おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

2016年の〆蕎麦は「ほそ川」で

2017年02月12日 | 蕎麦
お仕事が捗りませんので小休止します。
最近、インタビューした内容を
原稿に書き起こすお仕事が多かったので
ゼロベースから案を出す仕事は久しぶり。
インタービュー原稿の場合
メモや録音したテープも参照しますが
取材当時に五感で捉えたことがフラッシュバックし
右脳が勝手に働いて書き進めることが常です。
もちろん、例外もありますが。
プレゼン系のお仕事は左脳の働きに任せます。
最近使ってないので錆び付いたか
全然前に進まない…
やたらと糖分を欲しがるのは
脳みそが一生懸命働いている証拠ですね。
これ書き終えたら頑張ります。


さて、昨年末の〆蕎麦を振り返ります。



舞台に選んだのは両国の「ほそ川」さん。
都内は29日あたりから
年末年始の休みに入るお店が急増しますが
お蕎麦屋さんだけは大晦日までやっています。
私的にはそこさえ開いていれば御の字。
と言うことで開業時間ジャストに伺ったら
すでに待ち客が列をなしていました。
出遅れた…。
しかし足元が見える雪見的な窓を覗き込むと
中は満席ではない様子。
店へ通しても給仕が間に合わないので
入店規制しているみたいですね。
外で待つのは諦めがつくけれど
座ってからおしぼりもお茶も出ないとなると
客側は途端に不満を抱きます。
それを見越してのことでしょう。
10分ほど待ったら
奥の間に通してもらえました。



新しい年の訪れを感じさせる生け花






お目当の蕎麦があった^^



せいろ

まずはせいろから。
中細に断たれ凛とした佇まい。
ハンサムなお蕎麦ですね。
香りも良く歯ごたえも抜群。
言うならば進化系江戸蕎麦。
藪やまつやなどとは
まったく異なるジャンルです。



薬味

お店の外で待っていた時に
丁度ネギが宅配されてました。
箱書きから判断すると
かなりいいネギ使ってみえます。
山葵もツーン加減が絶妙。



蕎麦汁

過不足ない計算し尽くされた汁。
辛すぎず、野暮ったい甘さはなく
ハンサム蕎麦にピッタリです。



温かいかき蕎麦

ほそ川さんが執筆された本を読み
いつか食べてみたいと思っていた一品。
本には昆布森産とありましたが
今もそうなのでしょうか?



とにかく…でっかい!
私が手のひらを軽く握ってできる
空洞ぐらいの大きさがあります。
火入れしてこの大きさは驚くばかり。
もう少し小ぶりサイズで5個ぐらいの方が…
好みの傾向はさておき
お蕎麦も牡蠣も美味しゅうございました。


私の座った席は相席専用だったのですが
隣の男性が「よく食うな」視線を送っていました。
これ食べても3時間後には
お腹空いちゃうんで仕方ないですわ。

2016年の〆蕎麦に相応しゅうございました。
ごちそうさまですm(_ _ )m



隅田川

両国から東銀座までブラブラお散歩。
隅田川というと永井荷風の濹東綺譚、
はたまた平岩弓枝の「御宿かわせみ」、
そして男女7人夏物語のテーマ曲
「CHA-CHA-CHA」が思い起こされるわ。
薄っぺらいな…


さて、左脳フル稼働させます。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。