英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

佛光寺の宿坊が京料理屋に

2013-07-22 | グルメ



土曜日の夜、久しぶりに「魔女の会」が催された。

京料理の広いお店で、わいわいがやがや、色々な話題に花が咲く。

泣いたり笑ったり、本当に楽しいひとときだ。


      

      

この店は、佛光寺の宿坊を改造したお店らしい。

佛光寺の境内で、幼い頃、よく遊んだものだ。

遠い小学校に通っていたから、近所に友達がいなくて、時々お米を少しもって、境内へ出かけた。

そうして、鳩にお米をやっていた。

その頃から、鳩も好きだったな。


ごくたまに、近所の同年代の子供達が、一緒に遊ぼうと、声をかけてくれるのだけれど、そう云う時に限って、お稽古の予定があって、断らなければならないのだ。

学校の友達達は、みな、様々な学区から通っていて、住んでいるところがバラバラなので、なかなか遊びに行ったり来たりできない。

ちょっと遊びにいくとなると、親も巻き込んで、大騒ぎとなる。

あ~あ、もういいや、となってしまう。

その時の気持ちは、今もよく覚えている。



佛光寺は真宗佛光寺派の総本山だ。

大きなお寺で、街のど真ん中にあるのだけれど、いつも、しんとしている。

私が子供の時から現在に至るまで、何の変化もない。

大体、人がいるのを見たことがほとんどない。

時が止まっている様な印象さえ受ける。



   
   (HPより)

どういう経緯で、宿坊が京料理屋になったのかはよく分からないけれど、もったいないな。

この頃、京町家を改築したお店がとても増えている。

普通の町家が、そうして少しずつ形を変えながらも残されていくことは、素晴らしいことだと思う。

けれど、宿坊が「流行り」の料理屋になるのは、少し哀しい気もする。

料理はおいしかったのだけれどね。

不可遡な時の流れなのでしょう。


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コメント (6)
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