こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

秋の草刈り ④

2018-10-30 05:30:00 | 我が家

                         10月17日 

朝のうちに グラウンドの残っていた三分の一 を刈り終えました。順調にいけば この田んぼは18日で終了。

18日は 朝からおばあちゃんとクリニックに行く日なので 午後から17日に刈り残した分を刈って、そして集めるという

ことになり、ペースとしてはハイペースになります。でも、だんだんと草が刈り取られて 地面が見えてくるというのは

すこぶる気持ちのいいことで この時はまだ 家から広がっていく地面は見えないけど 次の田んぼを刈りだした頃には

家から 田んぼが緑色から薄ベージュ色に変わっていくのが見ることができて それはずっと見ていても気持ちがいい。

ならば、早め、はやめに刈りだせよ!って思うでしょうが そういうこともやってみないとわからないのよね・・ということ。


                         10月17日 午後

このあたりになると、残っている刈らなきゃならない田んぼの広さと所要時間がだいたい計算できるので いよいよ≪先がみえてきた≫

という言葉も口から出るようになって、いそいそと草刈りに出かける自分がいます(笑)


                    10月18日 午後

いつも 作業を終えたあとに「しまった!午前中に今日の刈るところの撮影をしていなかった!」

こうして午後からの草を集める作業を終えて本日終了のときに 写真を撮る、たまにそれも忘れることもあって

記事にするために写真をパソコンに入れたら 記憶がなくなっていて・・・疲労と年齢的な健忘・・ですかね




草の茂ったところが 明日から刈る田んぼです。その向こうに見えるのが お隣の家が所有する 車庫だった建てもの。

ご夫婦そろって 子供さんが住む他府県に行ってしまったので こんなふうに車庫が台風で屋根が飛び 壁が剥がれてる事など知らないでしょう

そしてその屋根が うちの田んぼに飛んできたり (壁がそのまま釘のついたまま)したことも。親戚という人が地区内にいないので

誰も連絡のしようもなく 息子さんたちも秋のお彼岸にもやってきませんでした。前に来たときは 家の横の畑の草を刈っていたけど

いまや サッシ窓の網戸は外れ 庭には草が茂って野良猫の住処になっているので、つぎはイノシシが出はいりするでしょう。


                    10月19日 イワハシダ

田んぼの名前は≪イワハシダ≫ 昔 イワハシさんという人が作っていたそうだけど、 それがなぜうちの田んぼになったのかイワハシさんと

いう名字の人を知らないし、いないし、だから 昔はいたけどこの田んぼをうちに売ったのかもしれません。何年かまえに 移住者に貸したけど

途中で芸術家だから 外国に行ってしまってもう一人のほうは管理ができなくて 返してもらった。

きょうは 午後からだけの作業なので まずは一人で柵周りを刈ってそれを柵の中に入れて終わりになります。

明日は土日になるので またおとうさんの登場で 私が苦手とする コンクリート横とか刈ってもらうことになります。



この田んぼは 雨水が抜けていきにくいため草がまだ青々として ススキ類の茎・軸が固い大株になってしまって 除草剤で根から

枯らさないと 来年の草刈りにも往生しまっせ!

