陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

村治佳織の奏でる<アランフェス協奏曲>を聴く:第2楽章

2010-07-01 02:15:18 | 読書・映画・音楽
 年下の知人に、古典ギターの名手がいた。夏のある日、彼の部屋でビールを飲みながら、タレルガの<アルハンブラの思い出>や、ロドリーゴの<アランフェス協奏曲>(1939)を聴いた。聴衆は私一人(笑)。弦が生み出すトレモロの響きを懐かしく思い出すことがある。今、彼は何をしているのだろう。  ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999)は、スペインの盲目の作曲家。自身はギタリストではないが、ギターの名曲を . . . 本文を読む
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その後の新型インフルエンザ対策

2010-07-01 00:47:01 | 新型インフルエンザ
 昨年の今頃は、新型インフルエンザ用の高性能マスクが品不足になるなど、不安が世間を覆っていた。実際に感染者数が激増し、死者が出始めたのは、昨年8月からと記憶するが、豚経由の新型インフルエンザ<メキシコ風邪>が弱毒性のH1N1ウィルスであることが分かって、厚生労働省も多少緊張感を緩めた。  現在までの新型インフルエンザによる死者は、昨年12月に100人となったのをピークに今年に入って激減、結局は合 . . . 本文を読む
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