こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

獣類、みな兄弟?

2013-09-30 05:30:00 | 和歌山県
家のまわりに イノシシやタヌキが現れる凹さんちですが、周りの生活環境がどこも同じような状況

であることを理解してもらいたいのですが・・・。

先週、こげの散歩でのこと。真夏の間は散歩も30分以内、川には入らせない(長毛のせいか毛が濡

れると、お腹周辺が赤く荒れてしまう)ということが長く続きましたが、やっと風も涼しくなり

こげには絶好調の季節になりました。台風の雨で川の水も一掃されてきれいになりました。調子のい

い時は、冬の時のように遠くまで歩くことも。久しぶりに奥まで歩き、帰りに可愛がってくれるKさん

と帰路についたときのこと。まだ午後4時にもなっていなかったのですがふと川向こうの柿の木が

数本植えられた土手のような平地を見た時です。なにやら 動くものが数匹。「ん?あれってシカや

ん。シカおるわ」とKさんにいうと「ほんまや。」「いち、に、さん、し・・・四匹もおるわ」

シカが大小混じってなにやら地面の草のようなものをついばんでいます。「え、でもあれってサルも

いるで」というKさんの声に「うそ・・・あ、ほんまや」私が木でできた腰掛けと思ったのはじつは

サルがしゃがんでなにかを食べている姿だったのです。遠目で見ると 長方形にしか見えないだけで

おまけにすぐそばにシカがもそもそと食べているのに、そのどちらも相手が目に入らないのか、また

は知っているけど無視してる・・のか。私とKさんとこげは50mくらい離れているので、むこうも

危険度はないと思うのでしょう。こちらがシカだ、サルだと騒いでいるのに全然こわがりません。

ただ私達が少し声を大きくすると、シカが動きます。何と動くと四匹どころかその倍はいたでしょう

シカが動くとサルも ちょこまかと動きます。サルも子ザルから親まで、一群れのようです。柿の

木から飛び下りるサルや、逆に木に登るサル、山にむかって逃げるもの、草むらから現れるものと

隠れていたサルが出てきます。「なんやぁカメラ持ってないのが残念」と私が言い、その先をじっと

みつめていたら、私達より25mくらいさきに近くで花を作っているおばさん。おばさんからすれば

25mほど先にシカとサルがいる・・という状況です。「まだこんなに日が高いのにねぇ。」と

あまりのその風景が自然体すぎて呆れたのです。そうして歩きだしたところ私の目がテンになりまし

た。シカたちが闊歩しているその近くの無人家の玄関さきから、またもやなにか黒いものが二匹歩い

てきたのです。「ちょちょ、ちょっと、あれまたなんか出てきた。アナグマ?タヌキにしたら歩き方

ヨタヨタしてるし、タヌキより大きいで!」というと「タヌキやタヌキや」とKさんが言います。

タヌキかなぁ、たしかに色は黒っぽく見える。でもタヌキなら犬のように可愛らしく歩く。アナグマ

はのんびりな感じで歩くのだけど・・・。あれがタヌキならかなりの フルダヌキだ。なんと、シカ

とサルに混ざって夕食にやってきた、旅館の大食堂の様相だわ。混じっても 今度もまた三者が争う

ことはなく、ムシャムシャとそれぞれが食事中のようだ。「でもシカって柿、食べる?」と聞くと

落ちた柿やサルが落としたのやったら食べると思うで」とKさんが言うので、それが事実ならシカも

タヌキやアナグマのような相当なんでも食べる雑食動物ということか・・・。草だけじゃ身が持たな

いということですかね・・・

      


その夜のこと、居間に面した空き地からガサガサと音がします。「うぉ~久々にイノシシか!」と

懐中電灯で照らすと 音がするのに姿が見えません。これはアナグマかネコか、タヌキでしょう。

排水溝に≪溜めグソ≫をしているタヌキなら、排便を一度でも減らすためには脅しをかけておいた

ほうがいいと思い、≪用意ドンピストル≫を片手に懐中電灯を持って外に。猫やタヌキなら足音を

聞くと逃げていくのに、まだどこかでガサゴソという音はしているのです。柿の木の下の草むらには

動くものがないし、でも音はするとなると、排水溝を≪溜めグソ≫周辺から照らしていくと柿の木の

下の排水溝は落ち葉が入らないように鉄板で蓋をして、私からはその出口しか見えません。ちょうど

その出口には青柿が一つヘタを上にして転がっています。「立派な柿やのに」と照らしながら見てい

ると、柿のヘタがプルプルっと動くのです。「ヘタじゃない!鼻や!」そうです柿をくわえたアナグ

マの鼻の頭がヘタに見えたのです。「パン!」とピストルを鳴らしても、怖くないのか柿をくわえて

排水溝の奥に後ずさりをして持っていこうとしているのです。そうしているとリンリンリンとこげの

鈴が母屋から走ってきます。おとうさんも マグナムなんとかのエアピストルを持ってきて「どこ?

撃ったる」と引き金を引きますが、もう十年も使ってないからピシッと飛ばずに30センチしか飛び

ません。「飛んでないって」と言っても私の頭でBB弾の飛んださきがみえないのです。その後ろから

こげが 猛突進して私達がブロック塀にもたれて覗きこんでいるのを自分も見るんや、見るんや!

というように前足でよじ登ろうとしています。おとうさんが届かないなら、排水溝の上から撃つと

空き地への扉を開けにかかると、今度はそっちに行こうとこげもついていく。それを「あかん!」と

一喝されると、いきなりブロック塀によじ登って隣の家の裏に飛び下りてしまい、たぶんアナグマの

匂いが蔓延していて、いきなり排水溝に頭を突っ込んで中に入ろうとします。「それはあかん!

入ったらあんたは自分で出てこれんやろ」と私達は「こげ!こげ」と名前を呼びますが この

シュチュエ―ションが猟犬としての血を 騒がせたのか吠えはしないけど排水溝を睨んだまま動きま

せん。二年くらい前に母屋でアナグマを追いこんだときにも こちらの温情で逃がしてやったのが

こげには許せない事なのかもしれません。が、相手は鋭い爪を持っているので、対戦経験のないこげ

が頭を出すと、目を引っかかれてしまいます。私は懐中電灯を持ったまま家を出て、排水溝の水が

流れ出るところまで行き、懐中電灯で柿の木の下を照らすと暗闇の中に爛々と光る青い目が排水溝

のトンネルに見えます。それはアナグマの目で、その上の地面にも光る青い目。こちらはアナグマよ

り大きく見えます。こげの目です

     

絵にすると抽象的ですが、真っ暗闇に光る4個の目が不気味です。なんとかこげが私のところに戻っ

てきたので、ホッとはしたけれどアナグマの獲物を取りあう叫び声が夜な夜な聞こえ、昨日の夕刻に

は今度はタヌキが二匹、落ちた柿を食べにやってきました。「こっち来いこっち来い」と小声で言う

と、前にイノシシが来たところまでやってきます。見た目はかわいいのですが、関わってはいけませ

ん。そういや、あれからイノシシはやって来ない。大きく成長してから来たりしたら こっちが

≪脱兎のごとく≫逃げねばならない・・・。
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五月蝿い!

