陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

ネヴィル・シュートの名作「パイド・パイパー」を読む

2007-07-05 16:37:30 | 読書・映画・音楽
 先日当て所もない長距離ドライブ旅行をしていた時、何となくネヴィル・シュートの「さすらいの旅路」(原題:Pied Piper、1942)を思い出した。それで帰宅してから、この作品を改めて読み直した。古希を迎えた老主人公ジョン・シドニー・ハワードの年齢に近くなると、30代の若い頃読んだ印象とは全く別なものがある。  私の手持ちの本は、池央耿(いけ ひろあき)氏訳による角川文庫(昭和46年=1971 . . . 本文を読む
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