こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

オスプレイを見に行く Ⅱ

2014-10-21 05:30:00 | 和歌山県
一番機≪竜 03機≫が無事に飛び立ってどこに向かうのか・・・と目で追うのは私だけではありません。望楼の芝にいた人のほとんどが上空のオスプレイを見続け、それが岬の崖の向こうに

停泊している護衛艦に飛んで行っているのを見たわけですが、私たちの立っているところからは防風の松林のおかげでどうなっているのかさっぱりわかりません。ただなんとなく、そうなんだ

ろうなって・・・。夕方のニュースでは それが護衛艦≪いせ≫に着艦している様子がヘリの映像で映し出されていたのでそうだと。でも海上の風もそうとうだったはず。

しかし一番機は護衛艦には着艦せずそのまま白浜に戻ったのか、遊覧飛行でもしていたのか・・・、「着艦せず」というぼんくら特派員からコメントを頂きました。

さっきまでオスプレイが着陸していた場所に 串本消防署の署員がホースを抱えてやってきました。先頭の二人は防火服を着込み 後続の人は普通の制服です。何をするのかと思っていたら

芝生に水をまいています。着陸する前にも水撒きをしていたので風で芝や草が舞い上がるのを防止してるのだろうと思ったんですが、高級料亭の玄関先のように、きれいに散水しなくちゃ

やってこない、まるで政治家の秘密の談合でも始まりそうな・・・。

         
                  そういや飛び立つ直前 草が焦げる匂いがしたわ!消火作業・・・

オスプレイは土とかコンクリートに降りたりしたら焦げることはないようですが、望楼の芝生だと焼いてしまうのか・・・それは困った。実際災害時にやって来ても、消防車を一台待機させて

おかないといけないのか・・・。自衛隊のヘリや輸送機ならそんな手間もいらないだろうと思うし・・・そうなると少し「めんどくさい奴が来てしもうたなぁ」か?

         
                      二番機が来たのか?視線は上空

そうそう、オスプレイは山口県岩国基地から来たんだって。和歌山までくる間はプロペラを前方にして飛んできたんだろうな、それを見たかったんだけど。白浜からずっとプロペラを上に

向けて飛んできたのか?でももっと大きいと思っていたのがちょっと意外な感じ。

         
                       みんな見てます!!

今度は負傷者を積み込む?搬送するんでしょう・・・いいなぁ 乗り込むのか?ってこの人たちはどこに行くのかな・・・一応設備の整った田辺の病院に行くのか?そのあとどうやって串本に

戻ってくるんだろう?と素朴な疑問を抱いた私はおとうさんに尋ねたら「もともと田辺から来た人違うか。それならこっちに戻ってくる必要ないし」そうかもしれないな、負傷者ゼッケンを

付けた人は見たことないような顔ぶれだし、20代から30代。病院スタッフか自衛隊とかかもしれない。

         
                            竜 Ⅱ機  

まぁでも 訓練を現地に見に来た背広姿の多いこと・・・。この人たちがどういう関係者かはゼッケンも付いてないのでよくわかりませんが、県関係者や自治体の人がほとんどなんでしょう

「では行きます~」という声がしたと思ったら、松の木の向こうで待機していた一団が動きはじめました。私たちの隣で携帯でオスプレイを撮影していた派手なオレンジのパーカーを着たおば

さんの一人は、同じ色のパーカーの仲間に「ほら、いくで」と促されてロープをくぐって芝生に入っていきます。どうやら訓練の何かに団体で参加するようです。

         
                            物資運びのバケツリレー方式

投降口というのかお尻のあたりから 米軍の人が次々と段ボールを出してきてそれを地元民が受け取り、芝生の端までリレーします。最後は役場の職員が受け取ってリヤカーに積んでどこかに

運び出しています。中身はなんだろうか・・・だいたいこういうときは中身はカラだろうけど、この風力・風圧では何かが入ってないと段ボールが飛び上がっていきます。きっと飲料水や

食糧のようなものなんでしょう。アメリカ製のなにかなんだろうか・・・おいしいんだろうか?それともまた回収して持って帰るのか!米軍。気になる・・・

         
                            負傷者の搬送が始まる

本物らしく点滴なども掲げて歩むDMAT隊。行列になって進むのだけど担架に乗っていない負傷者は徒歩でオスプレイに向かいます。

         

         
                               乗り込む

手前の人はさっきの物資運びの人でしょう、新聞では150人とか書いていたけどそんなにいたかな?機内はどうなっているんだろう・・・向かい合わせの座席でシートベルトするんだろうな

海外ドラマのLOSTで救助された主人公たちは輸送ヘリで運んでもらったり、アメリカ映画のなかでもよく見るヘリの中とは違うんだろうか・・・一般公開ってきっと、絶対ないのだろうな

         
                               いよいよ離陸

また芝の焦げる匂いが・・・ひと手間も二手間もかかる乗り物のようです。音が大きい、風圧がすごい・・・  

         
                            お尻、閉め忘れてない?  

