こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

クマ情報?

2010-10-29 05:30:30 | 和歌山県


日本全国、ここ数週間クマ出没のニュースがテレビ、新聞でにぎわいました。さすがにあの

町なかを歩く大きなクマの写真と、木から下りてくる親子連れのクマの映像にはここまで

きたか・・・とも思ったのですが。そんなに食糧がないのか、冬眠前の食餌行動とはいえ

人里に来てしまうクマには同情してしまいます。


23日の土曜日、こげの散歩に行ったおとうさんが帰るなり「クマが出たんやと」と言った

ので「まさかぁ。どこでよ」「ほんまに、上田原で出たって、放送したみたいや」

「え~。午前中ならガス展示会で町立体育館にいたから聞こえんかったんや」で、その次の

注意放送を期待して待っていましたが、その後もその翌日もそのまた翌日も放送がありませ

ん。散歩に行ってこげをかわいがるKさんに「クマはどうなった?」Kさんは猟師の人と

よく話をするのでたずねたら「あ~、あれはのウソやったらしい。なんでもマツタケ山の

人がクマ出たと言ったらしい。猟友会が串本、新宮から行ったらそんなに言うたらしいで。

人が入らんようにロープまで張ってたとか聞いた」なんやぁ・・・ふざけた話や!!

 田辺の奥とかにもツキノワグマはいるから、この辺に出たって不思議ではないのだ。同じ

紀伊半島やもん。何年か前のも古座川の松根かどこかで木の幹に爪跡があったって町内放送

がありました。三尾川のおじさんいわく『マツタケの季節に多い話』だとか。マツタケも

今年は豊作というから、必死こくのね。新宮でこの間20キロ採ったって記事も目にした。

マツタケを盗られないよう、クマの名を借りるなんて、そこまでしてマツタケかぁ。売るた

めのことだと人間、状況読まなくなるのね。私達がその後、クマ騒動がどうだったのか、

誤報だったとか訂正しますとかの放送を聞かないまま、写真の記事が熊野新聞に掲載されて

また新しいクマなのか?と心配になります。?【熊野新聞にクマの記事】?

この記事が出る前には近所の人は「あれはカモシカと見間違えたんちゃうか」との声もあり

でも、うちのおじいちゃんが言うのには「何十年か前、森林組合の人と古座川の山へ行った

とき、十メートル以上のヒノキの高いとこの木の皮がはがされていてクマが剥いだと聞いた

」って。調べるとたしかにスギ・ヒノキなんかの木の甘皮部分を食べるとあるので、クマが

いてもやはりおかしくない。このクマ騒動で 散歩の時に外していたこげの首輪の鈴も

着けていくようになりました。クマに人間がいることを先に察知してもらうためだけど、

曲がり角で出くわしたら、生きてないと思うわ。噂じゃ、正当防衛なら鉄砲で撃てるけど

背中を向けて走っていくのは撃てないらしいとか・・・。クマ出没はラーメンだけでいいの

にね。

この記事をここまで書いたあと、昨日の午前中に串本町役場の産業振興課から放送があり

クマは発見されてないけど、らしい痕跡があるので山に入るときは鈴をつけるか、ラジオを

鳴らすとかしてください、という内容でした。そうか、やはりクマもあり得るということの

ようです。散歩中とか出てきませんように・・・。

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映画鑑賞会

2010-10-28 08:38:19 | 和歌山県


先日の『熊野伝説 加寿姫』の上映会を報道した記事が、熊野新聞に掲載されていました。

私はざっと200人くらいかもう少しプラスかなと思ったんだけど、記事によると350人

の観客だったそうです。関係者の皆さんが喜んだことは想像できますが、鑑賞された皆さん

もそれぞれにいろんな思いを抱いたのでは・・と想像します。加寿姫というのは実在では

なく、地蔵尊に祀られたのは歌子姫と妹姫で、歌子姫が酒粕が好きだったので粕地蔵尊と

呼ばれ地元で大切に祀られていて、その粕を加寿と書きかえた・・・と最初のブログ記事に

した記憶があります。脚本の畑中さんが加寿姫として登場させたので、もしかしたら加寿姫

は実在した・・と錯覚する人(うちのおとうさんがそう)はいなかったかしら?・・いや、

私が記憶違いしているのかも(そうしたら全面的にきょうは書き変えなくてはいけないな)


