おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

山のご馳走たち

2013年11月28日 | 和食
放浪記の紀行文を一通り書きましたので
先日参加した女子限定料理会につきまして
書こうと思ったのですが
何と、会場をご提供してくださった
S子さんちにコンデジを置いてきてしまったのです(涙)。
出かける前に一眼レフを手に取って

『なんか、忘れる気がするからコンデジでいいや』

とイヤな予感が脳裏を過ったのに
自分が案じた通り忘れてくるとは…。
会の後、仕事で一眼を使う機会が多々あったので
コンデジに切り替えた自分の危険予測を
よしとしようじゃないか。ははっ。
S子さん、ごめんなさいm(_ _)m


よって里子に出したコンデジが帰ってくるまで
素晴らしかった会の模様はお蔵入り。
しばらく私の徒然なる料理日記が続きます。


山形から持ち帰った
きのこを使った夕餉からご紹介



山形の茸たちと豚肉、葱の炒め物

ムキタケ、クリタケ、ヒラタケと
豚肉、葱を炒めまして
醤油と酒で味付けした一品です。
3種のキノコはクセがなく穏やかな味。
逆を言うと淡白で特徴がありません。
なので獣肉とあわせる方法を選びました。
豚肉が足りないアミノ酸を補ってくれて
非常に味わい深くなりましたよ。





車麩と茸と八名丸の炊き合わせ

六田の車麩を使った一品。
出汁は鶏手羽からとったものを使ってます。
茸から出た旨味と手羽の旨味が
車麩にジュンっと沁み入って
美味しいことと言ったら…



六田の麩はグルテン主体なので
煮崩れたりせず食感が抜群。
この麩だからこそ作りたい料理です。




ササミのみぞれ和え

湯引きたササミに
辛味大根のおろしを和えただけ。
自家製ポン酢でいただきます。
お口取りにおすすめの逸品。




別の日の献立です。




山形の芋煮

芋煮をイメージしたお汁です。
芋煮に欠かせないのは里芋はもちろん
牛肉だということを知っていましたか?
実りの秋は終わり収入は途絶え
冬ごもりを前にして牛の餌は家計の負担。
ちょうど脂がのった牛さんを
冬が来る前に皆で美味しく食べてしまおう、と
河原でたき火して芋煮を作り
感謝しながら皆で食べたことが芋煮会の由来なのです。
煮物で牛というと、脛か頬の赤ワイン煮、
牛すじの煮込みぐらいしか作らない私ですが
芋煮は郷土の流儀に則って牛を使いました。
あと欠かせないのは蒟蒻と茸ですね。
出汁は昆布の水出汁だけで
あとは具から出る旨味に任せます。
素朴で心身温まるお味です。




秋鮭ご飯

秋味が出盛る時期になると
鮮魚の対面コーナーでは
必ず秋味のアラが山盛りで売られます。
切り身はそっちのけでお目当てはこっち。
塩したものを少し焼いて
ほぐしたものを炊き込んだご飯です。
皮近くの旨味と脂がお米に移り
とってもおいしいご飯になるんですよ。



何らかの卵の煮物

鰆だったかな?忘れました^^;
美味しかったのは覚えてます。




砂肝と蓮根のサッと炒め

ビールに良くあう一品。




また別の日のメニュー。




名古屋コーチン卵のポーチドエッグサラダ


最近はまっている名古屋コーチンの有精卵。
とにかく黄身が美味しいんです。
火を通しすぎると魅力が半減してしまうので
ポーチドエッグにして野菜に絡ませて。




花韮とタコとベビーリーフに
黄身を纏わせていただきます。
オイルと塩、白バルサミコを振ってあるから
皿上マヨネーズみたいな感じですね。




鶏肉のブランケット

鶏のシチューのようなもの。
特に芸はありませんが
疲れている上に寒さを感じると
こういうのを身体が欲します。



こんな毎日を送っておりました。
仕事の締切が重なってしまい
ヒーヒー言っていた日々にも別れを告げ…
と思ってたらまた忙しくなりそう^^;
お仕事を頂けることはありがたいことです。

さあ、がんばろう!