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気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

Plays The Sound of Philadelphia

2010年12月23日 | 音楽
もういくつ寝るとお正月
あと3日仕事すれば冬休み

期限が迫っているので、休みではあるけど早起きして、人事考課の書類を作成しました。
頑張っている人には報いてあげたいし、奮起して欲しい人もいます。
悩める中間管理職・・・

明日もバタバタするのですが、そこを乗り切れば、しばらくルーティンワークだけになります。
頑張って逃げ込むのだ!

注文していたLarry Carlton(g)の新譜、「Plays The Sound of Philadelphia」が届きました。
ジャケットを見ると「ギターじいちゃん」って感じです。
還暦過ぎてしまったんですよね。

クルセダーズやスティーリー・ダンでは、バックもソロもラリーしかできない渋いプレイを聴かせてくれたし、ソロ作の「夜の彷徨」、「ライブ・イン・東京」、「ストライクス・ツワイス」は、無敵の歌心と技術を聴かせてくれました。
その後は、ブルース色を強めたり、フュージョン色が強くなったり、直情的なアドリブは影を潜めていきます。
フォープレイもじっくり聴くとすごいことやってますが、さらりと弾いているので、スリルがないというか・・・

ここ最近は、'70~'80頃のプレイに戻ってきて、B'zの松本とも組んだりしています。

そんな中で、歌をギターで表現した「Plays The Sound of Philadelphia」が録音されました。

現代版「ウエス・モンゴメリー」的な感じで、ゲストボーカルに絡む感じの曲や、インストが組み合わされていて、難しいフレーズも余裕綽々、出しゃばり過ぎないギリギリのところでラリー節を聴かせてくれます。
すごく楽しそうに弾いていて、これはラリーならではの世界です。

最近のアルバムとしては短めの40分弱で、「あれっ、もう終わっちゃったの? もう1回聴こう」ってな具合。

これはいいですよ。
ギターアルバムとしては、最近の中で一番のツボ!

真夜中のドア

2010年09月10日 | 音楽
昔、聞いていた曲が、頭をよぎることってありませんか?

大学生の時に活躍していた松原みきが歌っていた「真夜中のドア」
ジャズ・ピアニストの世羅譲に見いだされて、三浦徳子、林哲司、杉真理といった売れっ子の作詞家、作曲家がバックアップし、音楽番組にも出演していました。

大学時代にエアチェックしたテープがあって、時々聞いていました。
パンチがあって、微妙に甘いピッチ、可愛いルックスで、そこそこ人気があったと思います。

皮肉なもので、ポップな曲から、自作曲やフュージョンにシフトして音楽性を高めるにつれて、ヒットチャートを賑わさなくなり、聞かなくなってしまいました。
アイドル歌手全盛の80年代でしたから、音楽性を求めると売れなくなる、そんな時代でした。

結婚を契機に歌手活動を休止し、作曲に専念し、CM、アニメ、ウルトラマンなどの音楽も手がけていたようです。
残念なことに6年前にガンで亡くなってしまったとのこと。

レンタルで見かけたので、借りてきました。

同世代のEPOが、ポップシンガーのイメージを捨てて、オリジナルな音楽作りを始め、間をおいて活動を再開しました。
かつてのようには売れないとは思いますが、痛々しいぐらいストレートで、好きな人には堪らないという音楽活動をしています。

同世代の彼女が、40代でやりたかった音楽を聞いてみたいけれど、もう聞けないんですね・・・

残念。

ショーロクラブ

2010年08月01日 | 音楽
夏祭り、やっと終わりました。
朝から、テント、櫓、ステージの解体で、汗でベトベト。
それが終わってささやかな打ち上げがあり、その後にいつもの温泉に直行。

サウナに入ったら、すごい量の汗が噴き出してきましたが、すっきりしました。
夕方になって家でビールを飲んだら、人心地ついたって感じです。

先週の土曜日はは38度の熱が出たのに、自治会の櫓組立や仕事にいって、ぶり返して酷い目に遭いましたし、この土日もつぶれてしまいましたので、明日は、休みを取りました。