下の記事では 24日の午前中に行われた加寿地蔵尊での秋の大祭の記事も。こちらには

私達は行かなかったのですが、前2回の様子を思い出してもあの地蔵尊下の通路が人でいっ

ぱいだったのでしょうね。信者さんは ほとんどが高齢の方でなかには30代、40代と

小さな子供連れの方もいます。女性の腰下治癒のお地蔵さんなのでしぜんと女性が多くなる

のかもしれません。パワースポットでもあるらしく、初めて行ったときに雨が降って寒い

はずなのに私は汗が吹き出し、体全体が湯気が立ち上っているように感じました。お地蔵さ

んのパワーをもらったと思っています。中田さんがHPにコメントを下さい・・とありまし

たが、クッキーがなんたらで、コメント欄に書けても送れませんでした。会場でのアンケー

ト用紙はもう読んでもらえたかなぁ・・あれもこれも書こうとしてたら、パイプ椅子を片付

け始めたのでなにやら中途半端にペンを置いたのですが・・・。

そうそう、記事の写真の中に自分たち夫婦をみつけてしまいました。取材のカメラには極力

恥ずかしいから入らないように、不自然にふるまって(うつむいたりね)たのに(笑)。

次回は11月12日の新宮上映会ですね、盛況を祈っています。
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映画『加寿姫』完成②

2010-10-27 05:30:30 | 和歌山県


写真は熊野新聞から。紙面2面で大きく紹介されていました。平安装束の三人は右から

桜姫、加寿姫、乳母です。その下の写真にある修験者役は、本物の方たちだそうで、なるほ

ど加寿姫たちを山に入らせないと立ちはだかった時の、目ぢからは迫力がありプロの役者さ

んだと思ったくらいです。映画の中で、高い所から映した場面がありあの古民家が建ってい

た広場がすごく広く見え、驚きました。まえに 撮影に参加された方のブログを読ませて

もらい、滝への道の険しさを書かれていたのを思い出しふだん着なれない衣装をつけての

山道はさぞ、苦労したのではと・・・。だから滝を見上げたシーンは観ていて、「あぁ無事

に半分達成できたのね」と安堵したくらいです。


     

