしぶみ≫が紹介されている。この映画も

私が若かりし頃、当時人気絶頂だった三浦友和が出演するというので製作途中の様子を

ワイドショーだったかで見た記憶があったけど、実際には鑑賞したことがなかった。

ブログを始めて最初のお友達の長野のsh5986 さんが長野県のかたで 信州の山の

写真を載せているのを見てきれいなとこだと思っていた時に、CS放送で≪聖職の碑≫を

観た。主演は鶴田浩二、原作は新田次郎で大正時代に実際に中央アルプス・木曽駒ヶ岳

で起きた長野県の高等小学校の集団登山における遭難事故を題材に、引率した校長の

(鶴田浩二が演じていた)『山が人を育てる』と考える生き方が胸を打つ・・とありま

す。子供たちは登山の途中で食事をとり、休憩の間仲間と遊び楽しく過ごしていたけど

山の天候が急変し暴風と豪雨で山小屋に避難するも、屋根は吹き飛びムシロやゴザで

体を温めようとする。この時はまだ『八甲田山』の映画はできてなかったと思う、それ

より少し悲惨さは少ないけど倒れて行くのが子供たちなのだ。ラストに現在(1978

年当時)の駒ケ岳に向かうところに遭難事故の慰霊碑が映し出されてくる。昔は、天候

の急変や、身支度も、連絡手段も何も対処できないというのが現実で、何事もなく下山

できたら幸運なことだったのだろう・・・そのことを頭に置いて、山に挑むことだな、

と、私のようなそんな高い山にも行けない素人ですが、小栗よ!誘ってくれへんかなぁ

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くし☆バル

2012-10-19 05:30:00 | 和歌山県
   

今回は本州最南端のイベントのお知らせ。先日このようなチラシが(おいおい、またチラ

シからかい!)新聞と一緒に配達されました。「くし☆バル」というイベントが開催され

る・・・ということは、熊野新聞の記事からだったか読んだ記憶があるし、「バル」と

いう言葉が付いたイベントが田辺だったか新宮だったかでも開催された・・・というのも

記憶にあるよなないような・・・。新聞で読んでもその「バル」ってのが何を意味してい

るのか知らなかったので、このチラシで知ろうと思います。カーニバルみたいな、ドンチ

ャン太鼓の音が鳴り響くようなことなのでしょうか?チラシには

10月27日(土)早朝から深夜本州最南端をほおバル!! くし☆バル荒天決行

とあります。来週の土曜日早朝から深夜まで、どうやら飲み歩き&食べ歩きができるイベ

ントらしい。チラシのイラストはビールジョッキ、その頭に潮岬の灯台を模したのか夜の

界隈を照らすさまなのか・・・。チラシの右端に私の疑問に答えてくれる説明がありまし

た。

くし☆バル とは・・・飲食店など参加店舗の中から3~5件を(軒だと思う)自由に選

んではしごするイベントです。  チラシの下側にくし☆バル楽しみ方①~④とあり、

①前売り券3枚綴2,500円か5枚綴3,800円の※当日3枚綴2,700円チケッ

 トを購入します。

②バル当日は、このチラシを片手に気に入ったお店をハシゴしてください。

③チケット1枚につき、用意された「1フード&1ドリンク」を堪能します。

