雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

なにを今更ハイパーレクシア。

2005年10月14日 | Wonder of Autism
もう何年ぶりかで、ふと思いついて、「ハイパーレクシア」を
キーワードにして検索してみました。

結果を見て、もうびっくり。

私が初めてhyperlexiaという語に出会った頃は、
「ハイパーレクシア」でひっかかるサイトは皆無。
「ハイパーレキシア」でやっと専門家の先生の論文の翻訳が
ひっかかる程度だったんです。

英語のhyprelexiaでひっかかるサイトもかなり増えました。

ちなみに、私がこのサイトを開設した年に書いた
ハイパーレクシアの紹介はこちら。

専門の先生が読まれたら突っ込みどころ満載なのかもしれませんが
私自身は今読んでも、「よく考えたよなあ」と我ながら感心したりして(笑)

ちょうど「息子はどういう障碍なのか知りたい!」と躍起になって
知識を仕入れようとしていた時期だったのと、息子自身にまだほとんど
言葉がなくて、文字を通じて以外に意思疎通の手段があまりなかったので
よけいに息子の認知の特徴を必死で観察していたのかもしれません。

でも、偶然、「高機能自閉症のことを、ハイパーレクシアと
いうそうですね!」という書き込みを見つけて、
「それは激しく違うでしょうよ!」とモニターに突っ込んでみたりして。

最近やっと発達検査ができるようになって、少しずつ息子の認知スタイルが
明らかになってきています。

私があの頃漠然と感じていた、「単に文字が読めるというだけではない」
「単に内容が理解できないというだけではない」
特殊な認知パターンとしてのハイパーレクシアの謎を
突き止める仮説をまた考えてみたくなってきてしまいました。

1 コメント

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ハイパーレキシア (とらとら)
2005-10-16 02:05:02
ウチの子供もハイパーレキシアと思ったことがありました。 話をするより先に字を読む子でした。 単語カードを作り字の読み方を教えた後に、単語のつながりにより文章が成り立つことを教えました。 公文の教材が役に立ちました。目から入る情報への高度な理解力と、人間関係の無能力が際立っていました。小学校に入る頃から言葉を話すようになり、今は「ほぼ普通児」といった感じです。でも矢張り後遺症のようなものは感じます。ハイパーレキシアのアメリカのサイトであるAHAを見つけたときの嬉しさは忘れられません。 ウチの子供のIdentityを始めて知らされたような気がしました。ウチの子供の認識パターンには何か不思議なものがあります。普通の人には分ることが分らない。 普通の人なら忘れるようなことを異常に覚えている。 人間関係への全くの無関心。 ある意味内面世界の豊かさ。何となく気になるのは、私自身文字情報優先の傾向があり、内面世界が優先している傾向があります。 遺伝性のものなのでしょうか。 話題は尽きないような気がします。ハイパーレキシアに関しての研究が多くなったのは嬉しいことです。成人後の社会適応に関しての研究もあるのでしょうか?
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