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秋の草刈り ③

2018-10-29 05:30:00 | 我が家


田んぼに設置した柵の周りを刈りました。こうしてみても まだまだ先が長いような気がします。

しかし、この田んぼ、なんか臭います。町道に挟まれた水田地だから 関係者以外は他人の土地に入らないというのが

一般的なので まさか 犬を入れてない?なんか フン臭がするのです。シカのフンは あまりしないし シカや

イノシシの尿臭とはまた違う フンの匂い。自分の足が踏んだり それを草刈機でぐしゃっと切ってしまって辺りに

飛び散るのが、メチャクチャ恐怖です。匂いがするから 十分気をつけながら刈っていきます。

私は 誰かが犬を入れて(夜間)フンをさせている!と憤慨するも、おばあちゃんは「タヌキと違うか?」と

言います。う~ん、イヌもタヌキも同じ科だったな。しかし、タヌキは同じ場所にフンをする習性があって

それは 臭い、イヌのフンどころの匂いではない。強烈だった記憶があるし、それだとしたら山と積もったフンが

この伸びた草の中にあるの?と思うだけでも腹が立つ。腹が立つけど それは自然の成り行きで 私の怒りはどこにも

ぶつけられない。重労働するうえで 何かの怒りの矛先を持っていくところや、怒りを持っていないと毎日の草刈りは

正直 しんどい。以前 私は「私が草を刈っているときは 何かに腹が立っているときやで」と言っていました。

やらねばならないことを 渋々でもやらなければならないとき 私はそのエネルギーを≪怒り≫から抽出している、いまも。

でも 事実 うちの田んぼで犬を歩かせている人がいたこともあったから その人がやっていないとも 言えない。

証拠のフンが出たら・・・おばあちゃんに確認してもらおう・・。



柵周りから 刈り残っていた部分を刈りました。私の目測は そうたいしたことの無い広さだった・・けど、実際刈りだしてみると

意外と広く感じて・・・おまけに よその花づくりになっている田んぼと接しているため、針金や木の杭 網など、間違って草刈機に

当ててしまうと 事故につながってしまうこともあるので神経を使います。



少々 草の根元を残して刈ってしまったけど、遠目にみて「きれいに刈れている」という感じで上等やん(笑)

そして、見つけましたよ。そのために家に戻って ウンチ袋を取ってきました。

モノの映像は 載せられませんが 形状は犬のフンに近く 量は一個、大きさはこげのより小さい、が、小型犬では

なさそうでした。でも、 茂った草の根元にあり、草の中を進んで歩くタヌキでもあり・・かなと。



持ち戻って おばあちゃんに見てもらい「タヌキや」と言われたので「匂いは?」と匂いまで嗅がせてしまい(笑)

「う~ん・・・」タヌキにしては 内容物がきれいすぎるのよね(ワタクシの感想)。雑食ならもっと汚い色で匂いも強烈、

色は一色で 長い草丈に守られていたせいなのか乾燥していない。おまけに タヌキの溜めグソ のようにいくつも積み上げられて

いない。結局 おばあちゃんはタヌキ説、私は犬説 まさか野良猫などでもない。ということで答えが出なかった。

こげのフンと一緒に処分しておいたけど、まだ残っている田んぼの中からまたも出てきたりしたら、あとは町道下だから散歩しながら

田んぼに投げ入れたり、犬を田んぼに入れたりするかも・・・そう思うだけでも 私の≪怒り≫エネルギーは フツフツと充填されて

いくのです。フハハハハハ


 こうして草を刈っている毎日ですが 毎日のように花を咲かせてくれていた朝顔に終焉の時が来たようです。

 


咲き始めから 最後の花まで 全部で 1363個あまりの花を付けてくれたのです。駐車場や 門の外でこぼれ種で芽吹いて花を

咲かせたものを含めたら もっとになります。多い日は 朝 50個くらい咲いていたのが最高だったかな。

また来年、植えてみたい・・・
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秋の草刈り ② 

2018-10-25 05:30:00 | 我が家


中途半端に残っていたところも刈って 田んぼの周囲は おとうさんの仕事として残してあげて

私は終了。次の田んぼに。なんとか この田んぼに設置した メッシュ網の枠内に生えた分の草を納めることができました。



車庫下の草刈りも終了して やっと一枚の田んぼがきれいになりました。

田んぼのかたちがそれぞれ違うし、大きさも一定でないので全体の終了時期が計算できないけど

だいたい 一枚の田んぼに三日かかるだろうと思います。一日に刈るのが二時間くらいだからもっと

かかるかもしれないし、当日に雨が降ったりしたら 延期ということでこちらの計算通りに終われるか

わからないので 、まぁ最低今月中に終われたらいいかな・・・と思ってやらないと、やっていけません。

ここまで 私の体力も気力も充実しているのでガンバレそうだ・・・な。




            10月10日 車庫下終了  3・5日間

この柵の中に 刈った草が収納できるか不安だったけど これなら収まるな・・・

刈ってみて 夏前の草は成長期のせいか水分が多いのか草刈機にのしかかると重みを感じ、秋は

草も成長期を過ぎ終わりが近いので 軽いように感じました。それに 乾燥するのも早いのでこのときは朝刈って、

午後にかき集めたけど、二週目には刈ってすぐかき集めても そんなに体に負担はなかった。

負担と言えば 私も機械になれたのか 少々の手にマメを作るも 体中が痛いとも感じず、

熊手で集めて シートで運ぶ投げ込む作業も 今年は平気だ・・・とうとう 野良作業に適してきたのか(笑)