④チケットは1人1枚使用がルールです。3~5件(軒じゃない?)のお店をハシゴしま

 す。※行列が出来ているお店があるかも。待つのもバルの楽しみのひとつ!!予約は不

 可

と書いていました。凹さんは「え~、でももしチケット残ったら~。」と思ったのよ。

そうしたら、右側に

余った券は あと☆バル で使おう! 余った券は1枚700円の割引券として、あとバ

ル参加店舗で使用できます。未使用のチケットは10月28日

~11月11日の15日間「あとバル」協力店で700円の金券として利用できま

す。おつりは出ません。1店での支払いに利用できるのは1人1冊(1~5枚)迄

です。


ということです。どこが開催するのか・・とみてみたら、協賛:串本タクシー K・K運転

代行 運転代行 聖 となっていて、後援が串本町商工会、串本観光協会、和歌山東漁業

協同組合、東牟婁振興局。問い合わせ先は「南紀わかものプロジェクト」とあります。

早朝から深夜って設定だからかバル参加者は、当日“串本タクシー利用”ALL200円

引きとも書かれています。そうか・・・でもどんなお店が参加してるのやろ・・・深夜と

いうところが、少し引っかかります。小さい子供連れは明るいうちに、おとなは夜の串本

の町をそぞろ歩きを楽しめってことなのか・・・。それも、私のようなおばさんではなく

もっと若い世代の呼び込みなのかもしれません。

  

チラシの裏面には くし☆バル に参加するお店が掲載されていました。全部で40店

もあります。「ほおバル」ということですから、食に関係するお店ばかりです。上部に

は各店舗の所在場所も地図にして書かれています。橋杭岩前からくしもと大橋までの

間にあるパン屋さんから老舗菓子舗、喫茶店にお寿司屋さん、中華に焼肉、焼き鳥、

居酒屋、天然魚料理、カラオケ、スナック・・・。ぼんくらさん行きつけの「くしも

と」も参加しています。「くしもと」は月と星マークがついていて、これは「よるバ

ル」参加店ということで、おひさまマークは「ひるバル」参加店ということらしい。

緑の四角はテイクアウトが可能ということです。この面の左には40店の営業時間帯が

書かれています。詳しくはhttp://bar.kusimoto.to/ をご参照ください。あ、赤い四角

は「あとバル」ができるお店だと~。内容からすると、ま、若者相手のイベントかもし

れません。チラシの隅っこに第2回 くしコン❤ 串本駅周辺にて1月下旬開催予定!

とあります。地元に残る若者に串本の未来を託すイベントのようです。

写真は無いけど、10月19日(金)/20日(土)は串本古座高校串本校舎の文化祭で

10月21日(日)は串本古座高校・古座校舎の文化祭だそうです。長男君のときの

文化祭では餅まきをしましたが、とうとうそれも行われず育友会による餅つき実演販売

になっています。古座高校でしたが。



※先ほど「いくゆうかい」と打ちこむと「行く誘拐」と変換されました。思わず笑った

けど、その前の「❤」も「はーと」と打って記号で変換したら❤型になって感動!まえ

に「にょろ」と打って「~」が出た時以来の感動でしたわん!
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こちらのチラシは