さてさて・・・

村治佳織作品集vol.2が出ていたので、早速、注文。
レイ・ゲーラの「そのあくる日」を押さえたら、とりかかります。

私がお勧めのアルバムの中で、EPOの「WICA」というアルバムがあります。
バンドリン、ギター、コントラバスのユニット、ショーロクラブのギタリストが参加していて、アコースティックな仕上がりになっていますが、やっとショーロクラブを聞こうという気になってきました。
キンキンしたマンドリンの音をうまく使うのって難しいんですよね・・・

マリオネットとともに、テレビや映画のサントラで使われている貴重なマンドリンユニットです。
レンタルできましたので、じっくり聞いてみようと思います。

Fourplay

2010年07月17日 | 音楽
敬愛するギタリストのリー・リトナーやラリー・カールトンが参加していますが、スムース・ジャズってことで、避けて通ってきました。

私の場合、ジャズには緊張感を求めてしまうところがあるようです。
ひたすら美しいビル・エヴァンスのピアノも、一音一音の心のこもり方は半端じゃなくって、構えて聴いてしまうところがありませんか?

そんな中で、Fourplayは、どう評価していいのか悩んでしまいます。
スムースといっても、緻密な計算の上に肩の力を抜いているので、無駄な音はないし、BGMとは違って音楽的な密度は濃いんですね・・・
演奏もすごいことしているけど、ミキシングで音を浮かせてないので、さらりと流れていきます。
音もいいし、大きめの音で包まれるように聴くと、こういうのもありかなぁと思ってしまいます。

帝王マイルス・デイビスも、You're under arrestでは、ポップに突っ走ったように思えたけど、ガツンとした芯があります。
それに比べると、ここまでオブラートに包まなくても・・・と思うのです。

それにしても超一流というのは、新しい何かを提示してくるところがすごいんですよね。
やることなくなるまで、とことん煮詰めていきます。
音楽の質を高めてるのは認めざるを得ません。

高い技術で渋い音楽をやる、アマチュアにとっては、おいそれと真似できない世界です。
こういうジャズ、ポップ、イージーリスニングの隙間を埋める質の高い音楽がでてくると、演奏力に劣るアマチュアの音楽が、人に感動を与える余地がまた狭くなってきます。

楽器弾きの立場からすると、「アマチュアの居場所を奪わないで!」とも思います。

評価に悩むの理由の一つでもあります。

Larry Carlton

2010年07月14日 | 音楽
ジェフ・ベック
エリック・クラプトン
ジミー・ペイジ
ゲイリー・ムーア
ニール・ショーン
マイケル・シェンカー
スティーブ・ルカサー

スーパーギタリストといえば、多くの方が彼らを思う浮かべるですが、私にとってのギター・ヒーローは、ジャズ畑のラリー・カールトンです。

ジャズからロックギタリスト真っ青のハードなプレイまで、幅がすごく広くて、かっこいいったらありゃしない。
特に'70年代のソロ、クルセダース、スティーリー・ダンでの演奏は鳥肌ものです。

ラリーも'80年代に入って、フュージョン・スタイルとなり、直情的なフレーズが影を潜めてしまいました。
Fourplayは、いい音楽なのは認めるけど、ギター・ヒーローとしてバリバリ弾いて欲しいという私からみれば渋すぎます。
俺も年食ったら枯れちゃうのかなぁなんて、思っていました。

そんな中で、自身のベストトラックを再録したアルバム「Greatest Hits Re-Recorded Volume One」が発売されました。
渋いけど、'80年代に戻った感じです。

まだまだ、やればできるじゃん。
でも、こんなもんじゃないよね、

Volume Oneというぐらいなので、Twoもあるんでしょう?
少ない音でも研ぎ澄まされたクルセダーズの時の緊張感溢れるプレイ、やりたい邦題のソロアルバムを出していた'70年代。
それらが正常に枯れた世界を聴かせて欲しいんですよ。

ジェフ・ベックのブロー・バイ・ブローやワイアードを先取りする過激な「With Respect To Coltrane」や「Free Way」をやって欲しいな。

青春のヒーローなんだもん、若いもんには負けないってところを聴かせて!