これは10月24日、那智勝浦町 勝浦体育文化会館で行われた上映会でもらったパンフで

す。パンフと共にアンケート用紙もあり上映後、感想などを書いて提出しました。当日は

午後7時からだったので、むこうに6時過ぎに着く予定で串本を出ましたが、会館に着くと

駐車場に続々と車が入って行くので、おとうさんと「早やめに来て車を停められてよかった

ね」と雨もポツポツときたので入り口近くに車を置いて会館に向かう人の後をついていくと

その人たちは加寿姫映画のチラシを貼っていない方に行きます。そこには『ダンスパーティ

会場』と書いています。「ダンスパーティ会場やって!」とおとうさんに言うと「勝浦は

都会やな」。。。そうやわ、串本でダンスパーティなんて聞いたことないもん!しかし、

映画鑑賞のお客さんは少ないのか?と心配になってきました。せっかく、中田さんや出演者

の皆さんが一年以上頑張って創りあげた映画を勝浦町民のみなさんが観ないなんて。

入り口でパンフをもらって中に入ると、広い体育館の三分の一ほどに仕切りを立てて、前方

にプロジェクター、その前にパイプ椅子を5つ並べ 通路をとってまた5つ並べそれが11

か12列あります。120人くらいの席でしょうか。10人ほどがもう座っていて私も、

真ん中くらいにすわりました。偶然にも前の席のひとはおばあさん二人で座高が高くなく

楽々画面をみることができます。おとうさんは上映前にトイレと自販機でコーヒーを飲んで

来て「ロビーにニホンカモシカのはく製があったよ」と、またまた私のブログネタを拾って

きてくれます。「見てくる!」とロビーに行くときれいなニホンカモシカのはく製が飾られ

ています。が、勝浦にいたものではなく長野県上松町から贈られたものと書かれています。



私もコーヒーを飲むため、ソファーに腰掛けると隣のソファーの男性が一人「あ、この人

さっき会場入り口でうろうろしてた人や」と思ったんですが、ジロジロ見るのも悪いので

そう記憶だけしたのですが、なんとその人映画の中で陰陽師役の人じゃないですかぁ!

そうしたらロビーでいた何人かの人やトイレの鏡の前で「きょうは朝から家に帰ってない」

と話していた二人も、もしかしたら出演者だったのかも!衣装のままでいてくれてたらわか

ったのに・・・。中田さんも見ていたらいろんな人に挨拶やら、打ち合わせや相変わらず

飛ぶように動き回っています。はじめて駿田峠で見た時も中田さんは白いはかま姿で階段を

ぴょんぴょん下っていたっけ。やっとプロジェクターに映像が映し出されたと思ったら、

加寿地蔵尊の紹介、あ、これは勝浦の駅で初めて見たビデオやん、あ、新宮から三重県の

滝紹介の映像や!こんなにもきれいな熊野の姿をもっと知ってもらいたいと思わずにはいら

れませんでした。パンフには出演者と共に、スタッフと協賛の企業名などが書かれていまし

たが、那智勝浦町 という文字がありません。町からの協力はなかったのでしょうか?

熊野古道という観光資源を持っているからでしょうか?でもこの『熊野伝説 加寿姫』も

立派な観光資源のひとつとなるのではないかと思うのですが・・・。

 この日は午前中、駿田峠で秋の大祭があり中田さんはじめ加寿地蔵尊世話人会さんたちは

大忙しだったと思います。

私がコーヒーを飲んで体育館に戻ると 会場が一変していて二箇所に分けられていた椅子が

通路の部分をなくして一筋が10席に、それでも足らないのか係りの人が次々と椅子を並べ

ています。入口からは続々と鑑賞の人が入って来ます。受付の人からは「想像以上の人で

パンフとアンケート用紙が足らなくなり、申し訳ありません」と嬉しい悲鳴も。

よかった!こうでなくっちゃ!みんな加寿姫の映画を観たいのね。あぁ私達も観に来てよか

った。中田さんたちはこの映画を 町内の観光スポットや駅などでも使ってもらうように言

っていました。たくさんの人に知ってもらうためのこれからの努力も続けていくでしょう。

私達も思ったのです、地元の小中学校や高校の文化祭などでも上映してはどうでしょう?