          
                        海上を旋廻している模様・・・ 

          

望楼の芝生には車は乗り入れられません。なのでこういう風景は珍しい。芝焼の時は消防車が入ってるけど。小さい子供が珍しそうに近づいていますが 隊員の姿もなく、これで大規模災害

訓練は終了とのこと。11時15分、二時間ここにいたのですが 私の記憶に残るくらい芝生に人があふれていた状態でした。ま、それは町民、自衛隊、警察、観光客入り乱れてですが。

              

潮岬灯台横の駐車場に戻るのですが、左端の緑のバッグを背負ったのがぼんくら特派員。自分の車が出せるかどうか心配な様子。特派員報告が待ち遠しいですが、そちらには動画もあるとの

こと。私よりキッチリと、辛口な評をしてくれると思います。

今回は 自治体が主催する大規模災害訓練になにかと話題の米軍輸送機オスプレイを参加させる目的であったように思います。いわば デモンストレーション。日本がアメリカに従う姿の

きれいに見えるような住民に納得させる・・・・でもね、紀伊半島は本当に国道一本がつぶれたら 陸の孤島になってしまうからね。いまの知事さんって割と新もの食いなとこあるんじゃない

かな・・・ (あくまでもワタクシ的意見です)目立つことしたい人のような気がします。
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オスプレイを見に行く Ⅰ

2014-10-20 05:30:00 | 和歌山県
10月19日、和歌山県は大規模災害訓練として串本町・田辺市・白浜町で防衛省・在日米軍・内閣府などと合同で行いました。なんといっても目玉は米軍の輸送ヘリMVー22オスプレイ。

こんな田舎にいたら一生見られるかどうかのもんですから、もちろん見に行きましたよ。県民の友や町広報誌で知らされてはいたけど、私としては半信半疑。まさか本当にやってくることは

あるかないか・・というところ。前日の18日、田辺に行ったらたきない町の公園に災害現場が作られていて(ニュースでよく見る合板でできたビルの模型、窓にみせたイラストとか)、

やはり大規模でんなぁ~と感心し、国道でも自衛隊の車両が走っているのを見て「オスプレイは無しで自衛隊の輸送ヘリでお茶を濁すのか?」とか思っていました。なので特派員として

ぼんくらさんを送り込んだものの、来なかったら「ガセネタを流さないで」と言われそうやん。おまけに朝のコメントに「10時に飛んでくるから9時前には岬に行きます」なんて、

私より張り切ってる様子。私たちは9時前に家を出て車にガソリンを入れてから潮岬 望楼の芝に向かいました。たぶんただで置ける駐車場は満杯だろうから、潮岬灯台の有料駐車場に止めて

おくほうが、止め場所が無くて戻ってくるのもしんどいからなぁということで・・・ってでも、料金所のおじさんがあまりの車の行列にパニクッてしまい、引換券が指先の油が無いために

めくれません。運悪くおとうさんに差し出してきたのが指先に唾をつけてめくった券。前もって人手をそろえておけばいいのに・・・。続々とただで止められるところは満杯らしくみなUターン

してきます。そのくらい地元の人は岬でどこがタダで止めておけるか知ってるのよね・・・たぶんぼんくら特派員もこの近く、そう渡船屋さんあたり・・・ってやはり止めてるやん。

駐車場から10分ほど歩いて望楼の芝までくると もう人・人・人・・・あまり子供はいません。20代から年配者が多いような気がします。やはりオスプレイという特殊な事情かもしれませ

ん。どこにぼんくら特派員が陣取っているかは皆目見当もつかず、おとうさんと二人でまず人が流れていく先、望楼の芝の先端に太平洋が見えるところに行きますと、沖合にバカでかい護衛艦

が停泊しているのが見えます。「写真だ」とおもいましたが 見事な逆光。このカメラには逆光モードが無かったと思うのであきらめて戻りかけたときに 建物の陰から振り返るとまぁまぁ

写せそうなところがあってまずパチリ。

            
                         本州最南端まできた 護衛艦「いせ」

さっき後ろにいた人がどこかに電話してると思ったら「今飛び立った?」と相手に聞いています、どうやら相手は白浜空港にオスプレイを見に行っているようです。15分くらいで来るわけだ