                


10月13日 

次は 以前こげのグラウンドだった田んぼ。その頃は 丸々一枚周囲をメッシュ網で囲って 散歩のあと走らせてみたけど

あまり興味がなかったのか、でも広い草地を走り回るのも楽しそうだったね こげ。近所の保育園児三人が毎日のように

グラウンドにやって来て 遊んだけど その子たちも もう高校三年生。早いわぁ~



 こげグラウンドです。ここにも 枠を作っています。

が、そこにたどり着くまでが大変。でも柵周りを刈りだしていかないと 草を納めることができへん・・・ここもシカの通り道に

なっているので、虫よけスプレーを噴いていきます。



これは 刈り終えた車庫下にあったシカのひづめのあと。茂った草が無くなったので 夜ごとダンスパーティーをするのか

運動会なのか、駆け回っているようです。



メッシュ網で囲った枠は その周囲が 青々として これは 前回の刈り草が肥料となって 茂ったということです。

雑草を育てる結果になるけど、うちはこれでいいと思っています。草を刈り倒してそのままにして それが肥料として田んぼ全体の

草がますます強く茂ったりするし、腕力のない私が刈るので 倒した草の上に生えてきた新しい草を刈るには力が要るのでね。

枠に納めるまでは 家族総出で 火をつけて田んぼで燃やしていたけど 全国で野良焼きが大火になったニュースを見るたびに

コワイと思っていたのでこの方法に替えました。どっちが楽か? 火を扱うことを思えば だんぜん枠入れのほうです。



黒線でかき込んだけど その中にある白い筋が シカの通り道です。毎回同じところを数頭から 十数頭で走るのでこのように

なり、踏みつけられた草は押さえつけられて 草刈機では刈りにくい。寝てしまっているので 田んぼの土を切る感覚です。

当然 あぜ道など だんだん崩されていきます。硬いところなら(コンクリートなど)かんしゃく玉をばらまいて 踏ませてやろうか

と思います。あれくらいの火薬なら シカの固いひづめには支障はないでしょう・・・多少のビックリでしばらくは近寄らないだろう

けど。

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秋の草刈り ①

2018-10-19 05:30:00 | 我が家
やっと ずいぶんと遅れてしまった 恒例の秋の草刈りを 10月7日から始めました。

秋は 区の秋祭りがあったり そのあと台風が来たりしてやろうと思いながらも 気象のせいで

鬱々とした日を送っておりました。かれこれ マイ草刈機を持つようになって 何度目かの草刈りですが

最近は 草を刈りたい!という喜ばしい気持ちが沸き起こってきたりして楽しくなりました。

まずは 町道下の 田んぼ。通称 我が家の車庫の下にある田なので≪車庫下≫です。



田んぼへ降りる道に覆いかぶさる伸び放題の草。こいつらを バッタバッタと草刈機で刈ってしまうのです。ワクワクします。

今年は 雨が多かったのでよく育っております。右側の鉄棒とメッシュ網で囲ったところに刈った草を納めるのですが、

まずはこのメッシュ網の周りを刈ってしまわないと 草を入れることもできません。こうして見ると どこが田んぼやら

一面の草原以上の 恥ずかしい状態です。本日は 日曜日なので おとうさんも草刈りをします。普段は私が平日刈るんだけど

翌週にゴルフに行くため 文句も言わずに刈ってくれるのです(笑)