2013-09-27 05:30:00 | 我が家
母屋の庭からギンモクセイの香りが風にのって漂ってくる、秋の始まりのきょうこの頃・・・だ。

しかし、ここ数日部屋の中にハエが飛んでいる。夏の間は 部屋の中にハエが侵入、私の領空を

侵犯することはなかったのに・・と思いながらも、駆除体制にはいるも 敵は最新レーダーを装備

しているのか、ことごとく私が降り下ろすハエ叩き(これってすごく古代式対戦武器やね)を

身軽にかわしていく。「こんなはずじゃなかった」と思う。10年前は百発百中、ハエ・ハチは

たたき落としていた・・という記憶がある私は たたけない自分に、相当のダメージを持ってしま

った。たしかに動体視力も 反射神経もすこぶる下降線を辿っているのは年齢的なものがほとんど

だからしかたないのは判っているけど、こうも空振りを続けるのは 多くの皆さんからの指示を

もらえない≪4番 私の鳥谷≫のようで それもふぇ~んとなる要素の一つです。


 殺虫剤はあまり使いたくはない。出没するのが食品をあつかう台所であったり食事する居間だか

ら。屋外ならこげの水入れやメダカの鉢などの近辺では噴射しない・・・。だから古代式であろ

うとハエ叩きで応戦しなくてはなりません。その次の古代式ともいえる天井からぶら下げるハエ取

り粘着テープ(昨今見られなくなった)は、魚屋さんとか昭和っぽい食堂ではないし、天井が

低い分ハエより私がひっついてしまうわ。ビシッ!バチッ!とハエ叩きで追いまわすも早や3日め

となった。私の観察では飛び回るハエは二匹。名前はわからないけど 昔よく見かけたすじがある

ようなものや、背中が緑色に光ったように見えるものではなく体型がジェット戦闘機のような感じ

の小ぶりなもの。イエバエなんだと思う。ハエをみつけて以来 出入り口を閉めきるようにしたの

で敵も屋外に出てはいってない。だいたい、いつも室内で仕留めるときは室内の電気を消して

一ヶ所窓の網戸を開けて外に逃がす方法か、退治するときは網戸は閉めて明るいところに飛んでき

たところを叩くか、ハチなら殺虫剤を噴く方法だ。今回のハエはこの方法が効かない。あの頭の

どこに知能があるのか、明るい窓の網戸には近寄らないし室内灯の紐やカサにも止まらない。どこ

かの壁に止まって、食事ができ上がった時点でそこに着地しようと飛び回るのだ。台所にも居間に

も洗面所にも寝間にもハエ叩きは置いている。ハエ対策ではなくムカデとクモ対策。とうとうハエ

も外の空気に触れないのがストレスになったのか、テレビを観ている私の顔面に止まるようになっ

てきた。あの足の感触のイライラする!し、「とうとうハエにまでたかられるのか?臭いのか?」

と思うこと自体、こちらもストレスになる。顔面にむかってハエ叩きでたたけるわけもなく・・。

あろうことか、敵はチョロチョロと目の前に止まるようになってきた。それでも何度も空振りを

繰り返しては、少しずつ動きに合わせられるようになってきた。食事時やおかずの乗ったお皿に

止まるなんてフトドキセンバンってやつ。就寝までに見事二匹を叩いた。「やっと叩いた」と

おとうさんに報告している前を 黒いものがびゅーっと。「まだいた」これがなかなか手ごわく

疲れ果てた私は布団を敷いて寝ることにした。横になって解けぬナンプレを解いていたら、ひじに

あの感触。払うと布団や枕に止まっている。完全にバカにされて腹がたち寝間のハエ叩きで叩いた

らヒットした。「三匹いたんやね」とティッシュでつまみゴミ箱に捨て、ふすまを閉めて寝ようと

したら居間でバシッバシっと叩く音がする。まだ隠れていたのかおとうさんが必死で叩いているよ

うだけど、あの老眼でムリだと思い「決戦は明日に・・」と寝た。

朝早くから朝食とお弁当を作っていたら、匂いにつられて飛び回っている一匹。流しのヘリに止ま

ってまたもや「やれるもんならやってみろ」みたいな態度に そっと台所のハエ叩きを近くに置き

止まらせたけど叩き落とせず。お弁当におかずを詰めたら 冷まさなくてはならないのでお弁当箱

のうえに金ざるを乗せて冷ます。匂いと熱気を金ざるで逃し朝食の卵を焼いていたら、金ざるに

ハエが止まっている。「馬鹿めが!」とハエ叩きを握り叩くとヒット。これで四匹か。それにして

もいくらなんでも四匹は多すぎる。どこかで(部屋の片隅で何か、小動物でも死んでそこから湧い

ているのか?と想像するだけで絶句しそうな情景に早朝からフラフラしそうだ・・・と目を移すと

またもや一匹。こいつも金ざるに止まって、きっとヨダレでも垂らしているんだろうと、後ろに

回って叩く。だんだん命中率も上がったのか仕留めた。なんと不衛生な凹さんちと思うかもしれな

いけど、そんなことないのだ。朝っぱらからハエを追いまわしていたんだけど、仕留めてもどこか

らか飛んでくる。おかしい、窓は閉めてるのに・・・。午前中まだ気配を感じつつ、そのあとは

お昼過ぎまで草刈りに精を出し、遅い昼食の準備に台所に立つと、またもや視界にハエが。ここ

までくると、仕留めてゴミ箱に捨てたハエがゾンビの如く 復活してんじゃねーかとまで思ってし

まう。やはり室内でいる間に敵も弱ってきたのか、足元に止まるようになっている。滑空はできな

いのか、低空ですぐに床に下りるようになってきた。そこで一匹、二匹と仕留めた。しかし、この

3日の間に7匹か?絶対天井裏に何かの死体が転がってんだろう・・・と思いはじめたのだが、

いやそんなことはない!と思うことにした。蚊には蚊取り線香や電気で蚊を落すやつが出てるし、

コバエにはコバエ・ポットンやコバエ・ホイホイなどがあるし、ゴキブリには多種多様の駆除剤が

あるのに、ハエにはスプレー式の殺虫剤しかないのか?と考える。敵は飛び回るんだから蚊のよう

に電気式の殺虫剤を考案してくれたら、30日間つけっぱなしで駆除できていいのに・・・。


 あまりのハエとの戦いに疲れたのでおばあちゃんに「ハエがなぜか部屋に多いのだ」というと

「外の排水溝に ≪タヌキの溜めグソ≫がこんもりと積んでいるで。ハエは飛んでないけど」と

恐ろしい回答を返してきた。おばあちゃんは乾燥しきったら取り去るか、大雨で流れていくのを

待てともいう。だけども いまここにある危機の私は、ならばその積みあげたフンの上に殺虫剤を

噴射しまくってきた。その後、部屋には現れてないから発生場所が排水溝という可能性がでた。

部屋に現れたのは最近まで玄関の障子を開けていたせいかもしれないのと、もしかしたら背中に

止まって室内に侵入してきたのかもということもあり得る。あ~やれやれ、昨夜はついでにカメム

シも二匹やっつけた。蚊取り線香をくゆらせていたら少しは某かの虫に効き目があるかもと思うの

であった。≪五月蠅い(うるさい)≫とは、文字通りハエの字が入る、そんな状態やわね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こげの誕生日

