フランスに到着して早くも4日目。
この日からはパリを離れて東奔西走します。
まずはモンパルナス駅から
レンヌ方面のTGVに乗ってひたすら西へ。
レンヌからはTERに乗り換えて彼の地へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5c/2c836393293560d63256efe9e433cc57.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f5/458f1597d2f4c6c4d04baa1632a614b7.jpg)
その前にEXKIで朝ごはん
EXKIはベルギー生まれのオーガニックカフェ。
真っ当な素材を使った軽食が楽しめます。
今回の旅で何度もお世話になりました。
サラダ、スープ、パスタサラダと
オーガニックビールをチョイス。
どれもホッとする味わいです。
日本にも上陸してほしい…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b6/ca69670821cf01f8754a68d738cb7200.jpg)
シンプルながらもスタイリッシュな車両
TERは各地方で車両のデザインが違うので
見比べるのも一興です。
彼の地とはブルターニュのサン・マロ。
20年前に訪れて以来2回目の訪問です。
駅舎が現代的建築に様変わりしており
時間の経過を否応なく感じさせられました。
ポカーンと見ていたため写真なし^^;
20年前のうっすらとした記憶を辿ると
駅から旧市街は結構な距離だった気が…
調べてみるとやはり2キロ近くあり
地球の歩き方では循環バス利用を推奨しております。
しかしバス乗車方法ですったもんだするストレスより
一刻も早く自力でホテルについて
荷物から解放されたい思いが先んじ
スーツケースをズルズル引きずり一路ホテルへ。
ホテルは旧市街手前の海岸沿いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ba/09a562d9872faf84d58289db3910106a.jpg)
ギリッギリオーシャンビューな部屋
バルコニーから身を乗り出すと海が見えます(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/96/3955b7afaee81a3a9939d7182a023b29.jpg)
キッチン
今回のホテルはアパートタイプを選んだので
一見壁のような扉を観音開きすると
小さなキッチンが現れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d2/f73cc3c4b47c1221f9c1d1b5f05fc19b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c9/a17bf6639a4aed95356a092a5eb97ee8.jpg)
サン・マロ旧市街
友人のAtsuと訪れて以来ですが
建物等は当時から何も変わりません。
変わっているのは観光客の数…
目抜き通りはすれ違いざまに
肩が擦れんばかりの混雑ぶり。
日本でのほほんと暮らしているうちに
一大観光地へと発展を遂げていたようです。
しかし東洋人観光客はほとんど見かけません。
日本で言うところの・・・例が思いつかない^^;
昨今、東洋人観光客を見かけない
日本の街って無いに等しいですもんね。
とにかくフランス国内の人々に
観光地としての認知度が高まったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/11/99465be40d94d3eccd03f6e13d999973.jpg)
クイニー・アマン屋さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d3/cbb99d6932a3431365872970d68fd25d.jpg)
クイニー・アマン
クイニー・アマンはブルターニュの郷土菓子。
ブルターニュ特産の有塩バターを
これでもかと言うほど贅沢に使用しています。
食べ過ぎは肥満と胸焼けに直結しますが
甘塩っぱさが次の一口を誘います…危険。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/95/dc849692e2f4336136d50c88ae46ea88.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/a9/a91eef9b0c0d46565755f0ae731f2957.jpg)
クレープリーで一息
ブルターニュに来たら外せないガレット。
チーズ、ハム、卵のシンプルな組み合わせでいただきます。
香ばしくパリパリに焼かれたそば粉のガレット…
なぜ日本では忠実に再現できないのでしょう?
ふんにゃりした食感にゲンナリすること多いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/8d/065e821d575fe77478396cbb92eecd54.jpg)
近づいても動じない…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6c/d52999ab71170135bce16309223102da.jpg)
ボルディエ本店
ブルターニュのバターといえばボルディエ
と言うぐらい日本でも知名度の高いバター工房。
念願叶って本店に訪問することができました。
いろんなフレーバーが目白押しですが
ベーシックなデミ・セルをオーダー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/7b/7ef0c6aed56aa14466a8a39585c7fd6b.jpg)
するとバターの塊が現れました
ここからオーダーした300グラムを削り取り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9f/25c6765fd628d9d88370f99adb4a5e7f.jpg)
ばんっ!ばんっ!ばんっ!
