まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.561 夏の公園、花、水、古墳

2016-09-03 23:58:16 | ふうけい
おはようございます。










馬見丘陵公園へひまわりを見に行った話は以前させてもらったのですが、公園を彩る花は他にももっといろいろあります。そして公園自体にも広い敷地に池や古墳やその他いろいろな見所があります。今回はスカッと晴れた夏の日、そんな公園を歩き回った話をお送りしようと思います。
公園は地図で見るとJRからも近鉄からも少し離れた所にあるように見えますが、実は近鉄田原本線の池部駅から少し南に進んだ所に公園の入口になる遊歩道があり、そこが公園の入口となっています、と言うことでその道を自転車で走って行きました。途中には現代から日本と奈良県の歴史の記録を遡って記されているポイントがあり、最終的には写真4枚目にある平城京の地図のある場所にたどり着くことになるのですが・・・途中で気づいたのですが実はこの遊歩道は自転車での走行は禁止、そんなの知らずに半分ほど走った所で公道へと戻ることに、やっぱりマナーは守らなあきませんからね。







公園の駐車場は車がいっぱい、警備員さんに駐輪場の場所を聞いて、そこに相棒を止めて中へと進んで行く。入ってすぐの所には店があり、その向こう側は小高い丘になっていて色とりどりの花々が咲き乱れている、お目当てのひまわりはその丘の一角に咲いているが、その場所以外にも至る所に咲いていて人々の興味をひきつけていた。公園内を歩いているといろいろな団体が設えた花壇があった、その中には今年の夏の高校野球奈良県大会予選で智辯学園をあわや、と言うところまで追いつめた磯城野高校の花壇があった。元は農業高校だったから植物の扱いには長けているのだろうか、ちなみに看板にも書いてあるのですが、この花壇には北斗七星がモチーフとして隠れている、写真を見てどこに隠れているか、お分かりになるでしょうか?












公園内を南へと進んで行くと、その敷地内にはいくつか古墳があって、その小高い丘に上ることもできる。その中のひとつ、ナガレ山古墳に上ってみた、古墳にありがちな木々に囲まれた墳丘ではなく、その形が剥き出しになった姿で、それが前方後円墳だと言うことがすぐに分かる。古墳と言うと権力者の墓であるわけだから足を踏み入れると言うのも気分的に不謹慎な感じがするが、ここはそんなのお構いなしと言う感じ、と言うことで登ってみると結構標高が高く、生駒金剛葛城はもちろんのこと、箸墓から三輪山、大和三山から向こう吉野の山まで臨むことができる。


ここまで公園内の話を書いてきましたが、園内を彩る花の写真が全然ないじゃねえかよ・・・と言うのも何なので、ここはその時に撮ってきた花の写真、ここではひまわりをあえて外していますが、そんな写真38枚をフォトチャンネルにてお送りしたいと思います。昨日先行公開したのでもう見たで、と言う方もおられると思うのですが、もし良ければご覧いただけたらありがたいことです。

馬見丘陵公園










写真1枚目は水の流れる坂道の写真、さっきはこの坂道の下を通ったのでグルりと一周してきて、今度は坂道の上に来たと言うことになる。道の途中には噴水があり、そこから流れる水が金魚が泳ぐ池へと注いでいる。水面には太陽がギラギラと照りつけていて水は決して冷たくはないのだが、水のある風景には涼やかな気分にさせられる。約1時間半ほどかけて公園内をグルリと回ったわけだが、まだそれでも全部を巡って来れたわけではなかった、特にこの辺りは古墳群があるとのことで、さっき上った古墳以外にも見ておきたい所は他にもあったし、少し先を行くと竹取公園と言うかぐや姫に関する名前の公園もある。そう言えば広陵町がなぜかぐや姫の伝承地を謳っているのか?この前購入した奈良に関する謎を解き明かす本にその理由が載っていたが、これが結構面白かった、こう言った伝説みたいなものは要は言った者勝ちの典型的な例な気もしたが、こじつけでも何でも論理的な説明が加えられると、なるほど~そうかも知れんなあ・・・かぐや姫伝説は日本各地にあるとのことだが、この説明を以て一歩先んじてほしいと思うところであるのですが、またまたテーマから話が逸れてしまいました。そんなわけで今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。       まちみち