2013-09-25 05:30:00 | 愛犬 こげ
きのう24日は こげの8歳の誕生日でした。前々から ちゃんと朝起きたら「おめでとう」と

言ってあげようと思っていました・・・が、このところのこげはまた体中が痒くて 夜中もリンリン

首輪の鈴を鳴らし続けていて、本人もどうやら寝不足の日を送っているのか日中眠りこんでいる時も

。爆睡というやつです。それが可哀想なので、早く獣医さんに診てもらいたかったんですが、真夏か

ら最近まで猛暑でしたし、前に診てもらったときのような抗生物質の薬だと こげの体が参ってしま

うだろうと、私が勝手に判断して涼しくなってから連れていこうと。おばあちゃんの整体がよいも

あり~の、獣医さんの休診日もあり~の、この日は生協さんが来るし、とやり繰りしていると平日の

昨日しかもう日がありません。これ以上伸ばすと、カサブタと一緒に毛まで抜けてきそうです。

 前回の耳は、膿もなくそれでも痒がっているから化膿するのも時間の問題。ということで、

誕生日のハッピーバースデイ!などと浮かれる間もなく、家を出ることにしました。「おめでとう」

のかわりに「こげ、きょうは獣医さんとこ行くからね」と言ったら、どうも判ったようで車に乗り込

むまえのショート散歩にも、早くリードを着けろと浮かれているし、オシッコもすませて車のそばに

立ちどまり、乗り込む気満々(珍しい・・いつもは乗りたくなさそうにするのに)。まだこげ用の

シートも敷いてないし、ウンチバケツも用意できてないのに。で、4つの窓を全部半分ほど開けて

田辺にむかいます。時速50~60キロで走るとしますか・・・。交通量も多くないし、こげと二人

で乗るのも久しぶり。おとうさんの運転で行くと、なぜかこげは後部座席でクンクンと鳴きだすけど

私となら、後ろでいても鳴くことはそうありません。途中いつもの日置で トイレ休憩です。

 一昨日あたりから 和歌山南部の海上は高波が立ち 風が吹くので防波堤や海岸の岩に砕かれる

波は そりゃもう絵のようです。でも、空はあくまでも秋の空で 好天 なのです。海は 荒天 な

のに・・・。

 
           茶色い筋が白い波しぶきに混ざっています

この波浪ははるか南の台風20号の影響だそうです(と、一昨日会ったぼんくらさんも言っていまし

た。この波にもまれてぼんくらさんの船も大変だわね)。

 

あまりの波と風に 浜に出る観光客はいません。陸地の防波堤から見る人はいたけど。写真の右端、

丸太(まるた)がうちあがっています。



このほかにも二本、防波堤に引っかかっていました。ちゃんと伐採された植林された木です。皮が

ないのでなんの木かわかりません(私には)が、ヒノキかスギのどちらかやろ。これはこの間の台風

18号のときのものでしょう。近くのおばあちゃんが入る温泉、リヴァ―ジュ・スパひきがわ の

受付の人はこの辺はそうえらくなかった・・なんて言っていたけど、波はうねりくねったでしょうね

この木は船が落としたものかもしれないし、どこからか製材所から流れてきたのかも・・この辺にだ

って製材所あるだろうし・・・。


獣医さんでは 耳を消毒してもらい飲み薬を処方されました。シッポの中間あたりにもカサブタと

口でカツカツと噛んでしまって、禿げた部分があると言ったら先生はそこにも分泌腺があるんだと

言っていました。なんだったかな、尾腺?人間と違って手で痒いところが搔ける範囲は耳と前足の

付け根と鼻先くらいだから、口が届く範囲はカツカツと噛んでしまうので毛が抜けるのも広範囲と

なってしまいます。湿疹から掻きすぎて化膿してカサブタを作ってしまうし、長毛ゆえよけいに

痒いのかもしれません。今度も二週間の投薬で改善がみられなければまた来てくださいということだ

せっかくの誕生日が医者通いとなってしまった・・・わん。

帰りは直行で帰ることにして、こげも安心したのか大人しく乗っていました。ただ、椿(つばき)

あたりからクネクネと曲がる道と高低差があるので後部座席では 踏ん張りにくそうです。

ふと窓から見える海の様子にびっくり。朝も波はうねっていたけど、お昼前にはもうすごい波が

ドドンと岩に当たっては砕けています。すごいね~と話しかけながら和深辺りまで来た時に

見慣れないものが海上に見えました。あんなものは普段はないし、さりとて朝から走ったときは

気がつかなかった・・・って、それにしてもデカイ船だわ~。客船が高波で避難したのか?それでも

あそこまで大きい船ってないよな・・・というか、「あれ≪ちきゅう号≫みたいや・・ってあの櫓は

≪地球深部調査船 ちきゅう≫やん!!」私のなかでは なぜか一度乗船見学しただけの≪ちきゅう

号≫は特別な船のようなのだ。たしかこの前、ローカルニュースで≪ちきゅう号≫が修理を終えて

静岡から三重県から新宮沖の海底調査をするために出港したって言っていた。それが新宮沖から

なして串本へ??見たい、見たい、近くで撮影したい・・でも きょうはダメや。こげを乗せてる

こげも車とお医者さんに会うだけでも、相当ストレスやろ・・早く家に帰ってあげなくちゃ。。。

と、残念だけども家にすっとんで帰ることにして(今思えば一度家に戻って 一人で撮影に行っても

よかったんだけど、昨日は生協さんの来る日。缶ジュースを注文してるから重いものをおばあちゃん

に持たせるのも、また腰を悪くされても困るし・・・)諦めることに。

こげに許しをもらって二枚だけの撮影となりました。こげにとっては散々なお誕生日かもしれません





この船で 海底や地球の深部を探って南海トラフ地震の解明を一日も早く報告してほしいけど、

あまりに深部に管を刺すので 掘削部分が故障するのよね・・・昨日の午後、波浪警報が発表されて

波の高さが6mにもなると役場からの放送がありました。くれぐれも海には近寄らないように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の入り口