タルカス

2010年06月27日 | 音楽
プログレッシブロックのエマーソン・レイク&パーマーが1971年に発表したアルバム「タルカス」のタイトル・ナンバーが、フルオーケストラでCD化されるそうな・・・

アルバム名は、タルカス~クラシック meets ロックで、タルカスは吉松隆編曲で演奏は藤岡幸夫指揮 東京フィルハーモニー交響楽団となっていました。

タルカスは、7曲からなる20分の組曲。
キース・エマーソンのアナログシンセが大々的にフューチャーされていて、その重厚長大ぶりはイエスの危機と双璧といってもいいコテコテのプログレ。

すでに公演されて好評だったとのことですが、どんな感じになるのやらすごく気になっています。

この曲をアレンジするとは、吉松氏畏るべし・・・

ザ・ビートルズ・モノ・ボックス

2010年06月20日 | 音楽
ポチしてしまった「ザ・ビートルズ・モノ・ボックス」が届きました。
完全限定版というふれこみで即日完売してしまったのですが、最近アンコールプレスされたのです。
なお、レット・イット・ビーとアビーロードについては、ステレオ盤しか存在しませんし、イエロー・サブマリン(A面はモノマスターズに含まれています)もモノラルボックスには含まれていません。

モノラルからステレオの移行時期であったことから、ラストの2枚(Let It Be、Abbey Road)を除いては当初はモノラルとステレオの両方のフォーマットのレコードが販売されていたのですが、ミキシング作業が別で行われていました。

ステレオ版とモノラル版が微妙に違っていて、例えばサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)は、観客のざわめきや笑い声の位置が違うだけだなく、モノラル版でポールがライブを盛り上げる声などもミックスされています。

音楽以外の要素をミキシングしているアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」や「リボリューションNo.9」などは、モノラルの方がオーバーダビング分が聞きやすく、新たな発見が多くあります。
ホワイトアルバムの2枚目のロックサイド(Birthday~Long,Long,Long)は、音が団子になって低音が強調されているので、異様な迫力がありました。

当時はファンに音楽を届ける最大のメディアがAMラジオのモラル放送であったことから、モノラルのミックス作業ににメンバーが立ち会うことが多く、テープを切ってつなぐ等の細かいミックス作業のミス(エリナ・リグビー等)はステレオの方が多い気がします。

モノラルの場合は、音が団子になってしまいますので、パートの厚い曲は分離が悪くなってしまいます。
ボックス全体を通して全体的に低音域が強めで、こもった感じもあります。

デビューアルバムからラバーソウルぐらいまでは、右にボーカル、左に演奏といった極端な音の定位が行われている曲があり、ヘッドホーンで聞くと違和感があることから、モノラルの方が聞きやすい曲があるのも事実ですが、総じていえばステレオボックスが標準であると思います。

私も中高校生の時はモノラルのラジカセのチープな音ででビートルズを聞くことが多かったので、モノラル・バージョンを聞くと妙に懐かしい気分に浸ることができました。
そのことと「原典」という価値からか、モノラルボックスの評価はマニアの間ではすごく高いですよね。

ステレオ・ボックスよりもモノラル・ボックスの方が値段も高いのですが、旧盤をステレオ・ボックスに買い替えたような私のような「どっぷり組」は、モノラル・ボックスも購入して、高級ヘッドホーンで一人悦に入って聞くことをお勧めします。

ステレオとモノラルの違いを見つけると楽しいし、このミックスはモノラルの方がいいなとか思っていると幸せを感じてしまいます。
マニアたるもの、「悩むなら買ってしまえ!」が基本ですね。

CONFUSION

2010年06月16日 | 音楽
洋楽マニアの私が認める数少ないJ-POPの傑作アルバムの一つが、大沢誉志幸の「CONFUSION」です。
大学を卒業した翌年にあたる1985年に出されたアルバムで、CMソングの「その気×××」や大ヒットした「そして僕は途方に暮れる」が収録されています。

友人とドライブに行った時に、車の中でこのアルバムを聞かされました。
「そして僕は途方に暮れる」のポップなイメージを払拭するファンキーな濃いサウンドが前面に出ていて、びっくりでしたね・・・
早速レンタルショップに行ってレコードを借りて、かなり聞き込んだものです。

一時期、活動を停止し、再開後は自身のレーベルに移籍したこともあって、「CONFUSION」は現在は廃盤になっています。
探している時にはオークションに出て来ないし、amazonに出てくると1万円前後の値段がついていたりして買えずにいました。