若い人にも、もう一度生まれ育った土地を知るというのもいいことですよね。でも、そうい

うことは、中田さんならもう計画済みでしょうね。会場は200名くらいになっていたと思

います。関係者さん達の嬉しそうな顔が印象深く、40分の映画に観客がみんな集中して

見入りました。帰る車の中でも映画の話をしながら 帰りました。勝浦駅で見たビデオから

こうして中田さん達と知り合い、本当に縁って不思議ですね。ありがとうございました。

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映画『加寿姫』完成 ①

2010-10-26 05:30:30 | 和歌山県


先週の熊野新聞に掲載されていた記事です。以前からブログにコメントを下さったり、那智

勝浦町の加寿地蔵尊に誘ってくださる地蔵尊世話人会さんたちが熊野古道にまつわる伝説の

映画を制作していましたが、やっと編集を終え試写・公開となりました。記事写真右下に

写っているのが世話人であり、映画監督をこなした中田さんです。直接、話したことはあり

ませんが駿田峠で何度か遠くから見ているので「おぉ!中田さん!」と唸ってしまいました

撮影見学にいらっしゃい、とも言ってくれましたが都合がつかず、やっと行っても撮影開始

まで待てずに帰ったりと失礼をいたしました。先日、勝浦で上映会をします・・とコメント

をもらい、おとうさんと連れだって行ってきました。


この映画は 監督以下、だれも映画を作ったことがなく出演者も地元のOLさんや高校生、

女性男性。脚本も加寿地蔵尊の信者の方、撮影協力は地元民放の契約カメラマンさんと

手作りです。撮影にあたり駿田峠に民家のセットを作り昨年夏から開始しました。

     

こちらは読売新聞の和歌山版の記事です。どちらも試写会での写真ですが 見出しのような

歓声が上がったのでしょうね。私もぜひ、上映会に行かなくちゃ。

ストーリーは OLの加奈が熊野古道を旅する途中、駿田峠に立ちよりタイムスリップして

平安時代の加寿姫になり、姫の一生を体験します。記事ではタイムスリップとありますが

映画を観た感じでは、タイムスリップして疑似体験だと思うのです。が、ラストでは主人公

は、自分が体験したことは夢か現実か、たぶん夢をみたような気分だったと思うのです。

SFの世界みたいな 現実に戻ると「あれはなんだったんだろう?」と感じたと私は思った

のですが。もしかしたら 駿田峠で加寿姫に憑依されたのかもしれません。ラストで

村人源太の生まれ変わりのような、あの男性とは運命の糸はつながっていたのか、いないの

か・・・気になるところです。熊野古道をロケ地に、山あり海あり川ありと風景が楽しめ、

音楽もうるさすぎず、演技は初めての人達ばかりですからプロのよう・・とはいきませんが

みなさん、とても一生懸命に演じているのが伝わってきます。おとうさんは修験者の人が

迫力あったなぁ~と言っていました。私達が見学に行った時、修験者の衣装を着けた人が

いたので、そのとき撮影したのかもしれません。村のおせいという役の人も素人の演技では

なかったように思えたので、パンフに書いている『劇団ワカイミソラ』の方かもしれません

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ナンバンギセル

2010-10-25 05:30:30 | 花・植物など


散歩コースの道端には空き地があって、そこはススキが広く生え広がっている。今年も

涼しくなってからナンバンギセルの花が咲いていないか、歩くたびに探していたらやっと

三週間前にみつけました。嬉しいことに今年、この空き地では数株咲いています。

でもあまりにもススキが伸びすぎ、その根元にしか寄生しないこのナンバンギセルを見よう

撮影しようとしても、ススキの葉が鋭くて近寄れません。足でススキを倒したらすむことだ

けど、そのあと元には戻らずそうしたらナンバンギセルが丸見えになり、また誰かに掘られ

てしまうと、ここのナンバンギセルは無くなってしまいます。好きな花だから目だけで楽し

んでくれればいいけど、自分の物にしたがる人の方が絶対的に多いのです。



このときのナンバンギセルは数日で姿を消してしまい(それは花が終わったと思いたい)、

その後またただのススキだらけの空き地となっていました。



ところが先週、またもや新しい花をみつけました。私が守ろうとしているのにこの花は

「ここに咲いてるでぇ」というように、道に向かって一本突き出したように咲いているので

す。これではもう誰かにみつかってもしかたありません。ススキの緑の根元にひときわ目立

つ秋の花の一つです。



横から見たら南蛮の煙管(キセル)のような形から、名前がついたようです、それはパイプ

のことでしょうね。別名『オモイグサ』、来年もまたここで見ることができたらいいけど

でもだいたいが7月から9月までの開花時期なのに、この10月後半に咲くなんて季節が

遅れているせいでしょうね。


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コウノトリが来たって!