2013-09-23 05:30:00 | 和歌山県
タイトルは≪秋のはいりくち≫ではなく≪秋のいりぐち≫のつもりです。

やっと、やっと朝夜の気温がひんやりと、でも日中はまだまだ30度近いという季節になってきました

あれほどうるさかったセミの声も いまや秋の虫の大合唱です。これもあの先週の台風と竜巻によって

もたらされたような感もあります。台風18号の影響は他府県ほどでなく大災害となることはなかった

んだけど、やはり町民の一人として竜巻の被害にはショックを受けました。当日はもとより、実際に

被害にあった家屋を自分の目で見たのは3日後で、屋根瓦が飛ばされた家にはブルーシートがかけられ

早くも業者さんが屋根に上がって見積もりをしたり、補修に取りかかっている様子に竜巻は関東地方で

おきたものや海外の映像でしか見たことはない私。生々しさにドキドキしますが、幸いに大けがを

した人もいないそうで、ガラスから割れた破片や瓦の割れたものを見るとけが人が最少で済んだのが

不思議だと思えます。のちの発表では この台風によって引き起こされた竜巻は全国で10個ほどで

串本町潮岬地区から田並地区に現れたものは 竜巻と認定されたそうです。同じ町内でも夕方にかけ

て発生した西向地区・串本地区のものは竜巻と認証・・・だと。竜巻の規模は藤田スケールのF1だと

いう。まえに美容室のオーナーが潮岬の人なので言っていたけど 潮岬では海上の竜巻をよく見るんだ

と。陸には上がらず海上で消滅してしまうものばかりだけど、もう子供のときから何度も見ていると

言っていた。今回の竜巻の翌日 日本生命のレディーさんが「おけがはありませんか」と受け持ち地区

を全て回って安否確認をしにやってきた。このおねーさんも潮岬に住んでいるので聞くとやはり

いままでに海にできた竜巻を2回見たことがあるんだと・・・。子供のときに読んだ≪なぜだろうなぜ

かしら 三・四年≫だったか「竜巻はどうしてできるのか?」という章だったかなにやら発生の

メカニズムのあと、海上でできた竜巻が陸上にあがると巻きあげた魚が降ってくる・・とあったのが、

子供時代からずっと気になっている。本当なんだろうか・・・今回のどころではないくらいの竜巻じゃ

ないとそんなことないよなぁ・・・・



 連休中なので 三尾川におばあちゃんを乗せて行って参りました。秋の好天、風景も少し違ってき

ています。

  
   小さなアキノタムラソウ  大きくなったものが多いけどこれは背丈が12,3センチほど。

雑草みたいな野草なので引いてきました。小さな鉢に植えてみようかなとおばあちゃん。

  
  おばさんちの柿 色づきはじめました。サルが来るか、カラスが来るか、ハチが来るか・・・

 
          ヒガンバナの赤 近々咲きそろいそうです。

私が住んでいる所より 気温差があるのかたくさん咲いています。

 


うちの畑にはクリーム色が咲いています。

 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大丈夫?

2013-09-20 05:30:00 | いろいろ
国民的アイドルグループAKB48のじゃんけん大会なるものがテレビで放送されていた。

国民的・・・という代名詞付きのアイドルというからには 名前を誰もが知っているのが当然な

んだろうけども、こちとら昭和時代に人生を送ってきたもんだから名前が判るものが少ない。

とはいっても、ちょっと前まではその中の板野友美(ともちん)と篠田万里子(マリコ様)と

指原莉乃(さしこ)が我が家の推しメンとして認知していた。最初の二人はこの夏にグループ

を卒業してしまったのだけども、全員で百名以上いるというメンバーと研究生のほとんどを

覚えてはいないし、それが大事なのかとも思っている。いつの時代にも芸能界からきら星の

スターが現れるのは認めるけれど、今までならそのファンは同年代の人達で構成されていたと

思う。だけども、このAKB48はどうも売りかたが違うのか、いい年をした大人までもが騒いでい

るのを誰も不思議に思わないんだろうか?じゃんけん大会の特別ゲストに谷村新司が座ってい

た。谷村新司は私の世代ではグループ、アリスのボーカルでありソロになっては谷村新司として

心を打つ(私の)歌をうたってきた大人だと思っていたのに、画面に映るその姿は鼻の下を

伸ばした普通のオジサンになっていた。その横に並ぶのも30代から50代のおじさん達が

自分の娘の年でもありそうな彼女たちのじゃんけんの勝ち負けで意気消沈している。

日本は大丈夫か?10代の若い人が騒ぐのならわかるけど、とうとう大人も幼児化していきつつ

あるのか?と思う。10年前はつんくプロデュースのモーニング娘。が歌って踊り、それを

負かしたかのように秋元康プロデュースのAKB48、今度は舞台で飛び跳ねるももいろクローバー

Zなどという どれもこれも女子高校生(含む中学生も)短いスカートをひらひらさせて、

笑顔ではしゃぎまくっている。テレビ局の意向なのか番組で共演する大人はみな最大限に

持ち上げてニヤニヤしている。その時、売れたらいいのだろうか?彼女たちが男性週刊誌の

特集などで見せる写真は清潔感溢れるというよりも、きわどい水着やポーズでこれが国民的

という代名詞をつけていいものなのか・・・と日々おばさんは不快感を持っているのだ。

 年相応のアイドルでいいやんと思うのだ。


本日、ネタなしです。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あわや紛失!

2013-09-18 05:30:00 | 我が家
先週のことです。こげの散歩に出かけた時の事件。

残暑もなんとか凌げそうなきょうこの頃、まだまだ30分の散歩には栄養補給のアメチャン(あまち

ゃんではないです)を七分パンツの左ポケットに入れ、右のポケットにかぶさるように携帯を入れた

ポーチをウエスト部分にクリップで止めて出発します。常々、この携帯を入れておくポーチには

なんらかの改良をするか、別のものに替えるかしなくちゃ~とは思っていたのですが、さりとて別に

替わるものもなく過ごしてきました。ポーチ自体正式な携帯専用のものではなくて、これは通販雑誌

に載っていた子供用のウエストポーチのような物で、ミニハンカチとかティッシュ、それこそアメち

ゃんを入れておくようなもの。携帯自体の重さにクリップが耐えられるか判らないけど、ズボンの

ポケットに携帯を入れておくとなぜだか熱っぽくなるのです、ポケットを通しての太ももと携帯が。

それが嫌ででも、首からストラップで下げるのも肩凝りそうで、おまけに胸ポケットにでも入れなく

ちゃブラブラするのがいや!、ズボンの尻ポケットに入れれば。。。落としそうでできない。という

ことなので子供だましのウエストポッケでお茶を濁そう・・・みたいな安易な考え。

     
                  ウエストポケット

だけども、子供用ですからクリップが小さすぎて挟んでいても挟んでいても浮き上がって外れてしま

うこと何度かありました。「そろそろ別のものを考えないと」と思っていたら、今度はもっと便利な

バッグの取っ手にも吊り下げられるようなタイプのものが通販雑誌に載っていたのでそれを注文。

来月まで待てばそれに替えられます。

     

