まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1513 Go To 堺(3)・・・ 蘇鉄山

2021-02-15 09:29:16 | ふうけい
よろしくお願いします。



















Go To 堺編、前回は浜寺公園内を走り回りました、休日の午後と言うことでたくさんの人が公園へと繰り出していました、まあこれが本来の・・・と言うかまだまだ外出を控えている人は多いのでしょうか、この時は感染症禍の第3波がヒタヒタと近づいてきていた頃でした。公園を出て信号を渡ると半壊電車の浜寺駅前駅、駅なのに駅前って言う駅名も何かおかしい気もする、そろそろ改名してもいいのかも。そこからすぐの所にあるのが南海本線の浜寺公園駅、高架化のために今は簡易的な駅舎になってしまっているが、それまで象徴的にあった駅舎は今までと同じ位置でカフェとして保存されている。国の登録有形文化財だから無下に処分するわけには行かないのだろうし、まあその姿のままで残されるのはいいことだろう、でも時代は重厚長大をどんどん横へと追いやって行ってしまう、それが世の流れなんでしょうねえ。
浜寺公園駅を後にして堺方面へと向かう、ここは阪堺電車が近い所を通る紀州街道を進んで行くことにしよう。南海諏訪ノ森駅も高架化によって登録有形文化財の駅舎はお役御免となってしまった、ここも別用途で保存されることが決まっているのでまずは一安心と言ったところ。賑やかな商店街を抜けるとやがて石津川に架かる橋を渡る、その橋の一角にあるのが写真にはありませんが北畠顕家公の墓。北畠顕家はここで亡くなったとのことですが、日曜日の早朝にやっている大河の再放送『太平記』では、その役を演じていたのが後藤久美子だった、まさか女性だった・・・ってことはないよなあ。













紀州街道は御陵前交差点で大道筋へと合流する、ここからは阪堺電車とのお付き合いで堺市の中心地へと差し掛かって行く。道に入ってすぐの所にあるのが御陵前駅、まあ位置的にこの場合の御陵と言うのは仁徳天皇陵のことになるのだろうが、その場所はここから少し離れた小高い場所にあるので、知らない人が駅名に釣られてここで降りたら、歩いて行くには少々骨が折れそうなところ。昔はこの辺りも海だったと言うことで、ここからは仁徳陵が小高い山のように見えたと言う話を聞いたことがある、今は住宅ができビルができ、高速ができ鉄道もできて仁徳陵の緑は影も見えない。大道筋をそのまま北へと進んで行くと宿院駅、大きな道路が交わる所は宿院交差点で、信号の脇には大きな常夜灯が立っている。この道がフェニックス通りで、この先にある高速の向こうからは国道310号線となって河内長野方面へと伸びている、いわば高野山への分岐点と言った所か。そちらへは行かずにこの交差点を左へと曲がると南海本線堺駅の南側、大きな駅の横の高架下を過ぎると国道26号線が折れる大浜北町交差点。信号を渡って少しだけ行くと大浜公園の入口へとたどり着く、ここが次の目的地、探し物は万葉歌碑だがそれがあるのは山の頂上、さあ、ここからは登山です。


















登山口前に相棒君を止めて、いざ、目指すべく頂上を目指して山登りの始まり始まり~、で1分も経たないうちに頂上に到着ぅ~。山の斜面にある階段を10段ほど歩くだけで頂上へとたどり着くこの山は、日本では2番目に低いとされている蘇鉄山、三角点があるのでれっきとした頂上のある山と認められている。万葉歌碑もすぐに見つけることができた、これでやっとまとめることもできそうやな~、と思いながらその形をここで公開させてもらったのが前にお伝えした万葉歌碑巡り阪神編でした。山を下りて相棒君で公園内を巡る、ここも休日の午後の穏やかな時間を楽しんでいる人が多い、しかし日が暮れる時間はもうすぐそこまで迫ってきている、残された時間でもう少しだけ久しぶりの堺の町を楽しんで行くこととしよう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち



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