2010-10-22 05:30:30 | 和歌山県
先週末、ローカルニュースを見ていたら「古座川町にコウノトリが飛んできました」と言っ

ていました。昨年も飛んできて、私なんか二度も見に行ったわよ!!二度ともちゃんと写真

に撮れたし、今年の年賀状にこげとのコラボで作ったわ。で、『十三人の刺客』を観たあと

古座川に寄って、またあの滅多に見ることのできない姿をカメラに・・・と計画をたてて

楽しみにしていました。なのに、なのに、今年はどこにもいません。午後からだったから

川にはいないのか?昨年も川の上にある畑のような所に飛んでいったりもしてたし・・。

古座川を下流からぼたん荘あたりまでのぼり、また下って古田の方にも行ってみましたが

いません。私達のように、見に来た人なのか道端に車を止めてあたりを見回したり、橋の上

から上流下流と見たりする人も何人かいます。昨年はそんな人たちが目安となってコウノト

リをみつけることが簡単にできたのに・・・。今回はギャラリーが少ない、もしやもう飛ん

で行ったのかもしれません。昨年のコウノトリは数日古座川にいたのですが大雨で川が濁り

エサが獲れず、三重県まで行ってしまいなぜか海岸近くで死んでいた・・という新聞報道を

みたときはショックだったわ。と同時に 野鳥ならありえることだなとも思ったわ。

放鳥されてさぁ、自然の中でたくましく生きなさい、って急にいわれても豊岡が恋しかった

だろうな。。。

今年のコウノトリも豊岡から放鳥された若い鳥だとか、でも足に輪っかはあるけど羽には

個体認識マークがありません。一羽だけ飛んできても繁殖もできないしこれからどうなるの

か心配もしますが、案外古座川は上空から見て、立ち寄りたいと思うのかもしれません。

今年は撮影できなかったので、裏庭に飛んできて柿をつつくイソヒヨを撮りました。

ところが、イソヒヨだと思い込んで撮影したらyukiさんが『山に住むヒヨドリですよ』と

教えてくれました。ここ数年、イソヒヨが増えてイソヒヨしか見なかったのでヒヨドリ自体

知りませんでした。


              ほかのヒヨドリが来ないか、警戒中


               これは山に住むヒヨドリでした!

ヒヨドリ
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泳ぐ シカ!

2010-10-21 05:30:30 | いろいろ


日曜日のこと、国道を走っていたら運転していたおとうさんが「シカ泳ぎやる!」と言う。

「え!どこどこ」私はバッグからカメラを取り出しにかかる。

「ほら、海!」ここは串本町内の袋という地区。国道と平行してJRの線路があり、わずか

にカーブがかかりながら鉄橋がありトンネルに入るという、場所だ。

「あ!ほんまや、シカが泳いでる」

「ちょっと待ったれ、今車を止めるから」とはいうけど、シカの泳ぐのが速いような気がし

てならない。

おとうさんは 袋港の砂利を下ろしたりするとこまで行き、また国道に上がって車を止めた

日曜日で国道を走る車も多く、カメラを持って反対車線に行くのも通過する車を待たなくて

はならない。シカはどんどん泳いでいく。私は「なにもわざわざ車を移動せず、港に下りる

ところで下してくれればいいのに・・。この目でシカが泳いでいくのは見たけど、肝心の姿

はもう遠すぎて見えへんやん」と内心でイラッとしたのだな。どんなにズームにしても無理

な距離になっていた。立派な角を持つシカが悠々と泳いでいたのだ。一度テレビで海を泳ぐ

シカを観た、あれは『ダーウィンが来た』だったかな。まさかこんな車が走る道路の横で

海水浴でもあるまいし・・・。どこから来たのか?私達が港に下りた時、軽トラが一台停車

していて、おじさんが二人シカを見ていた。湾の右手の山から?それとも線路の下をくぐっ

て国道を渡って海に飛び込んだのか?シカは国道にかかった犬もどり橋に向かっていた。



私が辛うじて撮影できたのがこの写真。泳いできた水の跡のさきの橋の下に駆けていくシカ

の姿。休耕田の中を走るシカや大台ケ原で見たシカとか、シカはよく見るけどラッキーな

泳ぐシカでした。ほんとにもうちょっとはっきりした写真を撮りたかったな。気づく人は

少なく、おとうさんいわく「なんか海がふだんと違う感じがしたから見たら、泳いでた」

そうな。あれは自分が見えるところまで車を移動させたんだと思う。その時間がもったいな

かったなぁ

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映画を観た!