2012-10-17 05:30:00 | いろいろ
先週のこと、のどかな田舎のまったりとした昼間に遠くで何やらマイク放送の声が聞こ

えました。風に乗って聞こえてくる声は何を言っているのかわかりませんが、どうやら

我が家のほうの集落に向かっているのか、少しずつはっきりとした声になっています。

でも、大きくなったり小さくなったりする声に「共産党かなんかの演説かな?」と

思ったのです。そのとき、川の上の道に大きな黒か群青色の見なれない車が現れたので

す。まぎれもなく、この辺の車ではありません。大きな都会でよく見る≪街宣車≫の

大きさです。静かに車体を現わしたので見ていた私は一体この車は 何に属している車

なのか?と思ったのでした。車のボディには「共産党」や政党名、どこかのお店とかの

名前が一切書かれていません。ゆっくりと動き出した車がいきなり「神は言われまし

た」と、スピーカーから声を出した時に「そっちか!」と言ってしまいました。

こんな田舎の町道に、宗教の車が街宣車よろしくやってくることなどあまり記憶にあり

ません。よくある「○ホバ」は数人で家庭訪問にやってくるくらいで、最近は来ても

対応することなくこげに、「吠えまくる」という命を与えカーテンの隙間から様子を見

てやりすごすのだ。対応しなければ あの「ものみの塔」とかいう冊子もくれないよう

だ。いや、いくらかお金を払うのかもしれない。どうも聖書の解釈が偏り過ぎているよ

うな気がするのだ。車はなにか重要なことを言っているのか、でも家から出てきて聞く

人もいません。忘れたけど「世界の終わりの時に 神を信じない者たちは死に神を信じ

た者たちは神によって救われた・・・」みたいなことをスピーカーで流しながら、奥の

ほうに走って行った。私は「いったいどこからやって来たのか?」と思ったけど車が

Uターンしてきたのか見てはいなかった。その日の夕方、こげがけたたましく吠えるの

で外に出たら、門が開いてこげが外に。ブンブンと単車の音がしてそこに向かって吠え

ている。母屋の門の前までこげが走って行って吠えている。単車に乗った人がジロリと

こげをにらんで、猛スピードで隣の家に向かって走っていく。なんなんや!とこげを

門の中に呼び入れ、ポストを覗くとなにやらチラシが放り込まれていた、これを持って

きたのか?と手にしたらそれはこのようなものでした。

   
    ≪聖書の福音 神の御子イエス・キリストによる救い≫

なかなか立派なチラシだけど、なんなの?これは。福音ってのは「キリスト教でキリス

トによって人類が救済されるという喜ばしい知らせ。また、それを伝える教え。」だと

電子辞書に書いてある。≪福音書ー新約聖書の中で、キリストの生涯と教えを記した

マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネによる四つの文書≫  学生の頃、宗教学でなんかその

名前聞いたな・・仏教徒の私がプロテスタント系の学校に行き、キリストの教えという

か讃美歌を歌うのが新鮮に思えた、なんともミーハーな学生でしたが一年間は週一の

礼拝にも出たし(というか必修で単位をとる)、宗教学の時間は聖書から何章の何節と

言われても、あまりのページ数に探せない・・何が書かれていたのかもうほとんど覚え

てはいないけど、宗教ってのはあんまし真剣にならないほうがいいような気がするの。

 それにあちゃらの神もこちゃらの神も、神様同士でもめるようなことになっては(と

いっても紛争になるのは人間同士)平和も遠くなる。「唯一の神」というのは、私的に

は押しつけられてもさぁ・・・あたし、日本人やし~が本心だ。○ホバは○ホバ、

こちらはこちら、キリストさんは一人だけどいろんな解釈でお立場も違うのかな?と

思ったりする。

   

開くとイラストが描かれ、その横に≪唯一の神≫キター、このくだりから神様が神がか

ったいろいろなことを始めたことが書かれていくのです。「わたしは、あなたの神、

主である。あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない」出エジプト

記20:2~3   人間はサルから進化したものではないのか?と私は悩む。教科書は

違うのか?神が天地万物を創られ、人をもご自身のかたちに想像された。創世記1:

1/27    なかなか難しい話だな・・ここでは神が現れ、人の罪を説き その後地獄

に堕ち(私などは 不信仰者として、火と硫黄の燃える池の中に落ちそうだ。)自分の

罪を認め、神の(イエスの)救いに頼った者が天の国に導かれるんだそうだ。イエス様

は全人類はお助けしてくれない。火と硫黄の池って 火炎地獄みたいなのか?仏教でも

あるやん。

  

