雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

かわいいRくん

2010年06月21日 | 楽しい学校生活
最近、息子には、学校への行き帰りのバスの他に、もう1つ
登校の楽しみができました。
それは、小学部のRくんです。

朝は自分の荷物を教室に置き、体操服に着替えてから
玄関で先生方と一緒にスクールバスをお出迎え。
降りてきたRくんと「おはよう」代わりのハイタッチをするのが
何よりの楽しみです。
時間があるときは、Rくんと手をつないで小学部の教室まで
送って行ったりします。

昼休み、給食の後片付けと係りの仕事が終わると
まっすぐ小学部の教室まで飛んで行き、
Rくんと遊んだり、Rくんが先生や他の子と遊んでいるのを
ニコニコ見守ったりしています。
高等部より早帰りの多い小学部、早帰りの日には
ちゃっかり教室に入り込んで(もちろん小学部の先生には
許可をもらっているそうですが)
一緒に「おわりの会」に出ているんだとか。

もちろん、帰りも間に合いさえすれば、スクールバスに
乗り込む前のRくんと「バイバイ」代わりのハイタッチ。

自力登校組の息子より後に出発するスクールバスに
手を振るためだけに、本来バスの乗り継ぎをする
駅前ターミナルより1つ前の停留所で降りて、

スクールバスが曲がる交差点のところで待って
Rくんと手を振り合っているというから
相当な熱の入れようです。

息子が通うのは、小学部から高等部まで合わせても、
生徒数が50人に満たない、という、
特別支援学校としては小規模な学校。
特に、今年から知的枠の受け入れが始まったばかりの
小学部は、自宅訪問学級の子を除けば、
2年生と3年生の男の子が一人ずついるだけです。

一番生徒数の多い高等部も、3年生が5人、2年生が16人。
1年生は息子も入れて5人。
どの学年も知的には軽度域に入る生徒が多く、
おしゃべりはかなり達者な子がたくさんいます。

もともと会話があまり得意でないうえ、にぎやかな
環境はあまり好きでない息子は、昼休みは一人で
廊下や図書室で過ごすことが続いていました。
そこで、息子の担任の一人、O先生が、小学部の
教室へ遊びに行くことを思いついて、息子を
連れていってくれたのでした。

そこで息子は2年生のRくんにフォーリンラブ(危ないぞ)。
「おかあさん、Rくんってね、身長が小さくて可愛いんだよ」
もともと小さい子は苦手だったはずですが、
元気でひとなつっこいRくんがすっかりお気に入りに
なった様子。
RくんはRくんで、いつもニコニコ接するおとなしい息子を
気に入ったようで、息子の姿を見つけると
「Mくんのところに行く!」と駆け寄ってきたり、
「Mくん、一緒に行こ!」と手をつないでくるように
なりました。

おかげで、Rくんと息子はいまや誰もが認める
相思相愛の仲(だから、あぶないって)。
毎日、帰宅後に、「おかあさん、今日もRくんと手をつないで
小学部の教室まで連れて行ったんだよ」と
ニコニコ報告する息子に、学校での楽しみができてよかったと
思う一方で、相手が小学生の男の子というあたりが
ちょっと複雑でもあります。
(もっとも、相手がもし女の子だったらそれはそれで
問題になっちゃうんですが・・・)

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