2010-10-19 05:30:30 | いろいろ
『十三人の刺客』を観ました。CMでの「斬って、斬って、斬りまくれ~」の役所広司の

声と、宣伝での稲垣吾郎ちゃんの暴君ぶりがすごい・・というので、時代劇はドラマでしか

観ないんだけど楽しみにして行ってきました。いつも通りアサイチの回で観るので、映画館

に着くとだれもいません。平日のアサイチやもんね~と、土曜日出勤の代休をとったおとう

さんと車の中で話していると、一台の車がやってきておばさんが助手席から降り、上映時間

を見ています。アサイチではほかにトム・クルーズの洋画と、邦画の「ハナミズキ」とか

ですが、「おばさんひとりで観るのかな、おじさんは「十三人」でおばさんはトム・クルー

ズやね」と予想をしていたのですが、おばさんを残し車はどこかへ。おじさんは映画を観た

くなかったらしいね。上映時間まで10分ほどあるのでチュリトスとホットコーヒーを買い

途中で眠くならないように準備し、入館。やはり平日、観客は6人。みんな通路をはさんで

後方の席。その最前列の真ん中が私達夫婦。最後列の真ん中に夫婦、は見えたのですがあと

ふたりはあとで入ったのでどこかわかりません。

 ストーリーは今から100年ほど前の江戸時代。明石城主の殿様の弟が吾郎ちゃん、この

人は殿様と腹違いなんだけど、来年老中になることが決まっているのだ。しかし、暴君、

もう極悪非道の「どこか壊れてるんじゃないの?」という、もう殿様の弟ってことで何から

なにまで好き放題、だれも咎めることができないのだ。仕えるのが市村正親、いさめたいの

はやまやまだけど、「主を守るために死んでいくのが武士というもの」と吾郎ちゃんに言わ

れたら、仕えるしかない。が、吾郎ちゃんは参勤交代での宿で、そこの藩主の息子の新妻を

襲い、駆けつけた息子をもその目前で惨たらしく切り刻みにかかる、「山奥の女はひっかく

猿のようでつまらんのぅ、男も山猿で骨が硬くて切れん」と言う。藩主は何もできずにいた

のだが、あまりにも数々の非道のかぎりをするもんだから、内野聖陽扮する江戸家老がお上

に抗議の割腹をするところから始まるのだな。登場人物・設定は架空なんだけどその流れが

とんとんと進んで行くのでおもしろい。役所広司はのんびりと暮していたのだけど、人物

と腕を見込まれ、平幹二郎のえらいさんに内々に暴君吾郎ちゃんを斬ってくれと頼まれる。

渋る、殿様の弟、老中になる者を斬れと言われても・・その前にえらいさんが見せたのが

かわいそうな少女の姿、役所さんは武者震いで奮い立つのだ、斬ってやろうと。そこから

人集めを始める・・というか、いきなり5人はすぐ集まったのだけどね。一人二人と仲間が

集まり、機会を待つのだ。その中には若い、窪田正孝くんや石垣佑磨くん、宮崎あおいの

旦那、高岡蒼甫がはいってる(役名は覚えられず)、ベテランも井原剛史や六角精児や

古田新太、沢村一樹らだ。みな乗馬に殺陣にすんごい、すんごい。で、最後の一人が

サムライではない 山の民で長の女に手を出して、網で吊るされた伊勢谷友介、これまた

かっこいい。この映画は1963年に映画化されているのだそうだ。今回のリメイク版は

若干違う箇所もあるらしい。少しCGもあるけど なかなか13人対300人の斬り合いは

すさまじい。セットも東京ドーム20個分だとか。観ながら、どのくらいの長さの宿場町な

んだろうと思った。仕掛けもすごい。参勤交代がやってくるまでにあそこまで武器・火薬を

そろえ、設置するなんざぁちょっとオカシイなとこもあるにはあるけどね、私は井原剛史扮

する浪人の斬りまくるシーンに圧倒されました。竹筒に挿した刀を道に立て、走りながら

