気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

YAMAHA Pacifica 611vfm

2018年08月26日 | ギター
エレキギターはアリアのセミアコを使っています。
韓国製ですが作りは問題なく、ピックアップも若干キンキンした感はありますが、問題なく使っていました。

しかしボリュームが劣化、少し絞ると音が出ない部分があります。
舞台で何かの拍子に触ると、おしまいです。

レスポールやストラト系でしたら、半田ごてを使ってチョイチョイと交換しますが、セミアコは相当に手ごわいです。
セミアコの悩みのもう一つに、歪ませると簡単にハウリングが起きてしまい、ステージでは神経を使います。

何を買おうか迷いました。
PRSにしようかと思ったのですが、パシフィカはマイナーですが、フロントのP90は魅力的ですし、おまけにフロント、リアともにセイモアダンカン。
ウイルキンソンのトレモロもついていて、これはおっさんにはドンピシャってことと、アマゾンの1割クーポンに目がくらみ、これにしました。



エレキギターは、ギター、エフェクター、アンプの組み合わせで音を作っていきますので、ギターだけよくてもどうしようもありません。
いいものを一本買うよりも、そこそこの楽器を複数持っていた方が・・・と思いますので、何がイチオシっていうのは私には分かりません。

さてさて、本題に・・・

ギターそのものの作りは、インドネシア製とはいえ、いい作りです。
調整もしっかりされていましたが、オクターブとフロントピックアップの3弦のポールピースだけは調整しました。

リアピックアップは、セイモアダンカンらしいバランスのいい感じです。
フロントピックアップのP90は、ハンバッカー並みの出力で、コンプレッションが少しかかった感じの音で、ちょいトーンを絞ったあたりがおいしい感じの音です。
サンタナ、クイーンのウーマントーン、ビートルズのような感じの音が好きならこれです。
アンプ直で簡単に出せます。

P90のノイズ対策もされていると思われますが、グイっと歪ませるならシングルコイルなんでノイズゲートは必須です。

この楽器のウリ、コイルタップでリアをシングルにして、フロントとのハーフトーンですが、鈴鳴りはありませんが、ハンバッカーのもこもこよりはすっきりとした使える音です。
以前使っていたハンバッカーのコイルタップで出すものよりはいい感じで、ストラトの乾いた鈴なりの音か、こちらのちょっとウエットな落ち着いた音かは好みです。

このギターで出せないのは、鈴鳴りのアルペジオ、フロントハンバッカーのジャズな音、メタル系のドンシャリの歯切れです。
得意なのは外見通り60~70年代のロックやポップスと思われ、三大ギタリスト(ジェフ、エリック、ペイジ)のどれもやってみたいという人ならこれだと思います。
「道具」としていいものが欲しいという人向けですね。
憧れやステイタスを求めるならストラトを買って、リアピックアップをスタック構造のもに交換するのが「吉」だと思います。
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