それにしてもこの日は 風が強く吹きます。ふだんが山に面するところに済んでいるからか海辺の風は、まず最初に鼻水を誘うので困るわ。おまけに金曜日に髪の毛切ったから首筋も寒い。

おとうさんは髪の毛が乱されると押さえるし・・・。振り返って潮岬観光タワー、きっとカメラマンが鈴なりだろうと見ると案の定です。

             
                 屋上しか開放していません。ここって芝焼のときもそうよね。下の階も入れてくれるといいのに 

この時点でまだ10時前。いつ来るのか、どちらから来るのか、飛行は海上を飛ぶって言っていたけどまずは場所を確保しなくちゃ・・と探していたら二重にロープを張ったそのロープを

松の木にくくりつけたところが、ぽっかりと空いています。その先に芝が広がっていて自衛隊や警察がいっぱいいるので、ここからだとオスプレイのお尻でも見えるだろうと待つことに。

             
                              報道・自衛隊・警察 

あたりを見まわすと負傷者を乗せる担架も用意されています。「いったい誰が乗せられるのかな?役場の人かな。町民かな。運ばれてオスプレイに乗るのかな」と気になります。どんな人選

なんだろ・・・
             

             
                   よくわかりませんが 青の迷彩柄の人と緑の迷彩柄の人。海上自衛隊と陸上自衛隊?

人が増えてきたように思い、振り返ったらなにやらスローガンを書いたものを持っている人たちが・・・。手には「災害にオスプレイはいらない」とか「くしもと9条・・」とか見えます。

これってぼんくら特派員なら撮影しそうなギャラリーです。どこかでいるやろ・・・な。

             

そうや、メール打ってみよう。「私は松の木の下よ」と打つと「松の木はいっぱいあるね。私は小高い丘の下です」と返信。この時点で9時46分。風が寒い・・・こんな強風ならきっと

飛行はやめるんじゃないの?・・・

人の声が大きくなったのと同時にプロペラ音がバリバリと近づいてきます。「どこどこ?」と上空を見てもわからず適当にカメラを向けても光が入ってわからない。適当にシャッターを押す

             
                                     来た!!

             
                                     着陸態勢

おぉ~、思わず負傷者も起き上ってきた!それにしても風圧と強風が入り混じって大変・・・。少し「あのプロペラが何かの拍子に地面に当たって破片が飛んできたら・・・」と思ったりした

             
                                尾翼に≪竜 03≫と書かれてるの。お尻、開いてる~

≪竜≫って漢字を書けば日本的だと思うのか・私のイメージで≪竜≫は中国っぽく思うのに・・・。いや、≪竜≫に対して≪虎≫だよな・・・≪虎≫って書かれたのもあるのかな。

             
                            ず~っと、プロペラ回ってます。やかましい・・・・
昔、ファミコンで「バンゲリング・ベイ」とかいうゲームがあって あれはヘリコプターで地上の基地を爆破しながらクリアしていくんだけど、基地からの砲撃や戦闘機が打ってきたりして

難しかった・・それを思い出したわ。

             
                        中からDMAT日本赤十字南和歌山と書かれたお医者さんチームです

             
                     負傷者救護の模様、ちゃんとトリアージを付けたり酸素吸入マスクとかも付けてました

なかなか救護の時間が終わらないので、ヒマだな・・と思っていたら 目の前の茂みに人影・・・迷彩色の服装で気がつかなんだわ~、忍びの者やね!わかる?
             


             
                         起き上っていた負傷者も酸素マスク装着。

私たちがいた場所がラッキーなことに オスプレイも負傷者も丸見えの場所。幸い、夕方のニュースでは私たちの姿は写ってはいなくて「あ~、その松の木の下にいたんだよ~」と騒いだの

でした。ぼんくら特派員とも合流して撮影しました。記事を書いているいまCS(クライマックスシリーズではないです)放送で≪地球侵略 ロサンゼルス決戦≫2011年作の映画に

オスプレイが出てきました。それには≪竜≫とは書いてないよね・・・アメリカ人って漢字好きだしなぁ。ところでこの大規模防災訓練に オスプレイが参加するのは全国でも和歌山県が初めてなんだって!!






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だれ?