波型の模様がついた木のコテで
親の仇を取るかのように
目にも留まらぬ速さで
左右から思いっきり叩いて空気抜き。
周りにはバターの破片が勢いよく飛び散ります。
この迫力、動画でないと伝わりませんが
釘付けになって撮る余裕皆無でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/bc/6d2ab740d03b61cd143c8cd99361ca68.jpg)
チーズもいい表情
残念ながら街の胃袋を支えるマルシェは閉場。
そして滞在中に開くことはない模様(涙)
前回訪れた時の印象が良すぎて
サン・マロの市場に行くことが
来訪目的の3割を占めておりました…トホホ。
次回来る時は曜日を確認して照準を合わせよう。
気を取り直して旧市街のお肉屋さんや八百屋さん
ブーランジェリーで買い物を済ませ
ホテルへと戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/cc/6b1f13809a6090df6860252a9010baf1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/02/574b3c4f667ae6531adbac8de8ef0fa7.jpg)
心を解き放つ情景
この鈍色の海をもう一度見たかったのです。
初めて訪れた時にこの海を見て
「前世はサン・マロの娘だったのでは?」
と確信するほど懐かしさを覚えました。
故郷の遠州灘に雰囲気が似ているから
そんな気がしただけでしょう(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/cb/7eb5bbb79a99f5862208144f37e8d887.jpg)
ロースト用の豚
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d1/c8238960b32fcb14e3e93b603e0bcd9b.jpg)
野菜や卵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/cd/fb6ee8e6fe2421d672cff652d5ef9a3d.jpg)
叩いてもらった有塩バター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/28/bc2a9c7d9c4e361649717348feb250e4.jpg)
ささやかな夕食
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ea/f6d962658f4e4c640f4a0c0c0015d001.jpg)
豚肉のロースト
フライパンを使って焼いては休ませ
一時間ほどかけて仕上げました。
我ながら絶妙な火入れです。
しかしそれは小さな要因に過ぎず
お肉の良さがモノを言いました。
肉質が滑らかなのはもちろん
多層構造になった旨味成分が
噛みしめるほどに放出されます。
なんなんだ、この美味しさは…
日本の豚肉が出汁ガラのように思えてしまい
圧倒的な差に愕然としました。
健康的な環境で産み落とされたに違いない
卵と有塩バターで作ったオムレツも
涙がホロリと溢れるほど美味。
地元民に愛されているブーランジェリーのバゲットも美味しいし
マッシュルームやベビーリーフも味が濃い。
この地の方たちが日本の肉や野菜を食べたら
味気なさにビックリするはずです。
豊かさって何なのだろう…
といろいろ考えさせられた夕べでした。
つづく…
この日からはパリを離れて東奔西走します。
まずはモンパルナス駅から
レンヌ方面のTGVに乗ってひたすら西へ。
レンヌからはTERに乗り換えて彼の地へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/5c/2c836393293560d63256efe9e433cc57.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f5/458f1597d2f4c6c4d04baa1632a614b7.jpg)
その前にEXKIで朝ごはん
EXKIはベルギー生まれのオーガニックカフェ。
真っ当な素材を使った軽食が楽しめます。
今回の旅で何度もお世話になりました。
サラダ、スープ、パスタサラダと
オーガニックビールをチョイス。
どれもホッとする味わいです。
日本にも上陸してほしい…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b6/ca69670821cf01f8754a68d738cb7200.jpg)
シンプルながらもスタイリッシュな車両
TERは各地方で車両のデザインが違うので
見比べるのも一興です。
彼の地とはブルターニュのサン・マロ。
20年前に訪れて以来2回目の訪問です。
駅舎が現代的建築に様変わりしており
時間の経過を否応なく感じさせられました。
ポカーンと見ていたため写真なし^^;
20年前のうっすらとした記憶を辿ると
駅から旧市街は結構な距離だった気が…
調べてみるとやはり2キロ近くあり
地球の歩き方では循環バス利用を推奨しております。
しかしバス乗車方法ですったもんだするストレスより
一刻も早く自力でホテルについて
荷物から解放されたい思いが先んじ
スーツケースをズルズル引きずり一路ホテルへ。
ホテルは旧市街手前の海岸沿いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ba/09a562d9872faf84d58289db3910106a.jpg)
ギリッギリオーシャンビューな部屋
バルコニーから身を乗り出すと海が見えます(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/96/3955b7afaee81a3a9939d7182a023b29.jpg)
キッチン
今回のホテルはアパートタイプを選んだので
一見壁のような扉を観音開きすると
小さなキッチンが現れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d2/f73cc3c4b47c1221f9c1d1b5f05fc19b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c9/a17bf6639a4aed95356a092a5eb97ee8.jpg)
サン・マロ旧市街
友人のAtsuと訪れて以来ですが
建物等は当時から何も変わりません。
変わっているのは観光客の数…
目抜き通りはすれ違いざまに
肩が擦れんばかりの混雑ぶり。
日本でのほほんと暮らしているうちに
一大観光地へと発展を遂げていたようです。
しかし東洋人観光客はほとんど見かけません。
日本で言うところの・・・例が思いつかない^^;
昨今、東洋人観光客を見かけない
日本の街って無いに等しいですもんね。
とにかくフランス国内の人々に
観光地としての認知度が高まったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/11/99465be40d94d3eccd03f6e13d999973.jpg)
クイニー・アマン屋さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d3/cbb99d6932a3431365872970d68fd25d.jpg)
クイニー・アマン
クイニー・アマンはブルターニュの郷土菓子。
ブルターニュ特産の有塩バターを
これでもかと言うほど贅沢に使用しています。
食べ過ぎは肥満と胸焼けに直結しますが
甘塩っぱさが次の一口を誘います…危険。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/95/dc849692e2f4336136d50c88ae46ea88.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/a9/a91eef9b0c0d46565755f0ae731f2957.jpg)
クレープリーで一息
ブルターニュに来たら外せないガレット。
チーズ、ハム、卵のシンプルな組み合わせでいただきます。
香ばしくパリパリに焼かれたそば粉のガレット…
なぜ日本では忠実に再現できないのでしょう?