めくると今度は神様の一生、降誕、福音、十字架、贖罪、復活、昇天、世の終わり、

再臨、審判、と続きます。この世の終わり、終末思想は心の弱い人だと信じてしまい

仏像や印鑑なんかを買うことになるのかもしれないぞ、やたらと恐怖心を抱かせる

宗教ってなに様よ!と思ったりするのだ。その後、奥の方から、まるで暴走族のように

エンジンをふかしながら下って来る単車の音が聞こえ始めた。「さっきの人や」と思い

家から見ていたら、なんとチラシ配りの原付バイクが猛スピードで4台も走り去ったの

だ。この狭い地区に4台も投入してこのチラシを配りたい人ってなに者だ!と少し

怪しんだ。チラシの裏に目をやると


                聖書配布協力会

聖書配布協力とあります。横には「※本会は、聖書の配布を唯一の目的としており

宗教団体や聖書研究会への勧誘、献金の要求、本・雑誌・物品の販売等は一切行ってお

りません。」と書かれていました。私が危惧した諸々の心配はいらない・・・というこ

とでしょうか?しかしだ、住所が宮城県となっています。東日本大震災で宮城県も被災

したはず。これも復興の一つの行動なのか?と疑問も覚えます。ここ十数年来、古座川

の各所に書かれている「神は現れる」みたいな文言の立て札がとても気になります。

いったい、あれは誰が設置したり、書き込んだりしているのか?出どころがわからない

普通のキリスト教会がやっているとも思えないから、どこかからやってきて布教活動を

している人達なのか?と。前に子供の同級生のお母さんから古座の教会のコンサート

チケットを頼まれて購入し、聞きに行った。結構串本界隈でも信者さんはいるようで

会場は満員になったし、その演奏するなかに今でも日曜日のNHK「のど自慢」でピアノ

演奏している「うさじぃ」の人形をピアノに乗せている、ピアニストがいた。この教会

は、ごく普通の教会だと思っている。それ以外の教会は知らないんだけど街宣車風や、

遠く宮城県からというのは、少し警戒心を持ってしまう。週末、田辺に出かけたときに

対向してきたバイクの車体に≪聖書≫と書かれていたので「なんとー!田辺まで

来てるのか」と驚き、そのバイクの後ろについた時、ナンバーを確認したら「宮城」と

なっていた。運転しているのは60代くらいのおじさんだ。さすがに住宅街のためか

「神は云々」のテープは流していなかった。聖書配布協力会に賛同して協力しているの

かなにか強制的に連れて来られて、配らされているのではないかと勘ぐりをしてしまった

のでした。

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怪しい?チラシ再び

2012-10-15 05:30:00 | いろいろ
今年の夏前に新聞と一緒に配達された一枚のチラシに、私は「これって怪しくね?」

と思った記憶が、また甦って来るようなチラシが配達された。前回はミドリのインクで

目に優しいイメージだったけど、書かれているのがどうもなんかね~と、私が(あくま

でも私が)思ったから感想を書かせてもらったのだ。今回は、なんと~前回と同じ方が

今度は部分的に手書きも組み入れ、あとはイラストやエクセルで書いたのかきちんと

書かれたものだった。しかし、書かれた内容は前回とほぼ同じ、更に詳しくなっている

ような(プラス怪しくなった)印象を受けた。

                 前回のチラシ






                 今回のチラシ


見出しは変わらず≪お手伝い致します≫ですが・・・内容に少し変化のある場所もあり

ます。前回は刈った草について「持ち帰り可」でしたがそれが「刈り草の持ち帰り 

1袋(50L)\100 となっています。どうやら請け負った仕事で出た草も代金を

もらって処分しますということでしょうか。50Lの袋に入る草って、庭の草引きで

出た草のことやろな。たんぼ一枚刈ってもらったら 袋がどんだけいることやろ。まさ

かたんぼや空き地を刈ってそのうえ莫大な量の草を持って帰ってもらうのに、お金を払

う人もいないでしょうね。



書かれた仕事の1時間目は1,500円で、2時間目からそれぞれ書かれた料金がプラ

スされていくようです。草抜き二時間で3,000円・・・草抜きを1時間して引ける

量はそう無いと思われますが・・。芝刈りは電動ロータリー式を持ち込んでやってもら

うと1回500円・・・この1回って?こっちからあっちまで一往復したら一回なのか

電動ってその電気代は?よくわかりません。が、私は聞き合わす気もありませんので

あしからず。左に書かれた≪65歳以上で毎週ご利用の場合次回から依頼内容問わず

2時間1500円にて承ります≫と書かれています。毎週お金を払って頼む人もいるの

か?写真にはないけど ワンちゃんのお散歩代行\2,000(30分)は前回同様だ

ペットシッターとして 犬は1時間2,000円だと。散歩・食事・掃除など訪問先で

のお世話とあるけど、こげは30分の散歩など納得しないから高額になってしかたない

 前回より細かく詳しくなったのはペットのお預りということで、チラシには日帰りか

ら3泊4日、お泊り超過、さらに時間外預り、送迎など、すっげーと驚くが都会では

ザラなのか?何気なく読んでいて、何気なく前回の記事も併せて読んでいたらなんと!

