おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

摘み草料理かたつむり

2014年12月26日 | 和食
ご無沙汰してまーす!
年末の仕事に小さなピリオドを打つことができました。
小さいので、まだピンッと弾かれるかもしれませんけどね^^;
えーっと。首は重さが増している感が否めません。
日に日に腹立たしさも増してきます。
仏のような穏やかだった心は何処へやら~
ま、適当に忘れながら前に進んでいきます。
Take it easy♪


さて、大分日が経ってしまいましたが
盛りだくさんだった週末について書かせていただきます。



人生初の生ハム仕込み



豚の足一人一本仕込んで持ち帰ります。

ご指導いただいたDuckさん、わらびさん
本当に有り難うございます!
経過については随時ご報告致します^^


その後、車に乗り合わせて
向かうは岐阜県山県市のここ。


摘み草料理かたつむりさんです。

季節の山野草やジビエを食べさせてくれると聞き
食いしん坊が徒党を組んで突撃しました。




前菜

零余子、あじめ土壌、鴨燻製、猪ハム、
南瓜、蕪、鮎の甘露煮です。



ここで鴨が四羽、羽根つき首付きで登場。
苦手な方もいらっしゃると思うので
映像は控えます。想像してください^^


真鴨の雄雌、尾長鴨、嘴広鴨です。
圧巻でした!



猪の後脚の燻製

5日間ソミュール液に漬けて
オーク樽のチップで燻してあります。



ジューシーで美味



椀もの登場



紫キャベツのすり流し

玉葱も入っていて
かき混ぜると色がサッと変わります。
ベリー系の酸味も感じました。
具は百合根と銀杏など。
見た目と相反する上品なお味。






窒息真鴨の腿ロースト

首を〆て暴れさせることで
全身に血が回りジューシーになるとか。
炭火で焼かれて香ばしさに包まれていますが
中はジューシーに仕上っています。
これは感動的に美味しかった!
各メンバーの前に
時間差でお皿が届けられたんで
冷めないうちにとシェアしながら食べましたが
枚数に誤差が出ないかと殺気立ってました(笑)




真鴨のレバー

血液の味わいが凝縮されています。
ワインで太刀打ちできないといい




T君持参のミニチュアボトル登場^^

用意周到なメンバーに感謝。
瓶のまま燗して合わせたところ
これ以上無いマリアージュに。
美味しかったなぁ。




真鴨のハツ

歯ごたえと風味が素晴らしい。
これも燗酒との相性がいいわ。






筍芋、花咲栗、藤次郎ぎんなん、れんこんの素揚げ

筍芋が印象的でした。
海老芋の親戚みたいなものですって。
ねっとり絡み付くようなテンプン質がいいのです。




公魚、平茸、干し柿の天ぷら

干し柿の天ぷらが面白かったです。
公魚の腸の苦みも、もちろん良し。




アカヤマドリの握り

なんとこれ、茸です!
事前情報無しに判別などできません。
教えてもらっても信じられなかったもの。
バターのようなコクがあり
舌にまとわりつくような感覚の後
咀嚼するとフワーッと解けていく…
いやはや、サプライズなお料理でした。



お鍋登場

かしわのつみれや、
ニセアブラシメジ、トキイロラッパなどの天然茸、
根野菜がたっぷり入っています。
このままでも十分美味しいんですけど
かたつむりさんならではのお肉たちを
出汁でシャブシャブしていただきます。



〇〇熊


1頭だけ仕留めることができた〇〇熊。
採取できる肉部分が少ないので
丸めたものをスライスしています。
この脂が信じられないほど旨い!
今まで食べたこと無い種の脂です。
中毒性がありますね。




〇る

初めて頂きました。
ヒントはヒューマンに近い生き物です。
ライフスタイルから察するところ
超筋肉質じゃないと生きていけないのでしょう。
潔い赤身は臭みなど無く、非常にあっさりしていました。






足りないので熊肉を追加。
なんて贅沢なのでしょう。



脂が甘い、旨い!

いや~美味しかった。
熊は脂にこそ醍醐味がありますね。
融点が非常に低くサラッととろけ
不飽和脂肪酸だから胃もたれしない。
お皿いっぱい食べたいよぅ。




雑炊

各種肉の旨味が溶け込んだ出汁を
ご飯がタップリ吸いまして…
不味い訳が無いじゃないですか。




いぶりがっこと飯泥棒漬

素直な味で美味しい。




自然薯

すり鉢で擂ってくださった
天然ものの自然薯です。
自然薯、といっても昨今栽培ものが多いですからね。
モッチモチで麩まんじゅうみたいな弾力。
土の香りもしっかりあって
野趣溢れる味わいでした。






Chiduruさんが掘り当てた国産トリュフ!

あるんですね、日本のどこかに(笑)
白い方がトリュフらしい香り。



デザート



Chiduruさんから特製月餅のプレゼント

そんじょそこらの月餅がたべられなくなります。
それだけ美味なのです。


皆さん持参のワインも素晴らしく
楽し過ぎる時間はあっという間に過ぎました。
また季節を変えて伺いたいお店です。

企画してくださったわらびさん、
東京からお越しになったみなさん、
途中飲酒チームの弾けっぷりに蔑視を送りながら(笑)
ハンドルキーパーを務め上げてくれたFさんとN君
本当にありがとうございました!
そして飲んだくれのいつものメンバーw
また一緒に行きましょうね^^


ご馳走様でした!

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (かず)
2014-12-29 09:17:22
僕はついに桃太郎のお供を制覇してしまいました(^_^;)
摘み草のシーズンにも訪れてみたいです。
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Unknown (mie)
2015-01-04 12:44:12
かずくん

私も全部食べちゃった…桃太郎どころか、鬼!と言われそうだね。退治されないように気をつけよう^^;
また一緒に行こうね♪
返信する

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