2014-10-17 05:30:00 | いろいろ
台風18号のあとのこと、国道を走っていてふと串本の浜に目をやった時「?なに?だれ?」と思わず声が出てしまった。

今まで数え切れずに走るこの道、浜というか浜に広がる空き地、漁師の網を広げる姿や網を修繕している様子は見たことあるけど その時に目に飛び込んできたものが意外というか、

「んなものあったかなぁ?」と思うくらい発見に驚いたのでした。その時は運転しながらでチラリと見ただけでほんの何秒かのことだったけど、私は「何なんだ!気になる、気になる」と頭の中が

興奮状態でした。家に帰っても気になってついおばあちゃんやおとうさんに「こんなもの、上浦の浜にある?」と見たものの形状を説明したんだけど・・・

それは串本の上浦の浜に茂った雑草の中にポツンと台座の上に立って、遠くの太平洋を指さしているアンパンマンみたいな、青いマントを翻していたのです。記憶を呼び起こしてイラストにしてみ

ました。本当はもっとお絵かきツールを使って描いてみたかったんだけど、パソコンが新しくなったのでどうもややこしい設定をし直さなければならないようで、勝手に「次に」ボタンをクリック

して、変なことになったらおとうさんにきっと恨まれるので、下手な絵で表すことにことにしました。

       
                           こんな感じ

まさに「だれ?」って・・・私は「あれはきっと知らない間に(私が)、誰かが設置した、海の守り神(みたいな)なんだ。名前もちゃんとついていたりして」と想像の翼を広げまくってあれや

これやと思ったのでした。そして「絶対!これは絶対自分の目で確かめてこなくちゃ。」と。

だけども、私が運転しながらみつけたのだから 私がこの造像に向かって歩いて行く姿は国道を走る無数の車から丸見えじゃん・・・顔はわからなくても「うら若くないおばさんがひと気のない

浜を歩く姿はおかしいよね」なんて注目されそうやん・・って、へんな自意識過剰気味でもあるんだけど、行かねば何者かわかりません。

     
                             車の中から

ね!アンパンマンの海バージョンみたいでしょ・・・ちゃんと台座の上に立って、背中にマント、ここからでは太平洋に向かって指さす手は見えません。台座にきっと名前を書いたプレートが

貼られてるはず。胸はドキドキ。近寄ってみよう・・と車から出ると想像以上に雑草が生えていて、おまけに台風後なのであちこち水は溜まり こんなところだから犬猫のフンでもありそう。

それを踏まないように水たまりを避けながら歩くと、よろよろしますが、下を見て歩くので国道からは顔はわからないでしょう。だけども 一歩一歩近づくにつれて「え~、ウソやろ」と

私の独り言はだんだん出てきます。少しずつ近寄っていくと、ほぼ落胆に近よっていくのです。それは私の目には アンパンマン海バージョンでないという確信みたいなもんです。

そしてそれと対面して、思わずしゃがみこみそうになってしまいました。同時に笑えてきましたがカメラを向けようとすると遠くの作業小屋に人影。そのおじさんは おばさんが何しに来たんだ?

みたいな感じで小屋の入り口に入りかけて、止まったままでこっちを見ています。ここまで来たんだから 戻るのも不審な動きになるので、苦笑いしながら私はパチリとしてきました。

     
                              これかよ!!

台座に据えられたのは ブイだよブイ。海中に浮かべるもの。その一個をコンクリートの金具に取り付けて 何やらマントらしく羽織らせています。見ようによってはブイの穴が目のようにも

見えるけど、下に付きすぎています。さっきのおじさんの目が気になるので さっさと写真を写して戻ってきたんだけど、作ったものの名前は無いらしく「これって何の意味なんだよ!」と

余計に気になってしかたありません。その後もここを通るときは浜に目がいくし、自分一人で「海の安全を見守る○○○」なんて思っていたのがおかしくって・・・でも、知りたい。

≪誰だよ?≫
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台風後に知る

2014-10-11 05:30:00 | 和歌山県
先日の台風18号は各地に被害をもたらし、一息ついたところにまたもや台風がやってきています。

今回の19号は威力もスーパーでアメリカのニュースでも≪スーパー台風が日本接近≫と報道するくらい規模も勢力もすごいって。


で、前回の18号で串本町の防波堤が波で倒れたと新聞やローカルニュースで言われていたので、前にもすさみの漁港で大きく崩れたことがあったなぁ・・と思いだし、でも最近串本でもあったん

じゃなかったっけ?とウソかほんとか私の記憶もてんであてにならないので詳しくは言えないけど、今回の倒壊は本当です。場所は上浦漁港って、上浦のバス停って あ~以前通っていた歯医者さん

のところね・・・でも台風後気がつかんかったけど・・・。そんなものよね、意外なところのものが吹き飛ばされたり 消えて無くなっていたり・・・。うちの車庫のもうひとつの小屋のトタン屋根

の一部がめくれて川原に落ちていた。私はそれが自分ちのものとは気がつかず「あれを拾ってきてゴミステーションの箱の下に入れたら草が生えにくくなるなぁ」と考えたくらいだもん。

昨日散歩の途中でよくよく川原のトタン板とめくれた屋根の箇所を見て「あ、これうちのだ」と・・・。次の台風までに拾っておかないといけません。


                     上浦漁港の倒壊した防波堤

まぁよくこんなに屏風を倒したように倒れるものなのね、重さにしたらかなりの重さなのに・・・





と、町の倒壊物の写真など撮っている場合ではなかったのさ!!