ワンちゃんのお預り料金が500円値上がっていたぞ!


     それでも串本町で登録証明されていたら1000円安いのだ

そして、右上に書かれた「以後特典!!ドッグラン(80坪)貸切 温水シャワー(有

料にて)とある。特典なら温水シャワーもタダにせいよ~と思った。80坪ってピンと

こないけど、広いのだろうな。この表の下段には「小型犬や障害をもつワンちゃんは

室内(冷暖房完備)、中型犬以上は犬舎(監視カメラ設置ドッグラン)でお預りとなり

ます・・・とある。冷暖房完備で監視カメラありのドッグラン・・・こげなんかだと

他の犬にボコボコにされそうだ(犬同士の仁義のきりかたをしらないもので)。万が一

金田一、ボコボコにされたらどうしてくれるのだろう・・と不安に思う。☆保護団体か

らの譲渡で里親を証明するものがあれば預るのに割引があるのだと!預るにしても提出

するものが徹底している。

□首輪、鑑札又は名札の装着

□食べ慣れたエサ(別途料金にて手作り食も可)

□お申込用紙(狂犬病・ワクチン接種・去勢不妊手術有無・日常生活等)

□同伴者の身分証明書(コピーを頂戴します)

 広いドッグランに監視も付いた施設、相当立派な建物だと思うのだけど・・・最後に



と締めくくってはいるのだけど、今回も問い合わせ先が携帯電話で、おまけに場所が

どこだかわからないのだ。書かれている~串本駅から車で約25分~、最初は怪しい

ので古座川辺りか?と思ったんだけどチラシの左側に農作業などのお手伝いに行くにあ

たり  大島(500円)、古座川(1000円)は交通費として別途ご請求させてい

ただきます・・・とあるのだな。串本駅を出発点に25分・・・こんなすばらしい?

施設があるなら道案内の図とか看板とかあっても不思議ではないやん・・・だけど、

田辺方向には見当たらない。新宮方向にあるのか?もしや和深から奥に入ったら串本駅

から25分で、ありそうだけどないし、二色からも奥にありそうな、たとえば地元の人

とかかわらず、一定の団体のような人々としか付き合わないような、自然農法とかを

やるグループなのかもしれない。自然農法やっても、やはり現金収入がいるものね。

移動のガソリン代や水道とか、携帯電話代とか?誰か利用した人がいるのだろうか?

~当ホームは老犬を生涯お預かりする施設です~とあるから、年とった犬を姥捨ての

ようにされないかも心配だ。そうか、25分なら潮岬もありかも・・・どこか山の中

とかに、知らぬ間に施設ができているのかもしれない。気になるなぁ・・・

 以上、あくまでも凹さんが「これってヒジョーに怪しくね?」と思ったチラシの

お話でした。









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駐車場で・・・

2012-10-12 05:30:00 | 和歌山県
このところ、私の鬱憤が小噴火し続けてますよ~とご指摘をされてますので、少しは

平穏な日を送っている・・ことを書こうと思っていました。(過去形ですね)

6月に痛めた腰のため、おばあちゃんはこのひと月串本にある整骨院に通っています。

一緒に通っていたお友達は、大阪に住む娘さんの近くにある同じようなところに通う

ことにしたそうで、私がおばあちゃんを乗せていくことになりました。場所は串本町

役場隣の茶色いビル。一階にはまえに地方新聞社が入っていたけど、いつのまにか

きっと高台に引越したんでしょうねいなくなっています。その隣です。もとは美容室

だったんだけど、美容室は駅前に移転し私が行きつけにしている美容院です。整骨院

の先生は、30代くらいの人らしくそれでも予約の電話が朝の8時半には繋がらない

とおばあちゃんがぼやいていました。昨日は午後三時半からの予約で、ビルの裏にある

駐車場に行くと整骨院が借りているスペースが3台分のうち、2台分がすでに埋まって

いました。それも残った部分は、何回か切り返しをして入れる「これは軽でないと

無理無理やね」という場所です。

        
                   駐車場の図


水色の「せ」が整骨院分、ピンクの「水」はなんとか水産でグリーンの「や」とは、

整骨院の裏のテナントが「野菜・果物や」さん。で、私は横に並んだ「せ」の上から

二つ目に止めなくてはなりません。ひとつ目と縦に止めるところには駐車ずみなの。

グレーゾ~ンは道路です。図のとおり駐車場に入るには「や」部分と縦横の「せ」部分

しかありません。縦「せ」は一台、空白は横「せ」に止める車のための出入りのスペース

だと思うのですが。私が止めた時には縦「せ」に止められていたので、切り返しをして

バックで横「せ」の二つ目に車を入れたのです。おばあちゃんが終わるのが一時間後くら

いなので、持ってきたパズル誌をうつむいて解いていました。「バタン」とドアが閉まる

音がしたので顔をあげたら、スラッとした私より若いか若くないかくらいの女性が歩きだ

していました。その時「野菜やさんに来た人かな。止める場所がないから一時的に駐車し

たんやな。お店を覗いて入っていったしぃ、ってすぐ出てきたやん」女性は買い物をせず

お店から出て国道のほうに歩きだしました。もう4時を回っているから整骨院しかいくと

ころはありません。「おいおい。あんたがそこに止めたら私が出られへんやろ」と睨みつ

けたところで、もう姿はありません。窓を開けて目測してもさっきはあんたの車がなかっ

たから、この場所に入れられたけどそこに止めたらどうして出るのだ。たぶんおばあちゃ

んよりあとで施療が終わるんやろ・・・まったく、周りの状況を踏まえるなんてことを

しない、だから「女のドライバーは」って言われるんだよ~!(偉そうな口をいえるほど

の運転テクは持っていませんが)

   
               マナーの悪い駐車の例

左側がちゃんとスペースに止められた車。串本って駐車マナーがすこぶる悪い町です。

スーパーの特にAコープの車いすゾーンには そこを必要とする人ではない人が堂々と

止めます。新しいくしもと病院の正面入り口にも乗り上げて止めます。でも誰も注意はし

ません。注意書きはあるけど、読めない人が多いのですねきっと。誰もが入り口に近い

場所と思うけど、一番その場所を必要にする人が遠く離れた場所に駐車しなければならな

い、ということをもっと考えなくてはなりません。それを町民が意識するようになぜ、

串本の町をあげて働きかけないのか、不思議に思います。トルコ軍艦「エルトゥルル号」

の映画よりさきに マナーを向上させたほうがいいんじゃないかい・・・お店側も注意

する人を常駐させて、片っぱしから指導すべきだわ~。言われなきゃわからないんだから

教えてあげたらいいんじゃない??

   

