鳥羽に戻って、今度は本日の目的地である答志島の桃取行きの船に乗りました。
15時50分発ということもあり、乗っている人は島の方々ばかり。
20代ぐらいの女性の方々も何人かいましたが、20代後半ぐらいの女性が足を大きく上げて「(慣れない)ハイヒールで走ったから、皮がむけちゃった。」と後ろの友達らしき人に笑いながら見せていました。
私からすれば、少しびっくりの光景でしたが、彼女達にとっては乗り慣れた船は自分の部屋と同じだし、船内の人は、皆、顔馴染み。
ごく当たり前の日常なんですね。
答志島に着くと、人とともに沢山の荷物が下ろされました。
荷物を取りにきたり、積んだりと色々な人が船を取り囲みます。
海の孤島の感すらある神島と違って、平坦なところが多く、穏やかな営みが感じられます。
美しい風景ですが、夕暮れ時には、まだ少し時間があります。
撮影スポットを探すついでに、周囲をぐるっと回ることにしました。
いきなりのシャッターチャンスです。
漁も終わり片付けも終わったらしく、ほとんど人は見かけませんでした。
少し歩くと階段が・・・
うぅ、嫌すぎる・・・
でも、ここで登らないと男がすたる。
登ってみることにしました。
えーん、がっかりだよ。
ただの広場です。
少し歩くと、神社への階段・・・
夕暮れが近づいてきて、私の影も長くなってきました。
また登って、お祈りしてきました。
そして港に戻ってくると・・・
キタッー!
これぞ、追い求めていた男のロマン!
とりあえず一眼レフで撮りまくって、小願成就するためにコンパクトカメラとミニ三脚をセットし、海の馬鹿野郎の写真を撮ったのです。
シャッターを押してもらおうと思っても誰もいない・・・
ゴリラポッドを使って苦労してカメラをセットし、構図を変えながら何回も撮って、やっと「海の馬鹿野郎!」の写真ができました。
めちゃ満足です。
そのあと夕陽が沈むのを、防波堤で潮風にあたりながら10分ほど見ていました。
帰りの船が到着し、18時35分に答志島を後にしました。
以前、仕事で佐久島に行ったことがあります。
平坦な場所が比較的あって、夏は海水浴客で賑わうせいか、島の人も来客に慣れている感じで観光的な要素も感じられました。
今回の島は、およそ観光とは縁のない生活の場所で、「よそもの」という視線を感じたのも事実です。
そこには忘れてしまいがちな自然の厳しさ、不便さがありますが、暖かい人間の温もりがありました。
それが分かったのが、一番の収穫だったかな。
車の運転約4時間、船に乗ること約2時間、急な階段や山道の上り下り約1時間半、外で潮風に吹かれること3時間・・・
かなりヘビーでした。
1日たった今日も疲れが抜けなくて、秘境駅の方が楽だったかもしれません。
でも、あの夕陽は感動的でした。
ちなみに口にしたのは「海の馬鹿野郎」ではなくて、「階段の馬鹿野郎」でした。
15時50分発ということもあり、乗っている人は島の方々ばかり。
20代ぐらいの女性の方々も何人かいましたが、20代後半ぐらいの女性が足を大きく上げて「(慣れない)ハイヒールで走ったから、皮がむけちゃった。」と後ろの友達らしき人に笑いながら見せていました。
私からすれば、少しびっくりの光景でしたが、彼女達にとっては乗り慣れた船は自分の部屋と同じだし、船内の人は、皆、顔馴染み。
ごく当たり前の日常なんですね。
答志島に着くと、人とともに沢山の荷物が下ろされました。
荷物を取りにきたり、積んだりと色々な人が船を取り囲みます。
海の孤島の感すらある神島と違って、平坦なところが多く、穏やかな営みが感じられます。
美しい風景ですが、夕暮れ時には、まだ少し時間があります。
撮影スポットを探すついでに、周囲をぐるっと回ることにしました。
いきなりのシャッターチャンスです。
漁も終わり片付けも終わったらしく、ほとんど人は見かけませんでした。
少し歩くと階段が・・・
うぅ、嫌すぎる・・・
でも、ここで登らないと男がすたる。
登ってみることにしました。
えーん、がっかりだよ。
ただの広場です。
少し歩くと、神社への階段・・・
夕暮れが近づいてきて、私の影も長くなってきました。
また登って、お祈りしてきました。
そして港に戻ってくると・・・
キタッー!
これぞ、追い求めていた男のロマン!
とりあえず一眼レフで撮りまくって、小願成就するためにコンパクトカメラとミニ三脚をセットし、海の馬鹿野郎の写真を撮ったのです。
シャッターを押してもらおうと思っても誰もいない・・・
ゴリラポッドを使って苦労してカメラをセットし、構図を変えながら何回も撮って、やっと「海の馬鹿野郎!」の写真ができました。
めちゃ満足です。
そのあと夕陽が沈むのを、防波堤で潮風にあたりながら10分ほど見ていました。
帰りの船が到着し、18時35分に答志島を後にしました。
以前、仕事で佐久島に行ったことがあります。
平坦な場所が比較的あって、夏は海水浴客で賑わうせいか、島の人も来客に慣れている感じで観光的な要素も感じられました。
今回の島は、およそ観光とは縁のない生活の場所で、「よそもの」という視線を感じたのも事実です。
そこには忘れてしまいがちな自然の厳しさ、不便さがありますが、暖かい人間の温もりがありました。
それが分かったのが、一番の収穫だったかな。
車の運転約4時間、船に乗ること約2時間、急な階段や山道の上り下り約1時間半、外で潮風に吹かれること3時間・・・
かなりヘビーでした。
1日たった今日も疲れが抜けなくて、秘境駅の方が楽だったかもしれません。
でも、あの夕陽は感動的でした。
ちなみに口にしたのは「海の馬鹿野郎」ではなくて、「階段の馬鹿野郎」でした。