こうして私とこげは いつものとおり散歩に出かけました。コースの半分まで来た時に前方に

≪わけわからん人≫の娘が犬を連れて歩いてきます。≪わけわからん人≫はうちから借りたたんぼの

近くの借家を借り、そこに≪わけわからん娘夫婦≫を住まわせ たんぼを手伝わせています。

そこに犬も連れて住み始めたんだけども 飼い主に犬も似るのか犬にも自由行動を勧めているのか、

怪しい散歩をしています。でももしかしたら、私のほうがおかしいのかもしれません。たとえば、

私は前方から散歩する犬が来ていれば、遭遇をしないように道を変えます。曲がり角で出くわす!と

いうことは田舎道ではありえません。遠くまで見通せるところがほとんどです。かりに一本道ならば

物かげに隠れて行き過ぎるのを待ちますし、物かげが無いところではこげから犬が見えないように

無意味ないさかいを避けようとします。だいたい他の犬の飼い主も コースを変えたり早足で通り

過ぎていくのですが、わけわからん王道の人は、早足で行くことはなくゆっくりと除けることなく

やってきます。それがなんか不思議なので観察していたら、≪わけわからん犬≫が歩くペースに

≪わけわからん人≫又はその娘やその夫が歩くのです。お犬様に従う・・・まぁまぁそういう飼い方

なのかとも思ってみることにしても、やはり・・「?」な。田舎は限界集落とはいわれるほどでもあ

りませんが、やはり無人の家があります。人が住んでいなくても家のなかには家財道具などは残され

年に数度はその持ち主となる人がやってきています。古民家とはいかなくても古い家は門がまえと

いうのはなく、路地からすぐ玄関先という作りが多いので入りやすいと言えば入りやすいけど、用心

が悪いということにもなる。そんな無人の家の庭までお犬様が入って行くのを≪わけわからん娘≫は

リードを引っぱって引き戻すこともなく ついて入るのです。都会なら即刻通報されますよ!!

見知らぬ人が庭さきに突っ立っていたら怪しいでしょ。そういう散歩だから、対面しても早足で行っ

てくれず、ちんたら携帯で喋りながら歩く・・こちらが譲ってやんだよ!で、この時もあっちが

コースを変えないことがわかっていたので、ちょうどうちのたんぼ三枚を横切って向こうの広い道に

行くことができるのでその方法をとることにしました。とはいえ休耕田、手前のたんぼは夏に一度

刈ったけど、もうひざ上まで伸びている。一歩踏み出せばコオロギやバッタが飛び出てくるし、なに

かにょろんにょろんした長いものが出てきそうな感じ。こげはというと、久しぶりの草の中に入るの

が嬉しそうにピョンピョン跳ねるように走り出すので、つられて私も足を交互にあげて跳ねるように

休耕田を走り始めました。三枚目を走り終えたときには少々足も上がらなくなってきていましたが

あいつらに出くわすよりはと思い、そちらをみるとまたもや≪わけわからん娘と犬≫は犬が行きたい

ほうに歩かせて、他人の土地に上がり込んでいます。この手の人は空き地があれば、自由に誰でも

なにをしてもいいと理解しているんだと思う。田舎でとくにたんぼや人家のそばの空き地はたんぼや

家のための空き地であって、まるっきり知らないあんたらが勝手に車を止めたり物を置いたりしてい

いもんじゃないのだょ。

 広い道に出てこげが歩き、さきにある広場まで来た時にアメちゃんを取り、何気なく右手で右ポ

ッケの携帯を確認・・・・がが~ん!!ウエストポッケが無い。クリップごとウエストから消えてい

る。「ひー、い、いつから・・いつから付いてないんだよー」と頭の中がパニックです。とにかく

思いだす限りのこの日の散歩コースを順を追って描く。まず最初に「あそこや!」と思ったのは

飛び跳ねて走った休耕田。あそこしかない・・と、同じコースを戻りたくないと駄々をこねるこげを

なだめながら休耕田に入り、今度はゆっくりと歩く、もちろん携帯ポーチが落ちてないか見ながら。

小さいものではないしピンク色だから目立つやろ・・とは思うけど、三枚目、二枚目と見つからずに

一枚目に来たときは「いっそのこと広い道で車に踏まれたらデータも何も壊れるやろ。そうしたら

ドコモの新しく出るiフォンというやつに替えてやろうか」とか「まんがいち≪わけわからん娘≫に

拾われて、メールとか読まれたらイヤやん、もしかして届けてくれて「ありがとう」なんて頭さげた

くないやん」とかなにを置いても探すことに専念せねば。と、また散歩の逆コースをこげと歩いて

回った。回ったけどみつかりません。「そうや、家に戻っておばあちゃんに携帯にダイヤルし続けて

もらおう。その間私は最初からの道を探そう」と急いで家に戻ったのです。着くなりおばあちゃんに

事情を話して携帯に電話し続けて~!と頼み自転車で走りだしました。スピードをあげると小さい

呼び出し音では聞けません。レベルいくつか覚えていないけど、スーパーの店内でも聞こえる音量に

しているからわかるだろう。途中で立ち話をした友人の車のところにも落としてないし、やはり

≪わけわからん娘・犬≫を見つけたところまで来てしまいました。ここしかない・・という確信も

あるんだけど・・・あまりにも草が伸び放題で「あぁ草刈っときゃよかった」後悔先に立たずという

ことか・・・最初に走った時はどう草の中に入ったのか?草が倒れていればその周辺を辿ればいいん

だけど、草は元気に撥ね戻っている。ふぇ~ん、これも私の人を嫌うという阿漕な性格から及ぼす

因縁というものなのか、もっと人を好きになれってことか?とか身から出たさび?などと思いつつ

目を凝らして歩く。一枚目には見つからず、二枚目のたんぼに入っていく、虫があちこちから飛び出

し、リンリンと虫の音も聞こえる。リンリンリンリ~ン、リンリンリ~ン、「ん?」リーンリーン

虫の音とは違うベル音だ。どこ?どこで鳴ってるの携帯!!あったぁ!!草の上にポーチごと落ちた

携帯。すぐさま拾って「あったー!」と一言。電話の向こうでおばあちゃんが「あ~良かった」と

安堵している。「どこで?」と聞くので「やっぱりたんぼ。コダ(たんぼ名)や」と電話を切り

家に戻った。私も汗びっしょりだがおばあちゃんも汗びっしょり。どうやら鳴らしている間に一度

「電話に出られない」というメッセージが流れるので切ってはかけ直すということをしていたら、

気が急いて汗が出てきたという。あわやの出来事だ。個人情報がまるまる詰まった携帯だから、私

のようなおばさんでも焦ってしまうのだ。こういうことが起こらないようにズボンから落ちないよう

にせねばなりません。それでとにかくもう少しマシなポーチを探しました。結果、百均で落下の

衝撃を吸収する(100円でちょっと怪しいけど)デジカメのケースを見つけました。これなら携帯

もインできます。

   

