おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

RESTAURANT KEI で美食会

2011年09月23日 | お出かけ
昨日で完全にブライダル雑誌から手が離れました。
これで「そう」さえ仕上てしまえば…
今日こそ頑張ります。
狼おばさんにならないように。


昨日は画家のHさんが帰省されていたので
9月度の美食会が開催されました。
ところは豊橋駅前の
ホテルアークリッシュ豊橋最上階
RESTAURANT KEI。
KEIとは景色の“景”。
その名の通り窓外に広がる
豊橋の街並みが望めます。
漆黒の闇を遠慮がちに照らす
豊橋の夜景を愛でながら会がスタート。
先に言っておきますが
私の席は劇暗スポット。
写真を撮るのには不向きでした。
でも、二人のレディに夜景を見せてあげたかったから
姐さんはあえてここを選んだのです。
ISO1600まで上げて絞りも最大開放しましたが
フラッシュ無しでは限界でした。
お見苦しい写真ですがご容赦を。



まずはアミューズ。
というより食間の箸休め。


地元の朝採れ野菜




アイオリソースと



アンチョビソースでいただきます。

赤カブと人参が美味しかったわ♪



白魚のフリット



田原のキャベツ

これも甘味があって旨い。



根野菜のチップス

油で揚げずにオーブンで焼成してあるみたい。
さつま芋はうちの近所産だったりして。



一品目のオードブル


バジル香る三河の貝類のコンフィ 梨の泡とともに

貝類好きの私としては嬉しい一品。
大アサリや鮑が中に隠れております。
オイルコンフィかな?
しっとり軟らかくていいわ。
梨が主張したらやだな、と思ったけれど
控えめな果実味で安心して食べられました。





フォアグラのロティ 新城の栗とレモンのタルト

フォアグラはロティとありますが
かなりレアな感じ。
レモンのタルトはケークサレ風ですが
もっと塩が効いていた方がよかったかな。
フォアグラも然り。



伊良湖のホウボウとエビをレモングラス香るケバブで
スパイシーなソース添え

あーーーもう忘れてる。
スパイシーなソースは
カレーの風味を感じるマスタード。
〇〇〇〇マスタード…
何度も聞きなおして「絶対忘れん」と豪語したのに。
ニワトリレベルの記憶力です。
ホウボウのムースを
レモングラスの葉っぱでケバブ風に。
レモングラスはあまり香らなかったな。
この料理も塩がちょっと頼りない。



豊橋の椎茸のヴルーテ トリュフとラルド・サレの香り

これは美味しかったです!
トリュフと椎茸の香りがしっかり効いた濃厚なスープ。
トリュフと椎茸のピュレを包んだラルドも良かった。
昨夜一番のお気に入りかも。



メイン前の口直し
デラウエアのソルベです。
酸味が心地よいわ。


メインは3品からチョイス。




薫香漂う 豊橋ウズラのカイエット ポレンタ添え
ソース・ヴァン・ジョーヌ

ストウブのココットに藁を敷いて
ウズラのカイエットに火入れしてました。
わざわざ私の前で蓋を開いてくれ
香りを愉しませてくれる演出付き。
その後、アーティスティックな魅せるプレートに。
鶉の卵を鶉のミンチでくるみ
鶉のお肉で巻いたという鶉尽くし。
ヴァン・ジョーヌは
フランスのフランシュコンテ地方の地ワイン。
ジョーヌ=黄色で、黄色いワインと言う意味。
コンテ工場を見学した際に飲ませてもらい、
酒精強化ワインかと思うほどの濃厚ぶりに
びっくりした記憶があります。
でも、このソースにあのインパクトは感じなかった…
そしてやっぱり塩が頼りないの。



伊良湖のアブのムニエルと季節野菜

Hさんのメインです。
ケイパー等でスパイシーに仕上てあるよう。
彼女の席はダウンライトの下だったから
写真もシャープでキレイだわ。。。



黒潮牛のロティ パルメザンチーズのリゾットとポーチドエッグ
河合さんのバナナと赤ワインのソース

H氏とAちゃんのメイン。
H氏が黒潮牛を少しシェアしてくれました。
確かに肉質がいい。
田原あたりで生産されていて
外へ出ることなく
地元消費で終わってしまう牛なんですって。
最近、牛肉が食べられない私も納得の味。


そして・・・


なんとサプライズが!



いやーん♪
もうすぐお誕生日、おめでとうですって。
そう、昨日はちょうど誕生日1ヶ月前。
大台のカウントダウンが始まりました。
〇〇代もあと1ヶ月か…バレバレ。
H氏、粋なお計らいを有難うございます!



とここで終わる私ではない。
ワインをしこたま飲んだというのに飲み足らず、
みんながデセールを食している傍らで



チーズワゴンがおもむろに運ばれると



こんなにたくさん選んじゃって


金魚鉢のようなブランデーグラスで
マールを2杯飲んだとさ。


最高のメンバーに感謝!


KEIさん…
素材は細部に亘ってこだわっており
香りと見た目を最重要視する姿勢はいいです。
ただ、塩使いがちょっと残念。
塩辛い=野暮ったい
という論理が確立しているのかな?
洗練された塩使いを探求してください。
と素人シェフは陰ながら進言するのでした。


ご馳走様。

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