気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

Wilkinson Mシリーズ スタックP90

2021年11月12日 | ギター
私のPACIFICAには、フロントにセイモアダンカンのP90、リアは同じくセイモアダンカンのハンバッカーがマウントされています。
フロントのP90は音が少しつぶれているところと軽くノイズがのるあたりにP90を感じますが、音が図太く出力が高いのでハンバッカーみたいな感じです。
クランチよりもクリーントーンのソロか、ボストンのトム・ショルツみたいなディストーション・サウンドが似合うのですが、そうなるとノイズが気になります。

スタック構造のP90への物欲が湧いてきました・・・

セイモア・ダンカンにしようかと思いましたが、ザグリで断念するリスクもあるので、お値打ちなウィルキンソンをゲットしました。
厚みは増しますが、PACIFICAのザグリは概ねOKでしたが、配線とビスの分だけ、削る必要がありました。
充電式のルーターにドリルをセットしてコツコツ穴をあけて、最後に磨いて削ろうとしましたが、これは大変でした。
百均で彫刻刀を買ってきましたが、木が硬くて歯が立ちません。
結局、ルーターにドリルをセットして穴をあけて、彫刻刀で強引に削って穴をつなぎ、最後にルーターで磨いて仕上げました。

全面的なザグリだと、本格的な木工工具なしには、地獄を見ると思います・・・

ウイルキンソンのP90スタックは4芯出しですが、説明書がついてなかったので、ネットで確認しました。
黄色の線がホットワイヤー(+)、黒がグランドワイヤー(-)、白と赤の線がスプリットコイルワイヤーです。
ちなみに、スタック構造なのにパラレルは・・・とメーカーも思っているのか、スプリットコイルワイヤーははんだ付けされています。

セイモアダンカンに比べると、出力が低く、P90らしく少しつぶれていますが、割にスッキリした音で、ノイズも少なかったです。
出力が低いと書きましたが、普通のハンバッカーぐらいはあって、セイモアダンカンが高いのだと思います。
リズムに向いていて、ディストーションもいい感じですが、セイモアダンカンのようなクリーンでのソロでは物足りないかもしれません。

リアのハンバッカーが出力が高く強力で、1ボリューム1トーンの仕様だと、ソロはリア一本になりがちです。
バッキングにまわることを考えると、この組み合わせの方が音の幅が広くて扱いやすい気がします。

でも平凡な気が・・・
改めてセイモアダンカンのP90のエグサ(?)を実感しました。
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