吊り下げる部分が付いているけどそこにカラビナをつけてズボンのベルト通しに掛けると斜めになり

変です。なので自分で吊り下げる部分を縫いつけることに。


   

   色がこの色しかなくてまぁ目立っていいかと思いながら身に付けていると、どうもガチャピン

がぶら下がっているようで目立ちすぎか・・・とも思う。落とさないよう、失くさないよう気をつけ

ようと誓ったのでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イノブータン大王

2013-09-16 05:30:00 | 和歌山県
この記事を書いているときはちょうど台風接近というときです。(日曜日のお昼)朝からも少し

強めの雨が降ったりやんだりの繰り返しで、合間をみて買い物には出かけました。台風の接近は

久しぶりのような気もしますが、2年まえには紀伊半島大水害が起きて県内でも多くの人命が

失われいまだ不明の方も・・・そしてまだ仮設住宅で生活しているかたも多くいます。なので

大雨にはみな緊張感を持っていると思います。ただ、さっきのテレビニュースや天気予報で

近畿地方の雨量を示すのが赤300ミリ、ピンク600ミリとなっていました。「え、危険を

示すのは赤でしょ」雨量が600ミリと300ミリより多いのにピンク色では・・・注意は黄色

で赤は危険を知らせるもんじゃないの・・とツッコンダのでした。


台風に限らず、身の周りには危険なことがたくさんあります。地震も竜巻も自然災害の大きなも

のです。先日田辺にむかう途中、国道でこんなものをみつけました。

      

こうして姿を現す前には、二ヶ月くらいブルーシートでくるまれた何か?だったのです。場所が

海の見える広場だったので、通るたびに「きっと夕日がきれいな場所とかいうモニュメントやろ」

と思っていたのです。県内各所に夕日がきれいに見えるとかいうピカピカした金属製のモニュメン

トがあるのです。これもモニュメントと呼ぶのか、またはイノシシ像?いえ、れっきとした名前が

あってすさみ町の≪イノブータン大王≫と呼ばれる大王さまです。大王イカというバカでかいイカ

も話題になっていますが、それほど大きくはないと思います。すさみ町のイベントでお妃さまと

揃ってお出ましになるときは、人間より幅広でやや大きい感じです。すさみで畜産されている

イノシシとブタのハーフをイノブタというのでそれが命名の由来だと思います。在位も30年くら

いになるんじゃないかな・・・

それにしても なんか浦島太郎風な腰みのかと思ったけど大王さまのズボンかもしれません。

≪突然の大波に注意 救命胴衣常時着用≫とあるのはこのあたりは磯釣りのメッカで、この広場に

も車を止めて、釣り竿を持って磯に下りる人をみます。その人達にも 不意の大波にさらわれた

時のために救命胴衣着用を訴えています。いったいだれが設置したのだろうと回り込んでみました

   

やはり、大王直々に訴えられたようです。≪大波洗う熊野枯木灘(くまのかれきなだ) 救命胴衣

はあなたを守る≫ブヒブヒと鼻息も聞こえそうです。大王にお言葉をいただくにはすさみ町も

がんばったのでしょう。

    

(公財)海上保安協会・・・♪関西電気保安協会というCMは耳にしますが・・・

ここは国道42号線沿いの畜産試験場近くです。イノブタ生産は畜産試験場から始まったのでしょ

うね、それでこの場所なのかもしれません。

 

海原を背景に大王さまが立っています。看板には長い年月で文字も薄れていますが

   熊野枯木灘海岸・県立自然公園

      高浜海岸・千畳敷

        和歌山県

と、書かれています。なので私は海原にむかって千畳敷だと思っていたらおばあちゃんが「あっち

にむかって広いところがあるんやね」というのでそちらを見たら磯が平たく広がっているように

見えました。

  

ここはすさみ町。すさみ町に千畳敷があるなんて・・・千畳敷は白浜町が有名です。それより

なにより和歌山県に≪二千畳敷≫があるように思った昔の県人の おおらかさ・・・でしょうか

少し、テキトーでもあるかなと思ったのでした。


記事はお昼過ぎに書き終えたのですが、その後台風18号が紀伊半島に接近し始め串本町内では

突風による(映像で見たら竜巻みたいですがこの時点ではそう発表されてはいません)風で

民家の屋根を吹き飛ばしていました。我が家はその被害はありませんでしたが雨が・・・。

雨が猛烈に降り始め裏の排水溝が落ち葉で詰まり始め、何度もかき出していたら急傾斜の壁面の

穴から白っぽい水が・・・。私は山からの水の色に注意という防災の教え通り母屋に注意を

促したのですが、おじいちゃんたちは重い腰をあげません。早めの避難をと思うのですが

過去に被害が無かったからという考えかもしれません。テレビの画面では県内の台風による

通行止めや電車の不通や、総雨量をテロップで流しています。私としては怖いし新宮の義兄から

も役場に避難先を聞いてみることなど連絡をもらっていますが、夜中にかけてますます雨が

激しくなったら川の増水もあって避難できないかもしれません。今夜は眠れないし、もしかした

ら明日(正確には月曜日の)私は存在しないかも・・などと思っています。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危機一髪!

