陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

二宮金次郎の銅像が消えて行く寂しい世相

2012-01-26 09:43:29 | Weblog
 全国の小学校に設置されている二宮金次郎少年の銅像が、老朽化のため撤去されていると言う。何とも寂しい話である。金次郎は、貧困の中、刻苦勉励して家を再建し、長じては農政改善に身を挺した偉人であった。その少年時代の姿を小学生に伝えるのは、大いに意義がある。  亡父の影響により、金次郎は読書を好み、独学で『四書』に親しんだ。焚き木を取りに山へ入り、その往復の山道で声を出して読書に励んだ。焚き木を背負っ . . . 本文を読む
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