次々と抜いては斬っていく・・そうよね、斬っていくと刀の刃もボロボロになっていくもん

なんせバッタバッタと斬っても、敵が減っていかない。・・・とにかくおもしろい、昔見た

西部劇の勧善懲悪みたいな、懐かしい感じ。大げさな爆破シーンもあるけどね。


映画好きな次男君にメールを打つが返事には「時代劇好きちゃうし」。今の子は時代劇を

観ないのだ。私らの世代は時代劇ドラマを観て育ってるからか、すんなりと観ることができ

るのか、それとも単に私が時代劇が好きなのか・・・、いや、必殺仕事人とか大河ドラマを

観たからか・・・。重苦しい時代劇とも違うんだけど、吾郎ちゃんが「戦の時代とはおもし

ろいのぅ、予が国を治めることになったら戦の時代にしよう」と言った時には、なにかしら

背筋が寒くなったのだ。国の民はこんな暴君のせいで苦しみながら死んでいくのだ、どこか

の国でも同じようなことがある。役所さんはいうのだ(ダイワマンではなく)「愚かな殿で

あっても、政に口を出さずにいればいい」。こんな殿様に仕える、家臣はたまらんぜよ~

前回の『十三人の刺客』も観てみたいと思う。衛星放送で放送されるのを待ってみよう。

前回は30分の斬り合いだというし、往年の時代劇俳優が出てるらしいし・・。


ところで、あのおばさんはどうやら私の後ろの席に座っていたらしく、場面がいいとこにな

ると居ずまいを正すのか、コンコンとシートの背もたれを蹴ってくるのだ。こっちはそんな

こと予想してないから、三度もビックリしたやんか。大河ドラマの『龍馬伝』でも高杉晋作

役の伊勢谷友介はよかったけど、山の民姿もなかなかと見とれていたのだけどあばら骨が

はっきりと浮いてるのよ。彼は今度実写版『あしたのジョー』で力石徹になるのだよ、で、

撮影のために体脂肪をだいぶ落としたと聞いた、めっちゃ迫力あるやろね、ジョー役の

山Pこと山下智久は、だいぶムリムリだと思うのだ。


大沢たかおも『桜田門外の変』という映画で主演する。が、どうも暗そうだ。史実の裏側の

映画はおもしろいけど撮りようによっては、楽しめない映画になってしまうのだな。明るい

役がこないのはさみしいね。
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彼岸花

2010-10-17 05:30:30 | 花・植物など
          

やっと、本格的に秋らしくなった・・夜の寒いの・・・ですが、まだ太陽の日射しは暑い。

そんな先週、法事を控えてお墓の掃除に行ったらおじいちゃんたちに刈られてしまった彼岸

花が日陰に落ちていました。日陰にあったからこそ、花はまだ生き生きしてるしつぼみのま

まのはしおれていません。ふだんなら 彼岸花は触るとかぶれるとか水揚げが悪いとかの

本当かどうかの理由で触りもしない私です。でもなぜか持って帰って玄関に挿しておくのも

いいかな、お墓に咲いた花は縁起が悪いとか嫌う人もいるってきくけど、他人のお墓ではな

く私の先祖さん達のお墓だもん、なんて気になり作業後持って帰りました。子供の頃は

彼岸花を折ると白い汁が出てそれに触るとかぶれる・・と信じていたけど、白い汁は出てい

ません。その話は嘘のようですね、きっと球根に毒があるので近寄らせないためにそう言っ

たのかもしれません。玄関の花瓶には 洗濯物を干した時に折れてしまったコスモスを挿し

ていたのです。これもなんか、かわいそうだなと思い飾ったのだ。法事も近いとなんか優し

い気持ちがわきだしてくるのかしら?その花瓶にお墓から持ち帰った彼岸花を仲間入りさせ