昨日、おじいちゃんがディサービスでお出かけした間に、私はメモした買い物を買い出しにと車に乗り込み、国道を走っていた時のこと。最近はガードレールを取り換え中の工事が多くて止められて

しまいました。エアコンをつけるほどでもない気温なので窓を開けようと、ボタンを押してオープン度を確認しているときに「ん?なんかちゃうやん」左後方の窓ガラス、ちゃんと開いてるけど

なんか雰囲気がヘン・・・助手席の窓、運転席の窓、その後ろの窓と見比べて「無い!窓ガラスの上部にあるカバーのようなものが無い!」その部分の一つだけ見事にありません。

え?いつから・・・台風の時にはぎ取られたの?でもその後私車に何度も乗ったよ。歯医者さんにも行ったし買い物にも出た。気がつかなかったよ・・・家から車に乗り込むときも左側を通って

運転席に乗り込むし、第一台風翌日に鉢植えやプランターが車に当たってないか見て回ったのよ・・・などと停車中にあれこれ思いつつ窓を何度も見返して、「きゃ~これから買い物にこの状態で

国道を走り、田舎といえども串本の町中を走りあのスーパーの駐車場に止めるわけ~ぇ、きゃ~恥ずかしい」なんとかせねば・・・家に帰って吹き飛んだカバーを探す?でも風で飛ばされたものを

どうやって探すの?プラ製のカバーは軽いよぉ・・どこまで飛んだか台風ならわからない。昨夜の風か・・・ゆうべ何度か強い風が吹いていた。おじいちゃんが眠らず何度も起こすから、私の頭も

ブチ切れそうになっていた時・・・あの時の風?まぁどちらにしてもカバーが見つかる可能性は15パーセントくらい・・か。とにかく用事を済ませていかなくちゃ・・とまずはおばあちゃんに

頼まれた振り込みをサークルkで・・その時に見た愛車の哀れな姿に 「あ~・・・なんてこったい!!」です。


                 綺麗に剥がれて

とはいえ、カバーって両面テープで貼って小さいネジで止めてるの?・・・たしかにネジがあるのは知っていたし、13年も乗っていたらカバーのネジ釘が緩んでいたのも知っていたけど・・・

まさかこれだと下から吹き上げた風でしょ・・・・

とりあえず、このままだと連休もはさむし連休すぎるまでこの姿で走るのは辛いとこ・・・行きつけの車屋さんに寄ってカバーの中古を探してもらおう・・と古座まで走りました。

車屋さんは買うとなったら窓四枚分のうちの一枚ということになるかも、運よく同じ車種の後部ドア丸々中古で見つかればカバー部分だけもらえるからと言います。ただ、車種が少なく中古で

見つかるか、いつ見つかるかわかりません。「わたしも家を探しまわってみます」と言い残し、もぅこの姿で国道を走るのはイヤ!と心で叫びながら串本に戻りかけたとき脇道から鼻先を出した

車が、そっくりそのまま私の車と同じ車、色まで一緒やん。あ、あっちはターボでしたが。ぶお~んとアクセルを踏んで車間を開けようとする私。相手も同じ車で並んで走りたくないのか追いついて

きません。「どうか、このままあの車が途中のコメリでもエイデンでも立ち寄って離れてってくれよぅ」と願いながら、ミラーでチラ見してたんだけど全然消えていきません。このまま串本にまで

ついてくるのか?それよりあの車の運転手が「前の車の後部のガラス窓がヘン」とぜ~ったい気がつく。女子ならともかく運転手は男です。私の車は見ず知らずの男に笑われてる!と思うだけでも

私が笑われてる気になってくる・・・寝不足防止に飲んだグロンサンのせいかカッカカッカしてくるようです。いったいどこまで後ろにつくのか?とあぁ私はオークワに寄らなくちゃならない、まさ

か後ろも?その可能性は大・・・スーパーに右折する信号が赤になったので仕方なく停車すると、なんとその車はゆっくりと直進レーンに進んでなんと同じ車見た目にそっくり、片やターボですが

信号の下で並んでしまうことになったのです。きっとカバーが無いのを確認したで・・と私は思い、対向車線で止まってる車の人だって「同じ車が並んでる」と思ってるやろ・・こうなったら

おかしな自意識過剰なんですが・・・・。満杯に近い駐車場に止めるのも恥ずかしかったわ・・・一日も早くこの姿を解消しなくちゃ・・・・


買い物を済ませて一気に家に帰って車を止めた場所を探しまわって「あ~、あったぁ」畑でおばあちゃんが「なにか見つけたのかぁ」「あった、あった」私はコスモスの花弁が張り付いたカバーを

拾い上げ安堵したのです。カバーは割れることもなくコスモスの倒れた中に落ちていました。でも意外とおおきいものです。



車屋さんに電話したけど、装着してもらうには来週になるでしょうね・・・って台風でまたも飛ばされたりしないか残り三枚・・・
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台風一過

2014-10-08 05:30:00 | 我が家
日曜の夜から月曜にかけて 太平洋沖を進んだ台風18号は静岡県浜松市に上陸して関東地方に大雨をもたらしたわけですが通り道になった本州最南端でも被害は少なからずだったようです。

とはいえ、心配するほどの雨は串本町ではなくてかわりに強風・暴風でした。日曜の夜中は風の音がかなりうるさく聞こえていましたが私は眠ることに専念していました。が、豆球やつけっぱなしの

ラジオが急に消え停電時に点く非常灯が何度か点灯したのでうつつながらに「あ、停電や」と言いながらそれでも目をつむれば闇は同じですから眠っていました。

翌月曜の朝は歯医者さんに出かけるので、天気は気になっていましたが台風一過で雲も消えていくにつれて青空になってきました。国道には 風で吹き飛んだ木の枝が多数転がっていて、

道路わきにあればいいけど、何本かは走行するところまで転がりそれを避けながら走らなくてはなりません。朝のニュースでは国道42号線ではすさみ町から新宮市に向けて数か所で通行止めにな

っているということで、言われるところはすべて海岸に沿って大波がかぶるところばかりです。たぶん越波で砂利石が国道に打ちあがっていたり、まだ越波の可能性があるところなんでしょう。

国道では串本で一番のゼネコンと言うのでしょうか、作業員が竹ぼうきを持って路上の石を掃いていました。交通監視員も準備できなかったのか各々が道路上に立っていたり歩いているので

作業員は走行する車などを看てないので少し危険です。

歯科医院を出て、高台のサンゴ台から見たくしもと大橋はとてもきれいに見えました。昨夜は大橋も通行止めだと放送していました。帰るとおばあちゃんが「お前のとこの裏に大きな椎の木が

倒れてきてるけど、気がつかんかったのか」と言います。まさか、そんなこと知らんわ~と裏に行くと ありゃぁいつ倒れたのか、夜中の暴風時だったのか・・・

            
                          側溝にすっぽりと落ちていた椎の木

根元が腐っているように見えるけど、先端の枝の葉は青々としています。幹は15センチはあるか、長さは5メートル弱か・・・こんな大きな木が落ちてきたら多少なりとも音はしたでしょうが

窓を閉め切っていたらわからんわ・・・

             
                           裏の急傾斜の上に生えていた木です。 

椎の木だけかと思ったら、竹も。こちらは枯れていたのでしょう。これも丈はかなりあります。



二本ともそのままにしておくと 特に椎の木は側溝を埋め尽くしているので雨が降ったら水が流れません。このあとおばあちゃんと二人でのこぎりとナタで1メートル50くらいにカットしました

が、どうすることもできないので腐るのを待つか・・・・今までだとおじいちゃんが小さく割って焚き木にするのでしょうがそのおじいちゃんも動けませんから、女二人で使うあてのない焚き木を

作るなんてこと、しませんよ。まぁ、家の屋根に落ちてこなかったのが幸いで大事に至らず良かったよかった。来週は台風19号か・・・反れてくれることを願う次第です。

東海地方も大雨だというし、次男君の住む静岡市内もテレビで冠水しているのが写っていたけど メールを打っても返信がありません。          
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台風接近

2014-10-06 05:30:00 | 和歌山県
4日土曜日、こげを連れて田辺の獣医さんへ。台風18号の進行と進路が気になってはいたものの、なんとか土曜日はまだまだ影響がないだろうと、お天気も晴れてきたので行きました。

こげも前日に車にこげを乗せるためのシートをセットした段階で 翌日は車に乗せられるということがうすうすわかっていたようで、朝からソワソワ。遠出に出るときは家の周りを軽く散歩して