ようやっと ここが田んぼだという形らしく見えてきました。


10月8日

この日は私が午前中 刈って 午後からその刈った草をメッシュ網の柵の中に入れるという作業です。



刈り倒した草が午前中の作業です。熊手とブルーシートを用意して 運びます。

ここまででも まだ三分の一ほどしか 刈って集めることしかできていません。暑い日だったので アクエリアスもゴクゴク





刈った草を なんとか柵の中に入れて  サッパリしてきました。ビフォアーアフターが楽しい。

10月9日


朝9時過ぎから始めます。夜間の冷え込みで 朝は露が草に下りるけど 気温が上がってくると気にはなりません。

私は田んぼの中の平たいところを刈って 石垣やあぜのところはおとうさん担当と決めています。仕事量は断然、私が多いのですから

休日だけ刈ってくれるおとうさんには よりハードなところで我慢してもらうのです。

それにしても 夏草の時は 虫が出てきて(カマキリやコオロギ)それらを 斬ってしまわないよう刈るのがしんどいけど

今回は 虫も少なく草丈が長いことぐらいの苦労なので楽と言えば楽だ。



午前中でここまで刈りました。なんかいびつに刈り残してしまったのは ここまで刈った時に行商の魚屋さんの車が来たので

「あぁもう11時だ」と理解して午前中の作業を終了しました。

午後から 午前中に刈った草を柵に入れて終了。まだまだ この田んぼはあと一日かかりそうです。



さて、これから数回 この草刈り作業のブログになります。ごめんなさいね。









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台風一過

2018-10-12 05:30:00 | 和歌山県
そうそう 義母から停電する前の夕方 近所の人から「公民館に避難しよう」と言われていきたくないけど

何かあった時に辛いから 行ってくるわと電話がありました。海から離れているしそこまでするものなのか?と

思ったけど。


停電は 私が朝食を食べ終わり 少し明るくなってきた朝7時前に復活しました。その頃

起きだして自分でインスタントコーヒーに湯を入れ 食パンをどうやって焼こうと思案している

おとうさんには 「ラッキー!」というタイミングでした。私は グリルで食パンを焼いたことを

自慢したくなって、「私はグリルでパンを焼いたけど グリルはナン専用にして魚を焼かずにしておいて

良かったわぁ。魚焼いていたら さすがにパンが臭いよね」と言った。そうです、うちでは

たまに長男君の勤め先から 冷凍インドカレーとナンを購入するので ナンはグリルで温めることにして

焼き魚はフライパンで焼くことにしている。だもんで グリルはメチャクチャきれいなものだ。

でもおとうさんは 電気が復旧したので、いつものようにオーブントースターでパンを焼いた。

いつもよりまだショボい弁当を持っておとうさんは出勤していった。


さて、本日の予定は・・・とおばあちゃんのいる母屋に行くとサッパリはっきりしていない顔で

「ゆうべは停電と雨が心配でなかなか眠れず 懐中電灯を点けて≪漢字カナオレ≫をやっていた」と

言います。停電のさなか 漢字パズルを広げるのもありかも・・・と思ったけど(笑)