ふんにゃりした食感にゲンナリすること多いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/8d/065e821d575fe77478396cbb92eecd54.jpg)
近づいても動じない…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/6c/d52999ab71170135bce16309223102da.jpg)
ボルディエ本店
ブルターニュのバターといえばボルディエ
と言うぐらい日本でも知名度の高いバター工房。
念願叶って本店に訪問することができました。
いろんなフレーバーが目白押しですが
ベーシックなデミ・セルをオーダー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/7b/7ef0c6aed56aa14466a8a39585c7fd6b.jpg)
するとバターの塊が現れました
ここからオーダーした300グラムを削り取り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9f/25c6765fd628d9d88370f99adb4a5e7f.jpg)
ばんっ!ばんっ!ばんっ!
波型の模様がついた木のコテで
親の仇を取るかのように
目にも留まらぬ速さで
左右から思いっきり叩いて空気抜き。
周りにはバターの破片が勢いよく飛び散ります。
この迫力、動画でないと伝わりませんが
釘付けになって撮る余裕皆無でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/bc/6d2ab740d03b61cd143c8cd99361ca68.jpg)
チーズもいい表情
残念ながら街の胃袋を支えるマルシェは閉場。
そして滞在中に開くことはない模様(涙)
前回訪れた時の印象が良すぎて
サン・マロの市場に行くことが
来訪目的の3割を占めておりました…トホホ。
次回来る時は曜日を確認して照準を合わせよう。
気を取り直して旧市街のお肉屋さんや八百屋さん
ブーランジェリーで買い物を済ませ
ホテルへと戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/cc/6b1f13809a6090df6860252a9010baf1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/02/574b3c4f667ae6531adbac8de8ef0fa7.jpg)
心を解き放つ情景
この鈍色の海をもう一度見たかったのです。
初めて訪れた時にこの海を見て
「前世はサン・マロの娘だったのでは?」
と確信するほど懐かしさを覚えました。
故郷の遠州灘に雰囲気が似ているから
そんな気がしただけでしょう(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/cb/7eb5bbb79a99f5862208144f37e8d887.jpg)
ロースト用の豚
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d1/c8238960b32fcb14e3e93b603e0bcd9b.jpg)
野菜や卵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/cd/fb6ee8e6fe2421d672cff652d5ef9a3d.jpg)
叩いてもらった有塩バター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/28/bc2a9c7d9c4e361649717348feb250e4.jpg)
ささやかな夕食
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ea/f6d962658f4e4c640f4a0c0c0015d001.jpg)
豚肉のロースト
フライパンを使って焼いては休ませ
一時間ほどかけて仕上げました。
我ながら絶妙な火入れです。
しかしそれは小さな要因に過ぎず
お肉の良さがモノを言いました。
肉質が滑らかなのはもちろん
多層構造になった旨味成分が
噛みしめるほどに放出されます。
なんなんだ、この美味しさは…
日本の豚肉が出汁ガラのように思えてしまい
圧倒的な差に愕然としました。
健康的な環境で産み落とされたに違いない
卵と有塩バターで作ったオムレツも
涙がホロリと溢れるほど美味。
地元民に愛されているブーランジェリーのバゲットも美味しいし
マッシュルームやベビーリーフも味が濃い。
この地の方たちが日本の肉や野菜を食べたら
味気なさにビックリするはずです。
豊かさって何なのだろう…
といろいろ考えさせられた夕べでした。
つづく…
バターで揚げ焼きしたデニッシュって感じ♪
おいしいけど絶対太る(笑)