たら、秋の野草みたいな感じ。少々咲いた彼岸花が茎が短くて全体的に重心が下になってし

まったけどね。水揚げが悪いから明日の朝にはしおれているだろ・・と思いきや、翌日は

ますます花びらが広がり、つぼみのほうは開いてきてしまった。どうやら水揚げが悪いと

いうのも間違いのようだ。で、いま現在はもうさすがに花もしおれてとり替えたんだけど

なんと、つぼみの方は花をどんどん開き最終的には、この下の彼岸花くらいに咲いたのだ。

なんか、気持ち良くない?花瓶で一週間咲いてくれました。なんか、うふっ!って感じだ。
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読書!

2010-10-14 05:30:30 | 読書


朝夕、めっきり涼しくなりました。日中はまだ25度を超える日が多いけど、気分的に

各地の紅葉の様子や、秋の行楽なんて言葉をきくと読書の秋という気分になります。

最近、気になっていた本を本屋さんに探しに行くとみつからず、楽天ブックスで買うこ

とにしました。以前、アマゾンで買っては見たものの私の設定が悪かったのか配送が

遅れ、読みたい気分を一掃してしまったことがあり、楽天ならポイントも貯まるし、

そちらにしました。探していた本は『体脂肪計タニタの社員食堂』です。たしかだいぶ

前に新聞広告を見た時も「あ、読みたい」と思っていたのが、本屋に行くことが老眼に

なってから格段に減り、忘れていました。思いだしたきっかけは・・・忘れたなぁ

とにかく帯にも書かれているとおり、社員もやせた!という文字。ほんとかしら?

一応、下調べをしました。レビューを読むと、メニューを実践してますというのが多く

ま、ものは試し・・。なかには批判的な 「どこの家にもフードプロセッサーがある、

という感じがいやだ」みたいなのもありましたが、それはクリアだな・・。長男君の

引っ越しで買ったけど使わなかったそいつをもらってきたも~ん。

 ただ、この一冊だけだと送料がかかるので、じゃぁ・・・まえにぼんくらさん教えて

もらった本だったっけ『夜市』、メモ帳に記していたのだから読みたいと思った本なん

でしょうね。それとこれもメモっていた『論理脳ドリル』。『夜市』は調べると内容が

わかりそうなのでやめておき、『ドリル』は「あ、これなら頭も使っていいやん」と

下調べでレビューの皆さんは、ハマった、次を買った、とありました。最近、ナンプレ

が行き詰ってきた私にはいい感じです。ようは五人の登場人物の名前や、持ち物、場所

好きなもの等を、十個くらいのヒントから当てていくというもの。全部で30数問ある

のかな、初級編だったのかわりと楽勝で、最後の問題がまだ解けないけど。


『社員食堂』は一ヶ月分のメニューが載っています。実際、タニタの食堂で出されたも

ので、社員が健康管理のため、とやはり体重計を販売するという会社で働きながら、メ

タボ対策しなきゃ・・で始めた社員が多いとか。でもね、これってさぁ 調理された

ものを食べるだけだもん、自分で作って食べれば?となるとどうかしら。私なんか、

「あ、これ食べたい。これ作るのか・・材料ないやん、めんどくさいな」でした。

比較的、冷蔵庫にあるものを使ったものや使いまわしできる材料メニューなのでそこは

いいんだけど、とにかくご飯を軽く一膳がスタートで、おかずをバランスよくたくさん

摂って、一食が500キロカロリー以内・・。やっとご飯軽く一膳ができるようになり

つつあります。体重が落ちるまでだいぶかかります。私にも食堂の方、作ってください
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