 白い車よりさきに、左の車の運転手が戻ったので私はすかさず、移動しました。でない

とまた、この部分に車を止められたら出られません。ヤレヤレ・・・と思いながら、思い

だしました。整骨院のまえに営業していた美容室も、この駐車場を一台分借りていました

が、お店の名前のプレートを掛けると野菜やさんに来たお客が止めてしまうんだとか、で

美容室のお客さんが止められなくなってプレートを 自分の名字に書き替えたらさすがに

止められることが無くなったって、そんなことを美容室のマスターが言っていたわ。

個人が借りたところには勝手に止めるのは、気が引ける・・・お店の名前なら美容室に

来たのか、野菜やさんにきたのか自分しかわからないもんね。

 ところで、キョロキョロとあたりを見回していたら斜め向こうに立つビルの屋上に

トンビのような鳥が止まったのをみつけました。そこから下に目線を写すと「くしもと」

という文字が見えました。「「なんとかくしもと」なんてあったかな?」と想像していた

ら、なんのことはないさっき目の前を通った青い軽トラの≪古谷魚店≫うらの≪魚料理

くしもと≫でした。

   
              写真奥の赤い階段あたりが≪くしもと≫

施療を終えたおばあちゃんに「これこれこんな女のひと、入って行ったやろ?」というと

「あぁなんか、ゴルフに行って痛めたとかなんとか言っていたけど、なんか言葉がこの辺

のひとじゃなかった」どこの人であろうが、私があなたが止めたところに止めていたら

イライラしません?と聞いてみたいわ。
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なんともかんとも

2012-10-10 05:30:00 | 我が家
きのうはおじいちゃんの定期検査のため、田辺の病院まで付き添った。二ヶ月ぶりか、

久々だ。CT検査があるので予約が10時、診察が11時になっている。CTのため朝食

抜きだ。準備していたら家の前に大型車が来たような音がした。あぁ、今日朝から浄化

槽の汲み取りが来ることになっていた。私の車の前に止めたので「車を出すので移動し

てください」とお願いし、愛車を空き地に移動させ、母屋へ「汲み取りの車

が来たから、車を移動させた」と言いに行くと「診察券がないんやと」とおばあちゃん

が言う。「またか」以前、失くしたから再発行してもらい、その後失くしたのが出てき

たと言っていた、その二枚とも失くしたそうだ。病院に行って再度発行してもらうこと

になる。なぜ失くすのか、おじいちゃんに言わすと健康保険証と一緒にしていても、

かかりつけ医やほかのお医者さんに通う時に、田辺の病院の診察券をよけておいて、

その後どこにいったか思い出せない・・・パターンね。出発前にこんなバタバタして

いたら、きっと病院でもまたなにやらやらかすのではないかと、行く前からイライラ

してくる。車内では最近、眠ってしまうことが多く、私はただ運転するだけであくびが

まだまだ続いている。この間の早朝の間違い電話以降、眠くて仕方ない。


 連休明けで病院は込んでいた。受付で診察券の再度発行をお願いし、おじいちゃんに

も「検尿があるかもしれんからトイレはちょっと待ってね」と言っておかないと、

診察科で「検尿を」と言われて「さっき済ませてしまった」ということも何度あったこ

とか。珍しく、「トイレには行きたくない」というので診察券を貰って診察科にすすむ

幸い、今回は検尿がないというので、造影剤を点滴で入れるため順番待ちの間にトイレ

を済ましておく。点滴のための問診票も注意書きもおじいちゃんは読むけど、

きまって「なにを書いているのかわからん」と言うのだ。文字を目で追ってはいるけど

そこに書かれた文章の意味が 少し理解できなく(内容が意味不明なんだと思う)な

っているんだろう。横から説明はするけど、それもわかっているのかどうか。でも、

自分で書こうとするのだ。点滴を付け検査室まで行くと数人が待っていた。待っている

けどおじいちゃんは すぐにでも呼び入れてもらえるものだと思い込んでいる。次々と

腰掛けていた人が検査室に行くのにしびれをきらしはじめたおじいちゃんは「点滴が

終わりそうだ」見ればまだ半分あるやん。「遅い」とぼやき始めたので「先に待ってる

人がいるからしかたないやん」と言うと「もう点滴がなくなる」と怒るので、たしか

にさっきより減っている。「まだ大丈夫やん」「血管に空気が入ったらどうするんな」

そんなん、あたし看護師ちゃうし~、ここは病院、ひっくり返ったらそこらここらに

お医者さんがおるやんか! タイミング良く検査室のドアが開いたので「すみません