用を足してから乗り込むので、早く散歩に行こうと落ち着きがないのです。私がうんちバケツや水飲みの容器を準備しようものなら後ろについて回って急かします。

後部座席に一人?で乗っていられるようになったので私たちも楽になりました。土曜日ということや台風接近で大阪方面からサーフィンにやってくるサーフ・ボードを積んだ車にすれ違います。

台風の勢力と良い波が生まれることを彼らは熟知しているんでしょうね。

途中の日置の浜で一休み。ここでも海岸沿いの遊歩道で用を足します。まだ波も高くはないのですが 波の写真を写そうとリュックを背負って三脚を立てたカメラマンのような若者が二人、

打ち寄せる波を待っていました。


          右の岩山の横に見える二つの人影がそうです(わからんわね)

この日は海岸に出ている観光客もいなくて 、波の魅力もないのかもしれません。




5日、台風は大きく串本町にもしだいに波の影響が出てきていました。そういやすさみの港にもたくさんの漁船が入って台風の通過を待っていましたが、ぼんくらさんの船も串本の港に避難して

いるんでしょうね。


                     車の窓から写した(窓に雨粒)


写真は午前中ですが 午後になって警報が出始めました。雨の心配が気になりますがあまり降ってきません。風が強く吹くのでおばあちゃんは「朝起きたら柿の葉っぱが吹きだまって」とぼやいて

いました。庭木に柿の木を植えたりしたらホント、葉っぱの掃除に時間をとられます。今年はあまり柿のできもよくなくて、それでもおばあちゃんは高枝切狭で「鳥につつかれたり、蜂に食べられ

るのは腹が立つから、多少青くても採ってしまうんや。採って家の中で熟すのを待つ」とかいうけど、色が柿色になっても実は硬いよ。



突き出したところが潮岬、もう少し回った先に潮岬灯台。空の色も午前中は 若干明るい。



波を写したつもりが防波堤になってしまった。最近国道のガードレールが 白い板状のものから三本のポールを横にしたものに替えられています。そんなので車の衝撃に耐えられるのか?と

思っていたけど、おばあちゃんの考えでは津波の波が引いていくときにさ~っと引いていくようにするんやで・・・って。そうかなぁと思って観察したら 海に近いところが交換していっている

高台のところは板状のままで残っている。そうかぁ 津波に対しての備えか・・・でも強度は大丈夫なのかな・・・田辺に向けて走るとやたら国道の工事が多くて、木曜日におばあちゃんを

眼科医に連れて行ったときも路面をはがしてアスファルトを敷き直していたけど・・・でも大型ダンプが多数走っているからまた傷むのが目に見えてるやん・・・来年紀の国国体が開催されるから

とりあえず、やっているんでしょうね。


これを書いているのは日曜の午後7時。台風は速度をあげて翌朝には紀伊半島を通過している予想です。よかった、朝から歯医者さんに行くんだもん・・・

台風接近に備えて 大雨で崩れてしまって横倒しになっていたおとうさんの車庫横の小屋を土曜日におとうさんと二人で「うんとこしょ!」と車庫に向けて転がしにかかりました。おとうさんの

計算ではそのまま車庫の中に入れる予定だったんだけど、私はそれは無理でしょと思っていたら案の定小屋を縦にしても横にしても車庫には入りそうにもありません。どうしたものかと思案して

いたら通りがかりのおじさんが車を止めて手伝ってくれましたが、思いのほか三人で動かすこともできずに、船を陸に上げたり海に浮かべるときのように稲を干すときの足用の木を使って小屋の

下に入れてコロの要領で押して車庫の入口のシャッターまで寄せてロープでくくりつけました。強風で道に転がったりまた川に落下することもこれでなくなったんだけど、小屋をどけたらそこに

車を駐車する≪わけわからん人々≫の仲間がやって来ないか心配なので、早く崩落現場の工事が始まってほしいもんです。

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どうして・・・か?

2014-10-05 05:30:00 | 和歌山県

                9月5日撮影 ナンバンギセル

ひょぇ~、9月に写したナンバンギセルの写真・・・ちゃんと画像フォルダに入っていたのに気づかず、デジカメのSDカードに残っているのが「消してしまっていいのか」とずっと悩んでおりました

最近はこの手の物忘れが多くて、自分のミスも他人がやったミスのように思いこんだりして・・・まぁ、とにかく今年もナンバンギセルの写真が撮れたことを喜ぼう。






          
                               熊野新聞の記事

いつの記事だったか、メモすることを忘れてしまっている・・・これも自分のミスです。わかります?あのオスプレイが大規模防災訓練に参加するのです。

この間のローカルニュースでチラリと言っていましたが、白浜空港を飛び立って串本町潮岬の望楼の芝に離着陸する・・ようなことを言っていましたね。内容はよくわかりませんがオスプレイが