「でも、なんか行き詰ったので そうや歌でも歌おうと・・したけど 若いころ流行っていた歌も

忘れてしまって、そうや唱歌やったら歌えると一人で唄ってみた」と言います。私は

おじいちゃんを在宅でみていた頃に ≪夕焼けこやけ≫をおじいちゃんが歌っていたことを思い出し

それを歌わなかったのか聞くと、おばあちゃんは「その歌は嫌いや」と一言。それは看護していたことを

思い出したくないのか、おじいちゃんを思い出すのが辛いのか、よくわからんけど。あまり元気の出る

歌ではないことは確かだけどね。とにかく まずは家の周りに周囲の山々から飛んできた葉っぱや

雨樋や屋根の様子をみてからということになりました。次の台風25号が発生していて また日本を

狙っていそうだとニュースも聞いていたので それに備えて裏の溝を掃除しておかないといけません。

思ったほど雨が多量に降らなかったので良かったけど 溝も落ち葉でいっぱいでした。



本当なら 明日2日はおじいちゃんの月命日であるから前日にお墓の掃除をしに行くのだけど

こんな状態だから お墓には明日行って掃除とお墓詣りをしようと。ここ何か月 いつも大雨のあとに

お墓掃除ばかりを繰り返しているので、嫌がらせかと思っています(笑)ちゃんと朝夕 仏壇で

般若心経を唱えているのにお墓の上にバリアを張って葉っぱが落ちないように協力でもしてくれたら

下界の私たちは おじいちゃんとご先祖様に 感謝感激雨あられ・・なのに。

葉っぱは シイの葉が多く 台風一過の好天で乾いているのか シイの特性なのかコンクリートの上で

気持ちの良いカサカサという音をだして掃き集められるのです。おばあちゃんがポツリと

「これが大判小判ならなぁ」たしかに、このゴミにしかならない葉っぱたちが お金に変身してくれたら

ひとつ残らずきれいにかき集めるのに 大爆笑です。

近所を見ると 昨夜懐中電灯で屋根を照らしていたお宅の屋根には さっそく屋根に大工さんかだれか

上がっていました。早朝にはそのお隣の家の人が ブロック塀から外に飛んでいった物干しざおを

拾いあげていたし、どうも強風は川向こうに強く当たったみたいです。でも 反対側の我が家も

竹やぶが聞いたことの無いようなゴォ~というか ボォ~というか ガァ~というか、想像では

あの孟宗竹が 歌舞伎の連獅子みたいに頭をグルグル回しきっているようなそんな感じでブンブン

物が飛んでいっているような夜だったのです。おとうさんは出勤して 家の掃除や片付けは老婆と私で

ボツボツとします。裏の溝に落ちた葉っぱを掃き集め 庭の葉っぱも掃き集め 離れの屋根をみたら

この間大工さんが掃除してくれた雨樋がまた詰まって葉っぱが山盛りになっています。これも掃除です

庭と溝でゴミ袋四袋。雨樋は大きい脚立を立て掛け そうだな≪ショムニ≫で江角マキコさんが抱えて

歩いていたくらいのを使います。上がるのは私だけど 屋根まではとてもじゃない、雨樋だけ。

でもね おばあちゃんと片付けながら笑ったんだけど 「樋の掃除で梯子、脚立を使うとなっても

すぐ家にあるのはおじいちゃんのおかげやね。」そう 道具は大体揃っている、使いこなす自信は皆無だけど。

私が見回した範囲では割れた瓦もなく ヤレヤレでした。雨樋だけでも ゴミ袋の半分以上ありました。

散歩の途中で 付近の様子を見たけど 庭木が傾いてしまった家が。川の水も増えていなくてよかったけど

うちの田んぼに どこからかのトタン板が。たぶん田んぼの上にある お隣の車庫兼農機具小屋のトタンだろう

見事に壁と屋根が剥がれているから。しかし持ち主は 都会の子供のところに行ってしまい 田舎のことは

放棄されてるようで、自宅も田んぼも畑もまるっきり草ぼうぼう。春の彼岸に息子が来てたけど。

田んぼに飛び込んでいたトタン板は大きい一枚ではないので私でも運んで車庫兼農機具小屋の近くに飛んでいかないように

すればいいと、でも新しくどこからかまるまる一枚のトタン板。あれはどこからか・・・きたんだろう。お墓掃除のあと

あれも撤去しておかないと 台風が去ったら 本格的に草刈りをしないと お隣の家を言えなくなってしまう。

