雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

ちびくまの新たな挑戦

2007年01月12日 | 入院生活
ちびくまは1年生の時から地域の療育センターで週1回感覚統合訓練を受けていますが、私が入院している間はセンターに連れて行けないので訓練はお休みしていました。
でも、このセンターで個別指導が受けられるのは小学校卒業まで。あと数ヶ月しかなく、しかもちびくま本人はピンピンしているのにこのまま訓練を受けられないでいるのはもったいない、と私は一計を案じたのです。
担任の先生、療育センターの先生、障碍者支援事業者の人と相談して作ったプランは次のようなもの。
〓学校の先生に最寄りのバスターミナルまで送ってもらい、1人でバスに乗る。
〓療育センター最寄りのバス停で降車して徒歩3分で療育センターへ。
〓センターに着いたら安否確認のため担任に電話。
〓訓練終了時刻に合わせてヘルパーさんにセンターまで迎えに行ってもらい、福祉移送サービスを利用して帰宅。
自宅で息子を迎えてくれる祖母を含め各担当の方への連絡調整は私が病院から行い、本人との手順確認は障担がしてくれて、いよいよ今日が初自力通所となりました。
結果から言えば、全く問題なく終了したようです。これまで学校と家庭での生活で積み上げてきた、手順書を使って一人で行動する力とちびくま本人の自信とで、また1つ、ちびくまが一人で出来る事が増えました。1つ1つは小さな事でも、小さい頃から本人の発達に寄り添いつつ、本人が納得しながら「かっこいい自分」を体験することの大切さを改めて思います。
とは言いつつ、もし私が元気で全く困っていなかったら、ここでこういう挑戦を入れる思いきりはつかなかったかも。これも「怪我の功名」といったところでしょうか。

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