やってくる・・・と耳にしたときは「見たいなぁ」と思った。賛否はあるものの滅多に見ることのできないものは見てみないと、いいのか悪いのかわからない。災害の時に救助してくれるのなら

日本全国飛び回ってくれたらいいけど、それがどこに配備されるかでそこに住んでいる人たちの生活や感情を歪めてしまうのなら安易にOKはできない。

今回の訓練では ぼんくらさんの別邸がある姫地区もなんか会場になっているらしい。ぼんくらさんに特派員として取材をしてもらいたいものです。が、本当にオスプレイが飛んでくるのかわかりま

せん。作戦本部はたぶん白浜か田辺市にあって、「一応串本まで飛んだことにして・・」ということかもしれません。それほど町民には詳しく周知されていないのです。

和歌山県知事さんは首相にスリスリしてるようで、そんなことと近い将来起きるであろう大地震に備えての訓練を 和歌山でやってみようということなんでしょうか?まぁお付きの副官房長官って

人も和歌山県選出の国会議員の世耕さんやしね。そんなこんなか知事さんはニューヨークに行って「和歌山県は全国最高水準の助成金が出ます」みたいなことをおっしゃって、海外企業に和歌山を

売り込んだらしい。人口が減っていく、50年もしたら消滅県になりそうな和歌山のためになることって助成金で釣るってことなのか?と思ったのでした。
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散歩中に

2014-10-03 05:30:00 | 和歌山県

               アオサギが魚を捕獲

何やかやとしている間にもう10月になりました。

このところ 秋めいてという言葉ではなく「いつまで残暑ざんしょ」とダジャレもでそうなくらい気温が高くて、秋の日焼けに困っています。というのも 真夏の間はおじいちゃんのそばに付いて

いたので顔面の日焼けは少なかったんだけど、9月になって外に出られる時間が増えたら一気に半袖から出た腕がこんがりと小麦色に・・・。化粧品屋さんで「顔は焼けてないのにその腕は何?」

と叱られてしまいました。ちょっとした油断で、私はすぐ日焼けするのです。でも冬にはさめてしまうので 気にはしてません。

散歩にこげと出たときに アオサギがたぶんアユをくわえたところを見ました。じっと狙いをつけてるなぁ・・と見ていたら素早く 大きな魚をくわえ飲み込もうとしていたのでカメラを向けたけ

ど、遠すぎたようです。くちばしのあたりにくわえているんですが、ピチピチとはねてもがいているアユが・・・。左側が大雨で崩れかけているうちの車庫の下になります。あまり雨が降らないので

川の水量も減って 深みに魚が行き場をなくしつつあるので今度の台風で少しだけ流れができるくらいに雨が降るといいんですが・・・



                ひょうもんちょう、ピンチ!!

こちらも散歩中の写真。アザミの花の上で蝶々が・・と思ったらヤバい!カマキリにキャッチされています。もがいていたので 棒切れで後ろからカマキリをつついたら花の下に落ちながら

ひょうもんちょうを放してしまいました。私は「遅かったか」と思ったのですが ひらひらと蝶々がカマキリから離れて飛んだので助かったのだろう・・と思っています。が、もぅ数日経つのに

お礼にやってきません。恩返しを期待してるわけではないのですが、虫と人とは通じ合えないようです。あ!カマキリの恨みを買ったかもしれません。ということは仕返しをされるかもしれない


お彼岸も なんとかおじいちゃんがデイサービスに行っている間にお墓の掃除とお参りするだけがやっと。おはぎを買うことも忘れていた。スーパーでおはぎを見て「あ!忘れていた」

仏壇にお供えしてなんとかご先祖さんに目をつぶってもらいましたが、おとうさんの実家のお参りには行けていません。春の彼岸もお盆も、これで私はだいぶマイナスになっているんじゃないかな

と思いつつ、でもいまは無理・・・。


彼岸花も今年はあまりきれいに咲いていません。私の感じ方が、疲れてきれいだと思えないのかもしれませんが・・・


               彼岸花とアゲハチョウ

彼岸花にはやはり対照的な色のアゲハチョウだなと 感心していたらなんかすごくきれいな青いビロードのような色が羽ばたくごとに見え隠れします。うまく撮れなくてすごく残念

もしかしたらミヤマカラスアゲハとかなんとかいう名前かもしれません。おっと~ 変換したら≪深山枯らす揚羽≫って山を枯らしちゃいけんがな・・・



このチラリとみえる青色が カワセミのような、きれいな青です。どこかに飛んで行ったけど。


            こげさんが9歳になりました

カメラに寄りすぎだよ・・・
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