何かのついでに「ぽすれん」でチェックしたら、レンタルできることを発見。
レンタル予約が入っていたのか、ずっと待っていましたが、やっと借りることができました。

このバリバリ感いいっすねぇ・・・
ファンキーで洒落ているし、頭にこびりついている珠玉のバラード「雨のタップダンス」もいい曲です。
ストレートな楽曲が中心ですが、ワイルドで個性的、素顔はすごく優しいといった計算された「大沢」が演出されていて、最後まで一気に聞かせてくれます。
マスタリングに80年代を感じますが、25年以上たった今聞いても新鮮でした。

親しかった友達に久しぶりに再開した、そんな気分です。

収集欲に打ち勝つことができず、ビートルズ・モノ・ボックス買っちゃいました・・・

大人買い

2010年06月14日 | 音楽
ボーナスが近くなってくると、何を買おうかなと考えます。
考えるのが楽しいんですよね。

気になったものは、その都度、amazonの買い物かごに入れています。

・出張用のショルダーバッグ
・ブルーレイドライブ
・軽量でコンパクトな三脚
・Windows7

これらはなくても問題ないものばかり。

どうしようか考えているのが、ビートルズのモノラルミックスのボックスセット。
限定発売で買い逃してしまいましたが、再販されました。
輸入のボックスセットで21,500円。

ステレオ版のボックスセットはすでに持っています。
ビートルズの録音は、アビー・ロードやレット・イット・ビー以外は、モノラルを前提として録音されているので、ステレオ版の音の定位は右チャンネルボーカル、左チャンネルにギターとか、現代ではあり得ないミキシングがされています。
ヘッドホーンで聞くと違和感がありますが、スピーカーで聞く分には違和感はあまりないし、彼らが正規として認めているのはステレオ版な訳で・・・

ビートルマニアとしては、公式として出されたものはすべて所有すべきであって、限定のボックスセットなんて悩まず即刻買うべきだという気もします。
マイルスデイビスのボックスセット(52アルバム+DVD)も、良く聞くのは10枚ぐらいですが、所有することに意味があると思って買ったんだし、ましてやビートルマニアであるならば、これぐらいの金額で躊躇する必要はないだろうという悪魔の声が聞こえてきます。

今年は、ビデオや一眼レフに投資して、色々なところへ出歩く予定でしたが、これだけ自治会に拘束されてしまうと、使う暇が全然ありません。

この機会を逃すと後がないかもしれないので、買ってしまおうかなぁ・・・
他に使った方が効果的な気もするし、こいつは悩みます。

サウナで聞くショパン

2010年06月13日 | 音楽
今日の午前中は、地域のリクレーション行事でした。
キンボールという新しいスポーツで、子供たちや家族向けの行事でしたが、数合わせのために自治会の役員チームを急造することとなりお呼びがかかってしまったのです。

どんなものかといいますと・・・

ここをクリック

子供チームを勝たせるようにプレーしたため、敗者復活戦は大人チームが中心となりました。
賞品のビールケースに目が眩んだ大人同士の戦いは、熱いものになってしまいました。
マジでやると、かなり疲れます・・・

夕方の夏祭り実行委員会に提出する書類に変更があったので、昼前に家に戻って書類を直し終わったのが1時過ぎ。
4時からの夏祭り実行委員会まで、少し時間があるので、先日ご昇天された掃除機の買い替えにエイデンへ行き、戻って公民館へ・・・
すべて終わったのが5時でした。
慌ただしい1日でした。

体を動かして、汗もかいたことだし、私の秘密の花園、もとい隣町の温泉に行きました。

この温泉のサウナですが、BGMは何故かショパンなのです。
今日はショパンの「雨だれ」がかかっていましたが、サウナですから「汗だれ」
すごくミスマッチな気がするのですが、雨だれと汗だれのひっかけなら座布団1枚という気がします。
近所のラーメン屋やうなぎ屋のBGMはコテコテのジャズですが、サウナのショパンもそれに匹敵するインパクトを感じます。
フュージョンぐらいが適当な感じがするのですが、何かこだわりがあるのかなぁ。(笑)