なので 二日の日にお墓で掃除中 姫路に住む小・中・高校の同級生から「大丈夫だった?」とメールがきて

初めて彼の実家が(海の近く)大変なことになっていると知りました。我が家は山間部のほうになるので 国道まで

出て行かないと海辺の様子がわかりません。人からの情報も ありません。国道には堤防があってその前には

テトラポットが積まれていたはずなのに 暴風で大きな家の屋根が飛んで飛んでいったとか、近くの港の

漁船が荷さばき場に打ちあがっているとか 暴風と大潮が重なったせいなんでしょうか・・・。

私が子供のころは 風よりも雨の心配だったともう。山の中に 貯水池があって 昔は稲作農家も多かったので

側溝の手入れも、貯水池の手入れも行き届いていたけど いまは貯水池の水を使うこともなく たぶん出水の

ひ(栓)は開けていると思うけど 側溝が山の土砂でふさがっていて 大地震とかで決壊すると 一気に

下ってくるし、大雨で川の川底が高くなっているため浸水の可能性も大きい。おまけに大昔にはその貯水池のある山まで

大津波がきたようで うちの山には海岸にある丸い石がたくさんありました。そうです 大津波が起こればここまで

津波が来るかもしれないし、大雨で決壊すると 下流に向かって我が家は浸水か流されてしまう可能性があるのです。


夜になっておとうさんから 町内の国道は打ち上げられた海からのゴミが散乱して 駅の屋根が吹っ飛んでしまっていたり

停電も各地区によって復旧がまちまちだったことなど聞きました。だいたい どのあたりの国道で打ちあがっているのか

想像できるけど 国道を挟んで家や建物が多くあるので 全壊した小屋も見かけたとか。すごい台風だったのに

停電するまでニュースで取り上げられているのを見たけどNHKはひどかった。他局をなぜか観てなかっったのもあるけど

NHKは串本の高台にあるホテルの中から ヤシの木みたいのが二本映し出され中継のアナウンサーは屋内から

「わたくしは 安全なところから中継しております」と前置きをしながら何回も同じパターンで語りだします。

カメラの方向も 何時のニュースでも同じもので ただただ ヤシの木らしきものが揺れているのをみせます。

いや そこよりもっとすごい潮岬の様子や せめて海に近い国道、なんならうちのスゴイ吹きすさんでいる竹やぶの

中継のほうがすごさを物語れるよ・・・と。高知の無人カメラだったか 海岸に打ちつける波は 半端なくものすごさを

見せてくれたのに…。あの中継で この高台のホテルに NHKは六人もやって来て泊ったんだってさ。二人か三人で

十分できるよ あのくらいの映像なら。


後日 公民館に避難した義母から 停電してからみんなでトランプをしたと聞きました。でも自宅の横の空き地の三分の一くらいまで

川から逆流した海水が上がってきていたそうで ここに住んで60年以上になるけどそんなことは初めてやったと。

海まで距離はあるのに、と思っていたけど 避難していてよかったやん・・。

この一週間、車で国道を走ってはみるけど いまだ国道に打ちあがった 木切れや船で使うブイや打ち上げられた小石などは

寄せ集めてはいるものの 撤去とはいかず、雑木の折れも見かけます。町内でも被害は大きくないのか報道もないですが

そのうちいろいろ聞こえてくるんだろうと思います。屋根にブルーシートを掛けている家はありますが。

一週間以上たっても 隣のすさみ町への国道も ゴミがいっぱいで波の力で こんな石が打ちあげられるのか?と驚いたけど

昔 亡くなった姉が(この人は 台風の波や雨を見るのが好きな人で)国道を車で走っていた時 ザバ~ンと堤防を越えた波が

軽自動車の上に落ちてきて 天井が見事にぶら下がるように凹み、友人と中で押し上げたら復活したって笑っていました。

そんなときはワイパーも捻じ曲がるし、下手するとどこかに飛んでいくとも・・・。海岸に面したお店や家は

応急でベニヤ板やブルーシートをかけたり きっとあまりに激しい暴風と波だったから避難していたんだろうけど、帰ってきたら

無残な玄関先や屋根になっていたら ため息しか出ないわ・・・だけど 人的被害がほとんどなかったのが良かった。

 

