まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.975 三重の旅冬編(5)・・・各駅巡り、近鉄山田線・その3

2018-08-11 22:26:19 | 鉄道
おはようございます。


夏の甲子園は昨日(10日)奈良大附が登場、相手は山形県代表羽黒、強力打線と言うことで打撃戦になるのかなと思ったのですが4-1と案外ロースコアで奈良大附が甲子園初勝利を飾りました。実は地元ではもう奈良県は天理か智辯学園が当たり前と言う感じで、奈良大附はすぐ負けるだろうと案外期待されてなかったのが実情でした、でもいつまでもこの2校では奈良県のレベルは頭打ちのまんまです、だからこの勝利は大きいよ~!!奈良大附が奈良県の高校野球の次の100年の歴史を築いてくれる一角となってくれることでしょう。本塁打を打ってくれたのも良かった、なんせ前に春に初出場した時はその時の優勝校が相手だったとはいえ1安打しか打てなかったのだから。次回は日大三が相手、正直言って勝つのは厳しいかな・・・と言った感じ、でも頑張ってほしいですね、実のある試合を繰り広げてほしいところです、さて、本文と行きましょうか↓↓↓











現在お送りしている旅のレポートの中では今回お伝えする伊勢の旅が一番古いものとなってしまいました、走ったのは今年の1月半ばの頃、伊勢神宮にはまだ初詣の雰囲気が残っている頃でした。伊勢市を後にして近鉄山田線を各駅巡り、ここまで2回お送りして斎宮駅までやって来ました、早速続きと行ってみましょう。まずは近鉄線に沿って参宮街道を進んで行く、写真1枚目、2枚目にあるように地元の人からしたら普通に生活のために浸かっている道も往時は伊勢神宮へ向かう人たちが、さあ、最後もうひと踏ん張りだ!と思いを馳せながら歩いていた所。そんな旅人たちの励みとなっていたのだろうが写真3枚目にある「従是外宮三里」の碑、三里と言うと約12キロだからもう少しの所だろうが歩くとなるとやっぱり大変と言ったところ、そんな旅人の気持ちを蔑ろにするかのように今は近鉄特急がサクッとこの区間を走り過ぎて行く。今回お送りしている各駅巡りは伊勢市駅~松阪駅間だがこの区間は特急も急行も停まらない、往時の旅人もいよいよ神宮だとはやる気持ちで近鉄特急のようにこの道を通り過ぎて行ったのだろうか。
















今回最初の駅は漕代駅、「koishiro」と読む、旧街道から少しだけ脇に逸れた所にある駅はもちろん無人駅、ホームはローカル線の情緒が漂っているが特急銀座と言う感じの路線なので優等列車が頻繁に通過して行く。写真3枚目には『しまかぜ』、この特急電車はよく遭遇するんだよなあ、別に狙っているわけでもないのに、対して『青の交響曲』とはなぜか相性が悪い、こちらは狙ってもなぜかタイミングが悪く姿を捉えることがなかなかできなかった、でもその呪縛が解けたから↑↑↑の写真が撮れたわけで・・・ああ、また話が逸れてしまった、次行こう、次!!
参宮街道は大きな道標が立つ所から櫛田川に架かる橋を渡るが、各駅巡りの方はここから旧街道を外れて民家が密集する町中へと入って行く。たどり着いた櫛田駅は下から4枚目の写真にある駅だがホームの様子は収めることができなかった、ホームは2面2線の間に上下の通過線がある形、となると瓢箪山駅と同じ構造か、この区間では明野駅が同じ構造に当たる。このホームの構造となると線路が4本ある大きな駅と言っても特急や急行は未来永劫この駅には停めませんよ~、と言われている感じ、まあ瓢箪山駅は準急が停まるようにはなったが東大阪市の代表駅の風格はあってもそれ以上の優等列車の停車は望めない、この形で造られた駅はその時点で運命が決まってしまっていると言うことか。櫛田からその次の駅までは山田線の中では一番距離が長く、参宮街道とも大きく離れているので町中の迷路のような道を進んで行かなければならない、携帯の地図サイトは開けないので感覚で進んで行くといつの間にか町中に入り、JR紀勢本線の単線の線路が寄り添ってきた所に次の東松阪駅がある。三角屋根が特徴の小ぶりな駅舎で無人駅、2面2線のホームは今までの駅と変わらないと言った感じだが、近くに高校があることもあってホームには何人か高校生の姿が見られてここまでの駅にはない活気が感じられた。wikiで見てみると大阪桐蔭と2度名勝負を繰り広げた三重高が最寄りとなっている、県名を掲げている高校だから津とか四日市とか大きな町にあるのかと思ったら、こんな田舎の町にあったのか・・・とか書くと松阪市は田舎と違うわ!とか言われそう、JRも近鉄も特急が停まるから大きな町なのだろう、次の駅が松阪なので早速行ってみることとしましょう。








と言うことで東松阪駅から結構離れている参宮街道まで戻って松阪市の中心部へとやって来ました。駅の近くの町の真ん中に和歌山街道との分岐点があり、その場には大きな道標が立っている、道や建物が整備されると移設されたり壊されてしまったりする道標もあるがこの道標は町の真ん中に堂々と立っている、長年神宮を目指す旅人の指標になってくれた道標に地元の住民が敬意を払ってくれたのだろうか。松阪駅はJRと近鉄が同居している大きな駅、こうなるとJRはいつも劣勢に立たされるわけだが、近鉄線のホームは2面3線で優等列車までやりくりしているから構内の広さだけではJRが有利に立っている・・・と言っても非電化で列車の本数も少なければ何のメリットもないわけだが。さて、1月に走った旅の記録も記憶がそろそろ薄れてきそうな頃、近鉄山田線各駅巡りはあと3駅ほど残っているのですがとりあえずはここ松阪駅で終わり、次回はこれまでなかなか巡る機会がなかった松阪市の中心部をいろいろと廻ってみたいと思います。さあ、今回も時間となったようです、鈴愛チャンももう37になってたんですね、もういい年なのにこのアホっぷりは何なんでしょうねえ~、来週が楽しみだわ、と言うことで次回も気楽にお越しくださいませ。           まちみち



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