2013-09-13 05:30:00 | 我が家
九月も半ば、真夏とは違う暑さに一雨降ってくれたら涼しくなるのに・・と思います。

この間の雨では 干からびた川原は水が流れ 各地の集中豪雨には申し訳ないくらいにしか

水かさも増えず、茶色く濁った水など流れず澄んだ水でした。雨が降れば死にかけていた雑草

が息を吹き返します。8月の猛暑と少雨であのジュウヤク(どくだみ)が黄色く枯れていく姿

にびっくらこいたのです。自然の脅威で勝手に枯れていってくれれば草引きの時の、猛烈な

匂いの餌食にはならずにすみます。喜んであと数日で完全に息絶えると思っていた矢先の雨で

復活してきました、小さな青い葉っぱを出しはじめ勢力拡大を始めようとしています。家の

横の柿の木が植わった空き地、そうウコンの根元を夜中にイノシシが掘り返すところのこと。

私がマオという雑草を草刈り機で刈ってからひと月以上たち、雨で再度育ち始めてきたので

あまり大きくならないうちに、刈っておこう、と先日草刈り機を持ちだしました。でも、

燃料タンクには半分ほどしか混合油が入っておらず、車庫まで混合油を取りに行くのもかった

るいし、「ま、きょうは燃料が切れるまででええかぁ」とブンブン刈り始めました。刈り始め

ると、「ついでに竹やぶまでの地面も・・ありゃりゃイノシシが鼻で土をつつき、ミミズを

探したおかげででこぼこやんか」と独り言を言っても機械の音で聞こえません。目的のマオが

茂っている箇所を重点に刈り進めたら、前回フキを刈ったところはもうフキの残骸もなく

「機械で刈ると山蕗は滅していく」という言われのとおりの状態。内心、やばかったかなとは

思うけど、採らない山蕗を茂らしてもタヌキたちの隠れ蓑になってしまいます。

マオは気持ちよく刈られていき、私も少しコツがつかめました。マオのように背が伸びたもの

は一気に根元から刈ると背の高いまんま草刈り機の刃の上に倒れ込みます。そうなるとそれが

払えればいいけど、回転中の刃の上でいつまでも乗っている。エンジンをかけたまま刃の回転

だけを止めて、取り除けばいいんだけどどうも止まっていても刃の近くに手を持っていくのが

初心者は怖いのだ。なので、地面から20センチほどのところを一度刈って、倒れ込む部分を

少なくし、もう一度根元に刃を持っていくと視界も開けて刈りやすい・・ということをだ。

それが判って気持ちよく刈り始めたら、エンジン音が少し変わったと思ったらガス欠の兆し。

この案山子はつぎに刈るとき邪魔になるから少し寄せておこうと思い、まずは機械を止めて

肩からおろし地面に置きました。で、案山子は私よりずっと大きく重いので両手で足の部分を

持ち上げ、持たせかけていた柿の木の枝から少し動かしたとたん、目の前に一匹のハチが飛ん

できました。「ハチかよ・・」でもそのハチは「やば、スズメバチ?」のように見えたので

すぐさま案山子を元の場所に立てかけたのです。でもハチの数は増え、その羽音がはっきりと

聞こえてきます。「刺されるやん」とキンチョーしながら「ほれほれ、この間テレビでやって

いたやん、ハチに襲われたらQ&Aで①手で振り払う②静かにしゃがむ とか走って逃げる逃げ

ない、とかやっていた。あの時自分で答えたやん、手で払ってはいけないし静かに後ずさりす

る、ハチを興奮させたら攻撃してくる、クマと同じような対処法やったな・・・、私は

その場でしゃがみながら、案山子を見るとなんと案山子の周りに2、30匹ののハチがブンブ

ンと飛んだりホバリングしている、なかには私のほうに威嚇するみたいにやってくるのもいる

でも、手で払ったらあかんのや!とうつむいて10秒ほど様子を見て顔を上げたらハチたちは

案山子の足や胴体に戻りつつある。その時初めて、ハチの巣がある案山子を動かしたのか!と

背中に冷や汗・・・すぐさま母屋に走っておばあちゃんに「案山子にハチがいたぁ~。それを

持ち上げたら襲いかかってきたぁ」というと「なにバチな?アシナガか?」と聞くので

「スズメバチみたいな。アシナガではなかったような。まるっこかったしスズメバチかも」と

私もしどろもどろで、さっき見たハチの群れに少し動揺・・・。そこに巣があると知っていた

ら動かしたりはしないし、近寄りもしない。知らなかったというのは非常に恐ろしいもんです


その後、おばあちゃんと確認しに行くとハチも落ち着いたのか案山子の周辺には飛んでいる姿

を確認できず、夕方また見に行くとどうも帰還したハチは案山子の足部に履かせかけたヤッケ

のズボンに10匹ほど団子になっていた。おばあちゃんはアシナガバチやというので、スズメ

バチほどではないけど刺されたらやはり痛いよ!ハチの巣の駆除は暗くなってからということ

でまずは駆除するハチ撃退スプレーを買って来なくてはならない。前に買ったのは7m噴射す

るもの、完全防備で立ち向かわなければならないので噴射距離がもう少しある物を買わねばな

らない。串本町役場にはハチ駆除をお願いできる部署は無かったと思う。こんな場合はコメリ

かどこかに頼むと5、6万円すると前に聞いたことがあるし、だいたいこの辺の人は自分たち

で駆除するのだ。昔は煙でいぶして巣を取った・・とおばあちゃんが言ったので「それをやっ

て家を全焼したって新聞に載ってたで」と注意する。現に昔、うちの車庫に巣ができて父親た

ちがいぶした翌日の夜になって、ヒサシ部分がくすぼっていたということがあった。今回は

巣の部分がどこにあるのか判りにくいため、スプレーを噴射するのも検討しなくちゃならぬ。

「雨合羽着てやな」・・・前に駆除した時はダウンを着てヘルメットを被ってやったな。

案山子を頭からゴミ袋をかぶせて下から噴射するといいように思うけど、柿にもたせてかけて

いるためできない。



コメリで購入したスプレーは10m噴射で、バズーカー砲式だ。45秒で空になるらしい。



翌日、居間から案山子を観察していて「なんか違う」と思い確認すると明らかに案山子が移動

している。恐怖だ、ハチのやつが大挙して案山子を動かしたのか?それともおじいちゃんが

無謀にも確認するため動かしたのか?またまた母屋に駈けこみ「案山子を動かした?」と聞く

とおばあちゃん達はそんなことしてないと言う。またおばあちゃんがやってきて「これはやな

足元をイノシシが鼻で突いたんで、案山子が柿の枝を滑って方向がかわったんやな」とさすが

に年季の入った検証結果を報告してくれた。まったく、イノシシもいらんことをしてくれた、

案山子の体勢が変化したので、バズーカーの噴射先が難しくなっている。


     後ろの丸い顔の案山子ではなく、手前の横向きの案山子にハチの巣がある

最初は背中をこちらに向けていたのに・・・。柿に来るサルを脅すための案山子なんだけど

昨年もそう効き目はなかったのだ・・・頭は床屋さんで貰ったカットの練習台。丸いのは

起上りこぼしの再利用・・・どちらもおじいちゃん作。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京五輪で