点滴終わっていきそうです」と言うと落ちるのを最大遅くしてくれて「次の次です」と

教えてくれた。待つことが大の苦手なくせに、やたらと大きな病院にかかりたがるのは

まだまだ生きようと思うのだろう。だけど、手術や痛い検査が続くと今度はお医者さん

をあーだこーだこなしはじめる。なら、来なきゃいいやん。ここに来る人たちはみんな

病気を治そうとして、普通に順番を待ち我慢してるんや。おじいちゃんの場合、どう

みても親に抱かれた2歳児のような診察室前で泣いたり愚図ったりしてるのと同じや。

いや、幼児ならアンパンマンの一つくらいでだませるんだが・・・80過ぎた老人は

もう、自分ばっかしの世界や!経過もよくて次回は来年1月になった。なんと、診察

代が1万円を超えた。負担が多くなったらしい。そのせいか帰宅後、おばあちゃんに

「変わりがないなら来年はもう行くのやめよか」と言ったそうな。まぁ、これから

体力的にも根性的にも病院で待つというのは、無理なんじゃない?と私は思う。


 おじいちゃんという人は 田辺なんかへ乗せて行くと家に帰ってから必ず、なんかの

理由をつけては軽トラで出ていく。きのうも家に帰って遅い昼食のあと、もう軽トラが

消えていた。夕方のことだ、散歩も終わり夕飯の時間までひまなので壊れかけた簡易

温室の一つをバラそうと、手袋をはめていたら母屋で「パチンパチン」と音がする。

また何か始めたか・・・と覗いた途端私はヒステリックに「それを切ったらあかんって

前に言ったやん。台に使うから切ってしまったら(強度が)弱くなってしまう」と

叫んでいた。おじいちゃんは大きな剪定バサミでビール箱の中の仕切りを切っていた

のだ。

  
                 無残なビール箱

このビール箱はとても頑丈で、外での作業では大きく安定しているので裏返して踏み台

にしたり 二個ずつ重ねて板を乗せたら作業台、ちょっと座る椅子、お盆を置いてお茶

だって置ける・・・この仕切りは強度を強固にしているのに、わざわざ切ってしまうと

は。これが最初じゃなくてもう3箱くらい切ってしまってそのときだけのアイデアで

自分が小さく割った焚き木を放り込んでいる。あのね~、前日も朝から焚き木を割って

くれって誰も言ってないのに、夕方まで焚き木を山のように積んで・・うちには囲炉裏

も暖炉もないってのに。割った焚き木でゴミを焼く。なんせゴミを焼くのにボンボ

ンと炎をあげて焼きたい御仁なのだ。畑で引いた草もみんな近所の人は白い煙をたなび

かせて、ゆっくり焼いているのに。この人は一気に焚き木を混ぜて焼くからそのための

焚き木なのだろう。おまけに割った焚き木を家の前に積み、ガラクタも混ぜ込み何の

ためにそんなもん 残しておるん?と叫びたい。他人がみたら「みっともないよ」バー

ジョン。新型ゴミ屋敷みたいね。私からビール箱を取り上げられて、なにか怒っていた

ようだけど、そのあとまた車で出て行った。戻ってきたらブロックを幾つか買ってきて

いた。またなにか始めようとしてるらしい。台にするっていったから 台にするなら

ブロックでいいやろってことか?たぶん花の鉢を置いたりするくらいの発想だろうけど

そんな重いものおばあちゃんがまた 運んで腰を痛めるやろ。暗くなって玄関で大きな

音をさせて御仁がやって来た。見てすぐに「頭にきてるな」とわかった。「さっきの

箱、どこへやったんな」と怒るので「目の前にあるやろ」と正面を指さして教えたら

「そんな使い方するのに切ってしまってもええやないか」と言いだした。

  
           サクラボンクラの苗木を乗せておいた

手にはまた別のビール箱を持っていた。それとさっきのと交換しようとしているのだな

どこから持ってきたのか、仕切りは残っている。明日はそれをどこかに隠さないと再び

仕切りを切ってしまう。前回自分がやったことなんぞ覚えていないのだ。このビール箱

だって、おばあちゃんが親しくしていた酒屋さんに分けてもらったものなんだと思う。

もう酒屋さんも少なくなって、手に入らないものやろ~。なんとか、このじいさんの

暴走を止めたいのだけど、穏やかな老人になってはくれないものか・・・そこまで自分

で仕切りたいなら、わざわざ跡を持たすようなことをせんでもいいのに・・・ブツブツ


 たぶん、母屋でも仏頂面でおばあちゃんとも口をきかずに過ごしているのだろう。

なんともかんとも、実の娘でもいらつかせるんだからもれがもし、私が男でお嫁さんが

きてもきっととうの昔に破たんする、きっとこんな舅と暮らせんわ、と思う。
コメント (2)
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