まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No:897 丹波の旅(5)・・・さんなん街道

2018-02-02 10:20:36 | ふうけい
おはようございます。












前回はセンバツの話をお送りしたのですが今回はまだ夏の大会真っ最中の頃の話、丹波の旅は前回柏原の古い町並を通り過ぎていよいよ山越えへと入って行きます。ここまで走って来た国道176号線を離れてJR線に沿う道へと入る、写真2枚目、3枚目にあるように緑が眩しいのどかな風景、町の喧騒も消え失せ車もほとんど通らない道はちょっと淋しい感じ。広さを持て余し気味の走りやすい道は写真4枚目の所でいよいよ山越えの上り坂へと入って行く、写真で見ると結構きつそうな坂道だが朝にひとつ峠を越えているのでさほど苦にはならない、ここは自分のペースを保ってこの上りに臨んで行くこととしよう。
上りも難なくクリアして今度は下り坂、その向こうには山間の町並が見えてきた。坂を下りてすぐの所にあるのがJR谷川駅、特急が停まる大きな駅だがここから分岐する加古川線はローカル線で本数も少ないので、大きな駅の端っこでホームを間借りしているような感じ。この駅に来るのは3度目だが、前の2度は駅前で相棒を立ち上げたので通り過ぎるのは今回が初めて、以前にも走ったことがある駅前から伸びている道が町へと続いているが、今回はJR福知山線各駅巡りと言うことで線路に沿う方向へと進んで行くことにする。













谷川駅からはJR線に沿って走ることになる、最終目標は篠山口駅と決めた、そしてその前に篠山の町並にも行ってみたい。時間は午後もそろそろ半ばに差し掛かる頃、初めて走る道はどんな所か分からないし山の中を行かなければならない、果たして篠山まで行けるのか正直不安なところだがまずは先へ進んで行くことに。写真3枚目にあるようにこの道は「さんなん街道」とある、この名前には憶えがある、谷川駅から町へと伸びている道で子午線巡りの時に走ったことがあるが、この名前が昔からあった街道名なのかはよく分からない。道は篠山川とJR福知山線に沿って進み車もほとんど通らないので走りやすい、町とは隔絶された感じの旧街道風の町並がまたいい雰囲気、走っていると川の水の流れが聞こえてくる、橋からのぞき込むと結構急速な水の流れである。JR福知山線は特急も多く走る路線とは言ってもこの区間は普通は1時間に1本しか走らないローカルな区間、たどり着いた下滝駅は山間の集落の中にあって割と立派な駅舎に2面2線のホーム、しかしもちろんのこと駅員はおらずお客さんの姿も見かけない。駅周辺も集落はあるがほとんど人の姿は見かけない、見かけるのは恐竜の文字と駅前には恐竜のモニュメント、何でもこの辺りは恐竜の化石が発見された所だとか、その化石が発見された所がこの先にあると言うことで行ってみることとしましょう。











写真2枚目、何かいかにも恐竜と言った感じのモニュメントが見えてきた、ここから街道を外れた所にある公園が恐竜の化石が発見された所らしい。う~ん、恐竜か~、何か、何かなあ・・・公園に入るとその一角でイベントみたいなのがやっていて化石を磨いている人たちがいた、まあ古代に思いを馳せるのはいいことだと思うが、本当にこの辺りに恐竜がいたんかいなあ、何かとってつけたような感じがしてならないんだよなあ・・・なんて書くと地元の人から恨まれそうだが。まあ奈良県でもここがかぐや姫の舞台だとか浦島太郎所縁の地だとか言っている・・・だいたい海もない奈良県で何で浦島太郎?っても思うんだけど、そうやって地元をアピールしている所があるからどうも信ぴょう性となると?なんだよなあ。
さあ、いよいよ最終目的地の篠山へ向けて進んで行くことにしよう、イメージでは山の中を走っているから結構きついアップダウンがあるのだろうと思っていたがここまではほとんど平坦、この先も川に沿っているから左程きつい高低差もなさそうな感じ。やがて最後の写真にあるように篠山市へと突入、でも中心地まではまだまだ遠い感じ、だいたいJRの駅が篠山口なので町と駅が離れているのは分かる、つまりこのまま横を沿って走っているJR福知山線を頼りに走ることはできないと言うことである。このことがこの旅の最後で結構大きな躓きとなってしまうわけなのですが、おやおや、そろそろ時間となったようです、続きは次回と言うことでまた気楽にお越しくださいませ。        まちみち


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