2013-09-11 05:30:00 | いろいろ
七年後の2020年、東京でオリンピックが開催されることが決まりました。

七年後・・・私がいくら若づくりを頑張っても、かなり歳になっているなぁ・・と思いながらも

夜中にすごい決勝戦とか気になって眠れない事を思うと、日本で時差なく観戦できるのはいいのかも

しれない。しれないけど、やはりいまここで日本が開催に手をあげるべき時期だったのかとも思う。

私の知らないオリンピックの開催地決定ルールは、なかなか込み入ったものらしく同じような地域で

続けては開けないとか、冬のオリンピックとも兼ね合わせたりするらしい。おまけに今度は7月とか

8月とか。それもアメリカのスポンサー収入が頼りの国際オリンピック委員会はその時期、アメリカ

のテレビ放映が9月は番組改編で新番組がラッシュなので、再放送が多い8月時期に決まったとか、

辛坊さんが言っていた。開催する国よりそっちを優先するなんて・・今年以上に 猛暑のオリンピッ

クと思うと、これはアフリカや南米の選手に有利やんと思ってしまう。脱水症状で棄権が続出の

陸上競技なんて悲惨やで、無事にゴールしても思わず口からなんか吐くシーンとか巨大スクリーンに

映し出されるかもしれん・・・。というか、まだ震災と原発からの復興ができていないのに、まさか

このオリンピックのためには何がなんでも原子力発電が必要だと、無責任東京電力が揉み手で安倍ち

ゃんにすり寄っているんじゃないかと思ってしまう。え?原発に頼らない電気供給って話は終わって

しまったのか?汚染水は日に日に『過去最高レベル』を更新している、それでも日本は(東京)大丈

夫というのか・・

昨日だったかヤフーのトピックスに記事が書かれていた。「あ、この子のことか」と・・・



先週の土曜日に美容室に行ったら、隣りに座ったおばさんとオーナーが話していたんだけど

「久保先生の孫さんが外国のクラブチームの下部組織に入っていて、この間テレビで取りあげてい

たけどなかなかいいらしいよ」とオーナーがいうと、おばさんは「まぁ本当?あの久保先生の?」

私はうっすらとあの久保先生という先生が浮かんできたんだけど、耳をダンボにして話を聞くことに

したのだ。おばさんが出て行ったあとでオーナーさんに「あのサッカーの話の久保先生って?」と

聞くと男の人らしいので「女の久保先生しか知らない」と答えたら「走るのはやい久保先生やろ?

その人の旦那さん」「あ、やっぱり」うちの子供も習ったことある先生や、その先生のお孫さんが

スペインのバルセロナの下部組織の所属しているという。うまいんやで、その子としきりに誉めて

話すので女久保先生も町内の子供たちに陸上を教え、少しずつ実力を上げていっているということは

熊野新聞でも記事になっている。そうか、そのお孫さんなんや・・・オーナーがいうには男久保先生

も若い頃はサッカーをしていて、その子のお父さんはやっていなくて、お父さんの弟がJ1かJ2で

やっていたそうだ。その子は神奈川県に住んでいるから直接は串本の子供ではないけど、親は町内

出身ということ・・・らしい。そうか、そしたらその久保君って子が7年後には日本代表の一員に

なっているかもしれない。すごいな、と感心していたら昨日の読売新聞のスポーツ欄できっちりと

紹介されていた。2011年、J1川崎の下部組織からスペイン1部リーグ、バルセロナの下部組織

に加入したらしい。オーナーも言っていたけど≪和製メッシ≫の呼び声高いんだと。そうか、それ

ならどうか大きな怪我などせずに7年後には、日本代表として出てくれよな・・・。会ったことも

見たこともない久保建英(たけふさ)くん、見知らぬおばさんがその頃(覚えていたらばだけど)

応援するからね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お土産

2013-09-09 05:30:00 | 我が家
先月の末近くに、神戸の長男君が帰省しました。

律儀にも家族にお土産を買ってきてくれています。思えば私も学生の頃は帰省するときには天王寺駅

(てんのうじえき)で、買いましたね。記憶にあるのは当時、寮で流行っていた不二家のプリン。

プリンが欲しいわけではなく、プリンの容器になっているマグカップサイズのカップ。カップには

季節の絵柄でペコちゃんが描かれているだけなんだけど、それを買って帰ったことを覚えています。

10年くらい前までは母屋の台所で見かけたけど・・・とにかく我が家ではどこかに旅したり、

遠くへ行ったらなにかしらお土産を買って帰るという習わしみたいな・・・。ちなみにおとうさんの

実家はそうでもないようです。私はあまり貰ったことはありません。

長男君は私にこれを買ってきてくれました。 

   

阪神タイガースの≪猛虎焼≫こしあん・カスタード。こういう場合、私のような箱好きは箱に目がいき

しげしげと箱の図を鑑賞し心秘かに「この図柄を生かして、なにかでけへんかな?」と思います。

そのあと、中身を味わうのですが、こしあんとカスタードをどう見極めるのか困ってしまいました。



これはこしあんバージョンを開封したんですが、全く同じ姿形でカスタードバージョンとなっていたの

です。母屋にこしあんとカスタードを一包ずつ計二包。こしあん一包を私達が食べ 残るはこしあん

一包とカスタード二包。そのうちカスタード一包を虎ファンのKさんに持っていった。残ったのは

カスタードとこしあんが一包ずつ。と思っていたけど残ったのを開封するとカスタードばかり。

こしあん好きの私達は「同じ形で箱から出したらどっちかわからん」と文句を言いつつでも、この

お菓子、紅葉饅頭のような生地のためどちらかというとカスタードのほうが合っているように思えた

(個人の感想です)。虎ファンのKさんにはこしあんが行ってしまったのか・・・と申し訳なく思いつ

つ、長男君もトラの図柄なら私が喜ぶと・・・それってめっちゃ短絡的ではないかい?


 とは言いつつも、もう一つお土産をたま~にコメントをくださる(数少ない読者の)元66さんから

ビッグなお土産を・・・。これには長いお話があり、じつは「甲子園に行ってきたので喜ぶお土産を

三尾川にことづけときますね」というメールをもらったのが、7月の末。彼女と息子のH君が観戦した

のが勝てると思った横浜DeNA戦だったと思う。この時は横浜相手に3連敗のときでしょ。しかし、

甲子園ではイベント日だったらしく(ぼんくらさんからもらった年間スケジュール表によると)

ウル虎の夏期間中とか。で、私は「なにやろなにやろ」と楽しみにしていたのです。三尾川のおじさ

んにことづけたというのだから、うちに用事で来る時に持ってきてくれるだろうと、待っていて、

いざおじさんがやってきても、「お土産お土産!」というのも年がいもなくはしたない、でしょ。

おじさんが「これ預ったもの」と差し出すまで待っていたんですが・・・、何も渡されることなく

帰っていきます。あれ・・・あ、忘れてるんだ、お盆前だし何かと忙しいし・・・と次の機会にでも

と、次の機会もまたおじさんはなんのお土産も渡してくれません。さりとて「元66さんから預ったも

のあるでしょ」とも言いだせず、かといって元66さんに「おじさんがくれないよ~」とも言えません

私はそういう性格なので、「ならば思いだすまでまとうぜ!」とまるひと月待っていました。で、夏

休みの最期の日、おじさんは新米を持ってH君とやってきました。おじさんが「H,あれ渡して」と声を

かけたらH君が紙袋を差し出してきました。やっと、お土産が何か・・・じゃじゃじゃ~ん

    
               甲子園ではこのような物をくださるらしい

テレビ画面で見かける虎ファンが着てるのはこれなのか?背番号のないのは・・・。これはこの辺で

着て歩くと、さすがになんだな・・・。提供先なのかジョーシン電機のワッペンもある。しかし、

片方の袖にジョーシンマークが印刷されているので、どこに付けるものなのか?

    
                  背中には番号はない

ここは、決まっているのだ。≪わたしの TORITANI≫であり背番号≪1≫だよ~んっ。そうだよな、

鳥谷が在団中に甲子園に行っておかないとあかんよなぁ・・・と元66さんにメールを打ったのでした


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする