雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

入院5日目(2)

2006年11月02日 | 入院生活
今日の担当は病棟の副師長さん(昔は『婦長さん』と言ってましたが
今は『師長さん』と言うんですね。)でした。

私の様子を見て、すぐにおかしいと感じたのか、
「どうしたの?具合悪くなった?どこか痛みでも出てきた?」
と尋ねます。
「実は・・・」と白状すると、
「あのね。○○さんは一度入院が伸びてるから、一日も早く
 退院したいという気持ちはわかるよ。お家のことも気になるでしょう。
 でもね、まだ安静が必要なのに、そんなに一気に無理して、
 また悪くなるようなことがあったらどうするの。
 気持ちは焦るだろうけど、少~しずつ慣らしていかないと。
 お家に帰ったらどうせ動かないではいられないんだから、
 せめてここでは安静にしていてちょうだい。
 上げ膳据え膳もあと2日ちょっとよ」
と叱られてしまいました。
朝には下がっていた熱もまた37.2度まで上がってしまい、
面目なしです。

それを聞いていた向かいのNさん、
「ほんまやなあ。病気でここへ来てるんやから、
 動かんようにせんとあかん」
と言って、すかさず副師長さんから
「Nさんはもっと動かんとあかん!じっとしとって良くなる
 病気やないと何回も言うとるでしょうが!
 もっとリハビリ頑張らんと、いつまでたっても
 お家へ帰られへんで!」
と突っ込まれていました。

思わずそれにみんなで笑ったけれど、脚の痛みはいっこうに
治まる気配がなく、私はその日夜どおし筋肉のけいれんと
激しい筋肉痛に苦しむ羽目になったのでした。