大震災の後、避難所生活を余儀なくされている人々、老いも若きも求めるものはと聞かれると、異口同音に、「我が家へ早く戻りたい、飛び出して来た故郷は、一体どうなっているのだろう?」の切実な応え。
「帰れるようになるまで、それほど時間は掛からないでしょうよ」と安易な言い方を、私はとても出来ない。しかしね、心だけは何時でも、何処からでも自由に故郷へ戻れる。<カントリーロード>と言う歌は、そんな気持ちを齎(もたら)してくれる。この歌の題名が意味する所は、「故郷へ続く道よ、私を連れて行って=故郷へ帰りたい」である。 . . . 本文を読む
6月23日は、沖縄戦で亡くなった方々への慰霊追悼の日(慰霊の日)である。66年前のこの日、沖縄戦における組織的戦闘が全て終結し、日本の守備隊は米軍に敗北した。この慰霊追悼式典には、日本軍兵士、沖縄県民、そして米軍戦死者の遺族が参加して平和への祈りを捧げる。
普天間基地問題で、沖縄県民と話し合う機会を作る努力を全くして来なかった菅直人首相が、臆面も無く昨年に引き続いて「沖縄全戦没者追悼式典」へ出席し、献花と挨拶を行った。
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