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停電てんやわんや

2018-10-05 05:30:00 | 我が家
9月30日 台風24号接近ということで 前日の土曜日に買い物をしに行きましたが

土砂降りで、このぶんだとすごい雨量になるんじゃないかと心配をしたけど  

当日の朝からもまだ 買い物に出ることができました。ただ 車の窓から見る

海の様子は これまでの台風では見られないくらいに荒れていました。

そうそう、最寄りの駅に 特急が停車していました。てっきり この日に止まったと

思ったけど 29日から止まっていたようで たまに通過待ちで停車するくらいの駅かなと

いう記憶しかない私には 無人の特急電車が無人駅に停車していることが驚きでした。



紀勢線は海岸沿いを走るので 今回の台風には太刀打ちできないのでしょう。これが

大阪から新宮に行く電車なら ここからバスで代替運送しても新宮までは知れてるけど

逆に新宮から新大阪行きなら 和歌山くらいまでバスはしんどいし そこから先も運行してるか

不安でしょうね。

買い物をしに立ち寄ったAコープの前の漁港は満潮が近いのか 海面があと50センチほどで

岸壁に上がってきそうでした。この台風は 昭和34年の伊勢湾台風の時の高潮に匹敵するくらいだと

さかんにテレビで言っていたので 船が打ち上ったりするのか怖くなります。



帰宅する国道を走ると 国道も海沿いなので見ごたえのある波が次々と打ち寄せていて、そんなときは

車を止めて見入る人やカメラを向ける人もいるけど きょうばかりはそんな人は 一人もいず 漁師さんたちが

不安そうに海のほうを見つめています。






海中公園もさすがに休園のようで 展望塔に向かう通路も波をかぶっていました。


その30日の夕方、最近よく聞く「夜の初め頃」というのか 6時半ごろ BSで見ていた「西郷どん」が停電で消えた。

外の風も強く雨もそれに合わせて降っているようです。一応 窓から外を見て見ると すべて まったく

真っ暗闇。こんなときは 街灯も消え失せているので 闇の底にいるようです。できれば 街灯は

ソーラー方式にしてくれたら 道だけでも明るく照らしてくれるのにね。災害とかで電力が消滅していても

避難路に向かう道には照らしていれば 不安は軽減できるのにね。

その後一度電気がついたんだけど また真っ暗闇に。いまは 電気のない生活は できることが全くなくなり

すわっているだけ。風が強いししかたないかと また外を見ると 川向こうの家で 懐中電灯が行ったり来たり。

なにか 屋根を照らしているので 雨漏りか雨樋が詰まってしまったのか・・・と思ったのです。

することが無いので 「あ、災害避難リュックに手回し懐中電灯があったはず」と探し出し、グルグル回してみるけど

すぐに暗くなります。一体何回回すとしばらく点いていたり 携帯を充電できるのだろうと 付属のアダプターを

見たら、なんと~ どれもガラケー接続用。そうか、当時はガラケーしか出てなかった時の頃。

今やこの私でも スマホを持ってしまったから これは無用の長物ということか・・・。

ギュルギュルと暇だから回して遊んでいたけど、ヒマだ。役場から 関西電力が停電の復旧に当たっているけど

しばらくお待ちください・・・という。でも この暴風の中 おまけに国道は越波で通行止めになっている。

復旧作業もままならないだろうし、いつ戻るかわからないから スマホで遊ぶこともできない。

そうしていたら、大阪のサンババ会の一人がメールをくれた。「串本が大変だけど 凹大丈夫?停電してるんでしょ」と

手回し懐中電灯にもラジオ機能はあったけど、この暗さの中 小さい字の説明書を読む気も起らぬ。

「停電だから情報が入ってこないからわからないけど なんで停電ってわかるの?」と打ち返すと

「大島情報から。」とそうか、こっちの友達が串本が停電だと教えたらしい。することがないから寝るしかないよと

返信。そして 寝た。

翌日の朝、まだ停電中だ。それでもいつも通り 四時半に起きて おとうさんの弁当を作らねば。

冷蔵庫は極力開閉をひかえ 冷凍庫から冷凍チャーハンを炒めることに。昨夜は ≪西郷どん≫を見てから

お米を洗ってセットするつもりが その前に停電となったので、冷凍チャーハンで我慢してもらおう、おかずは

前夜の夕食で作った肉じゃがでいいか。幸い水道とガスは使える。

しかしだ、このあと トイレに行こうと 卓上スタンドという小さなスタンドを左手に洗面所にむかい

足元を照らすと「ひゃ!」壁の下にデカいムカデが・・・この嵐で 家に入って来たのか。

こいつを退治しないとトイレに行けない。スタンドを手に ハエたたきで叩くけど 左にものを持つと

力が入らないのか うまく仕留められない。何度叩いても逃げていくので 10発くらい叩きまくって

仕留めた。次は 弁当作りだが 台所も暗いし懐中電灯を置いて明かりで作るのは至難の業。

そうだ、玄関前に付けている センサーライト、あれを流し台の横上の壁に設置して私がそのセンサーの前に立っていると

消えることはなく、短時間で調理できるわいな・・なんてうまい発想。自画自賛で 外にセンサーライトを取りに行き

壁に付けに掛かった。これも真っ暗闇でするので 手間取っていたら 指から手の甲に小さなものが這う感覚。

どうせ 小さなクモの子だろう、と振り払い そうしているとまた何かが 這う、二匹もいたのかクモめ、

無視していたら 今度は一気に手の甲を何匹もが這う、なんじゃこりゃ~とそのセンサーライトで手を照らすと

手の甲の上に 無数の黒アリが・・・なんでだ? センサーライトから 続々と私の手の甲に群がっているやつ、

壁に移って行くやつ・・・そうか、この嵐でこいつらは センサーライトの電池部分に避難しておったのか!!

点けていたガスを消し 壁に向かって殺虫剤を噴き センサーライトを外に持ち出し、流しの上に逃げたアリを

潰しながら、弁当を作ろうとしたことを まっこと後悔したわ。

朝食は ガス台のグリルで食パンを焼き インスタンコーヒーに湯を入れ卵焼きとベーコンを焼いた。

懐中電灯でアリがいないか照らすと 殺虫剤で出てきたムカデのSサイズが出てきた。

この時思ったのは 家の中にセンサーライト電池式を用意しておかないと。二度と外に付けているものを

持ち込まないことだと・・・。しかし、私は このときに串本町内で台風被害が出ていることに何も気がついて

いなかったのでした。

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