英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

クジラ料理って?

2013-07-30 | 旅行




クジラの商業捕鯨が、国際捕鯨取締条約によって禁じられて、久しい。

日本の、南極での調査捕鯨の中止を求めて、オーストラリアが国際司法裁判所に提訴中だという。

そのような状況下でも、クジラ料理を普通に食する事が出来るのが、太地だ。

言わずと知れた、クジラの町である。

那智の滝を訪れた後、この太地で宿を取った。

昼食を摂りによった、海辺の料理屋で、こんなメニューを見た時は驚いた。





注文したのは、一番人気のお造り定食だったけれど。ww
(ものすごいボリュームだった♪)

   


そういえば、ホテルの夕食にも、「クジラのはりはり鍋」が出された。(ほんの一口だけれど)

手前の白いのが、クジラの皮だそうな。

豚肉と水菜のはりはり鍋なら、よくするけれど、鯨肉でするのが本筋だったんだな。




日本では、料理屋で鯨料理が出されている、とオーストラリア側は非難しているらしい。

けれど、条約では、調査捕鯨で捕った鯨を「可能な限り加工」することが求めらている。

つまりは、残った鯨肉を食用にすることは、真っ当な事ということになる。

この辺が、微妙なところだな。


私はクジラは食べないけれど、「クジラを食する文化」が、日本固有の伝統文化であることは確かだ。

クジラの種の存続に悪い影響を与えない範囲での漁獲量を保つならば、よその国が文句を言う筋合いはないと思うのだけれど。

イギリスの貴族達の「キツネ狩り」や、スペインの「闘牛」のほうが、よっぽど残酷で一方的な気がする。

けれど、これもヨーロッパ特有の文化なのだろうから、私は何も文句は言わないけれど。

(あ、文句言ってますよね、ww)

捕ったクジラは、食用になる部分を取り分けた後、ひげの1本まで、あらゆる部位を再利用すると、小さい頃に見た図鑑に書いてあったのを、よく覚えている。

二ページの見開きに、大きなクジラの絵が描いてあって、それぞれの部位の横に、それを使って作られる製品の絵が描かれていた。

おもしろかったな。


色々と考えながら撮った太地の写真は、みな、暗い感じに見えるな。

(こじつけです、夕方だったからです。ww)







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コメント (4)
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