気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

今日のBGM

2006年07月26日 | 音楽
週半ばでややへばり気味。

元気つけようとベートーベンの交響曲第8番をかけましたが、拒絶反応が出たのか寝てしまいました。

軽くいこうとマッカートニーの2002年ライブでの、ウクレレで歌う故ジョージ・ハリソンに捧げる「Something」
これは、ツボでした。
深い悲しみを軽く歌う・・・
なんかすごく粋じゃないですか。

追悼気分で、亡き母に捧げたデューク・エリントンの名曲「in a sentimental mood」へ。
アルバム「Duke Ellington & John Coltrane」のコルトレーンのテナーサックスは最高。
吹きすぎず、優しく切々と訴えるテナー。
シンプルに支えるデュークのピアノ。
うー、涙が出てくる

ここまできたらコルトレーン様に身をゆだねるしかありません。
「John Coltrane & Johnny Hartman」のハートマンの渋い声とコルトレーンの余裕のテナー。
マウスピースが不調でハードなプレイが出来なかった時期の録音。
音数が少ない分、一音一音に余裕があって、どうだ!って感じで、必殺のテナー。
ハートマンが渋く心を込めて歌うのに、コルトレーンが合いの手をいれるだけで、「主役は俺さ!」なんですよ。
コルトレーンの存在感すごすぎです。

この手のアルバムで、次にいってみよう。
女優のシビル・シェパードとスタン・ゲッツの「Mad about the boy」
ハートマンと比べると、シビルはグッと軽くなります。
ややもすればミュージカルっぽくなってしまうのですが、ゲッツがジャズにしてしまいます。
美人の前のせいか、ゲッツが張り切ってるんですねぇ。
「俺ってかっこいいだろう?」と気取ってる、よこしまな気持が伝わってきます。
これがしずちゃんだったら、へなへなになりそう。

鼻歌で主役の座を奪うコルトレーンと違って、なんともゲッツは微笑ましい。
やっぱり男は馬鹿でいいんです!

ちょっと元気が出てきました。
コメント
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