まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.560 各駅巡り・南海高野線(2)大阪狭山市

2016-09-01 10:27:55 | 鉄道
おはようございます。


久しぶりに取り上げましょか『とと姉ちゃん』、いよいよ商品試験の方も佳境に入って来ている感じで、その辺りは雑誌の目玉企画だったともあって興味深く見させてもらっています。ただ花山の書く文章ひとつで、それに関わる人たちの生活が揺らいでしまうと言う厳しい現実を常子は目の当たりにします。仕方ないだろうねえ、単純にやってみたいと言うことで続けている企画、嘘を書くわけにもいかないし偏向になるわけにもいかない、花山が広告に頼らないと言った辺りの直線的な気持ちと、対照的にその時その時の直面する現実に揺れ動く常子の気持ちがなかなかうまく描かれている感じがします、やっぱり唐沢寿明の存在って大きいんやなあ。出版社で気になる若手が二人、一人はは虫類顔の兄ちゃん、石田法嗣君、『エンジン』が2005年だからもう11年か、でも顔つきはほとんど変わってないですねえ、あの男の子やってすぐにわかりました。『エンジン』と言うと上野樹里、戸田恵梨香、夏帆ちゃん、あとジャニーズで今活躍している子、それにまだブレイク前の真田丸もいて結構な出世ドラマなんですけど、彼はイマイチでしたね、今回のドラマがいいきっかけになるでしょうか。もう一人は杉下右京の娘さん、たまにドラマで見るくらいで、こちらはブレイク前夜と言う感じでしょうか。ただお母さんの派手な顔つきに比べるとちょっと地味な感じが・・・って女性に失礼なこと言ってしまいました、申し訳ない。











各駅巡り南海高野線編は前回河内長野駅からスタートして北へと向けて走っています。今回まず最初に立ち寄る駅は金剛駅、「konngoueki」と入力すると「混合液」と変換されてしまうのですが、実はこの駅は本当に混合駅、何が混合かと言うとここは富田林市、大阪狭山市両市の玄関口と都心への玄関口となる駅。駅のすぐ東側に市の境界線があり、富田林側はニュータウン、一方の大阪狭山市側は古くからの下町と言う感じで対照的な風景、もちろんその両市のお客さんが乗り降りするわけなのでホームも構内も駅前も終日賑わっている。以前は南海線全駅で第4位の乗降客数だったが、その頃でも普通しか停まらない駅だったのが北野田駅を飛び越して一気に特急停車駅にまで上り詰めた。今は天下茶屋、三国ケ丘に抜かれて6位にまで落ちたがその二つの駅は他社線への乗換駅でもあるので、単独の駅としては南海本線の駅を寄せ付けていないことあるので南海を代表する駅と言ってもいいことだろう。
自分(一人称)はこの駅ももちろん仕事で来ていたのでよく知っています。今でもあるんかな?改札を出た横に売店があって、そこは週単位で入る店が変わる所、スイーツに弁当にあといろいろと週替わりでの販売となっていましたが、たまにくる鯖寿司屋さん、1ケース1000円もする決して安くない買い物だったがあまりにもおいしそうなので買わせていただきました。富田林側の駅前へ出ると写真3枚目にあるショップ南海の並び、かばん屋さん、パン屋さん、書店にコンビニ・・・ちなみに南海沿線にある駅ナカコンビニは『アンスリー』と言う名前で、「アン」とは「阪神(HANSHIN)」「京阪(KEIHAN)」「南海(NANKAI)」の3社の名前にある「AN」から由来しているものだったが、今は阪神からはこのコンビニがなくなってしまったとのことで、それなら「アンツ―」やろ・・・となるのですが、まあそれは言いっこなしです。あっ、ちょうど特急『りんかん』がやって来たので1枚撮っておきましょう、この電車もよく乗ったなあ、1区間でも510円(当時)と結構高いし急行と時間はほとんど変わらないのだが、短時間でもくつろいでいたい時があったのです、結構時間繰りがきつい仕事だったので。











次の駅は大阪狭山市駅、以前は「さやま遊園」駅だったが遊園地が閉園になって現駅名に変更された。市の名前を駅名としているが市の代表駅は金剛駅に譲っていて、ここは申し訳程度に区間急行が停まるだけ、ホームと駅舎はそれぞれ上下線にあり互いに渡って行くことはできない造りになっている。駅前の踏切の一角には常夜燈と道標があり、踏切から伸びる道は写真2枚目、3枚目にあるように中高野街道、町並も旧街道の雰囲気を感じる風景の中へと差し掛かって行く。府道を渡ると元はさやま遊園地のあった狭山池に沿う道となるが、今度はその道には下高野街道のプレートが埋められている。相棒を置いて池を見に行ってみる、まさに市民の憩いの場と言った感じで、休日の穏やかな日の下でたくさんの家族連れが緩やかな時間を過ごしていた。








狭山池を後にして下高野街道に当たる道へと入って行く、次の駅まではまあまあの距離があるが、この区間は春になると線路の両脇に建ち並ぶ桜の花が満開になり、電車は桜のトンネルを通り過ぎて行くことになる。写真1枚目~3枚目はそれを下から撮った所で、もちろんもうこの頃は桜の花は咲いていないので味気ない風景になってしまっているが、この付近は旧街道の雰囲気を漂わせる町並から少し外れた人通りも少なく寂しい所である。この場所から細い道を先へと進んで行くと次の狭山駅、「狭山」と言うのが二つ続くがこちらは古くからある駅名、大阪狭山市は大阪府の中では歴史の新しい市に当たるが、この駅は市の中心の駅と言うよりは町だった頃の玄関口と言う感じの駅。周辺には商店はあるものの規模は小さく、駅も先に紹介した二駅に比べると乗降客は少なく、ローカル線の中の一駅と言った感じである。さて、ここを抜けるとすぐに堺市に入って行くわけですが、その辺りの話はまた次回でのお送りとしておきましょう、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。         まちみち